住宅ローンの団体信用生命保険に入れない病気・ケースと対策方法を解説!

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住宅ローンを組む際団体生命保険に加入する場合が多いです。しかし、団体信用生命保険に入れない病気や持病のため審査に通らないこともあります。ここでは団体信用生命保険に入れない病気・持病は何か、加入条件や審査、またの審査に落ちた場合の住宅ローンをどうする解説します。

団体信用生命保険に入れない病気ってなんですか?他にも入れないケースってあるんですか?
場合にもよりますが、精神病などにかかっていた場合は告知義務があり、加入を制限される場合があります!
団体信用生命保険に入れなかった場合はどうすればいいのでしょう?
この記事で団体信用生命保険の告知の内容や、団体信用生命保険に入れなかった場合の対策について詳しく解説しているので見ていきましょう!

内容をまとめると

  • 精神病や脳卒中などにかかったことがある場合は団体信用生命保険に加入できない可能性がある
  • 加入できないと判断された場合でも以下の3ついずれかで住宅ローンを組むことができる
     ①違う引受保険会社で審査してもらう
     ②団信に入らなくて良いフラット35を利用する
     ③加入条件がゆるいワイド団信を利用する
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団体信用生命保険に入れない病気とは?審査・告知書の書き方は?

住宅ローンなどを組む際に、欠かせない知識として団体信用生命保険があります。


持病がある場合は、加入できるのか不安に思っている方が多いのではないでしょうか。

実際、厳しい審査を通過する必要があるため、持病によっては加入できない方もいます。


しかし、団信に入れなくてもローンを組むのをすぐに諦める必要はありません。

なぜなら、団信に入れなくてもローンを組める方法はいくつか存在しているからです。


 この記事では「団体信用生命保険と入れない病気」について以下の5点をメインに解説していきます!


  • 団体信用生命保険はどんなものか
  • 入れない病気の種類
  • 告知義務違反と告知書の記載時の注意点
  • 団信に入らずに住宅ローンを組む3つの方法
  • 実際に団信へ入れない病気があった方の体験談
この記事を読んでいただけたら、団信と病気の関係性や告知義務に関する注意点を理解することができるため、加入を検討している方の参考になると思います。

また、団信に入らずにローンを組む方法や、実際に入れなかった方がどのようにしてローンを組んだのか分かる体験談もあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。 

団体信用生命保険の基礎知識をチェック!

団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が返済中に死亡または高度障害になってしまった時、ローンの残額を保険金で支払えるものです。


保障範囲をさらに広げられる「3大疾病特約」や「8大疾病特約」付きの団信も出ています。


この保険に入っていれば、契約者に万が一のことがあっても、ローンの返済で家族に負担をかける心配がありません。銀行側もリスク回避のために、住宅ローンを組む際は団信への加入を条件にしている場合がほとんどです。

団体信用生命保険に入れない病気・持病一覧と主な告知事項

住宅ローンを組む際に加入しておくと安心な団体信用生命保険ですが、加入が認められにくい病気などもあります。


ここでは、団体信用生命保険に入れない病気と告知事項について説明していきます。


まずは団体信用生命保険(または団信)に入れない病気というものを1つずつ探っていきましょう。


告知書の内容としては以下の3つに大きく分けて3つに分かれています。

  1. 最近3か月以内に医師の治療や投薬を受けたことがある
  2. 過去3年以内に病気で手術、もしくは2週間以上にわたり治療を受けたことがある

  3. 手足の欠損や機能の障害の有無
上記からわかるように、入れない病気と明確には書いてありません。2に関しては、それぞれの部位によって病気が分かれています。

大まかなものをご紹介しますので、詳細は各社のホームページ等で確認してみてください。

部位病気・持病
心臓・血圧狭心症・心筋梗塞・高血圧症
脳卒中
精神・神経 精神病・総合失調症
肺・気管支喘息・慢性気管支炎
胃・腸・すい臓胃潰瘍・十二指腸潰瘍
肝臓肝炎・肝硬変
腎臓腎炎・腎不全
その他糖尿病・リウマチなど

上記のような病気にかかって手術や治療を受けた場合、病気の名前・期間、入院の期間や手術の有無、その後の症状の経過など告知書に詳しく記入する必要があります。

ありのままを記入していて告知内容がすべて「なし」となる場合は、保険会社の審査が通る可能性も高くなりますが、告知内容によっては保険会社に引き受けてもらえない可能性もあります。

入れない病気に該当しているかどうかではなく、現在の状態はどうなのかをもとに判断されるということを覚えておきましょう。 

団体信用生命保険に入れない病気でも告知義務違反は厳禁!

生命保険に加入する際と同様に、団体信用生命保険の告知書でも現在の健康状態については、ありのままに記入することが原則となっています。


仮に虚偽の告知内容を報告してしまうと告知義務違反となり、契約解除など厳しい罰則を受けることになります。そのため「病気のことを書いたら入れないかも」と考えて嘘の内容を書くのではなく、現在の状態を正直に伝えることが大切です。


しかし、嘘の申告にならないように気を付けて記入したつもりでも、告知漏れがある可能性があります。仮に告知漏れが発覚した場合、過失がなくても契約が解除されてしまうことがあるため注意が必要です。

 


ここでは告知書に記載すべき内容として挙げられている下記2点に関するよくある誤った解釈をしないための注意点を解説します。


  • 3カ月以内に医師の治療・投薬を受けたことがあるか
  • 過去3年以内に病気で手術、または2週間以上にわたり治療を受けたことがあるか
保険への申し込みをする際には、告知書に病状などについて正しく記載することが重要です。  

注意①3カ月以内に医師の治療・投薬を受けたことがあるか

医師の治療・投薬を受けたことがあるかと聞かれると、なんとなく「重い病気」に関する治療のことを指しているのだろうと思ってしまっていませんか?


しかし、病気については限定されていません。そのため、風邪で病院を受診して薬をもらったときも当然含まれています。  

注意②過去3年以内に病気で手術、または2週間以上にわたり治療を受けたことがあるか

2週間以上にわたりというのは、2週間以上毎日治療を受けた場合だけでなく、定期的な通院や治療も含まれています。


そのため、以下のようなものも該当する事柄です。

  • 1年に1回必ず検査を受けている
  • 2週間分の薬を渡された
  • 2週間後に再度受診するように言われた
上記のようなことがある際は、忘れずに告知書へ記載するようにしましょう。

また、5000万円以上のローンを組む場合や、八大疾病特約付の団体信用生命保険に加入する場合には、診断書の提出が必要となってきます。スムーズな手続きができるように、事前に診断書は必要なのかどうかを確認して早めに準備をしておきましょう。

団体信用生命保険に入れない病気でも住宅ローンを組む3つの方法

万が一、最初に申し込んだ団体信用生命保険に病気が原因で加入ができなかった場合、どうすればよいのか悩んでしまう方も多いでしょう。


しかし、入れなかったからといって住宅ローンを組むことをすぐに諦める必要はありません。

なぜなら、団信へ入らずに住宅ローンを組める方法はいくつか存在しているからです。


ここでは、持病が原因で団信への入れなかった場合でも住宅ローンが組める方法として3つを紹介します。

  • 他の銀行(違う引受保険会社)で審査
  • フラット35を利用する
  • ワイド団信を利用する


病気が原因で加入を断られてしまった、または加入を断られた場合の対策を知っておきたいという方はぜひ参考にしてみてください。

①他の銀行(違う引受保険会社)で審査してもらう

団体信用生命保険の審査は、申し込んだ住宅ローンの担当者が判断するわけではなく、引き受ける保険会社が判断するものです。


各保険会社によって判断基準は異なっているため、1社目では入れない病気の状態であったとしても、他の会社では引き受け可能ということも十分考えられます。


しかし、多くの銀行は団体信用生命保険の引き受け保険会社を決めてしまっているため、再度相談しても断られてしまうケースが多いです。


そのため加入を断られた際は、入れない病気に該当しているからと諦めてしまうのではなく、団体信用生命保険の引き受け保険会社が異なっている他の銀行に、住宅ローンを申し込んでみましょう。

②団体信用生命保険が任意加入の「フラット35」を利用する

住宅支援機構の「フラット35」という住宅ローンは制度変更により、新機構団信制度といって団信付きの住宅ローンも販売されるようになりました。


このフラット35の良いところは、団信の加入が任意であるということです。そのため、たとえ入れない病気のために団信に加入できない場合でも、住宅ローンだけを組むことができます。


しかし、団信に入っていないということは、契約者に万が一のことがあっても保障が何もないということになります。


そのため、万が一の場合に備えて、生命保険などに加入しておくとよいでしょう。

③審査・加入条件が緩い「ワイド団信」を利用する

病気が原因で団体信用生命保険になかなか入れない方は、「ワイド団信」の利用も検討してみましょう。


ワイド団信とは、引き受け条件が緩和されている団信のことで、一般的なものよりも引き受ける基準が拡大されています。高血圧症や糖尿病、肝炎などはその代表的な例です。しかし、審査はありますので確実に入れる保証はありません。 


ただ、一般的な団信よりも基準は軽くなっているため、団信に入れない病気の状態にある方でも受かる確率は高いといえます。

その他の対策:配偶者が住宅ローンを組む・住宅ローンを延期する方法などもある

ここまで紹介した方法を行っても住宅ローンを組むのが難しい場合は、自身の代わりに配偶者に組んでもらうという選択肢もあります。


ただし、住宅ローンを組む際には返済能力が問われます。そのため、配偶者に組んでもらうのも難しい状況であれば、一旦住宅ローンを組むこと自体を延期にすることも視野に入れる必要があるといえます。


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団体信用生命保険の審査に落ちた方はどうしたのか口コミを紹介

ここまで、団体信用生命保険と入れない病気について、また団信に入れない病気がある方でも住宅ローンを組む方法を紹介してきました。


しかし、実際に団信の審査に落ちた方はどうしたのか気になる方も多いのではないでしょうか。


ここでは、実際審査に落ちた方がその後どうしたのか分かる体験談を紹介します。  


リアルな対処方法が分かるため、審査が通らずに悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

30代女性

旦那とお義父さんの共同名義で住宅ローンを組んでもらいました。

新築戸建の購入をしたとき団体信用生命保険への加入を検討しました



私は血圧の持病があったため、旦那と旦那のお義父さんの共同名義で住宅ローンを組んでもらいました。 2世帯住宅の注文住宅だったので、借入額も多かく、収入が多い旦那のお義父さんの名義を入れて借りました。

30代男性

ワイド団信を利用しました。

マンションを購入するため、団体信用生命保険へ加入しようと思いました。

 物件が決まった段階で労金で団体信用生命保険を申し込みましたが、うつ病の通院歴が原因で審査に落ちてしまいました。しかし、その後イオン銀行のワイド団信を申し込んだら、審査をすんなり通過することができました。 心療内科の通院が終わって1年経過していたことも関係していたのかもしれません。

まとめ:団体信用生命保険の加入に関する相談ならまずはマネーキャリアで無料LINE相談!

ここまで、団体信用生命保険に入れない病気や審査に落ちた場合の対処方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


「持病があるから」と団信への加入や住宅ローンを組むことをすぐに諦める必要はありません。


保険会社によっては現在の病状でも加入を認めてくれるかもしれないですし、団信に入れなくても「ワイド団信」や「フラット35」を利用する方法など住宅ローンを組む方法には、さまざまな手段があります。 


実際に審査に落ちた方も、ワイド団信を利用したり配偶者などに助けてもらって住宅ローンを組むことができているので、すぐに諦めずにさまざまな方法を試してみるとよいでしょう。 


「自分はどのようにしたら住宅ローンを組めるのか分からない」と悩んでいる方は、一度ほけんのプロに相談してみることをおすすめします。


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