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自動車保険の解約返戻金は少ない!?日割りで返金されないの?

自動車保険を途中解約された方!「未経過保険期間分の支払い済み保険料は、日割り計算で全部戻ってくるでしょ」と思っていませんか?今回の記事では、自動車保険の解約返戻金額について解説いたします。本当に日割り計算で返金されるかについて、ご自身の目でお確かめください。

自動車保険の解約によって返戻される保険金は”日割りで計算される”の?

お車を手放したり、買い替えに伴い保険会社を変更する時には、今までの保険は解約することになりますよね?



自動車保険を途中で解約する時には、既に支払っている保険料はどうなるのでしょうか?



実は、自動車保険の支払い済み保険料は、全て戻ってくるわけではありません。



そこで、自動車保険の解約時について


  • 日割り計算について 
  • 返金や途中解約のデメリットについて
  • 支払い保険料について

などを中心に、一からわかりやすく解説していきます。



この記事のポイントをしっかり理解していただければ、自動車保険の解約時に損することは、絶対になくなると思います。



解約する前によく理解し後悔なく手続きができるよう、最後までお読みください! 


自動車保険の”解約返戻金”は基本的に”日割り計算されることはない”

途中で保険を解約した場合には、支払った保険料はいくら戻ってくるのでしょうか。



途中解約となると、違約金や解約手数料などがかかるのかも気になりますね。



解約手続き時の返金について、お話しましょう。



補償が開始になる前に一括で支払った保険料は、残りの期間に応じた保険料が契約者に返金されます。



これを「解約返戻金」といいます。



解約返戻金は、自動車保険の解約手続きの連絡時に計算されて決定します。



ただし、通常は残りの期間を日割りで計算されて戻ってくることはありません。



なぜなら、年間保険料は、決められた契約期間を満了することを前提に決められているからです。



保険期間が長いほど、保険料は割安で設定されています。

なので、解約する時期が早ければ早いほど解約返戻金は少なくなってしまうのですね。



続いて、解約返戻金についてより詳しくお話しましょう。

 

自動車保険会社によっては”更新時”に日割り計算を適用することもある

自動車保険は、解約する時に日割り計算になることはないのでしょうか。



実は、まったくない訳ではありません。



たとえば、同じ保険会社で「中途更改」をする場合です。



「中途更改」とは、契約している自動車保険を解約して、その同じ日に保険に入り直すことをいいます。



例えば、2台以上のお車を持っている場合には、満期日が異なっていると、そのたびに更新手続きをしないといけませんよね。



満期日が揃えれば、更新手続きがラクになります。



このような場合には、1台の満期日に合わせて他の車を途中で解約し、同日に再度加入することで保険開始日の調整ができます。



この時の解約返戻金は、日割りで計算されます。



もちろん等級は引継ぎできますが、時期によっては等級が上がるのが遅れてしまうデメリットもあるので注意が必要です。



このように同じ保険会社で条件を変えて再契約し直す場合には、日割りで計算をしてくれることがあります。



日割りになる条件は保険会社によって違いますので、事前に加入中の保険会社に相談されることをお勧めします。


自動車保険の解約返戻金は月割り計算、あるいは”短期率”が適用される

自動車保険を期間の途中で解約すると、いくら戻ってくるのでしょうか。



また、解約しても戻ってこない場合もあるのでしょうか。



仮に1年契約の自動車保険でお話しましょう。



返金の計算方法は、月割り計算か短期率という計算方法が一般的です。



どちらの計算方法であっても、違約金や解約手数料はかかりません。


  1. 一括で現金払い

    短期率で計算された場合

    年間保険料に対して「短期率」という料率を掛け合わせて計算します。 

    開始日から1週間で解約すれば、10%程度は引かれます。 
    半年で解約すると保険料は半分は返ってくるとイメージしますが、30%ぐらいしか戻ってきません。  

    月割りで返金計算される場合

    月の途中で解約しても解約月の保険料までは支払う必要があります。 
    翌月以降から満期日までの保険料が返金になります。
     

    短期率・月割り 共通

    満期まで1ヵ月を切っていると残念ながら返金はありません。

  2. クレジットカード決済 

    支払いの回数にかかわらず、既に利用のクレジットカード会社が代わりに年間保険料を保険会社に一括支払いしています。 
    契約者は、クレジットカード会社に支払いの回数に応じて返済をする形です。 

    なので、分割やリボ払いを選んだ人も自動車保険契約上は一括払いと同様の取扱い(短期率か月割り)となります。 
    解約すると、保険会社から解約返戻金をカード返品か銀行振り込みで受け取れます。

    ただし、一括以外の支払い回数を選んでいる人は、クレジットカード会社への返済は完了するまで続きます。

  3. 口座振替払いの場合

    月割りで返金計算します。 
    しかし、保険始期日よりも後に口座振替がされる場合には、経過した月と支払い終えた月が同じではありませんので、解約時点で足りない保険料を支払う必要があります。 


車を手放すなどで今後の補償が必要ない人は、満期日までの解約返戻金が0円の場合には、満期終了にして等級を満了させることをオススメします。



満期終了で中断証明書をとれば、1つ上がった等級を保存できます。



乗り換えで解約される方は、次の保険会社の保険料が安くても、解約した保険会社で損をしたら意味がありませんね。



解約返戻金の少なさや等級の上がるタイミングを考えると、途中解約はお得とは言えません。



車の買い替えで変更するなら、一旦、今の保険会社で車を入替手続きし、満期日で他の保険会社に乗り換えることをオススメします。


では”自動車保険料の支払い”は?

途中で保険を解約した場合の解約返戻金についてはわかりましたでしょうか。



では、支払い保険料は、どのようになっていたのでしょう?



契約時の保険料についてお話しましょう。



自動車保険に加入するタイミングは、人それぞれですよね。

ある月の5日に始まる人も25日に始まる人もいます。



30日に始まったら、その月の保険料は払わなくてはいけないのでしょうか?



続いて詳しく解説していきます。最後までお読みくださいね!


自動車保険料の支払いも同様だが、支払いは翌月から

まずは、保険契約をした時に払う年間保険料について解説しましょう。



月の途中から補償が開始になったとしても、月割り計算を適用している場合には、支払いは保険開始月の翌月から計算されます。



例えば、4月5日が開始日でしたら、翌月5月から1か月と数えます。



そして、この計算の仕方は、途中で補償内容を変更した時に支払い保険料が生じた場合にも適用されます。



つまり、補償は保険開始日(または変更日)から適用されますが、支払いは保険開始月の翌月から分を支払います。



一方、短期率を適用している場合には、保険開始日から計算されます。



例えば、開始4月5日~満期4月5日までの契約は、毎月5日が「応当日」となります。



毎月、応当日ごとに1か月と数えます。



なので、途中で内容変更する場合には、応当日を境に追加保険料が変わってくるということですね。


ただし、保険会社によっては一定条件の見直しで”日割り計算することも”あるので確認を

これまでお話してきましたように自動車保険では、日割り計算ではなく月割りや短期率計算が原則というのはわかりましたね。



ただし、一定の条件を満たせば日割りで計算する場合があるのです。



日割り計算は、保険会社の規定に沿うことになります。



車を手放したり、新たに買い換える時には、事前に保険会社に連絡をして、日割り計算ができる一定の条件を満たしているのかをお問い合わせされることをオススメします。



中途更改や解約して乗り換えを検討する時は、保険料の見積りや補償の見直しをじっくり検討してから手続きを進めましょうね。




自動車保険を”月の途中で契約”した場合も同様

自動車保険に新規契約をする場合、 必ず月の初めから契約するとは限りませんよね。



月の途中で契約した場合は、保険料はどう計算されるのでしょう。


自動車保険料は、医療保険と違って、急に起きた交通事故などの損害賠償を補償する保険なので、契約が始まったらいつでもまとまった金額が受け取れるように、保険料は一括で支払うことを前提に設定されています。



なので、途中からであっても保険料が日割りになることはありません。



しかし、お若い方が運転されたり、車両保険を付けたりすると、保険料が高額になりますね。

そういう契約者の負担を考え、一括払いだけでなく分割払いの取り扱いもできるようになっています。



短期率によって計算されると、月割りで計算した額よりも返金が少なくなってしまいます。

しかし、月割り計算の場合、もともとの年間保険料が短期率を適用している保険料よりも5~10%ぐらい高く設定されていることが多いのです。



つまり

  • 途中で解約されることが決まっている場合には、返金が多い月割りの方がお得
  • 1年間契約するなら、短期率を適用している方が保険料が安くてお得

と言えます。参考になりましたでしょうか。

 

参考:自動車保険の”日割り加入”は可能

自動車保険を日割りで支払うことができる「1日保険」もあります。



コンビニで手続きができるなどお手軽なうえに、1日500円ぐらいの負担で、最大7日間は補償を受けることができます。



また、車両保険を付けるなど補償の手厚いタイプもあります。

その場合は、1500~2000円前後の保険料です。



ただし、よく考えてみましょう。



日割りで500円ですよね。

1ヶ月(30日)で計算すると1万5,000円です。

1年間で計算すれば、18万円になります。

車両保険が付いているタイプですと、なんと54万円です。



便利ですが、だいぶ割高な保険だと言えますね。



しかし、数日間だけ若い同居のお子様が運転する場合は、保険料が高額ですので、親の保険内容を変更するよりも日割り保険の方がお得です。



年契約だけでなく、日割り加入が選べる自動車保険会社もあります。



しかし、条件がやや厳しいという特徴があります。

等級で加入制限があったり、免責金額が高額の設定だったり、 車両保険は付けられなかったりします。



日割り保険も種類がありますので、ご自分の条件と保険料が見合うのかよく考えて、賢く利用したいものですね。


まとめ

自動車保険の解約返戻金や支払い保険料について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。



今回のこの記事のポイントは、 


  • 基本的には、保険料は日割り計算されないが、条件によっては適用される場合もあること
  • 途中で解約するなら月割りの方がお得で、1年間契約するなら短期率を適用している方がお得
  • 満期日までの返戻金が0円の場合には、満期終了にして等級を満了させる
  • 数日間限定の内容変更は、保険料が高額なら日割り保険がお勧め!

です。


ご自分の条件と保険料を確認し、後悔のないようにお手続きをしてくださいね。

 


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