更新日:2024/02/01
【評判・口コミ】国民共済(全労済)のデメリットは?終身医療タイプについても解説!
国民共済は全労済が運営している共済ですが、生命保険に比べて保険料が割安なので加入を検討している方も多いことでしょう。ここでは国民共済と生命保険の違いや、評判から見えてくる国民共済のメリット・デメリット、保障プランなどについて詳しく解説していきます。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 全労済の国民共済のメリット・デメリットは?生命保険と徹底比較
- 国民共済と民間保険・都道府県民共済の違い
- 国民共済と民間保険の違い
- 国民共済と都道府県民共済はどう違う?
- 全労済(国民共済)の保障には組合員以外は加入できない
- 全労済の国民共済の評判から分かる4つのメリット
- 生命保険に比べ掛金が割安で、年齢性別に関係なく一律
- 「割戻金」が戻ってくることがある
- 医師の診断書が必要ない
- 共済金の請求時など対応が迅速
- 全労済の国民共済の評判から見えてくる3つのデメリット
- 生命保険に比べて保障額が小さい
- 60歳以上の方は保障が薄くなる
- 生命保険のような特約がないので保障の組み合わせができない
- 国民共済がおすすめな人
- 国民共済の良い口コミ
- 国民共済がおすすめできない人
- 全労済の国民共済は家族それぞれにぴったりの保障を付けられる
- 入院保障・死亡保障などが付いた「総合保障」
- 医療の備えに「終身医療保障タイプ」
- 加入しておけば安心「けがと賠償の保障」
- 子供の健康と安全への備え「子どもの総合保障」
- セカンドライフの支えに「シニアの保障」
- 参考:全労済の国民共済と生命保険は監督官庁と根拠法が違う
- 全労済の国民共済と生命保険のまとめ
目次
全労済の国民共済のメリット・デメリットは?生命保険と徹底比較
- 国民共済の4つのメリット
- 国民共済の3つのデメリット
- 国民共済の家族に合わせた保障
国民共済と民間保険・都道府県民共済の違い
国民共済と民間保険の違い
国民共済と民間保険の主な違いは
- 制度
- 用語
国民共済と都道府県民共済はどう違う?
各共済は運営元が異なりますが、保障を利用する上でそこまで大きな違いはありません。
ただし、都道府県民共済の場合は
- 住んでいる地域の共済にしか加入できない
- 地域ごとに保障内容が異なる
全労済(国民共済)の保障には組合員以外は加入できない
全労済の国民共済の評判から分かる4つのメリット
- 生命保険に比べ掛金が割安で、年齢性別に関係なく一律
- 「割戻金」が戻ってくることがある
- 医師の診断書が必要ない
- 共済金の請求時など対応が迅速
生命保険に比べ掛金が割安で、年齢性別に関係なく一律
「割戻金」が戻ってくることがある
医師の診断書が必要ない
共済金の請求時など対応が迅速
全労済の国民共済の評判から見えてくる3つのデメリット
- 生命保険と比べると保障額が小さい
- 60歳以上の方は保障が薄くなる
- 生命保険のような特約がないので保障の組み合わせができない
生命保険に比べて保障額が小さい
60歳以上の方は保障が薄くなる
生命保険のような特約がないので保障の組み合わせができない
国民共済がおすすめな人
実際に、国民共済がおすすめなのは、以下のような人です。
- 高額な保険料を払えないが、ある程度の保障がほしい
- 特殊な職業や、危険度の高い仕事についている
- 持病や既往歴がある
- 他にも保険のかけ持ちをしている40代や50代
国民共済の良い口コミ
国民共済について解説しましたが、実際に国民共済に加入している人は、どのように感じているのでしょうか。
良い口コミを見ていきましょう。
- 掛け金の手ごろさ
- 持病があっても加入できる
- スピーディな対応
40代女性
掛け金が安いのを1番の理由に加入しました
40代女性
こどものために全労済に加入
30代女性
帝王切開の既往歴があっても加入できました
また一年以上経ったあと、再度、帝王切開での分娩の場合でも手術と見なされて共済金が降りるので安心出来ます。
私の場合は加入後再び帝王切開での出産となりましたが、入院日額6000円と手術5万円ほどが支払われました。とても助かっています。(引用:みん評)
50代男性
振り込みまでが早いのでとても助かります
国民共済がおすすめできない人
国民共済で納得している人も多いですが、場合によっては保険会社の保険に加入したほうがいい人もいます。
以下のような人は、国民共済でなくてもいいでしょう。
- 万一の時の補償を大きくしたい
- 年齢が若い人
- 保険内容を変更する可能性がある
全労済の国民共済は家族それぞれにぴったりの保障を付けられる
- 総合タイプ
- 三大疾病プラスタイプ
- 女性疾病プラスタイプ
入院保障・死亡保障などが付いた「総合保障」
- 総合タイプ:オーソドックスな保障が設定されています。
- 総合2倍タイプ:総合タイプを強化した保障内容です。
- 大型タイプ:死亡保障を特に充実させた保障内容です。
総合タイプ | 内容 |
---|---|
死亡・重度の障がい | ・交通事故 :1,200万円 ・不慮の事故等:800万円 ・病気等: 400万円 |
常に介護を要し上記の共済金が 支払われる場合で6ヶ月間生存の時 | 400万円 |
身体障がい | ・交通事故 :24万~540万円 ・不慮の事故等:16万~360万円 |
入院 | ・交通事故 :日額5,000円 ・不慮の事故等:日額3,000円 ・病気等 :日額1,500円 |
交通事故で通院 | 日額:1,000円 |
- 生きる安心タイプ:ご自分の他、家族のための基本的な保障が設定されています。
- 生きる安心Wタイプ:生きる安心タイプを強化した保障内容です。
- 生きる安心Hタイプ:月々の掛け金が1,250円と手頃です。
医療の備えに「終身医療保障タイプ」
- 医療保障タイプ:オーソドックスな医療保障が設定されています。
- 医療安心Hタイプ:他の保障と組み合わせやすい医療保障です。
- 医療タイプ:女性に優しい医療保障です。
医療安心タイプ | 内容 |
---|---|
先進医療 | 最高100万円 |
入院 | 日額10,000円 |
手術 | 1回60,000円 |
通院 | 日額2,000円 |
死亡・障がい状態 | 50万円 |
加入しておけば安心「けがと賠償の保障」
- 傷害安心タイプ:オーソドックスなけが・賠償の保障が設定されています。
- 傷害安心Wタイプ:特にケガの保障を手厚くしたい場合の保障タイプです。
傷害安心タイプ | 内容 |
---|---|
損害賠償責任 | 最高1億円 |
携行品損害 | 最高30万円 |
入院・通院 | ・入院:0.75万~18万円 ・1事故につき3,000円 |
長期入院 | 最高36万円 |
死亡・障がい状態 | 500万円 |
身体障がい | 20万~450万円 |
子供の健康と安全への備え「子どもの総合保障」
- キッズタイプ:オーソドックスな子にかかわる病気・ケガ、死亡・障害状態の保障が設定されています。
- キッズワイドタイプ:更にキッズタイプを強化した保障タイプです。
キッズタイプ | 内容 |
---|---|
入院 | 日額5,000円 |
通院 | 日額2,000円 |
骨折等 | 50,000円 |
損害賠償責任 | 最高100万円 |
扶養者の死亡・重度の障がい | ・交通事故、不慮の事故等:350万円 ・病気等 :30万円 |
死亡・障がい状態 | ・交通事故: 600万円 ・不慮の事故等:400万円 ・病気等: 200万円 |
常に介護を要し上記の共済金が 支払われる場合で6ヶ月間生存の時 | 200万円 |
身体障がい | ・交通事故 :12万~270万円 ・不慮の事故等:8万~180万円 |
セカンドライフの支えに「シニアの保障」
- 終身医療総合5000:シニアの基本的な終身医療保障が設定されています。
- 定期医療総合5000:10~25年の契約期間となる医療保障です。
- 終身介護サポート:介護を保障します。
- 定期生命300:10~25年の契約期間となる死亡保障です。
終身医療総合5000 | 内容 |
---|---|
入院 | 日額5,000円 |
通院 | 日額1,500円 |
手術 | 1回5・10・20万円 |
長期入院 | 30万円 |
先進医療 | 最高100万円 |
死亡 | 10万円 |
- シニア医療タイプ:60歳~64歳まで加入できる医療保障です。
- シニア総合タイプ:死亡保障と入院保障が設定された保障タイプです。
- シニア傷害安心タイプ:60歳~79歳まで加入できる総合保障です。
- シニア傷害安心Hタイプ:60歳~79歳まで健康状態にかかわらず加入できます。
参考:全労済の国民共済と生命保険は監督官庁と根拠法が違う
4大共済と言われる国民共済、都道府県民共済、COOP共済はそれぞれ消費生活協同組合法に基づいて設立されました。
監督官庁は厚生労働省となります。
なお、4大共済の内の一つであるJA共済は業協同組合法が根拠法となり、農林水産省が監督官庁となります。
また民間の保険会社は保険業法が根拠法となり、金融庁が監督官庁となります。
全労済の国民共済と生命保険のまとめ
- 全労済の国民共済は加入しやすい上に掛金が安い
- 全労済の国民共済は民間の生命保険と比べて保障額が小さく、特約がない上に、60歳以上の方は保障が薄くなる
- ご自分や家族に合った基本的な保障を受けることができる