危険な運動をする場合の海外旅行保険、割増保険料が必要って本当？

しかし、すべての運動について補償がされるというわけではありません。保険料が割増になったり、加入を断られる運動もあります。

渡航先で運動をする場合、その運動が補償対象であるかどうか確認しておく方が良いでしょう。

この記事では、海外旅行保険の運動割増について説明します。

ぜひ最後までご覧ください。

どのような運動が補償対象外となるのか、詳しくみていきましょう。

運動、スポーツ、アクティビティと聞いて思い浮かべるものは、基本的に補償対象となりますが、判断に迷う場合は保険会社に確認しましょう。

海外旅行保険はインターネットで簡単に申し込みができますが、ほとんどの保険会社のHPには「危険なスポーツをする場合は申し込み不可」という旨の記載があります。

危険なスポーツとは、以下のようなスポーツなどをいいます。 

• ピッケルやアイゼンなどの登山用具を使用する山岳登はん（山岳登はんによる高山病も含む）
  
• ハンググライダー搭乗 
  
• ロッククライミング 
  
• スカイダイビング
  

危険な運動をするということは、それだけ事故が発生する可能性が高くなるということです。保険料が割増になったとしても、万が一の時のために海外旅行保険に加入しておく方がよいでしょう。

海外旅行保険の加入時には、危険な運動をする旨の告知が必要となります。

では、危険な運動をすることを告知せず、事故にあった場合はどうなるのでしょうか？

故意または重大な過失によって、事実を告知しなかったり事実と違うことを告知した場合には「告知義務違反」として契約が解除される場合があります。また、保険金などが支払われない場合があります。

つまり、危険な運動をする予定があることを告知せずに事故が起こった場合、保険金が支払われない可能性があるということです。

明確な告知義務違反があったと保険会社が判断したときは、その運動に全く関係のない病気やケガ、トラブルについても保険金が支払われないこともあります。

「加入を断られるから」「保険料が割増になるから」といった理由で、告知をしないことがないように気を付けましょう。

つまり、割増保険料を支払わずに海外旅行保険に加入できたとしても、渡航中に病気になったりケガを負ったりした場合や携行品の盗難にあった場合などは補償の対象となりますが、危険な運動に関する事故については補償されない（もしくは保険金が削減される）ということです。

渡航先の危険な職場で働く場合（危険な職業に就く場合）も保険料が割増になるか、海外旅行保険に加入ができないことがあります。

• テストライダー
  
• オートバイ競争選手
  
• 自動車競走選手
  
• モーターボート競走選手
  
• プロボクサー
  
• プロレスラー
  
• ローラーゲーム選手
  
• レフリー
  
• 力士
  

保険会社によって取り扱いが異なりますので、事前に確認しておきましょう。

海外旅行保険の加入方法には4つあることをご存知ですか？ 

大きく分けて次の4つの方法があります。 

1. 旅行代理店での加入
2.  <オススメ>インターネットでの加入 
3. 空港の自動販売機での加入 
4. クレジットカード付帯のもの  

このうち、旅行代理店で加入するという方が多いのではないでしょうか。 

ほけんROOMでは、インターネットでの加入をオススメしています。 

この２つの入り方を比較してみました。以下の表をご覧ください。

ご覧になればわかるように、海外旅行保険はインターネットでの加入の方が圧倒的お得なのです。 

さらに、インターネットでの加入であれば、保険料が安い上に、海外に行くまでならいつでも加入することができるのです。(現地についてからだと加入できないので注意) 

ただ自分で保険会社を選ぶのは意外と大変だと思います。 

ほけんROOMでは、おすすめの海外旅行保険について記事を書いています。

総合ランキングだけでなく、人によって違うオススメについても書いてあるので、参考になると思います。 

ぜひ読んでみてください！

ポイントは以下のとおりです。

• 海外旅行保険に加入するときに、危険な運動をする旨の告知が必要
  
• 海外旅行保険の加入を断る保険会社も多い
  
• 海外旅行保険に加入するには、割増保険料を必要とする場合がある
  
• 保険料の割増なしで海外旅行保険に加入した場合、その運動に関する事故については、保険金が支払われないか削減されることがある
  

渡航先で危険な運動をする場合でも、加入できる海外旅行保険はあります。しかし、インターネット上で申し込みできる商品では対応できませんので、保険会社に電話などで問い合わせてみましょう。

「保険料が割増になるから」という理由で、告知せずに保険に加入することはおすすめしません。万が一に備えて、必ず危険な運動をする旨を告知したうえで、海外旅行保険に加入しましょう。