保険会社の余剰金・三利源の意味とは?各会社の開示状況まとめ!
更新日:2019/04/15
保険会社の利益の源泉、三利源の意味とは?
各生命・損害保険会社の三利源の開示状況は?
保険会社 | 利差益 | 費差益 | 死差益 | 年度 |
---|---|---|---|---|
ライフネット生命 | 0.08 | ▲27.52 | 26.23 | 2017年 |
三井生命 | ▲426.84 | 7.20 | 735.64 | 2016年 |
明治安田生命 | 2,225 | 352 | 2,889 | 2017年 |
アフラック | 92 | 570 | 2,090 | 2017年 |
三利源配当タイプの生命保険とは?
生命保険には、配当金ありの保険と配当金なしの保険があり、配当あり保険には、「利差配当タイプ」と「三利源配当タイプ」があります。
三利源配当タイプは、決算時に予定死亡率、予定利率、予定事業費率から導いた予測から得られるはずの金額と実際に発生した金額との差(三利源)により剰余金が発生したときに、配当金の受け取りが可能な保険のことです。
配当金の支払いを毎年分配する「毎年配当型」が多くの保険会社で採用となっていますが、3年毎配当型の配当金支払いタイプを扱う保険会社もあります。
尚、この三利源配当タイプの保険では、三利源で利差が発生しなかった場合は、配当がもらえません。
この先の運用益が確実に見込める場面などでは、三利源配当タイプの生命保険を貯蓄とみなして使うこともできます。