教育現場導入の「株式学習ゲーム」で経済や社会の動きがわかる!

「株式学習ゲーム」というゲームをご存知でしょうか?株式学習ゲームは主に教育現場で取り入れられている株取引のシュミレーションゲームです。株式学習という名前ですが、目的は経済や社会の動きを理解することにあります。どんなゲームなのか詳しく解説します。

教育現場導入の「株式学習ゲーム」で経済や社会の動きがわかる!


株式投資は子どもでも勉強するものなの?という疑問をお持ちの方も多いですよね。


近年、株式学習ゲームというものが中高生の教育現場に導入され、活躍しているのをご存知でしょうか。「子供たちに株を教えるなんて早すぎるのでは?」という方もいるかもしれませんね。


しかし、アメリカでは小学生からお金や経済に関する学習が取り入れられているところもあり、非常にポピュラー授業なのです。



大人でも理解が難しい部分のある株式ですが、学校で学んで実際に株の取引きが出来るようになるのか、何を目的とした教材なのかなど、非常に気になりますよね。


今回は、

  • 株式学習ゲームって何?
  • 株式ゲームでは何が身に付くのか
  • 株式ゲームを運用している日本証券業協会とは
  • 株式ゲームの具体的な使用方法について
  • 株式ゲームについてのまとめ

という内容で株式学習ゲームについて詳しく解説します。

是非ご覧ください。

ほけんROOMでは、生活に役立つほけんやお金に関する記事を多数掲載されています。興味のある方は是非参考にしてみてくださいね。 

「株式学習ゲーム」はどんなゲーム?


株式学習ゲームは1チーム3~4人に分かれ実際に株の模擬売買を行うゲーム式の教材です。


株式学習ゲームの中で売買出来る株は約3000社もあり、その全てが、東京証券取引所で実際に取引されているものです。


各チームそれぞれが1,000万円の仮想所持金からスタートします。チーム内でディスカッションを行いながら売買する銘柄を自分たち自身で選び、最終的な損益を他のチームと競い合います。


社会経済の動向や企業についての情報を細かく調べる必要もある為、模擬売買とはいえ非常に本格的なシュミレーション教材となっています。


この株式学習ゲームはアメリカの教育現場で活躍しているThe Stock Market Gameの教材を基にして日本証券業協会が作成し、1995年から日本の中高生の学習に取り入れられるようになりました。


とてもリアリティ溢れる教材ですが、決して株についてのコツを知ることや株投資のテクニックについて学ぶことを目的としているわけでなく、株の変動による経済や社会の背景に注目させることを狙いとしています。


更には、グループディスカッションを通して「自分の意見を発言する力」や、「会社を見る力」を養うことも期待出来るでしょう。 

「株式学習ゲーム」で身に付けられること4つ

株式学習ゲームを行うことで身に付くことは以下の4点が期待出来ます。


  1. 通常の授業では学べない体験が出来る
  2. 意思決定の能力の訓練が自然と行われる
  3. 株式会社への興味や関心が高まる
  4. 株式や投資の難しさが理解出来る
具体的にそれぞれの内容について解説します。

1、通常の授業では学べない体験が出来る

株式会社の仕組みや投資の仕組みなどを子供たちが普段の生活の中で学ぶ機会は少ないでしょう。日常で触れる機会のない株投資を学校の授業の中で学び、実際に模擬売買を経験出来ることはとても貴重な経験となります。 

2、意思決定の能力の訓練が自然と行われる

株式学習ゲームはチーム戦です。チーム内で話合いをしながら、銘柄を決めるときには「何故その銘柄を選択したのか」という明確な理由が必要です。経済社会や会社について詳しく調べることで合理的な選択が出来るようになり、自然と意思決定能力を身に着けることに繋がって行きます。

3、企業への興味や関心が高まる

株投資には企業の情報が沢山必要になります。その中で、各企業への関心が高まり、自分の両親や周りの人たちが勤める会社への理解が深まります。また、将来社会人になる自分の姿が現実的に想像することができ、これからの進路や方向性を決めるきっかけ作りにも役立つ効果もあります。

4、株式や投資の難しさが理解出来る

株式学習ゲームはゲームでありながら実に本格的な投資売買を経験出来るのもです。このことから、投資の難しさ、リスクを学び、失敗も経験してすることで将来の自分の財産管理の大切さを学習することが出来ます。

「株式学習ゲーム」を運営する日本証券業協会

株式学習ゲームを開発・運営しているのは日本証券業協会という社会法人団体です。


日本証券業協会とは、1973年7月に設立された内閣総理大臣の許可を得た認可法人で、全国の証券会社や銀行員などの協会員で構成された組織です。


有価証券の売買を始め、その他の金融商品に関する取引きを公正で円滑に執り行い、金融商品の取引の発展等を目的としています。


日本証券業協会は、全ての投資者が平等に投資が行えるように、金融取引のやり方やルール等を決めたり、仲介役を行ったりと日本経済にとって非常に重要で欠かせない団体なのです。


常に金融取引の核になっている組織であり、取引情報は全て日本証券業協会から公開されています。



日本証券業協会では、将来の日本経済が明るくなるように、 その行く末を話し合う会議が定期的に開かれています。


株式学習ゲームはそんな信用のある団体が管理している教材なので、どの教育現場でも安心して利用でき、生徒たちに株式投資を学ばせることが可能です。

「株式学習ゲーム」の具体的なやり方は?

具体的なやり方やルールについて説明していきます。


1、Aコース(売買の際に支払う証券会社への手数料や税金等は計算しない)Bコース(手数料や税金を計算し差し引く)のどちらのコースにするかを決める。


2、参加期間の確認をする。期間は各学校で決められますが、あまり短すぎると株変動を感じることが難しくなる為、最低でも4週間は必要です。実際に使用した学校の平均期間は13週程度です。


3、手元金1,000万からスタート。株の買い付けを行うとそこから差し引かれていきます。お金が足りず買い付けが出来なくなった場合、手持ちの株を売却する事で残高が足され、新たな買い付けが可能になります。


4、取引は終値で行われ、売買が出来るのは、東京証券取引所で売買されいる銘柄です。


5、株は100株単位での売買となります。例えば150株購入、90株売却ということは出来ません。


6、ゲームは、学校コード等を入力しログインすると、メニューから「売り」「買い」「銘柄コード」「株数」の選択や入力が出来ます。売買の結果は次の日以降、「取引結果一覧」で確認が出来ます。


7、チームの順位はいつでも確認出来ますが、最終日に確定します。株式学習ゲームは使用料や手数料は全て無料です。導入するにあたって費用はかかりません。


パソコン、スマホ版で利用出来ます。

教育現場導入の「株式学習ゲーム」のまとめ

株式学習ゲームについてのまとめは以下の通りです。

  • 株式学習ゲームは実際の模擬売買を体験できる教材である
  • 株式学習ゲームは投資のコツではなく経済背景を学ぶ事を目的としている
  • 日本証券業協会は投資売買の中心となる組織
  • 株式学習ゲームは手数料無料で安全な教材でスマホ版もある

学校で生徒たちに株投資の授業を設けるというのはとても重要で、子供たちにとって非常に貴重な経験になるでしょう。

経済背景や企業へ関心を持ったり、将来の自分の財産管理の意識を高めることは通常の授業や学校生活の中では中々難しいことですが、株式学習ゲームを使用することで、それが可能となります。

あくまで教材として提供されるものなので、手数料や費用も掛からず生徒たちは勿論、学校側への負担もありません。

信頼の高い日本証券業協会が管理しているという点でも安心して使用出来ますね。

今回は株を学習できる教材についての記事でしたが、成人の方がお金の勉強をされたい場合はマネーセミナーに参加されるのもおすすめです。

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マネーセミナーの感想についてはこちらの記事をご覧ください。



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