不妊治療中の生命・医療保険加入に告知は必要?加入できる保険を紹介

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不妊治療中の保険加入は告知が必要なの?と告知義務について不安な方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、不妊治療の告知は必要であり、それが理由で保険に入れないケースは多いです。今回、その保険に入れない理由と不妊治療中でも加入できる保険をご紹介します。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

そもそも不妊治療中は生命保険・医療保険に入れるの?


「精神的にも経済的にも負担が大きい」


不妊治療中は、様々な負担が大きいです。


不妊治療中の方で、子宮がんや子宮筋腫などの子宮関連でケガや疾病を抱えることは多く、不妊治療費+手術費・入院費を負担しなければいけません。


よって、不妊治療中に医療保険に加入する方は多いですが、加入できる保険は少ないのが現実です。


今回は、不妊治療中に一部加入できる医療保険を紹介するともに、不妊治療中に保険に加入する場合の告知についても紹介したいと思います。


よって今回は、

  • 不妊治療中に告知が必要な理由
  • 告知義務を果たさなかった場合どうなるのか?
  • 不妊治療中でも入れる保険

を中心にご紹介していきます。


治療中の方も、これから治療を考えていらっしゃる方もこれを読めば、しっかりとした準備をして取り組むことができます!


また、不妊治療中の医療保険の詳細をまだ知らない方は,まず下記ボタンの不妊治療中の医療保険の詳細をご確認後、記事をお読みください。

不妊治療中は生命保険に入れない場合が多い

なぜ不妊治療中は生命保険に入りづらいのでしょうか?


生命保険や医療保険に入る場合、「最近3ヶ月以内に医師の診療・検査・治療 ・投薬など受けたことはありますか?」という質問事項があります。


この場合、1回でも医師の診察や投薬などを受けていたら告知が必要になります。


風邪やインフルエンザでも告知書に記入が必要になる場合があるのです。

  

不妊治療は、ホルモン治療による投薬や、体外受精をする際の注射などが行われることも多いので、保険会社ではこの治療を医療行為が伴う疾病として扱われているのです。


そのため、リスクを伴う不妊治療中は、生命保険に加入できないケースも多くなります。

女性疾病のリスクに備えるべき

女性が入院する理由として多いのは、20代〜30代は、自然分娩帝王切開流産など出産関連です。


また、40代〜50代にかけては子宮筋腫乳がん、卵巣がんが急激に増加してます。

(厚生労働省 平成29年「患者調査」より)


年齢にかかわらず子宮筋腫子宮がん乳がん、ohssなどは、女性特有の疾病であり抱えやすいです。


上記のような症状が女性の入院の理由の大部分を占めています。


めでたく妊娠した場合も、母体に非常に危険な子宮外妊娠妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの病気が多く、早産や出産時の帝王切開など様々なトラブルが起こる可能性もあります。


女性の入院理由原因ランキングと平均入院日数

  1.  異常妊娠・異常分娩  (入院  9.5日)
  2.  乳がん        (入院12.1日)
  3.  白内障        (入院  5.2日)
  4.  切迫早産       (入院27.4日)
  5.  胃腸の良性腫瘍    (入院  5.3日)
  6.  子宮筋腫       (入院10.2日)
  7.  結腸がん       (入院14.3日)
  8.  卵巣がん       (入院12.2日)
  9.  卵巣腫瘍       (入院  9.7日)
  10.  神経症        (入院51.2日)

女性の人生でいつか直面する病気のリスクに備えるためにも


女性疾病をカバーする医療保険を上手に選ぶことが大事になってきます。

もしも子宮がん等にかかったら

子宮がんにかかってしまったら、不妊治療は中止になってしまいますが、

どのくらいの備えが必要なのか?と疑問に思う方もいると思います。


そこで一度シミュレーションしてみましょう。

  • 子宮がんにかかった場合
  • 1日あたりの医療費・入院費:5万6,100円  
  • 入院時の総医療費:66万7,600円
  • 入院日数:平均11.9日    

12日間以上働くことができない上に、高額な医療費がかかってしまします。


子宮がんには、子宮の奥である子宮体部にできる「子宮体がん」と

子宮の入り口にある頸部にできる「子宮頸がん」があります。


厚生労働省によると子宮がんの推計患者数は9,700人となっていおり、子宮体がんは閉経前後に多く見られますが、30歳代での発症もあります。


一方で、子宮頸がんは、20歳代から増え始め、30代〜40代が多い傾向があります。


最近、わずかではありますが子宮がんにかかる患者数は増加傾向にあるといいます。


いつかかってもおかしくはない女性特有の疾病に備えることは

人生プランを立てる上でも必要かもしれません。

不妊治療中でも入れる保険:子宝エール

不妊治療中で保険会社を数社を断られた方も上記のケガや疾病の入院費や手術費って不安ですよね。


そんな、不妊治療中の方を守るためにできたの保険が子宝エールです。 


実際に、不妊治療されている方にアンケートや座談会で生の声を聞き、本当の問題点を追求し、加入者の立場に立ったうえで試行錯誤を繰り返して作られた医療保険です。


不妊治療費そのものの保障はありませんが、  不妊治療中に発症する病気の治療費や入院費をカバーしています。  


例えば・・・

不妊治療中、治療後に多くみられる病気も保障があります。

  • ・卵巣機能障害などの症状・ohss
  • ・子宮内膜症、乳腺症、チョコレートのう胞
  • ・妊娠中毒症、子宮外妊娠
  • ・乳がん、子宮がん、卵巣がん など

高額な不妊治療中でも入れるようにと、保険料は手軽に設定。


40歳女性の場合も月々2,000円とリーズナブルな料金です。


また、保障内容も充実。


保障内容

  • 女性特有の疾病の場合:1日1万円
  • その他病気の入院:1日5千円
  • 手術:1回につき10万円

少ない負担と手厚い保障で安心して治療に取り組むことができます。  


もう少し詳細が気になる方は下のボタンから見てみてください!

不妊治療中に保険加入する際の告知義務とは?


告知義務
とは、生命保険の申し込みの際に被保険者の健康状態についてありのままを

告知書に記入しなければいけない義務のことです。


告知義務の種類は職業の告知と健康状態の告知があり、危険な職業についている人、過去に大きな病気をしている人は、保険金を受け取る可能性が高いため、保険加入を断られてしまうケースが多いです。


つまり、保険会社から見ると疾病やケガのリスクが高いと判断されています。


ですが、危険度の高い仕事や病気にかかったことがある場合でも、しっかりと告知をすれば条件付きや保険料を割増することで保険に加入することもできますし、不妊治療中の方は子宝エールには加入できるので安心してください。

不妊治療中の生命保険加入は告知が必要!

不妊治療は医療保険の対象にならないことが多く、病気とは異なるので告知しなくてもいいのでは?と自己判断しがちです。


ですが、不妊治療中であっても告知義務があるのです。


もし、治療中であることを告知しなかった場合、


責任開始日から2年以内であれば告知義務違反として契約を解除されることがあります


契約解除になると、保険金や給付金の対象になる事項が発生しても支払われません。


払い込んだ保険料は、解約払戻金がある場合は戻ってきますが、


告知義務違反となった場合は1円も戻ってこないのです。


加入する保険が、不妊治療を対象としていなくても

保険会社に正確に告知しましょう。

不妊治療中の保険加入の告知が必要な理由

保険の加入時に、不妊治療中の告知をしなかった場合、告知違反となります。


「不妊治療中は、健康状態なのになんで告知違反になるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。


理由としては、不妊治療中が子宮関連などの疾病やケガを抱えてしまうリスクが高いと思われており、保険会社の負担が大きくなると判断されているからです。


いざという時に保障が受けられないという最悪な事態を招いてしまいます。


保険は契約。保険会社との契約で告知はとても重要なものです。


不妊治療中だけど、自身の身体が心配で保障して欲しいと言う方は、子宝エールに入ることをおすすめします。

不妊治療中の保険加入で告知違反をするとどうなる?

保険に入りたい一心で、不妊治療中にもかかわらず告知をしないとどうなるでしょう?


一般的に、保険の開始から2年以内に故意、または重大な過失により

必要な告知をしなかったり、診察や投薬を受けている事実を隠して保険に加入した場合は告知義務違反となります。


上記でも軽く説明しましたが、告知違反の場合、いざという時に保険金を請求しても支払い拒否されることになります。


また、解約払戻金がある場合は支払った保険料が戻ってきますが、それ以外の場合は1円も戻ってきません。


「これくらいならバレないだろう。」

「このくらいの治療なら必要がないだろう」


そんな自己判断で告知をしなかった場合でも、告知義務違反に関連した病気で保険金を請求すると調査が入り、嘘がばれてしまうでしょう。


ただし、保険の募集人が告知を妨害したり、告知義務違反を勧めるような行為があった場合には、保険会社は契約を解除することができません。


ちなみに、保険法では告知義務違反について

  • 保険会社が解除の原因があることを知ってから1ヶ月間解除をしなかった場合、または保険契約締結から5年を経過した時は、解除がすることができない

と規定しています。


保険会社と契約者との契約が記載されている「約款」では2年となっていますが、保険法では5年です。


いずれにせよ、告知義務違反に気がついた場合は早めに告知訂正しましょう。


告知義務違反の時効について詳しくはこちらの記事

不妊治療中の保険加入に必要な告知書の提出について


生命保険加入時には、告知書というものが必要になります。


告知書の提出を指定された場合は、健康診断書の提出を必要とせずに、告知書に過去の疾病やケガの健康状態を記入し提出することになります。


その告知書をもとに保険加入の審査が行われます。


また、告知書の提出の場合、金額や条件を設定されることが多いので、きちんと詳細を確認しましょう。

まとめ:不妊治療中の保険加入の告知義務に気をつけよう

不妊治療中の保険加入の際になぜ告知が必要なのか分かりいただけたでしょうか?

今回の記事のポイントは
  • 不妊治療中に保険加入する時には治療の告知義務がある
  • もし告知をしなかった場合は告知義務違反になり、支払い拒否されることもある
  • 不妊治療中にも入れる保険もある
もし、これから不妊治療を始めたいと考えている方は、治療を始めてからだと
医療保険や生命保険を選ぶ選択肢が少なくなってしまうので、治療前に保険選びを考えてみるのもいいかもしれません。

また、不妊治療中で、他の保険会社に断られた方でも入れる保険がございますので、そちらも把握しましょう。

自分のライフプランと照らし合わせて保険を選ぶことをおすすめしたいです。

先行きが見えづらい不妊治療中に、将来の病気に備えるために何が必要なのか?

情報を収集してしっかりと考えていきたいですね。

そして、安心して治療を続けるためにも、保険加入時はしっかり告知をしましょう!

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