シェットランドシープドックの平均・最高寿命は?長生きのコツを紹介

シェルティーの愛称と賢さで知られるシェットランドシープドック、平均・最高寿命は何歳なのでしょうか。この記事では最高齢ギネス記録や犬の賢さランキングでは何位なのか?またかかりやすい病気やその治療法・治療費から人間への寿命の換算、ペット保険などを紹介しています。

シェットランドシープドックの平均・最高寿命は?長生きのコツや賢さランキングを紹介!

シェットランドシープドッグ、またはシェルティーという犬種をご存知でしょうか。


胸や尻尾の飾り毛がフサフサで、気品もあってかわいいですよね。


近年、獣医療の発達や、ペットも家族の一員という認識の変化などによって、ペットの寿命も延びてきました。


では、シェットランドシープドッグの平均寿命はどのように変化しているのでしょうか。


そこで本記事では、


  • シェットランドシープドッグの平均寿命の最新
  • シェットランドシープドッグの賢さ
  • かかりやすい病気と、その治療法
  • 長生きのために知っておきたいこと


について、詳しく解説していきます。


シェットランドシープドッグを知っている方も知らない方も、最後まで読んでいただいてシェルティーへの興味を持っていただく一助となればと思います。

シェットランドシープドックの平均年齢は12~13歳 ギネス最高齢は?

さっそくですが、シェットランドシープドッグの平均寿命について見ていきましょう。


ここでは、


  • シェットランドシープドッグの平均寿命
  • 最高齢はどのくらい?
  • シェットランドシープドッグは人間で言うと何歳くらいか
  • シェットランドシープドッグの賢さランキング

について解説していきます。

シェットランドシープドックの平均年齢は12~13歳

シェットランドシープドッグの平均寿命は12~13歳と言われています。


チワワなどの超小型犬の平均寿命が13~15歳、大型犬でも平均寿命が11~13歳と言われているので、シェットランドシープドッグはやや短命という印象を受けます。


これには、遺伝病などの先天性疾患や、後天的な疾患の発症リスクが他の犬種と比較して多いということが関係しています。


病気に対する適切な予防や早期発見、日常の管理などによっては平均寿命よりも長生きすることは十分に可能です。

シェットランドシープドックのギネス最高年齢は?

さて、ではシェットランドシープドッグはどのくらいまで長生きするのでしょう。


正確な記録は残っていませんが、20歳以上まで生きたという証言があるようです。


平均寿命を大幅に超え、成人式まで迎えられたシェットランドシープドッグは、人間で言うと一体何歳くらいになるのでしょうか。


下の表にまとめたので、御覧ください。

【シェットランドシープドックの年齢換算表】人間でいうと何歳?

シェットランドシープドッグの年齢人間の年齢
1歳15歳
2歳24歳
3歳29歳
4歳34歳
5歳37歳
6歳42歳
7歳47歳
8歳51歳
9歳56歳
10歳60歳
11歳65歳
12歳69歳
13歳74歳
14歳78歳
15歳83歳
16歳87歳
17歳92歳
18歳96歳
19歳101歳
20歳105歳


シェットランドシープドッグの平均体重はオスもメスも10kg前後なので、それに合わせて表を作成しています。


平均寿命が12~13歳なので、人間で言うと69~74歳となります。


最高齢の20歳以上の子は、人間に換算すると105歳以上となります。


これは驚くべき数字です。

シェットランドシープドックは賢い!犬の賢さランキング

犬の賢さランキングとは、犬の知能の研究をしているスタンレー・コレン博士による実験のスコアをもとにした、「人が出した指示を理解する能力」のランキングのことです。


順位犬種
1位ボーダーコリー
2位プードル
3位ジャーマン・シェパード
4位ゴールデン・レトリーバー
5位ドーベルマン・ピンシャー
6位シェットランドシープドッグ
7位ラブラドール・レトリーバー
8位パピヨン
9位ロットワイラー
10位オーストラリアン・キャトル・ドッグ


ランキングを見てみると、盲導犬、警察犬、検疫犬、狩猟犬がほぼ独占しています。


その中で見事、6位にシェットランドシープドッグがランクインしています!


もともと牧羊犬として飼育されていたシェットランドシープドッグですので、従順で状況判断能力が高く、賢い犬種だと言われています。

シェットランドシープドックがかかりやすい病気やその治療法・治療費は?

シェットランドシープドッグの平均寿命を短くしている要因である、かかりやすい病気とはどんなものがあるのでしょうか。


いくつか御紹介します。


コリーアイ症候群


コリー種やシェットランドシープドッグに多い眼の遺伝性疾患です。


網膜や脈絡膜といった、眼球の底部に存在する部位に異常が見られます。


症状


  • 軽度であれば症状は見られません
  • 重度となると視力の低下失明に陥ります
  • 生まれつき目が小さい(小眼球症
  • 黒目が赤っぽい(眼底出血
  • 網膜剥離
  • ぶどう膜炎
  • 緑内障
  • 白内障


視力障害の有無を確かめたいときは、犬の目の前に白いハンカチなどを落とし、それを眼で追うかを見ます。


コリーアイ症候群は遺伝性疾患であるため、残念ながら予防法はありません。


現れた眼の病気に対して、それぞれの治療が求められます。


現在、一部の検査機関で血液検査によって遺伝子異常があるかを確認することが可能です。


繁殖を考えているのであれば、一度獣医師に相談の上、検査してみるのもいいかもしれません。


特発性てんかん


脳内に明らかな病変がないにもかかわらず、けいれん発作を引き起こす病気です。


  • 全身性発作:意識をなくし、けいれん、失禁、よだれ
  • 部分発作四肢や顔面の一部分だけがけいれん


原因がわからないので、根本的な治療法はなく、抗てんかん薬を服用して発作をコントロールしていきます。


抗てんかん薬は、単独あるいは複数種類の薬剤を併用して用います。


薬を服用していても完治は難しく、抗てんかん薬は一生飲み続けなければならないことが多いです。


定期的な健診や内服代は、およそ月に1~2万円ほどかかることもあります。


胆嚢粘液嚢腫


胆嚢は、胆汁という消化液を貯めておく袋です。


便の茶色い色の元となっているのが、この胆汁です。


胆嚢粘液嚢腫は、胆嚢の中に流動性の低い粘液が貯留して大きくなります。


  • 元気・食欲消失
  • 黄疸
  • 胆汁の出口が詰まってしまう(胆道閉塞
  • 胆嚢破裂


シェットランドシープドッグは、血液中のコレステロールが、健康な個体でも高値を示すことが多く、これが胆嚢粘液嚢腫のリスクに繋がっています。


血液検査で肝胆道系の値を確認したり、超音波などの画像検査で胆嚢が著しく大きくなっていないかをチェックします。


治療法


  • 内科的治療:内服薬で胆汁の排泄を促しつつ、肝機能の保持を目指します。
  • 外科的治療:胆道閉塞の恐れがある場合、胆嚢摘出


治療費


  • 内科的治療:通院などを含めて月1~2万円ほど
  • 外科的治療:入院も含めて25~35万円ほど


外耳炎


シェットランドシープは皮膚疾患にも注意が必要です。


高温多湿な日本の気候のせいもありますが、外耳炎は非常に多いです。


症状


  • 耳が赤くなる、腫れる
  • 耳を痒がる


治療法


  • 病院での耳洗浄
  • 点耳薬


治療費は、5千円ほどになります。


外耳炎は定期的な耳のケアによって予防が可能です。


  • 洗浄液を用いて、汚れを落とす
  • 耳の掃除の際は、綿棒を使って奥までしっかり掃除をする必要はありません
  • 綿棒を使うと、逆に耳の粘膜を傷つけてしまうおそれがあります


かかりつけの動物病院で、専門家にやり方を聞いてみるといいかもしれません。


マール遺伝子


シェットランドシープドッグの毛色にはブルーマールと呼ばれるものがあります。


これは、ブルー(青灰色)の毛の上に黒い斑点の模様が入り、トライとは違う色の出方をします。


ブルーまたは茶の中にブルーが混じるといった珍しい目をしたものもいます。


このブルーマールは、マール遺伝子と呼ばれるものが関与しています。


マール遺伝子を持っている犬同士を交配させると、耳が聞こえない・目が見えない・体が弱いなどの奇形が高確率で生まれてきます。


毛色が美しい、目がキレイという人間側の都合だけで、このような子犬が生まれてきてしまうことは非常に不幸であり残念です。


繁殖を考えられている方がいるのなら、コリーアイ症候群などの遺伝病と一緒に、このマール遺伝子についても思い出してください。

シェットランドシープドックが長生きするコツ・飼い方を解説!

ここまで、シェットランドシープドッグの寿命や病気について解説してきました。


病気の早期発見と早期治療は、もちろん長生きにとってとても大切なことです。


しかし日頃のケアもまた、それと同じくらい重要です。


ここからは、愛する家族が安心して暮らせるようなコツを、いくつかご紹介します。



長生きのコツ①:ストレスをためない!

ストレスは長寿にとっては天敵です。


シェットランドシープドッグは、明るく活発な性格の反面、神経質なところもあります。


何がストレスの原因となっているかを見極め、それを取り除いてあげてください。


小さな子供のいる家庭では、子供がストレス源になりうるので、ドッグランで遊ばせてあげるなど気分転換をさせてあげるといいでしょう。

長生きのコツ②:体重管理はしっかり

体重の管理はしっかり行いましょう。


およそ1歳の時の体重が、その子の適正体重と言われています。


長毛の犬種なので、見た目には痩せているのか太っているのかがわかりにくいです。


軽く肋骨が触れる、腰にくびれが見られることも適正な体型を知る目安となります。


丁度いい体重が、一番美しく見えます。

長生きのコツ③:病気の早期発見!

病気の早期発見には、定期的な健康診断がおすすめです。


6歳を過ぎたあたりで、人間でいうところの中年に差し掛かります。


その頃を目安に、年2回は健診を受けておくと安心です。


目の病気


視力の障害が起きていないか、目の大きさは左右対称か、涙の量は適正かなどを観察しましょう。

消化器の病気


下痢や嘔吐の有無・回数、食欲はあるか、お腹を触られて痛がらないか、黄疸が出ていないかなどを観察してください。

皮膚の病気


長毛のシェットランドシープドッグは、定期的なブラッシングやシャンプーが欠かせません。

スキンシップを取りながら、触って痒がる箇所はないか、皮膚が赤くなっていないかなどを見ておきましょう。

その他の病気


他にも、腫瘍(がん)などシェットランドシープドッグ以外でも高齢で発症しやすい疾患もあります。

いつもと変わったところがないかは、常日頃からチェックしておきましょう。

長生きのコツ④:肥満に注意!

肥満もまた、ストレスと同様に長寿の天敵となります。


特にシェットランドシープドッグは太りやすい犬種と言われています。


肥満は骨関節疾患や糖尿病などのリスク因子になり、寿命を削ることになります。


また、先述した胆嚢粘液嚢腫は血中コレステロール値の上昇がリスクになりますので、注意が必要です。


ライフステージに合った食事管理と、適度な運動を心がけましょう。

シェットランドシープドックのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!

ここまで、シェットランドシープドッグは病気が多いと説明してきました。


そこで心配なのが、やはり医療費です。


ペット保険も登場し、ある程度お財布に優しい時代にはなりましたが、まだそこまで普及しているとは言えない状況です。


そこで、ペット保険について少し解説します。


ペット保険は、その子の犬種や体重、補償内容によって年間保険料が異なることが多くなっています。


代表的な各ペット保険会社におけるシェットランドシープドッグの扱い方は以下のようになっています。


  • A社:小型犬(小型犬~大型犬に分類)
  • B社:犬2(犬1~犬4に分類され、犬1が小型犬、犬4が大型犬)
  • C社:Cランク(Aランク~Eランクに分類され、Aランクが小型犬、Dランクが大型犬、Eランクがブリード種)

基本的にシェットランドシープドッグは小型~中型犬に属しています。

病気が多い犬種ということも含めて、一つ上のランクに分類しているペット保険会社もあるようです。

また、10歳までの年間保険料はおおよそ以下のようになっています。


年齢年間保険料(50%補償)年間保険料(70%補償)
0歳25,200~26,460円32,740~33,070円
1歳21,770~30,910円
28,070~40,750円
2歳21,090~30,910円27,070~41,500円
3歳22,050~32,620円28,470~43,890円
4歳24,940~38,770円32,680~52,490円
5歳28,830~41,580円38,350~56,420円
6歳33,630~45,300円45,350~61,620円
7歳39,560~49,800円53,980~67,930円
8歳46,870~55,020円64,640~75,230円
9歳55,900~61,290円77,800~84,330円
10歳60,020~68,450円83,790~94,350円


また補償内容も、通院・入院・手術までしっかり補償してくれるものや、通院のみ保証されるものなどいくつかあり、それによっても保険料は変動します。


ペット保険によっては、他の人や犬を咬んでしまったり持ち物を破損してしまったりした時に賠償金を補償してくれる「ペット賠償責任特約」が付帯できるものもあります。


家計の負担にならないようなペット保険を選びましょう。

まとめ:シェットランドシープドックの平均・最高寿命や長生きのコツについて

いかがでしたでしょうか。

本記事では、

  • シェットランドシープドッグの平均寿命は12~13歳とやや短め
  • 寿命を延ばすためには病気の早期発見と日常の生活習慣が重要
  • 病気がちな犬種なので、ペット保険への加入も検討すべき

ということについてまとめました。

平均寿命というデータに囚われず、愛犬が長生きできるような環境を用意してあげてください。

そしてその環境の中で、寿命を最大限まっとうできるように、愛情を注いであげてください。

ほけんROOMではペット保険に関する記事を多く公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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