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難しいペット保険選びを、専門家がLINEで解説

ペット保険を選んでいる皆さんは、どのような基準でペット保険を選んでいますか?

「どうやって選べばいいかわからない!」 「かかりやすい病気を保険に加入したいけどよくわからない!」

と思っている方も多いと思います。

そんなとき、利用してほしいのが「ペット保険比較 byMOFFME」です!これは、LINEで簡単にペット保険の専門家に相談できるサービスです。ペット保険に関してわからないことがあれば、気軽にLINEで質問ができます。もちろん無料ですので、ぜひ利用してみてください!

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気になることがあれば、いつでもお気軽にご質問ください。特定の保険をおすすめすることはないので、安心してご相談いただけます。

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ポメラニアンにペット保険は必要?

ポメラニアン骨が細く骨折しやすい犬種です。骨折は日常生活のほんの些細なことがきっかけで発生します。骨折すると完治するまで2〜3ヶ月はかかり、定期的な通院やレントゲン検査で経過を見ながら治療を行うため、医療費が高額になります。


急な病気やケガで医療費が高額になったときに頼れるのがペット保険です。治療にかかった医療費の一部または全額を補償してくれるので、費用を気にせず治療が受けられる上、経済的な負担も軽減してくれます。


ペット保険を選ぶときには補償内容や補償対象外の病気・ケガなど条件をしっかり確認しないと、かかった病気が補償対象外で保険金が支払われないといったトラブルが発生することもあります。


そこで今回MOFFMEではポメラニアンのペット保険を選ぶために知っておきたい

  • かかりやすい病気
  • 生涯にかかる医療費
  • 保険を選ぶときのポイント

をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ポメラニアンの特徴は?歴史や原産国、性格、大きさと体重を解説

小さな顔にふわふわなの被毛が特徴的なポメラニアンは、ドイツが原産国です。


ポメラニアンという名前の由来は、生まれた場所から取っています。


ポメラニアンが誕生したのは、ドイツとポーランドの国境付近にあったポメラニア地方です。


ポメラニア地方から名前を考え、ポメラニアンになったと言われています。


ポメラニアンの先祖犬は、ポメラニア地方にいたジャーマン・スピッツとサモエドだと考えられています。


そんなポメラニアンは、人間が大好きで他の犬とも仲良くできる性格です。


基本的に活発で遊び好きなことが多いです。


しかし、繊細な部分もあり吠えやすい性格でもあります。


そのため、無駄吠えのしつけが重要になるでしょう。


ポメラニアンは成犬になると体重が1.9~3.5kg程度、体高が20cm程度になります。


小型犬に分類される犬種ですが、なかには体重10kg以上まで大きくなるポメラニアンも存在します。


したがって、小さいことだけにこだわらないようにしましょう。

ポメラニアンがかかりやすい病気とその治療費用

ペット保険アニコムの「家庭どうぶつ白書2022」によると、ポメラニアンが他の犬種に比べてかかりやすい病気とその年間診察費の平均は以下のようになっています。

傷病名請求割合
(ポメラニアン)
請求割合
(全犬種)
年間診療費
気管虚脱
2.3%0.6%63,603円
骨折(前肢)
1.2%0.3%267,283円
脱毛(原因未定)
1.5%0.6%37,980円
股関節形成不全/(亜)脱臼
0.6% 0.2%97,180円
膝蓋骨(亜)脱臼 
4.3% 1.8%85,162円
気管炎/気管支炎
2.0% 0.9%27,566円
発咳(原因未定)
3.1% 1.4%23,834円

ポメラニアンがそれぞれの病気にかかりやすい理由を解説していきます。


気管虚脱

気管虚脱は、口から肺に空気を送る気管が何らかの原因で潰れることにより呼吸がしづらくなる病気です。ポメラニアンは遺伝的に気管の軟骨が弱く変性しやすいため、発症リスクが高いと言われています。遺伝以外にも肥満や気管への負担、老化などが原因になることがあります。


骨折(前肢)

ポメラニアンは骨が細いため、日常生活のちょっとした衝撃で骨折しやすい犬種です。例えば、ソファーや椅子からジャンプする、抱っこ中に腕から飛び降りる、階段を踏み外すなどが原因で骨折することが多いので、普段から足に負担をかけないように注意しましょう。


脱毛

ポメラニアンはアロペシアXという毛の生え変わる周期が止まる脱毛症にかかりやすいです。原因は分かっていませんが、遺伝やホルモン異常により発症しやすいと考えられています。特徴としては、毛が抜けるだけでかゆみはなく、健康に影響を及ぼすことはありません。


股関節形成不全/(亜)脱臼

股関節形成不全は、太ももの骨と骨盤をつなぐ股関節が噛み合わない状態のことを指します。関節の緩みや骨の変形が原因で発生し炎症を引き起こす病気です。ポメラニアンは先天的に股関節の形に異常があることが多いため股関節形成不全になりやすい傾向があります。1歳以下の子犬によく見られ、成長期に関節に負担がかかることで発症することもあります。


膝蓋骨(亜)脱臼

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿が正常な位置からズレることで発症します。パテラとも呼ばれており、小型犬によく見られる病気です。ポメラニアンは生まれつき脱臼を起こしやすい骨格を持っていることが多いことから発症リスクが高いと言われています。


気管炎/気管支炎

気管炎・気管支炎は、ウイルスや細菌による感染が原因で気管に炎症が起こる病気です。咳が出る、呼吸が荒くなるなどの症状が現れ、重症化すると呼吸困難になり命に関わることもあります。先天的に気管が弱い傾向にあるポメラニアンは、呼吸器系の病気にかかりやすいので注意が必要です。


発咳

咳はポメラニアンが発症しやすい気管虚脱や気管支炎の症状の1つです。他にも誤飲や心臓病など様々な原因が考えられます。咳の頻度やタイミングなど咳の様子をよく観察し、咳が止まらない、呼吸が早いなど苦しそうにしているときは早めに診察を受けましょう。 

ポメラニアンの年齢別にかかりやすい病気とは?

ポメラニアンがかかりやすい病気を以下の3つの時期に分けてご紹介していきます。

  • 幼少期(0〜1歳)
  • 成年期(1〜7歳)
  • 高齢期(8歳以上)

病気の症状や注意点も解説するのでチェックしてみてくださいね。


幼少期(0〜1歳)


幼少期にかかりやすい病気は

  • アロペシアX
  • 環軸亜脱臼
  • 水頭症
が挙げられます。

アロペシアXは、別名「ポメラニアン脱毛症」と言われるほどポメラニアンによく見られる病気です。毛量が減る、毛がパサつくなど被毛の異常から発見されることが多く、頭・手足以外の首・胴体・しっぽの毛が抜けます。かゆみや皮膚の赤みはありませんが、皮膚が黒くなる、毛艶がなどの症状があります。


環軸亜脱臼は、首の骨の一番上にある環椎と二番目にある軸椎の関節が不安定になることで発症します。ポメラニアンは先天的に頚椎に異常があることが多く発症しやすいです。ふらつきや首の痛み、手足の麻痺などの症状が見られ、進行すると呼吸ができなくなることがあるので早期発見は重要です。


水頭症は、脳の真ん中にある脳室内の脳脊髄液が増え脳が圧迫される病気です。ポメラニアンは先天的に発症することが多く、同じ場所をぐるぐる回る、歩くときにふらつく、攻撃的になるといった症状が現れます。脳への衝撃や脳腫瘍、脳内出血が原因となる場合があります。


成年期(1〜7歳)


1〜7歳の成年期にかかりやすい病気は

  • 気管虚脱
  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)

が挙げられます。


気管虚脱を発症すると、咳やガーガーという呼吸音、呼吸回数の増加などが見られます。自然には治らないので、病気の状態によって薬で症状を和らげる、気管を広げる手術を行う必要があります。放置すると呼吸困難を起こす危険もあるため、早期発見・治療が大切です。 


膝蓋骨脱臼は、軽度では症状に現れにくいことが特徴です。痛みが出てくると、片足を上げてケンケンで歩いたり、足を引きずったりと歩行に異常が見られるようになります。


遺伝だけでなく高い所から飛び降りる、滑って転ぶなど外からの衝撃が原因となることもあります。


膝蓋骨脱臼を防ぐためには、愛犬が滑らないようにカーペットを敷いたり、ソファーや膝の上など高い所からジャンプをさせないことが大切です。


とくに、お迎え時点で「パテラ」と診断されている場合は注意しましょう。パテラとは膝蓋骨脱臼の別名です。そのため「パテラⅠ」や「パテラⅡ」と診断されている子は、先天的に膝蓋骨脱臼を持っていることになります。膝蓋骨脱臼は、進行状況によりグレードⅠ~Ⅳがあるため、もし先天的に膝蓋骨脱臼を持っている場合はグレードにも注意しましょう。


ポメラニアン特有の皮膚病とも呼ばれる偽クッシング症候群があります。

この病気の原因や予防方法などは判明しておらず、遺伝性疾患だと推測されています。偽クッシング症候群は、脱毛してしまいますが、痒みはなく、命にも関係しない病気です。


高齢期(8歳以上)

8歳以上の高齢期にかかりやすい病気は

  • 心臓病
  • クッシング症候群
  • 心臓病

が挙げられます。


特に小型犬がかかりやすい僧帽弁閉鎖不全症に注意が必要です。初期症状は見られず、咳が出る、呼吸が早い、疲れやすくなるなど進行して症状が出てから気づくことがほとんどです。ただし、初期段階に見られる心臓の雑音で発見できれば早期発見に繋がるので、定期的に健康診断を受けることをおすすめします。


クッシング症候群は、腎臓の隣にある副腎皮質からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されることで発症する病気です。水をたくさん飲む、毛が抜ける、お腹が膨らむといった症状が見られます。進行すると、糖尿病や膀胱炎など他の病気を引き起こすことがあります。


クッシング症候群と混同されやすい偽クッシング症候群があります。この病気の原因や予防方法などは判明しておらず、遺伝性疾患だと推測されています。偽クッシング症候群は、脱毛してしまいますが、痒みはなく、命にも関係しない病気です。

ポメラニアンの治療費用は生涯でどれくらいかかる?

一般社団法人ペットフード協会の「令和4年全国犬猫飼育実態調査」によると、小型犬にかかる1ヶ月あたりの医療費の平均は4,258円です。


ポメラニアンの平均寿命は16歳なので、16年で計算した場合、生涯にかかる医療費は

4,258円×12ヶ月×16年=817,536円

と82万円前後はかかります。万が一の病気やケガの費用は含まれていないので、さらに治療費が必要になることも考えられます。


ポメラニアンがなりやすいと言われる膝蓋骨脱臼で手術が必要になった場合、検査や手術、入院が必要になるため約25万円が必要になります。1回の手術で約25万円が必要になります。

ポメラニアンのペット保険を選ぶときのポイント

ペット保険によって保険料や補償範囲、支払限度額などがそれぞれ設定されており、多種多様なプランや保険があります。しかし、種類が多すぎてどれを選べばいいのか悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。


今回MOFFMEではポメラニアンに合ったペット保険を選ぶために知っておきたい以下のポイント3選をご紹介します。

  • ポメラニアンがかかりやすい病気をカバーしているか
  • 継続して保険料を支払うことが可能か
  • 通院・入院・手術を補償しているか 

それぞれ解説していくのぜひ参考してください。

ポメラニアンがかかりやすい病気をカバーしているか

多くのペット保険では、補償されない病気やケガが設定されています。もし加入後に補償対象外の病気になった場合、治療にかかった医療費は全額自己負担になってしまいます。万が一のときにしっかり補償してもらえるように、ポメラニアンがかかりやすい病気が補償対象となっているかチェックしましょう。


膝蓋骨脱臼と股関節形成不全は補償されない保険が多いので注意が必要です。また、先天性・遺伝性の病気が補償対象外になっている場合があります。


加入前に診断された場合は補償対象外になるケースや、加入後に発症した場合でも補償対象になるケースなど保険によって様々です。

継続して保険料を支払うことが可能か

ペット保険の保険料は一定ではなく、年齢が上がるにつれて保険料も上がります。現在の年齢の保険料が安いからという理由だけで選んでしまうと、「更新時に保険料が高額になった」と加入後に気づいて後悔する飼い主さんも少なくありません。


別の保険に乗り換えようとしても、加入には年齢制限が設けられているので、シニアになるにつれて加入できる保険も自分の条件に合う保険も限られてきます。そのため、無理せず更新し続けられる保険料かどうか確認した上で加入することをおすすめします。なおポメラニアンの平均寿命は12〜16歳と言われているので、16歳以上の保険料までチェックしておきましょう。

:通院・入院・手術を補償しているか確認

ペット保険は基本的に手術・入院・通院の3つが補償対象となっています。ただし、通院費は保険会社やプランによっては補償対象外となっている場合があります。


通院は入院や手術より利用回数が多いため、想像以上に高額になることがあります。例えば、ポメラニアンがかかりやすい膝蓋骨脱臼は、手術を行う外科治療と薬で治療を行う内科治療のどちらを行っても定期的な通院が必要です。


手術なしで内服薬やレーザー治療で内科治療を行った場合の治療費例では、1歳のポメラニアンが右膝蓋骨脱臼の治療で4日通院した場合、通院費用は32,343円かかっています。回復具合によっては治療が長引くこともあるので、さらに通院費用がかかる場合もあります。


飼い主さんの負担を軽減し、安心して十分な治療を受けさせてあげるためにも、手術・入院・通院の3種類が補償されるプランや保険を選ぶことをおすすめします。

健康に過ごすためのポメラニアンの飼い方のポイント

ポメラニアンがかかりやすい病気の中には、日常生活で意識してケアすれば予防できるものもあります。そこで最後にポメラニアンが健康に過ごすために飼い主さんができる対策や予防方法をご紹介します。


飼い方のポイントは以下の3つです

  • フローリングの滑り止め対策 
  • こまめなブラッシング 
  • 気管に負担をかけない

それぞれ解説して行きます。


フローリングの滑り止め対策は、ポメラニアンが発症しやすい骨折や脱臼の予防に効果的です。フローリングで滑ると、腰や足の関節に大きな負担がかかり、ケガのリスクが高まります。愛犬の生活スペースには滑らないように対策をしておきましょう。


例えば、ペットマットやタイルカーペットなどクッション性のある床材を敷く、犬に害のないペット用の滑り止めワックスをかけるなど、様々な方法があります。また、足の裏の毛が伸びていると滑りやすいので、肉球にかぶっている毛はカットしてあげてくださいね。


ブラッシングは、抜け毛が多いポメラニアンには欠かせません。ブラッシングを怠ると、毛玉ができやすく、汚れも溜まるので皮膚病にかかりやすい状態になります。そのため、こまめにブラッシングをして皮膚を清潔に保つことが大切です。


ブラッシングの頻度は週3回が目安ですが、できるだけ毎日行いましょう。そうすることできれいな被毛を維持でき、脱毛や皮膚の炎症など異変に気づきやすくなるので早期発見・治療にも繋がりますよ。


気管への負担を減らすことでポメラニアンが遺伝的にかかりやすい気管虚脱の症状の悪化を防げます。例えば、太り過ぎないように体重管理をする、首輪ではなくハーネスを使う、激しい運動を避けるなど普段からなるべく負担をかけないように意識しましょう。高温多湿の環境やハウスダストなども気管に良くないので室内環境を整えることも必要です。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。