休職中にお金を稼ぐ方法とは?休職中のお金の不安を解決しよう

休職中は収入が減り、これからの生活が心配な方、もしくは現時点で生活が苦しい方もいらっしゃると思います。本記事では、休職中にお金を稼ぐ方法だけではなく、お金を借りる方法や節約する方法など、休職中のお金の心配を解決する方法を解説しました。

休職中にお金を稼ぐ方法は?休職中にお金を稼いでもいいの?

休職中は収入が減ってしまい、生活に不安を抱えている方もいらっしゃるかと思います。


休職中で金銭的に苦しい生活を強いられているにもかかわらず、在宅でお金を稼ぐ方法を知らなかったり、そもそも休職中にお金を稼いで良いのか疑問に思っている方が現状多くいらっしゃいます。


しかし、給付されたお金だけに頼っていても、苦しい生活から抜け出せるでしょうか。やはり休職中にも生活に困らないある程度の収入は確保すべきです。


そこでこの記事では、

  • 休職中に在宅でお金を稼ぐおススメの方法
  • 休職中にお金を稼ぐ際に気を付けておくべきこと
  • 休職中のお金の節約術
  • 休職中にどうしてもお金に困ってしまった時に考えるべき制度

についてまとめました。


この記事を最後まで読み内容を実践すれば、休職中のお金に関する不安を解消することができます。



休職中に在宅でお金を稼ぐおススメの方法4選!

けがや病気で休職した方でも、在宅で簡単な作業を行うだけなら仕事ができるという方もいらっしゃると思います。


しかし、在宅で簡単な作業ならできるという方でも、どんな方法でお金を稼いだら良いかわからない、効率よく稼げる方法を教えてほしい、という方もいらっしゃるでしょう。



これから本記事で紹介する在宅ワークは、仕入れ等がなく、金銭的に苦しい方でもほぼノーリスクでできます。


また、立ち仕事等のように身体に負担がかかるようなこともなく、簡単な作業でできますので、ぜひ実践してみてください。



不用品販売

簡単な作業で、かつリスクなしでできる副業としてまず挙げられるのが、不用品販売です。


不用品をメルカリなどのフリマアプリで売るだけで誰でも2,3万円は稼げてしまいます。断捨離にもなるのでおススメです!


メルカリの売れ筋商品の特徴としては、

  • 画像がきれい
  • 商品説明が詳しい
  • 相場より値段が安い
  • 商品がきれい

などが挙げられます。

自己アフィリエイト

自己アフィリエイトでは、ASPと呼ばれるサイトからクレジットカードの登録、資料請求などをするだけで、報酬がもらえます。


申込をするだけなので誰でも簡単にできます。


報酬の例をあげると、

  • クレジットカード発行→16000円の報酬
  • FX口座開設と新規取引→30000円の報酬
  • 動画配信サイト無料登録→1665円の報酬

などがあります。


クレカ等は一度登録してしまえば再び登録して報酬を得ることはできないので、継続的な収入にはなりませんが、職場に復帰するまでの臨時収入として自己アフィリを有効活用することはおススメです。

クラウドソーシングサイトの活用

ランサーズ等のクラウドソーシングサイトで、自分でもできそうな案件を受注してお金を稼ぐこともおススメです。


クラウドソーシングサイトで受注できる在宅ワークの案件としては、

  • ライティング
  • WEB制作
  • 動画編集

などがあります。


もしスキルがなくても、未経験者でもできるライターなどの案件などに応募してみると良いでしょう。


最初のうちは単価が低くなってしまう傾向にありますが、実績が積み上げっていくとどんどん単価を上げることができます。

アンケートモニター

アンケートモニターは、簡単にできてスキル等もいらない副業として有名です。


 アンケートモニターの種類としては、オンラインの案件もあれば、対面形式で行われる1時間以上の長めのインタビューなど様々です。 


 例えば、

  •  オンラインで完結するアンケート 
  • 試食をしてその商品についてのアンケートに回答
  • 家に調査員が来てインタビューされる訪問インタビュー 

 などがあります。 


 最も簡単なのはオンライン上のWEBアンケートです。PCやスマフォで簡単なアンケートに答えるだけで報酬がもらえます。


しかし、その報酬は1から10円にとどまってしまいます。 


ですので、オンラインのアンケートだけでなく訪問インタビューなども受けてみましょう。


訪問インタビューには、1から2時間で10,000円以上稼げるような案件もあります。調査員が家に訪問してきて、在宅でインタビューが行われるので、移動などによる体力的な心配もありません。


試食や試飲をして商品をレビューする案件は、報酬の相場が1000円前後とそれほど高くはありませんが、新しい商品を一足早く試したりできます。


抽選で行われたり、先着順で案件を受けられる人が決まってしまう案件もあるので注意しましょう。


休職中にお金を稼ぐ際の注意点

ここまで、休職中にお金を稼ぐおススメの方法を紹介してきましたが、いくつか注意点があります。


ここでは、

  • 休職中のアルバイト
  • 傷病手当金
  • 無断で行う副業が会社にばれてしまうかどうか

について重点的に解説していきます。

休職中にアルバイトで稼いでも良いケースもある

先ほどは休職中にお金を稼ぐためのおススメ在宅ワークを紹介しましたが、会社が副業を許可している場合、休職中でも以下の条件に当てはまれば、アルバイトができます。


  • アルバイト程度ならできるが、会社に復帰できるほど良い状態ではない場合 
  • アルバイトが療養にプラスに働く場合
     


しかし、あなたが上記の条件に当てはまるかどうかは、主治医や会社が判断します。 



必ず主治医や会社に相談にアルバイトを始めたい旨を相談し、許可が下りてからアルバイトを始めましょう。

傷病手当金について

傷病手当金は、病気やケガで会社を休み、会社から十分な給与を受け取れない場合に支給され、支給開始から1年6か月の間は受給できます。


以下の4つの条件をすべてを満たした場合にのみ支給されます。


  • 業務外の理由による病気やケガを直すための休職である
  • 仕事につくことができない
  • 4日以上仕事につけなかった(連続する3日間を含む)
  • 休職している期間に給与の支払いが無い、または傷病手当金よりも少ない給与額である


また、支給される金額は、おおむね月給の75%です。


休職中に無理に働かなくても一定の収入を得られるので、条件に当てはまる場合は給付を受けることを検討するのも良いかと思われます。


しかし、傷病手当金のみでは生活が苦しいかもしれません。


例えば、

  • 月収:20万円→傷病手当金は約15万円
  • 家賃:7万5千円
  • 水道光熱費:8000円
  • 食費:3万円
  • 通信費:8000円


住んでいるエリアやライフスタイルによっては、上記で挙げた支出に加えて交際費や生活用品費などがかさみ、月々の出費が大きくなると、すぐに生活が苦しくなってしまうことがわかると思います。


傷病手当金に頼ることももちろん良いことですが、それだけではなく、先ほど挙げた副業などで少しでもお金を稼いで生活を安定させていくことも考えるべきです。


自分のできることから少しずつで良いので挑戦していきましょう。

アルバイトの収入があると傷病手当金が減ってしまう?

傷病手当金を受給しているのに、アルバイトでお金を稼ぐということは基本的にはできません。


給付の条件として、仕事をすることができないという条件があるからです。


アルバイトとして仕事ができるということは、復職仕事ができるということだと会社から判断されてしまうのです。


しかし、復帰に役立つようなリハビリ的な役割を持つアルバイトや、立ち仕事などがすくなく負担がそれほど大きくないアルバイトの場合は、傷病手当金を受給中でもアルバイトををすることを許可される場合もあります。


アルバイトで賃金を得た場合の傷病手当金の金額は、もともとの傷病手当金からアルバイトで得た賃金を引いた額となります。


例えばもともとの月収が20万円でアルバイトで月に5万円稼いだ場合は、

  • もともとの収入から算出された傷病手当金:約15万円
  • アルバイト収入:5万円
  • 実際に給付される傷病手当金:10万円=15万円-5万円


受給できる傷病手当金以上の賃金をアルバイト収入として得てしまうと、傷病手当金の給付はなくなりますので注意が必要です。

休職中にカードローンを契約するのは難しい

一時的にでもお金の心配を解決したい時、お金を借りるということを考える方もいるかと思われます。


しかし、休職者の方が消費者金融や銀行でお金を借りられる可能性はほぼありません。


消費者金融では、貸付額上限が貸し付けを受ける方の年収の3分の1と決まっています。


そもそも収入が少なくなってしまっている休職中の方が融資を受けられる可能性は低いでしょう。



また、消費者金融で融資を受ける際の金利は、銀行よりも高く設定されており、もし休職の期間が長引いてしまい、返済が滞ってしまったら信用情報に傷がついてしまうこともあります。


それに対し、銀行での融資は消費者金融に比べて金利はかなり低くなっています。


しかし、銀行は貸し倒れのリスクを減らすために、審査がかなり厳しく行っています。


そのため、休職者で収入が少ない方が銀行の融資審査をパスするのはかなり厳しいでしょう。


やはり、休職中で収入が減っている時にお金を借りるという選択肢はなかなか厳しいでしょう。

会社に隠れてバイトしても必ずばれる

会社にばれずにアルバイトをすることはできないと考えて良いでしょう。


会社員は毎月の給与から住民税が天引きされていますが、住民税は前の年の所得によって変わります。


そして、住民税の通知書には前年の収入やその種類が記載されます。


そのため、会社に隠れてアルバイトしても結局は会社にばれてしまうのです。


少額しか稼がなければ大丈夫なのではないかと思うかもしれませんが、たとえアルバイトの収入が少額でも、会社の給料と合わせて住民税の額が決まってしまうため、いずれ会社にあなたが副業していたことを知られることになります。


また、手渡して直接給与を受け取れば大丈夫なのではないかと疑問に思うかもしれませんが、それも結局会社にばれてしまいます。


なぜなら、アルバイト先の会社が自治体に給与の支払い報告書を提出するため、住民税の額が変わるからです。


また、副業NGの会社で、就業規則を守らずに無断で副業をすることは避けましょう。


確かに副業を禁ずる法律はないのですが、就業規則を破ることは会社とのトラブルにつながる場合もあります。


特に休業中は、働くことができないから休業しているはずなのに、会社に無断で別の場所でアルバイトとして働いていたら、余計に会社の怒りを買うことになるかもしれません。


副業は会社に相談し、了承を得てからするべきです。

休職中にお金を節約する方法

ここまで休職中にお金を稼ぐ方法や注意点を解説してきましたが、お金に関する不安を少しでも減らすためには、むだな支出を無くしていくということも重要になってきます。


ここでは、休職中に無駄な出費を避けるための、誰でも簡単に行える方法を3つ解説していきます。

実家に帰る

休職中で収入が減っていると、家賃や食費、水道光熱費を払うことも大変になってくる場合もあるでしょう。


実家に帰れば、食費や水道光熱費を払わなくていいので、金銭的な負担も軽減されますし、今まで自分でこなしていた家事などを家族に任せることができるので、精神的な負担が大きく減ります。


とくに精神的な問題で休職を選んだ方には有効な手段と言えるでしょう。

商品を中古で買う

メルカリ等のフリマサイトでは、店で新品を買うよりも安く商品を購入でき、金銭的な負担を軽減することができます。


それに加えて、商品を購入するのに外出する必要が無いので、けがや体調の問題で休職している方も楽に買い物ができます。


また、先ほど説明した不用品販売と組み合わせることもできます。


不要な商品を売り、その売上金でほしい商品をメルカリで購入すれば、金銭的負担なく商品を購入できます。

参考:休職中に生活が苦しくなったら利用を考えるべき制度

参考として、休職中に十分なお金を稼ぐことができず、どうしても生活が苦しくなってしまった場合に利用を検討すべき制度をまとめました。


しかし、貸付制度の場合は後に返済を求められますし、休職者を支援する制度にも利用条件があります。


病気やけがの状態が悪く、副業などもできない場合は、国や自治体に頼ることを視野に入れても良いですが、そうでない限りまずは自分でできる限りのことをしてみるのがよいでしょう。

労災保険の休業補償

労災保険の休業補償は、通勤途中や就業中に発生した怪我、または原因が業務にある病気の療養のために会社を休む時に給付されます。


この制度は、お金を借りるのではなく、給付を受ける制度なので、積極的に利用を検討しても良いでしょう。


また、給付条件として以下の3つをすべて満たす必要があります。

  • 療養している
  • 労務に従事することができない状態である
  • 賃金の支給を会社から受けていない

受給できる金額は、休業前の給与の80%、期間は診療開始から1年半です。


1年半たっても、治療が必要な場合や、後遺症が残った場合は傷害年金を受給することができます。

生活福祉資金貸付

消費者金融や銀行などから借り受けることが困難な低所得者世帯に融資を行う制度です。


原則として連帯保証人を立てる必要がありますが、連帯保証人を立てなくても貸付可能な場合もあります。


連帯保証人を立てた場合には無利子で、立てなかった場合は年1.5%という低い金利で融資を受けることができる便利な制度です。


単身者なら月15万円以内、2人以上の世帯で月20万円以内までなら融資を受けることができます。


 しかし、貸付なのでもちろん返済をしなければいけません。 


休職中でも、求職する以前ほどではないにせよ、副業などである程度収入が確保できていれば、借りた後も返済にそれほど困らないと思います。


しかし、そうでない場合には返済が滞らないように、借りたお金は計画的に使うようにしましょう。  


詳しい問い合わせ先などはこちらの厚生労働省のページからチェックしましょう。

生活福祉資金貸付制度

求職者支援制度

休職中で雇用保険を受けられない場合は、求職者支援制度の利用が可能です。


求職者支援制度とは、求職者に対し

  • 無料で職業訓練を実施
  • 求職者が収入や資産用件等の条件を満たす場合は給付金を支給
  • ハローワークでの就職支援

を行う制度です。


制度上、元々の会社に戻るのではなく、休職中の転職を考える際に利用するのが良いでしょう。


転職に活かせるスキルを無料で身につけられるのは大きな魅力です。


身につけられるスキルは、ITや営業、介護、デザイン等の多岐にわたります。


しかし、求職者支援制度の対象は下記の条件を満たす人に限られてしまっています。

  • ハローワークでの求職を考えている
  • ハローワークから職業訓練が必要と判断された
  • 雇用保険の対象外または雇用保険の受給期間が満了している
  • 意欲と能力がある

これらの条件すべてに該当する場合、この制度を利用できます。


転職を志しており、条件に当てはまれば利用してみるのもよいでしょう。


詳細や、職業訓練の事例などはこちらの厚生労働省のページからチェックしましょう。

求職者支援制度のご案内

緊急小口資金貸付

緊急小口資金は、休業などで収入が減少し、一時的な資金が必要な方に対して最大10万円を貸し付ける制度です。


あくまでも緊急の貸し付けとなっており、金額も最大10万円です。


また、据置期間が1年、返済期間が2年に設定されており、職場に復帰してから返済を開始することができます。


無利子で連帯保証人も必要ないため、どうしてもお金に困った場合は利用してみても良いでしょう。


しかし、こちらの制度も給付ではなく貸付となっており返済が必要ですので、借りたお金は計画的に利用するように気を付けましょう。


緊急小口資金の申し込みは、市区町村の社会福祉協議会でできます。


まとめ:会社が許可すれば休職中でもお金は稼げる!

ここまで、休職中の稼ぎ方、その注意点等を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 休職中でも在宅でお金を稼ぐ方法はある
  • 会社に認められれば休職中でもお金を稼いで大丈夫
  • 休職中にアルバイトをできる場合もあるが、会社にちゃんと報告しよう
  • お金を稼ぐだけではなく、節約するという方法も考えるべき
  • 本当に生活が苦しくなったら国や自治体の制度の利用を検討しよう

でした。


休職中でも会社が認めればお金を稼ぐことができます。


様々な在宅でノーリスクでできる副業があるので、休職中で時間のあるうちにトライしてみるのが良いでしょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたいマネーセミナーに関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。



ランキング