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自転車事故や盗難、修理は火災保険で補償される!便利な特約とは?

自転車事故を起こしたとき、相手の損害費用をカバーしてくれる個人賠償責任特約が火災保険にあることをご存知でしたか?他にも火災保険の加入で自転車の盗難や修理の対策ができます。ここでは自転車を利用する方なら知っておくべき火災保険の補償内容を解説します。

自転車事故や盗難は火災保険で補償される?

あなたは、自転車事故や盗難被害に遭った際の補償について気になって調べていると思います。


頻繁に自転車に乗る人にとっては、ぜひ知っておきたいポイントですよね。


実は、特約を付けていれば自動車事故や盗難の際に火災保険で補償されるのです。


火災保険というと、火災で建物が損傷を受けた際に適用されるイメージがあるので意外に思われるかもしれません。


それでは、自転車事故や盗難は火災保険でどのように補償されるのでしょうか。


具体的には、個人賠償責任特約で補償を受けられるのです。


そこで、この記事では「自転車事故や盗難に遭った際に火災保険で補償される内容」について

  • 火災保険の個人賠償責任特約について
  • 自転車の盗難も火災保険で対策できる
  • 台風などによる自転車の破損も補償される
の3点をご紹介させていただきます。

記事を読んでいただければ、火災保険による自転車事故や盗難の補償の受け方がわかります。

ぜひ最後までご覧ください。

火災保険の個人賠償責任特約について

火災保険には個人賠償責任特約をつけることができ、これを付けることによって自動車事故や盗難の際に補償を受けることができるのです。


個人賠償責任特約は、契約者自身が損傷を負った時でなく、誰かに危害を与えたときに補償ができる特約のことです。


以下では、具体的に

  • 補償を受けられる対象者の範囲
  • 示談交渉サービスも備わっている
  • 他の保険との重複に注意が必要
  • 自転車保険の加入は必要?
を解説させていただきます。

補償を受けられる対象者の範囲

火災保険の個人賠償責任特約の補償を受けられる対象者の範囲は、以下のように定められています。

  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者または配偶者の同居の親族
  • 記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子 など
基本的に血縁関係があれば補償を受けられる仕組みです。

お子さんが頻繁に自転車を利用する場合ですと、保護者が特約を付けることで補償の対象になります。
そのため、子育て世代の方はは持っておいたほうが良いかもしれません。

示談交渉サービスも備わっている

個人賠償責任特約は自らが加害者になった際に備えるものなので、被害者との示談交渉サービスが備わっていることが特徴です。


自転車を使用している人は、誰もが他人に損傷を加える可能性があります。


万が一お子さんが加害者になってしまったら、親御さんに損害賠償責任が問われることも珍しくありません。


示談交渉サービスは保険会社が間に入ってもらえるので、事故における精神的な負担を軽減できるメリットがあります。

他の保険との重複に注意が必要

個人賠償責任特約を付ける際には、他の保険との重複に注意が必要です。


具体的には、

  • 複数の車があり、それぞれの車の契約に個人賠償責任特約をセットする
  • 個人賠償責任を補償する保険にすでに加入している
上記の場合には、重複をしていないか確認をしておいた方が無難です。

また、加入している保険会社とは別の契約も含まれます。
契約が重複すると、保険料の面でも損をしてしまいますよね。

そのため、特約を付けるか検討する際には、加入済みの火災保険のいずれかに個人賠償責任特約が付いていないかを確認しておいてください。

自転車保険の加入は必要?

火災保険の個人賠償責任特約は、自転車事故の加害者になってしまった際に損害賠償責任額が補償されるものです。


しかし、頻繁に自転車を使用する人にとっては「自らが被害者になるのではないか」と不安に思いますよね。


そんなあなたにおすすめなのが、自転車保険です。


以下では、個人賠償責任特約と自転車保険の違いを表にしてみました。

項目個人賠償責任特約自転車保険
保険料数百円~数千円程度/年2,000円~20,000円程度/年
補償内容自分が自転車に乗っていて他人を死傷、怪我、入院をさせた際に法律上の損害賠償責任額が補償される自分が自転車事故で死傷、怪我、入院をした場合に保険金が下りる
補償される対象者①記名被保険者

②記名被保険者の配偶者

③記名被保険者または配偶者の同居の親族

④記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子
①主な運転者

②主な運転者の家族(主な運転者の配偶者)

③主な運転者または配偶者の同居の親族
 ④主な運転者または配偶者の別居の未婚の子

いかがでしたか。


個人賠償責任特約は「加害者」、自転車保険は「被害者」になった際に補償されることを覚えておきましょう。


また、自転車事故の被害が軽い損傷であったとしても、入院をすれば入院費、通院で済んだ場合でも治療にかかる費用を負担するのは大きな損失になりますよね。


そのため、自転車を日常的に使用する人は、個人賠償責任特約と合わせて自転車保険への加入も検討しておくと良いでしょう。

自転車の盗難も火災保険で対策できる

ここまでは、火災保険の個人賠償責任特約について解説させていただきました。


あくまでも自らが加害者になった際に補償されるものなので、自転車を頻繁に使用する人は合わせて自転車保険に加入する必要性も感じられます。


また、自転車被害のなかでも多いのが盗難です。


特に地方へ行くと無料駐輪場も多く見受けられるので盗難が頻発しています。


そんな盗難被害にも役立つのが火災保険です。


以下では、自転車の盗難について

  • 家財として補償される自転車の盗難
  • 補償の条件と対象外となってしまう状況
の2点を解説させていただきます。

家財として補償される自転車の盗難

火災保険では、自転車の盗難が家財として補償されます。


具体的には

  • 建物に収められた家具
  • 家電
  • 衣類
  • その他日常生活に用いる所有物
が、火災保険の「家財」の補償対象です。

自転車は、日常生活に用いる所有物として盗難時に補償が下りることを覚えておきましょう。

補償の条件と対象外となってしまう状況

しかし、自転車の盗難は必ずしも火災保険で補償されるわけではありません。


具体的には、自転車を自宅敷地外の駐輪場に置いていた場合です。


火災保険では、自宅敷地内の駐輪場に置いていた自転車が盗難された場合に補償されるので、これ以外は家財であっても補償対象外です。


たとえば、駅の駐輪場で盗難に遭ってしまったら補償はされません。


また、上記以外にも火災保険によっては補償が受けられないことがあるので、内容をよく確認しておく必要があります。


台風などによる自転車の破損も補償される

ここまでは、自転車の盗難について詳しく解説させていただきました。


火災保険では「家財」として自転車盗難が補償されるものの、自宅敷地外での盗難は補償されないことをご理解いただけたと思います。


一方で、火災保険では台風などによる自転車の破損も補償されるメリットがあります。


以下では、

  • 家財保険により修理代が補償される
  • 免責金額に注意が必要
を解説させていただきます。

家財保険により修理代が補償される

近年は大型台風や地震などの災害により、思わぬ自転車の破損を被ることが頻繁に発生します。


自転車が破損してしまうと、修理代がかかってしまいますよね。


実は、火災保険の一部である「家財保険」を利用して自転車の修理代が補償されるのです。


家財保険の補償範囲は

  • 火災
  • 落雷
  • 台風
  • 雪災
  • 盗難
などです。

台風で万が一自転車が破損したとしても、修理費用は補償されるので安心ですね。

免責金額に注意が必要

一方で、免責金額に注意をする必要があります。


免責金額とは、保険金を受ける際に設定する上限額です。


つまり、設定した免責金額以下の損害であれば保険金は支払われないことになります。


この免責金額を高く設定しすぎてしまうと、実際の損害がかからないので実費負担をすることになってしまうのです。


そのため、免責金額は住んでいる地域の災害の発生しやすさを考慮して決めることをおすすめします。

まとめ:自転車事故や盗難には火災保険でカバーしよう

この記事では、「自転車事故や盗難に遭った際に火災保険で補償される内容」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。


記事の要点は、

  • 火災保険の個人賠償責任特約では、自転車事故や盗難を補償することができる。しかし、自らが加害者になった場合に備えるものなので、自転車保険を合わせて持つことで被害者になった場合の補償に備えることができる。
  • 自転車の盗難は火災保険で補償ができる。しかし、自宅敷地外の駐輪場で盗難された場合は補償対象外である。
  • 台風で自転車が損傷し修理が必要になったら、家財保険により修理代が補償される。しかし免責金額には注意が必要である。
の3点です。

自転車事故や盗難は、火災保険で補償が下ります。

しかし、すべての場合に補償が下りるわけではないことを覚えておきましょう。

自転車事故に遭わないことが一番ですが、万が一遭遇してしまった際に補償されることは魅力的です。

保険に加入し、万が一の場合にしっかり備えて楽しい自転車ライフを送ってください。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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