火災保険は未加入でも大丈夫?加入が必要なケースや安くする方法は?

火災保険は火災などの事故が起きた際の補償をしてくれるものですが、未加入でも大丈夫なのか気になります。火災保険の必要性を考える上で、未加入だとどのようなリスクがあるのか知っておきましょう。また、保険料を安くする方法も併せて説明していきます。

火災保険は未加入でも大丈夫?

火災保険に加入を検討している方の中には、「火災保険には未加入でも大丈夫?」と考えている方もいらっしゃるでしょう。 


保険料といえば、生命保険料や自動車保険料など負担するものが多いので、できれば未加入で済ませたいと思うかもしれません。 


確かに、火災保険はあまり頻繁に保険金をもらうイメージがないため、加入する必要性があまり感じられないのも事実です。 


しかし、火災保険に未加入の場合、もし火災などの事故が起きたときに多額の損害金を自分で支払わなければなりません。 


ここでは、火災保険に未加入でも大丈夫なのかどうかを判断するために、 


  • 未加入の場合のリスク 
  • 加入が義務付けられているケース 
  • お得に加入する方法 


以上のことを中心に解説していきます。 


この記事を読んでいただければ、火災保険に未加入の場合のリスクや加入が必要なケースなどについてお分かりいただけると思います。 


ぜひ最後までご覧ください。

 

法的な加入義務はないが未加入のリスクは大きい

そもそも、火災保険には法的な加入義務があるのかが気になります。


住宅を購入する際にはほとんどの場合に火災保険に加入することになりますが、実は火災保険への加入は法的に義務付けられているわけではありません。 


しかし、未加入の場合のリスクが大きく、自分では補償しきれない額の損害を被ることがあります。 


では、火災保険への加入率・未加入率はどの位なのか、また火災保険に未加入の場合の具体的なリスクについて説明していきます。 




火災保険未加入率は低い

火災保険への加入率はおよそ80%と言われており、未加入はわずか20%に留まっています。 


これは、生命保険や医療保険、自動車保険と比較してもかなり高い割合となっています。 


特に、住宅が密集している地域では、火災保険への加入率はほぼ100%になっているところもあり、その必要性が分かります。 


火災保険に未加入の割合が低い理由として、基本的に住宅ローンを組むときなどは火災保険への加入が義務付けられていることが挙げられます。 


火災保険に未加入でもいいのは、持家で住宅ローンが完済しているケースのみとなります。 


火事で建物が損壊した場合被害額は1000万円を超えることもある

生命保険や自動車保険は「入らなければ!」と感じている方が多くいる一方で、火災保険についてはそれほど危機感を感じている方は少ないです。 


もしも家が火事になったら大変だとは思いつつも、自分の家が火事になる可能性はほとんどないと思いがちです。 


そのため、火災保険の必要性をそれほど感じていることがいと思われますが、火事は絶対に自分の身に起こらないということはありません。 


実際に火事により建物が損壊した場合で、被害総額が1,000万円を超えたというケースもあります。 


火災保険に加入していれば補償を受けることができますが、未加入の場合は全額自分で支払わなければなりません。 


「うちは大丈夫だろう」と考えずに、実際の被害がどれほど大きいものなのかを知っておくことも大切です。

 

失火責任法が適用されなかった場合について

マンションやアパートなどの賃貸物件に住んでいる場合など、隣の部屋から火災が発生し、自分の住んでいる部屋まで火事が燃え移ってくることがあります。 


この場合、「火事を起こした人が賠償するのが当たり前」と思われがちですが、実は「失火責任法」により、火災の場合は、失火者(火事を起こした人)に重大な過失がない限り賠償する責任はない、とされています。 


つまり、本来民法では故意や過失により他人に損害を与えた場合は、その損害を賠償する必要があるとされていますが、損害を与える原因となったものが失火(火災)の場合は賠償責任がない、ということになります。 


自分が火事を起こさないように気を付けていても、隣の部屋や家から火事が燃え移ってくることもありますので、自身で火災保険で備えておく必要があります。

 

加入が義務となるケース

ここまで、火災保険に未加入の場合のリスクについてご説明してきましたが、火災保険に加入する必要性がお分かりいただけたかと思います。


実は、火災保険には加入が義務付けられているケースがあり、自分の意思にかかわらず加入しなければならない場合があります。 


その中でも、身近に起こりうるであろう、賃貸物件の契約をするケースと住宅ローンを組むケースについて説明していきます。 


マンションやアパートなどの賃貸を借りるとき

マンションやアパートなどの賃貸物件を借りる際には、一般的に家財の火災保険に加入することが義務付けられています。 


契約の際の手続きの一つで火災保険に加入しているはずですが、加入したことを覚えていない方もいらっしゃるかもしれません。 


賃貸物件の場合、建物や部屋そのものにはオーナーが火災保険に加入していますが、各部屋内の家具家財については、各自火災保険に加入して万が一に備える必要があります。 


先にもご説明したように、失火責任法により、隣家から燃え移ってきた火災については補償してもらえないためです。


未加入の場合は自分で全額を補償することになってしまいます。

    

住宅ローンを組んだ時

住宅ローンを組んだときは、銀行から指定された条件を満たす火災保険に加入する必要があります。 


火災保険の条件は、銀行によって異なりますが、一般的には次の2点が条件になることが多いです。 


  • 加入期間は10年(ただし、ローン期間が10年未満の場合はローン年数) 
  • 建物評価額以上の保険金額を設定する  

住宅ローンを組むと、その返済だけで大きな負担となるため、火災保険料はなるべく安く抑えたいものです。 


保険会社によって保険料が異なりますので、同じ条件でなるべく安い保険料のところを選ぶようにしましょう。 


火災保険にお得に加入する方法とは?

火災保険は、生命保険などに比べて保険金を請求する機会が少ないため、それほど手厚い補償にする必要はないと考える方が多いようです。


火災保険の保険料を安くするためには、次の3つがポイントになります。


  • 補償額を最小限に抑える
  • 免責金額を設定する
  • 耐火構造の建物にする


これらを考慮して火災保険に加入すれば、保険料は安く抑えられますが、実はもっとお得な方法があります。


それは、ネット通販型火災保険に加入する方法です。 


ネット通販型火災保険は、人件費や店舗の維持費などがかからないため、保険料を安くすることができます。 


また、ネット上には複数の火災保険の一括見積サイトがありますので、一つ一つ問い合わせなくても一度に保険料の見積もりを出してもらうことができます。 


その中から、納得の補償で一番安いところを選ぶのがおすすめです。 


まとめ:火災保険は未加入でも大丈夫なのか

火災保険に未加入の場合のリスクや加入が義務付けられているケースなどについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか? 


今回のこの記事のポイントは、


  • 火災保険は法的に加入が義務付けられているわけではないが、未加入の場合のリスクが大きい 
  • 賃貸物件を借りる場合や住宅ローンを組む場合は火災保険の加入が義務付けられている
  • 保険料を抑えたいなら、ネット通販型火災保険がおすすめ 


です。 


火災保険は法的に加入が義務付けられているわけではありませんが、未加入の場合のリスクが大きいため、加入率は80%にも及びます。
 


賃貸物件を契約する際や住宅ローンを組む際には、契約の流れとして火災保険への加入が義務付けられていますので、条件を満たす火災保険に加入する必要があります。 


しかし、火災保険の保険料は保険会社によって異なりますので、複数の商品を比較検討し納得の火災保険を選びましょう。 


なお、ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

  

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