更新日:2024/03/07
うつ病を患っている場合は海外旅行保険に加入できるのか
うつ病で治療されている方や既往歴のある方が海外旅行保険に加入できるのか、また加入できる場合のケースや、できない場合の理由などご紹介します。その他に加入方法や付加されている補償など、海外旅行保険加入に対して強く推奨させていただきました。
目次を使って気になるところから読みましょう!
うつ病でも海外旅行保険へ加入はできるの?
気分転換や旅行など海外に行く方も多いことでしょう。
ですが、海外では医療費がとても高額なうえに、慣れない土地で文化も法律も日本とは異なりますし、思わぬトラブルがつきもののため現在では渡航する際に海外旅行保険はほぼ必須といっても良いでしょう。
海外旅行保険に加入していれば、死亡保障から病気やケガの治療費、盗難被害、賠償責任まで保障してくれます。
では、うつ病の治療中や既往歴がある方は海外旅行保険に加入はできるのでしょうか。
今回ここでは、うつ病の治療中、もしくは既往歴のある方が海外旅行保険に加入できるのかをご紹介します。
それではぜひ最後までご覧ください。
うつ病は海外旅行保険に加入は”可能”
ただし、保険会社によっては無条件に加入を断る場合もあります。
もし、通常の海外旅行保険に加入を申し込んだが、断られてしまった場合は他の手段もあります。
海外旅行保険のも審査の緩いタイプもありますので、そちらを検討してみてください。
条件はつきますが、海外旅行保険に加入できる場合と、ある保険会社の例を挙げてみます。
- そもそも保険会社の審査によって決まるので、申し込みはするべき
- 海外旅行保険に応急処置・救援費用担保特約を付帯することも手段の一つ
- 保険会社によっては、旅行期間が31日未満であればうつ病など持病があっても加入できる
では、以上のことについてそれぞれご紹介します。
そもそも保険会社の審査によって決まるので、”窓口申し込みをするべき”
ですが、上記でも軽く書かれていますが、海外旅行保険はあくまでも審査の上で決まるタイプもあります。
そのためには保険会社の代理店窓口で申し込みをしましょう。
しかし、海外旅行保険でもインターネット加入すると保険料が割安になったりする場合がありますし、手間もあまりかからないことから、インターネット申し込みを検討する方も多いかと思いますが、実はインターネット申し込みこそ審査が厳しく、ほぼ難しいと思います。
なので、まずは直接保険会社の窓口に行くことから始めましょう!
海外旅行保険に疾病応急治療・応急治療を付帯することも手段の一つ
うつ病など持病があっても加入できたから終わり、というわけにはいきません。
海外旅行保険は、持病があっても加入できるタイプは多くありますが、加入前の傷病は補償外となっています。
海外旅行先で持病が悪化してしまうこともあります。
そのときに海外旅行保険で補償してくれるのが疾病応急治療・応急治療です。
これは海外旅行出発前のご病気で、ご旅行中の応急治療や、3日以上連続で入院し、日本から親族(代表者含め)が現地に向かうための費用を補償してくれます。
ただし、全ての海外旅行保険会社が扱っているわけではなく、条件があります。
AIG損害保険会社では、旅行期間が31日以内であること、また、保険金は300万円までなど条件がついています。
あくまでも、海外旅行中に持病が何らかの理由で悪化し、緊急の治療が必要になった場合に補償されます。
うつ病だと海外旅行保険に加入できないケース
ですが、冒頭でも軽くふれていました通り、加入を断られてしまうこともあります。
うつ病が海外旅行保険に加入を危惧する理由と、告知をしない場合についてご紹介します。
- うつ病の既往歴であっても再発の可能性が高いため告知審査で加入できないことも
- うつ病について、保険会社の告知審査の内容を確認し、告知義務違反に注意しよう
では、ご覧ください。
うつ病の既往歴であっても再発の可能性が高いため告知審査で加入できないことも
日本人のうつ病による自殺率と自傷率をまとめてみました。
上記の通り海外旅行保険を含め、加入ができないこともあるでしょう。
それから、過去にうつ病を患っており完治していたとしても、加入審査で引っかかることもあります。
うつ病に限らず、再発の可能性が高い持病がある方の予後や治療経過、薬の服用などそれぞれ状況があるかと思います。
ただ、それぞれの保険会社によって審査がありますので、一概に加入の不可は言い切れません。
うつ病について、保険会社の告知審査の内容を確認し、告知義務違反に注意しよう
多くの保険会社は保険加入にあたり告知審査をします。
もし、うつ病の治療中や既往歴を保険会社に隠して渡航した場合はどうなるのでしょうか。
告知の際に、うつ病であることや傷病歴を隠して嘘をつくと、告知義務違反となります。
うつ病は、怪我とは違い目でみて判断することは非常に難しく、バレないと思う方もいるかもしれません。
しかし、いざ保険金を請求するときに加入時にうつ病であったことがバレると、告知義務違反ということで、保険金が全くおりずに海外旅行保険が無効となり、最悪の場合では、保険の失効となります。
コラム:海外旅行保険に入る4つの方法
海外旅行保険の加入方法には4つあることをご存知ですか?
- 旅行代理店での加入
- <オススメ>インターネットでの加入
- 空港の自動販売機での加入
- クレジットカード付帯のもの
このうち、旅行代理店で加入するという方が多いのではないでしょうか。
ほけんROOMでは、インターネットでの加入をオススメしています。
この2つの入り方を 比較してみました。以下の表をご覧ください。
旅行代理店での加入 | インターネットでの加入 | |
---|---|---|
保険料 | 高い | 安い |
保険の種類 | 少ない | 多い |
加入できるタイミング | 旅行代理店で旅行を申し込む時 | いつでも |
検討時間 | 少なめ | じっくり |
ご覧になればわかるように、海外旅行保険はインターネットでの加入の方が圧倒的お得なのです。
さらに、インターネットでの加入であれば、保険料が安い上に、海外に行くまでならいつでも加入することができるのです。(現地についてからだと加入できないので注意)
ただ自分で保険会社を選ぶのは意外と大変だと思います。
ほけんROOMでは、おすすめの海外旅行保険について記事を書いています。
総合ランキングだけでなく、人によって違うオススメについても書いてあるので、参考になると思います。
ぜひ読んでみてください!
まとめ:海外旅行保険は必ず検討してみよう
うつ病の治療中や既往歴のある場合は海外旅行保険へ加入することは確かに可能ではありますが、上記の通り、保険会社の判断による場合が多いので、安心して一般の海外旅行保険をまずは検討してみてください。
海外旅行先で、急な病気やケガによる医療費は、帰国後に海外療養費制度を利用すれば私たちが普段利用している公的制度により、医療費の3割負担にすることができます。
ですが、海外療養費制度が申請するには”帰国後に行うこと”、”保険診療外の治療は対象外”、”海外の先進医療も対象外”と、利用には条件がついているので必ず安心とも言い切れません。
やはり海外に無保険で渡航することは危険です。
加入を断られる理由や告知義務違反などもご紹介しましたが、海外旅行保険に加入できる可能性は充分あります。
上記でご紹介しました方法をはじめ、海外旅行保険加入を強く推奨します。
それでは、良い旅行ライフをお送りください!
ほけんROOMではおすすめの海外旅行保険についての記事を書いています。
お得に海外旅行保険に入りたい方はぜひ読んでみてください!