空き家になった親の家に火災保険は必要?注意点や補償内容を紹介

空き家になった親の家に火災保険をつける必要はないと考える方もいるでしょうが、もし空き家が被害を受けて損害した場合、火災保険に加入していると費用の補償を受けられるため便利です。ここでは空き家になった親の家に火災保険をつける場合の補償内容や注意点を解説します。

空き家になった親の家の火災保険はどうするべき?

あなたは、空き家になった親の家に火災保険をつけるかを悩んでいると思います。


火災保険に加入をするとお金が発生するので、使用していない家に保険をかけるのはもったいない気がしますよね。


実際に、親の家が空き家になった場合、火災保険をつける必要がないと考える人も多いです。


しかし、もし空き家が損害してしまったらどのように補償されるのか気になりますよね。


そのような時に、火災保険に加入をしていれば適切な保障を受けられると思いませんか。


実は、火災保険をつけることで費用の補償を受けられるのです。


そこで、この記事では「空き家になった親の家の火災保険の必要性」について、

  • 空き家になった親の家は火災保険に加入できるのか
  • 空き家に火災保険をつける場合の注意点
  • 「一般物件」は保険料が高くなる
  • 空き家には施設賠償責任保険の特約を付帯しておくべき
の4点を解説させていただきます。

記事を読んでいただければ、空き家になった親の家の管理について詳しくご理解いただけると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

空き家になった親の家は火災保険に加入できる?

子どもの頃は家族で一つ屋根の下に住んでいても、進学や就職を機に独立をする人が多いと思います。


一般的に住み慣れた実家は、高齢の親が暮らすことになるでしょう。


しかし、親の死亡や施設入所などの事由で親の家が空き家になることが考えられます。


以下では、空き家になった親の家について

  • 空き家は火災保険の加入が可能
  • 空き家に火災保険が必要な場合
の2点をご紹介させていただきます。

空き家は火災保険の加入が可能

結論から言うと、空き家は火災保険の加入が可能です。


万が一親の家が空き家になった際に、火災保険をつけることができるので安心されたと思います。


空き家は、長期間人による管理がされていないので

  • 自然災害による建物の損壊や屋根の落下
  • 不法侵入
  • 放火
のリスクが、人が住んでいる家よりも高い傾向が見られます。

そのため、空き家でも火災保険に加入する必要があるのです。

もしも上記の損害を受けた場合、火災保険をつけていなければ親だけではなくあなたも修繕費用を負担しなければならない可能性がありますよね。

建物の資産性の有無に関わらず、物件には火災保険で補償をしておくと万が一の際にお守りになります。

空き家に火災保険が必要な場合とは?

実際に、親の家が空き家になった際に火災保険が必要になるのはどのような場合なのでしょうか。


空き家の火災保険を検討する状況としては、

  • 親が死亡して、実家(空き家)を相続する
  • 転勤によって空き家になる
  • 親の施設入所
があるので、以下で詳しく解説させていただきます。

親が死亡して、実家(空き家)を相続する


親が亡くなって空き家になった実家を相続する場合、火災保険に加入をする必要があります。

空き家になった親の家に在住するのであれば、住居としての機能が維持されていますよね。

そのような時は、火災保険で万が一の損害を補償できるのです。

しかし空き家とは別に住居を構えている場合は、廃家扱いになるので火災保険への加入が難しい可能性があります。

転勤によって空き家になる


転勤中に空き家になった場合は、転勤期間が終わると元の住居に戻ると思います。

その際には住居として生活をすることになるので、火災保険で補償を持っておきましょう。

親の施設入所


親が高齢になり、自宅では生活できなくなると施設への入所を検討されるでしょう。

普段は施設に入所していても、時々自宅へ帰って援助を受ける場合は火災保険に加入をする必要性があります。

しかし、ずっと施設にいて自宅に帰ることがない場合は、廃家になるので保険への加入が難しくなることが考えられるので、親の生活パターンを見極めながら検討しましょう。

空き家に火災保険をつける場合の注意点

ここまでは、空き家になった親の家の火災保険加入の必要性について解説させていただきました。


普段は空き家になっていても住居機能が維持される場合は、火災保険に加入する必要があることをご理解いただけたと思います。


ここからは、空き家に火災保険をつける場合の注意点について

  • 空き家になった親の家は「一般物件」として加入
  • 「一般物件」は保険料が高くなる
  • 共有名義をした場合の注意点について
の3点を解説させていただきますので、しっかりと押さえておきましょう。

空き家になった親の家は「一般物件」として加入

まず、空き家になった親の家に火災保険をつける際は「一般物件」として加入をしましょう。


火災保険は

  • 住宅物件(一戸建てやマンションなど住居専用として使用する建物)
  • 一般物件(店舗や事務所など住居以外に使用する建物)
に大別できます。

空き家は、火災保険の契約上は住居専用として使用する建物とはみなされないため、一般物件に分類されます。

普段は人が住んでいないので、住居機能を持たない店舗などと同じ扱いになるからです。

しかし、
  • 転勤で一時的に空き家になっている
  • 定期的に人の管理がある
  • 別荘
などは、住宅物件として火災保険に加入することができます。

完全に廃家になっていれば難しいですが、今後も住居機能を保つ可能性があれば住宅物件になるのです。

「一般物件」は保険料が高くなる

親の家が空き家になった際には、一般物件として火災保険に加入することができることをご理解いただけたと思います。


そこで一つ覚えておきたいことは、補償内容が同じであれば一般物件は住宅物件に比べて保険料が高くなることです。


住宅物件は災害が発生した際に、国民生活に大きな影響を与えるため料率が一番安く設定されています。


一方、一般物件は一般的に住居として使用していないので、住宅物件よりも高くなってしまうのです。


以下で保険料の違いを詳しく比較してみました。(下記の条件で比較)

  • 建物所在地:東京都
  • 建物構造:T構造 
  • 建物の保険金額:1,000万円、
  • 家財補償:100万円 
  • 地震保険:あり

住宅物件一般物件
保険料1年20,140円24,470円
いかがでしたか。

一般物件の方が、保険料が高くなることを覚えておきましょう。

参考:共有名義をした場合の注意点について

親の家を共有名義で登記している場合、火災保険の契約も同様にするのではないかと考えてしまいますよね。


しかし、火災保険は保険の申し込みをして保険料を支払う人が契約者となります。


そのため、保険契約者はいかなる場合であっても1人です。


その他、

  • 被保険者は建物の共有者全員とする
  • 所有者の死亡・離婚などにより被保険者が変わったら変更手続きをする
の2点に注意をする必要があります。

空き家には施設賠償責任保険の特約を付帯しておくべき

空き家に火災保険をつける時には、施設賠償責任保険の特約を付帯する必要があります。


親の家が空き家となった場合、そのまま誰も住まずに廃家になる可能性があるので、再建をする費用はあまり考えなくても大丈夫です。


それよりかは、自然災害によって発生する損害や放火に備えることが大切です。


施設賠償責任保険は、家財の撤去費用や周りの居住者・通行人に怪我をさせた際の費用を補償するものです。


空き家自体が人に怪我をさせることも考えられるので、しっかりと補償を持っておきましょう。

まとめ:空き家にも火災保険で備えを行いましょう

この記事では「空き家になった親の家の火災保険の必要性」を解説させていただきましたが、いかがでしたか。


記事の要点は、

  • 空き家になった親の家は火災保険をつけることが可能である。しかし、住居機能を持たない場合は加入できない場合がある。
  • 空き家は一般物件として火災保険に加入をする。保険料は、住宅物件よりも高い。
  • 施設賠償責任保険の特約をつけることで、家財の損害や人に怪我をさせた場合に補償を持つことができる。
以上3点です。

「空き家には火災保険は必要ない」と思われがちですが、一時的に空き家になるだけであれば、火災保険で補償を持つ必要があります。

もしも火災保険に加入していなければ、あなたにも大きな出費を被ることがあり得るのです。

そのため、万が一の際のお守りとして空き家にも火災保険をつけておきましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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