安い保険料で保障も充実させたい方必見!全労済の学資保険をご紹介!

全労済の学資保険は、保障とセットで加入することができます。お子さんの医療保険も加入したいけれども学資保険も少しずつ考えていきたいという方にとって魅力的かもしれません。この記事では全労済の子供保険、学資保険についてご紹介していきます。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

全労済キッズタイプは3つのプランがある

全労済の子供が対象の保険には下のような3つのプランがあります。

・キッズタイプ

・キッズワイドタイプ

・キッズ満期金付プラン


子供の学資保険に加入しておきたいけれども、ケガや病気にもしっかり備えておきたい、できるだけ月々の保険料を安く抑えたいという方におすすめの学資保険です。


また、「どの保険会社が良いのかわからない」という悩みをかかえている方にはファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをおすすめしています。


FPは保険会社に所属しておらず中立な立場から一人一人に適した保険を紹介してくれます。 


興味のある方は下の赤いボタンから相談の詳細を確認・予約申込ができます。ご自宅やお近くのカフェなどで相談可能ですので、お気軽にご相談ください。

キッズタイプ

こちらの全労済キッズタイプは貯蓄機能はありません。お子様が病気やケガで入院した場合、万が一の時を保障するものです。

それでは詳しく見ていきましょう。


  • 契約できる年齢 0歳~14歳
  • 月々の掛け金 年齢にかかわらず一律900円
  • 入院時 1日あたり5,000円(最大365日まで)
  • 通院 1日目から2,000円(最大で90日、入院をしなくても給付)
  • 骨折や関節の脱臼 5万円(1年に1回まで)
  • 損害賠償 最大100万円(免責5,000円)
  • 死亡時 交通事故600万円、不慮の事故400万円、病気の場合200万円
  • 高度傷害 8万~270万円
  • 契約者が死亡した場合 病気が原因30万円、交通事故350万円(免責1年)

こちらの保障に加入するメリットとしては、年齢にかかわらず掛け金が900円と一定であることです。そしてお子さんの病気やけがを保障する以外に、損害賠償などの特約もセットされているということです。


全労済は毎年5月の末、決算時に余剰金が出た場合割戻金として返ってくるシステムがあります。


2016年度は掛け金の15.5%およそ140円が戻ってきましたので、実質は年間1万円を超えずに保障が持てるということになります。

キッズワイドタイプ

先ほどはキッズタイプというベーシックなプランをご紹介しましたが、これからご紹介する全労済のキッズワイドタイプというのはその名の通り、保障をさらに広げたものとなります。


  • 契約できる年齢 0歳~14歳 
  • 月々の掛け金 年齢にかかわらず一律1,600円 
  • 入院時 1日あたり1万円(最大365日まで) 
  • 長期の入院 1回の入院で60日、180日、270日それぞれ20万円
  • 手術給付金 10万円(入院時のみ)
  • 通院 1日目から3,000円(最大で90日、入院をしなくても給付)
  • 骨折や関節の脱臼 6万5,000円(1年に1回まで) 
  • 損害賠償 最大100万円(免責5,000円)  
  • 死亡時 交通事故800万円、不慮の事故600万円、病気の場合400万円 
  • 高度傷害 8万~270万円 
  • 契約者が死亡した場合 病気が原因30万円、交通事故500万円(免責1年) 

キッズ満期金付プラン



今回全労済の中でもメインとしてご紹介する「キッズ満期金付きプラン」が学資保険の代わりになるものです。


このプランは先に述べた、「キッズプラン」もしくは「キッズワイドプラン」に付帯して加入するもので、単体での加入はできないようです。


したがって月々の掛け金の計算をする時は、満期金付きプランにプラスすることを覚えておきましょう。

全労済の学資保険「こくみん共済 キッズ満期金付プラン」

3つのコースから選べる

全労済の学資保険は3つのコースがあります。


  • 中学入学準備コース
  • 高校入学準備コース
  • 大学入学準備コース

この3つの中から1つ、あるいは最大3個まで選択することができるので、ご家庭に合った貯蓄ができます。


それでは詳しく見ていきましょう。

満期金は50万円か100万円

満期のお祝い金は50万もしくは100万円のどちらかを選ぶことになります。

気になる掛け金になりますが、0歳時に加入した場合、3歳、5歳で加入した場合それぞれ見ていきましょう。

今回の試算は満12・15・18歳で受け取るものと設定しております。



<0歳で加入した場合>

(左は満期金が50万円のプラン/右は100万円のプラン)

  • 中学入学準備コース (3,330円/6,660円)
  • 高校入学準備コース (2,630円/5,260円)
  • 大学入学準備コース(2,180円/4,360円)


<3歳で加入した場合>

  • 中学入学準備コース (4,480円/8,960円)
  • 高校入学準備コース (3,330円/6,660円) 
  • 大学入学準備コース(2,630円/5,260円)


<5歳で加入した場合>

  • 中学入学準備コース (5,805円/11,610円)
  • 高校入学準備コース (4,005円/8,010円) 
  • 大学入学準備コース(3,055円/6,110円) 

 

コースは1つでも3つでも選ぶことができますので、例えば0歳児に満期金が50万円の3つのプランで契約した場合、

3,330円+4,480円+5,805円で月々1万3,615円となるわけです。

満期金を受け取る年齢が選べる

先ほど学資保険の満期金を受け取るコースとして中学・高校・大学時の入学準備の3パターンをご紹介しましたが、受取時はお子さんの満年齢時となります。


そのため、早生まれのお子さんや、入学する前に入学金の納入や制服の仕立て代などにまとまったお金が必要な場合は、受取時を1歳早く設定することも可能です。


つまり

  • 中学入学準備コースでは満11歳、もしくは12歳
  • 高校入学準備コースでは満14歳、もしくは15歳
  • 大学入学準備コースでは満17歳、もしくは18歳

の中から選ぶことができます。満期金の受け取り年齢によって月々の掛け金も少しずつ変わってくるので、ホームページ等で確認しましょう。

全労済の学資保険のデメリット

それでは、次は全労済の学資保険のメリットをご紹介します。

共済掛金が比較的安い

まず一つ目に共済の掛け金が比較的安いということです。

民間の生命保険に加入する場合、契約者の年齢やお子様の年齢、そして満期の保険金にもよりますが、月々1万円以上することもあります。全労済の学資保険は、ご自身でコースや満期金を組み合わせて選ぶことができるので、月々少ない金額から始めることができます。

月々あまり余裕がないけれども、月々安めの設定であれば加入できるという方には比較的加入しやすいのではないでしょうか。

死亡保障が安い

全労済の学資保険に加入するためには、保障部分の部分も加入することになっているわけですが、月々1,000円前後でお子さんの医療や万が一の保障、もしくは契約者の死亡時の保障も付けることができます。

お子さんの医療保険もしくは生命保険を考えている方にとっては、安くて充実した保障を持つことができます。



全労済の学資保険のデメリット

それでは全労済の学資保険のデメリットはどんなものになるのでしょうか。見ていきましょう。

満期金額が2種類しかない

先ほどもご紹介した通り、全労済の学資保険の中で満期金は50万円と100万円の2種類しかありません。


まとまった大きな金額を受け取りたい方には少し物足りないかもしれませんが、3つのコースをすべてセットで契約することによって最大300万円が受け取れるため、200万円~300万円を目標としている方の要望はカバーできるのかと思われます。

契約者に死亡時の掛金払込免除の付帯がない

民間の学資保険についていることが多いのですが、万が一契約者が死亡した場合、その後の保険料は払わなくてもその後のお祝い金を受け取れるという払い込み免除の取り扱いが全労済の学資保険には付帯されていません


今回のメインとなる「キッズ満期金付きプラン」に加入するためには、先に述べた「キッズタイプ」もしくは「キッズワイドタイプ」にセット加入が前提となっているため、契約者に万が一のことがあればそちらの保険金でカバーするようになっています。

まとめ:全労済の学資保険も選択肢に入れよう

今回は全労済の学資保険についてお伝えしました。


お子さんの医療や死亡時の保障をしっかりと持ちたい、さらに学資保険の役割をするものも欲しいという方には全労済の学資保険は魅力的だと思われます。

学資保険はさまざまな会社から販売されていますので、一つの選択肢として、全労済もお考えいただけたらと思います。

学資保険の選び方が知りたい方はこちらの記事もご覧ください

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