スズキ・アルトワークスの年間の維持費は?RSZや他の軽自動車とも比較!

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スズキのアルトワークスは、軽自動車でありながらスポーツカーのような乗り心地を体感できるため、人気が高い車です。そんなアルトワークスの年間維持費はいくら位なのか?RSZやスイフトスポーツ、ジムニーなど他の軽自動車と比べてどうなのか?徹底的に調査してみました。

スズキ・アルトワークスの維持費はいくら?燃費はいくらかかるのか


スズキのアルトワークスは、軽自動車でありながらスポーツカーのような乗り心地を体感できるということで、人気も高く、購入を検討している方も多いのではないかと思います。


ただ、アルトワークスにかかる年間維持費や燃費について把握せずに購入してしまうと、後悔することになるかもしれません。


この記事では、スズキ・アルトワークスの維持費について

  • アルトワークスの年間維持費をRSZや他の軽自動車と比較
  • 年間維持費の内訳
  • 維持費を安くする2つの方法
上記について詳しく解説していきます。

この記事を読んでいただけたら、スズキ・アルトワークスの年間維持費について理解することができるので、購入を検討している方の参考になるかと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

スズキ・アルトワークスの年間維持費まとめ!RSZや他の軽自動車と比較


早速ですが、アルトワークス(5MT/5AGS)にかかる年間維持費を、アルトワークスとの購入で迷う方が多い、アルトワークス(RS-Z)・スイフトスポーツ・ジムニーと比較して見ていきたいと思います。
年間維持費アルトワークス(5MT/5AGS)アルトワークス(RS-Z)スイフトスポーツジムニー
ガソリン代21,000円~112,781円24,432円~122,164円25,925円~129,629円36,458円~182,291円
自動車税10,800円10,800円34,500円10,800円
車検費用52,670円~79,670円52,670円~79,670円62,570円~83,270円52,670円~79,670円
任意保険料43,830円~116,150円31,430円~55,050円87,090円~143,230円66,290円~109,880円
合計128,300円~319,401円119,332円~267,684円210,085円~390,629円169,218円~382,
641円
一番安いのは現在新車販売が行われていない、アルトワークス(RS-Z)であることが分かりますね。

ただ、アルトワークス(5MT/5AGS)と比べると金額にそこまで差が出ていないことが分かります。

また、上記には駐車場代や修理代を加えていません。そのため駐車場代や修理代によってはかなり高額になることも考えられるため、あくまでも参考程度にご覧ください。

スズキ・アルトワークスの維持費①:ガソリン代

維持費の中で一番気になるのはやはり、毎月かかってくるガソリン代ですよね。ガソリン代は、走行距離と実燃費によって大きな差が出てきます。


ここで、アルトワークスの「5MT」と「5AGS」の実燃費を比較して見ていきたいと思います。

走行距離/実燃費5MT(18.62km/L)5AGS(19.42km/L)
3000km~5000km以下22,556円~37,593円21,627円~36,045円
5000km~10,000km以下37,593円~75,187円36,045円~72,090円
10,000km~15,000km以下75,187円~112,781円72,090円~108,135円

※レギュラー140円/Lで計算した場合


5MTで3000km走った場合と15000km走った場合では、かかる費用に約9万円の差が出てくることが分かります。


また、アルトワークスの5MTと5AGSの実燃費を比べると、5MTの方が0.8km/L程燃費が悪く、ガソリン代も5AGSより1000円~3000円程高くなっています。


そのため、ガソリン代を安く抑えたいのであればアルトワークスの5AGSを選択したほうが良いでしょう。

スズキ・アルトワークスの維持費②:自動車税

続いて、アルトワークスの自動車税について見ていきましょう。

自動車税は、車を所有している全ての人に掛かってくる税金です。車種や車の使用用途、排気量によって金額は異なります。

ここで、アルトワークスを自家用目的で所有する場合にかかる自動車税について見ていきましょう。

アルトワークスは軽自動車で、排気量は660ccです。軽自動車の場合、自動車税は一律で10,800円/年となるため、アルトワークスの自動車税は10,800円/年であることが分かります。

スズキ・アルトワークスの維持費③:車検費用(法定費用)

アルトワークスの維持費を考える際には、車検費用も念頭に入れなければなりません。車検費用は法定費用車検基本料に分かれています。


ここでは、アルトワークスの車検でかかる法定費用について見ていきます。


法定費用とは、以下の3つにかかる費用のことです。

  • 自賠責保険料
  • 重量税
  • 印紙代
上記の3つを順に説明していきます。

自賠責保険料

自賠責保険料は、車を持っている全ての人に加入が義務付けられている保険で、加入していないと公道を走ることも車検を通すこともできません。

この自賠責保険料は車種により金額が異なります。アルトワークスは軽自動車であり、自賠責保険料にかかる費用は25,070円/年となります。

重量税

重量税は車の重さに応じてかかる税金のことで、車両区分や重量、年数によって金額が異なります。

また、この重量税は車検の際にまとめて支払うことになっているため、2年に一度の車検時に2年分の重量税を支払うことになります。

アルトワークスの場合、重量税は3300円/年であるため、車検時に支払う重量税は6600円とということです。

印紙代

印紙代は、車検の手数料として国に支払う代金です。ただ、印紙代は車両の区分や条件によっても金額が異なります。印紙代の相場は1,000円~1,800円程です。

ここでアルトワークスを車検に出した時にかかる法定費用の合計を計算してみます。
法定費用金額
自賠責保険料25,070円
重量税6600円
印紙代1000円~1800円
合計32,670円~39,670円

スズキ・アルトワークスの維持費④:車検費用(車検基本料)

車検費用には、法定費用の他に車検基本料がかかります。 


車検基本料は以下の項目に分かれます。

  • 検査手数料 
  • 納車手数料 
  • 整備料 
検査手数料は検査に必要な書類の作成や人員にかかる費用で、納車手数料は整備工場へ車を移動するのにかかる費用となります。 

整備料は、実際に車を点検・整備するのにかかる費用のことです。 

この車検基本料はディーラーに頼むか、他の業者に頼むかによって金額に大きな差が出てきます。

ここで、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場の各業者に頼んだ場合にかかる費用を比較していこうと思います。
業者金額
ディーラー40,000円程度
カー用品店25,000円程度
ガソリンスタンド20,000円程度
整備工場30,000円程度
ディーラー車検の場合、他業者より1万円〜2万円程度高くなってしまうことが分かります。

また、上記の金額は車検基本料だけで、部品の交換代などは含まれていません。そのため、部品を交換しなければならない場合は更に高額となる可能性があります。

ただ、この車検基本料は節約をすることが可能です。詳しい節約方法は下記で解説していきますので、併せてご覧ください。

スズキ・アルトワークスの維持費⑤:任意保険

任意保険は自賠責保険とは違い、自分の意思で加入するかどうかを決めることができます。


ただ自賠責保険は相手方の補償のみだったり、補償限度額が3000万円までだったりと、補償内容が最低限となっています。


事故にあった場合は自身が怪我をする可能性もありますし、怪我はなくとも車の修理が必要になる可能性は十分にあります。


そのため、万が一に備えて任意保険へ加入し補償を充実させておくと安心ですね。ただ、任意保険は年齢や走行距離によって、金額に大きな差が出てくるのです。


ここで、任意保険に加入した場合にかかる費用を年齢別、走行距離別にみていきたいと思います。


年齢別の保険料を比較

(例)

  • 運転免許:ゴールド
  • 走行距離:5000km以下
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり
年齢金額
20歳116,150円
30歳47,340円
40歳47,060円
50歳48,190円
60歳53,070円
20歳と30歳では、約7万円も金額に差が出ていることが分かりますね。

走行距離別の保険料を比較

続いて、走行距離別にかかる保険料を比較して見ていきます。

条件は以下の通りです。
  • 運転者:30歳
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり
走行距離金額
3000km43,830円
5000km47,340円
11000km58,870円
16000km74,890円
走行距離が長くなるにつれ、金額が高くなっていくのが分かりますね。

3000kmと16000kmでは、約3万円も金額に差が出てきています。

ただ、この任意保険料は削減させることが可能です。削減させる方法についても後ほど詳しく解説するので、ぜひご覧ください。

スズキ・アルトワークスの維持費⑥:駐車場代・修理代

車庫を所有していない方は、駐車場を借りる必要があります。 


また車を運転していると、事故や故障などで修理が必要になる場合もあると思います。ここからは、駐車場代・修理代の費用について解説していきます。 


駐車場代 

駐車場代は地域によって差がありますが、5000円~15,000円/月程度かかるとされています。そのため、年間にかかる駐車場代は60,000円~180,000円程度です。

修理代

修理代は車の損傷や故障の程度によって金額に大きな幅が出てきます。一回の事故で70万円~80万円程度かかることも多いです。

スズキ・アルトワークスの維持費を安くする方法を2つ紹介


ここまで、アルトワークスの維持費について見てきました。アルトワークスの年間維持費用は、12万円~30万円程度と、高くなることが分かりましたね。

ただ、年間にかかる維持費用は安くすることが可能です。

ここからは、アルトワークスの維持費を節約する2つの方法を詳しく解説します。

スズキ・アルトワークスを安くする方法①:車検費用を安くする

車検費用には法定費用と車検基本料があり、車検基本料は節約することができると先述させていただきました。

ここからは、実際に車検費用を安くする方法について紹介します。 

車検基本料を安くしたいのであれば、ディーラーに頼むのはおすすめできません。 

ディーラー車検は手続きのしやすさや、サービスの良さから頼む方が多いと思いますが、その分他の業者よりも費用が1万〜2万円ほど高くなってしまうのです。

費用を安くするのに一番良い方法は、「ユーザー車検」を行うことです。 

ユーザー車検とは陸運局や自動車検査協会に行き、自身で検査を受ける方法のことを言います。

ユーザー車検であれば、他業者に頼むことで発生する車検基本料や、修理・交換項目などがなくなるため、車検を通すのに特に問題ない状態であれば法定費用のみで車検を終わらせることが可能です。

他業者に頼むと5万円〜8万円程度かかってしまう中、ユーザー車検では3万円程度で済むのですから、メリットは大きいと言えます。 

ただユーザー車検は平日しか受けられなかったり、車の知識がないと難しいというデメリットもあります。 

ユーザー車検が不安な方は、ディーラー以外のカー用品店ガソリンスタンドなどに頼むのが良いと思います。 

ただ、専門知識が不足していたりする場合もあるため、複数業者を見て決めるようにしましょう。

スズキ・アルトワークスを安くする方法②:任意保険の見直し

維持費を安くする方法には、車検費用を節約する以外に、任意保険を見直すという方法もあります。 


任意保険は、保険会社によって金額が大きく異なります。 


ただ、安すぎる保険だと補償内容が少なかったりすることもあるので、料金だけで決めるのではなく補償内容もしっかり見て検討することが大切です。 


しかし、任意保険を見直すといっても一つ一つ見ていくのは面倒と思う方も多いと思います。

そんな方におすすめなのが、自動車保険一括見積りサービスです。 


このサービスを利用すれば、気になる保険の見積もりを一括で比較できるので、忙しい方でも簡単に保険の見直しができておすすめです。

まとめ

ここまで、スズキ・アルトワークスの年間維持費についてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • ガソリン代は燃費や走行距離により金額に差が出る
  • 車検費用が一番抑えられるのは、ユーザー車検
  • 任意保険は、保険会社により金額が大きく異なる
  • 任意保険の見直しには、一括見積サービスの利用がおすすめ
以上のことでした。

スズキ・アルトワークスの燃費は良く、また年間にかかる維持費も他の軽自動車に比べて、安いことが分かりましたね。

ただ車の維持費で年間12~30万円程度かかるというのは、やはり負担だと思います。

維持費の削減にはユーザー車検の利用や、任意保険の見直し等が効果的なので、この記事を参考に検討してみてくださいね。

ほけんROOMでは他にも自動車に関する記事を多数掲載しておりますので、よろしければご覧ください。

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