【獣医師監修】ボストンテリアの平均・最高寿命は?長生きのコツや保険も解説!

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ボストンテリアの平均・最高寿命は何年なのでしょうか。この記事ではボストンテリアの平均・最高寿命や、かかりやすい病気やその治療法・治療費、人間の年齢への換算表、ペット保険などを紹介しています。長生きさせるコツは適度な運動、温度管理、ストレス等に気を配ることです。

ボストンテリアの平均・最高寿命は?長生きさせるコツも解説!

ボストンテリアは、よくメディアで「ブサカワ犬」と紹介されていて人気の犬種ですよね。


実際にあの姿に魅力を感じて飼いたいと思われる方も多いです。


しかし、どのくらいの平均寿命なのか、日常では何に気を付けるべきかなど知らない人も多いと思います。


そこで今回「MOFFME」では、

  • 平均寿命と最高年齢は?
  • 病気やその治療法は?いくらかかる?
  • 飼い方のコツは?
などを解説します。

この記事を読んでいただければより一層、ボストンテリアの寿命や育て方について深く知れるでしょう。

ぜひ、最後までご覧ください。

またMOFFMEでは、ペット保険のランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

ボストンテリアの平均寿命は10~14歳!最高齢は20歳?


近年、ペットの医療発達や飼い主の方の知識量がネットの普及で増えたので、犬の寿命も徐々に延びております。


ボストンテリアの今の平均寿命を知ることで、どのくらいの年齢からシニア期に入るのかなどを知れるので対策ができます。


ここでは、ボストンテリアの寿命などについて解説します。

ボストンテリアの平均寿命は10~14歳

ボストンテリアの平均寿命は10~14歳といわれています。


ボストンテリアは小型犬に分類され、小型犬の平均寿命は13歳前後なのでほぼ平均的な寿命ですよね。


最近では、動物医療の発展とともに動物病院の数自体も増え、気軽に検診や健康診断などがおこなえるので今後も寿命が伸びると予想されます。

ボストンテリアの最高齢はなんと20歳?


日本で記録されたボストンテリアの最高寿命は、正式な記録ではありませんが、20歳といわれています。
20歳は平均よりも5年以上生きたことになるので非常に寿命が長いことが分かります。

仮に20歳を人間の年齢に換算すると113歳なので、そこからも凄さが分かりますよね。

このように個体差がありますが、環境や育て方次第でも寿命が大きく違います。

【ボストンテリアの年齢換算表】人間でいうと何歳?

ボストンテリアの年齢換算表をご紹介します。

犬の年齢換算した年齢
生後半年9歳
1歳16歳
2歳23歳
3歳28歳
4歳33歳
5歳38歳
6歳43歳
7歳48歳
8歳53歳
9歳58歳
10歳63歳
11歳68歳
12歳73歳
13歳78歳
14歳83歳
15歳88歳
16歳93歳
17歳98歳
18歳103歳
19歳108歳
20歳113歳

この表からもわかるように、人間と比べるとどれだけ成長スピードが早いのかが分かりますよね。


2歳以降は一年で人間に換算すると5年分成長します。


一般的にボストンテリアのような小型犬は5.6歳からがシニア期9.10歳頃からが高齢期です。


人間と同様に歳を重ねるにつれ、筋力の低下など身体機能などは衰えます


高齢犬になるとあまり動かず寝たきりの場合も多いです。


シニア期になると、

  • 視力・聴力の低下
  • 足がぶるぶると震える(筋力の低下)
  • 歯周病による口臭
  • 代謝が落ちて肥満になりやすい
などのサインがあらわれます。

シニア期以降は、体温調節や散歩のコースなど年齢に合わせてあげる必要があります。

ボストンテリアがかかりやすい病気やその治療法・治療費は?


ボストンテリアにはかかりやすい病気がいくつかあります。


ボストンテリアの顔の特徴でもある鼻が短い短頭種ならではの病気もあります。


ここでは、ボストンテリアが気を付けるべき病気を3つ解説します。

病気と治療法①:幽門狭窄

幽門狭窄症はあまり聞き覚えの無い病気ですよね。


ボストンテリアのような短頭種に多く見られる病気です。


本来は胃で消化され、消化されたものが十二指腸を通ります。


この病気は、胃の出口を幽門というのですが、その幽門の胃粘膜や筋肉に異常が起こり、胃から十二指腸への排出が正常に行えない病気です。


症状

主な症状は、
  • 慢性的な吐き気
  • 脱水症状
  • 体重の減少(食欲不振)
などがあげられます。

少しでも吐き気が続くようなら病院に連れて行きましょう。

治療法と費用

治療は、内科療法と外科療法があります。

内科療法では、吐き気止めの薬や胃の機能を整える薬などが使用されます。

嘔吐や脱水の対処法として点滴を行いながら薬と並行して経過を観察します。

外科療法では、内科療法の効果が見られない場合に根本から解決するため、手術をして胃の通りをよくします。

実際に幽門が肥大化しているといった場合は切除をしたり、幽門を広げるといった手術内容です。

目安として平均的にかかる治療費は12万円前後です。

入院の日数で費用は変動しますので各動物病院にお確かめください。

病気と治療法②:第三眼瞼線脱出(チェリーアイ)

遺伝の影響から第三眼瞼線脱出にもかかりやすいです。


別名はチェリーアイとも呼ばれ、涙を生成している目頭にある第三眼瞼が炎症などを起こして膨れ上がり飛び出してしまう病気です。


症状

症状は以下のようなものがあります。

  • さくらんぼのように眼球付近が赤く膨れ上がる
  • 眼が充血している
  • 涙が大量に出る
  • 眼をこする

外見からすぐに、さくらんぼのように膨れ上がっているので判断できると思います。


犬はすごく気にして目をこすります。


爪でこすると傷つけてしまい、悪化するので、症状に気づき次第、すぐに病院に連れて行きましょう。


治療法と費用

基本的に内科療法と外科療法の2種類があります。


内科療法では、目薬などの点眼薬を用いて対処をします。


エリザベスカラーを付けて犬がこすらないように対応します。


もう一つの外科療法では手術を行います。


飛び出してしまった第三眼瞼を正常の位置に戻し、縫い合わせる手術です。


この病気は再発の可能性があるので、一度症状が治まったからと言って気は抜けません。


あくまで目安ですが、手術の場合は7万円~10万円が費用として必要です。

病気と治療法③:短頭種気道症候群

短頭種気道症候群はボストンテリアのような短頭種にかかりやすいです。


この病気は、短頭種の口や気管の構造上、呼吸がしにくい場合があり、その総称を短頭種気道症候群と呼んでいます。


症状

症状は以下のようなものがあります。

  • 喘息のように「ヒューヒュー」といった呼吸
  • 睡眠時に「グーグー」「ゼーゼー」といった呼吸
  • 常に口を開けて早い呼吸をする
のように基本的に息がしずらくてこのような症状があらわれます。

若い時から発症しますので、注意してください。

放置してしまうと呼吸困難失神をおこしてしまうので、呼吸の乱れが続くようでしたら病院に連れて行きましょう。

治療法と費用

治療は、内科療法と外科療法の2種類があります。

内科療法では、酸素吸入や気管炎症を起こしている場合はステロイド剤など症状を対処しながら日々の食生活、運動を改善してリスクを排除するのを目的とします。

外科療法は、鼻の通りや奥の伸びた筋肉を切除するといったように気道の通りをよくする手術を行います。

気道が狭くなっている場所を突き止めて、のどや鼻などの部位の軌道を広げます。

治療費は、内科療法の場合、1回の酸素吸入が3,000円前後、薬が5,000円前後かかります。

外科療法の場合、2万円~8万円が手術の場所により必要です。

ボストンテリアが長生きする4つのコツ・飼い方を解説!


ボストンテリアはいくつかかかりやすい病気があることはお分かりになったと思います。


そのようなボストンテリアを育てるうえで、日常から気を付けるべきことはいくつかあります。


ここでは、ボストンテリアが長生きする4つのコツ・飼い方を解説します。

長生きのコツ①:適度な運動

ボストンテリアは、肥満にもなりやすく、肥満はたくさんの病気を引き起こすリスクにもなるので運動が重要になってきます。


しかし、呼吸がうまくできないこともあり、長時間の運動や激しい運動は危険にもつながります。


しっかり飼い主の方が制御して無理のないようにしてあげましょう。


おすすめはボール遊びです。


ボストンテリアは寂しがり屋で甘えん坊な一面もあります。


ボール遊びは運動にもつながりますし、一緒に遊ぶ、ふれあえるといったコミュニケーションにもつながるので、ぜひやってみてください。


散歩を行う際は、1日に2回、30分程度を目安にしてください。


仮にドッグランなどで自由に遊ばせてあげる場合は、一定時間たったら休ませて水分補給させることを忘れないでください。


忘れてしまうと、脱水症状や夏場の熱中症のリスクを高めてしまいます。


散歩の際は給水できる携帯用の水を持ち歩くとよいでしょう。


子犬のころ、成長期の段階で十分に運動させて筋力をなるべく落ちさせないようにしておきましょう。


人間にも言えますが、運動不足が続いた場合は、疲れやすく筋力も衰えやすいです。


また、シニア期以降、特に高齢期からは呼吸器官や足腰も弱まりますので注意が必要です。


散歩の歩くペースを変えたり、距離や時間も減らしてあげましょう。


帰ってきた後は足をマッサージなどしてあげると血流も良くなるのでおすすめです。

長生きのコツ②:ストレスを与えない

ストレスを溜めさせないように注意しましょう。


ストレスが溜まってしまうと、問題行動や病気につながります。


例えば、

  • 今までできていたトイレを失敗する
  • 身体がこわばり震えている
  • しっぽを常に下げて足の間にしまい込む
  • 無駄吠えをして攻撃的になる
などをするようになったらストレスが溜まっているサインです。


ボストンテリアは寂しがり屋なので長時間の留守番が苦手で、とてもストレスが溜まってしまいます。


必ず、留守番後は一緒に遊んだりしてかまってあげましょう。


その際に顔のしわの汚れを拭きとってあげるのもいいですね。


ボストンテリアのような顔にしわのある犬種は、ゴミや汚れがたまりやすいです。


放置してしまうと皮膚炎になるリスクもあるので清潔にしてあげましょう


また、毛が短いのでブラッシングはそこまで重要ではありませんが、定期的にブラッシングをしてあげましょう。


ブラッシングは単に気持ちがいい、マッサージ効果だけではありません。


皮膚炎の原因にもなるダニや花粉なども取り除けます。


また皮膚状態のチェックにもなりますので忘れずにしてあげましょう。

長生きのコツ③:適度な温度管理

犬は呼吸を用いて温度調節を行います。


しかし、ボストンテリアのような短頭種は温度調節が苦手です


夏場などは特に注意が必要で、飼い主の方がうまく室内温度を一定に保つ必要があります。


基本的に26度~28度ほどが適温です。


気温が高い日などは、必ず暑い昼間は避けて朝方や夕方に散歩をするようにしてください。


また、散歩後もクーラーで冷やしてあげましょう。体を濡らしてから扇風機を当てるのも効果があるのでおすすめです。


夏とは逆の冬のような寒い日にも注意が必要です。


とても寒がりなので、毛布や暖房器具は必須です。


また、散歩にも服を着させたりなど防寒対策をしてあげましょう。


シニア期以降の体温調節機能はより落ちてしまうので、今まで以上に注意が必要です。


気温が高い日のお留守番の際に、クーラーをつけ忘れてしまったなど一回のミスで命取りになることもあります。


シニア期以降はよく注意して面倒を見てあげましょう。


このように暑い日も寒い日も苦手なので、温度に関してはよく気を配る必要がある犬種ですね。

長生きのコツ④:定期的な健康診断

ボストンテリアは短頭種特有の病気のリスクがあります。


定期的に健康診断を受けて病気の早期発見・早期治療に備えましょう。


成長期までは、年に1回のペースで十分です。


5歳~6歳のシニア期から病気のことも考え、年に2回の健康診断が安心できるでしょう


診断の種類も血液検査のほかにもレントゲンなどもあるので獣医師と相談して必要に応じて増やしてください。


また、老犬になってからでは、手術の際に体力が持たない場合もあります。


若いうちから健康診断を続けて愛犬の健康状態が常にわかるようにしておきましょう。


病気になってしまった場合、治療費が高額である場合も多いです。


費用の面から考えても事前に病気を防ぐ、早期治療をすることで手術など高額な治療を避けれます。


もしも病気になってしまった場合も、事前にペット保険に加入していると、一部を負担してくれますので、加入がまだの方は加入をご検討ください。

ボストンテリアのペット保険とは?保険料や補償内容も解説!

ペット保険の名前は聞いたことはあるけれど、プラン内容を知らない人も多く、全体の加入率も低いのが現状です。


ペット保険とは、毎月保険料を支払うことで、薬や手術など治療費が発生した際に、一部を負担してくれます。


ペット保険の加入の際には申告義務があり、審査に通ることで加入ができます。


申告項目には、今の健康状態、過去の病気、年齢制限などが条件を達しているか審査されます。


最近は保険会社とプランも数多くあり、

  • フルカバータイプ:手術・入院・通院をカバーするプラン
  • 手術特化タイプ:手術に対する手当が充実しているプラン
  • 通院特化タイプ:通院に対する手当が充実しているプラン
など、愛犬のかかりやすい病気などその家庭にあわせてプランを選べます。

例えば、ボストンテリアは呼吸関連の病気のリスクが高いので通院する回数を考え「通院特化タイプ」に加入して備えたりできます。

また、フルカバータイプに比べ、月々の費用も抑えられるので、全体はカバーできませんが安くて一部の手当てが厚いのが強みですね。

フルカバータイプの補償率は、治療費の50%分の補償や70%分を補償として保険が適用される場合が多いです。

ペット保険は毎年更新が必要ですが、多くの会社が自動更新されるプランが多いです。

月々の保険料は、犬種の大きさで判断しています。

ボストンテリアの場合は、小型犬に設定されることが多いですが、中型犬に分類されている会社もありますので、各保険会社のホームページにてご確認ください。

またペット保険は基本補償だけではなく、特約等も付帯できる賠償責任特約等があります。

例えば、愛犬が他の人やその所有物、犬にかみついてケガをさせてしまったとします。

相手を傷つけてしまった場合には、飼い主に賠償責任が発生し賠償金を支払わなければなりません。

しかし賠償責任特約があれば、最大1,000万円まで補償が下りるので安心できます。

他にも亡くなった後の葬祭やマイクロチップを埋め込む補償などたくさんあります。

各保険会社のホームページを参考にして、まだ加入していない人は必ず加入しましょう。

また、MOFFMEではボストンテリアの保険についても取り扱っておりますのでぜひご覧ください。

まとめ:ボストンテリアの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

ここまでボストンテリアの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • ボストンテリアの平均寿命は10歳~14歳である
  • いくつかかかりやすい病気がある
  • 運動、体温調節、ストレスを与えないことを日常から気を付ける
以上の点です。

日常から散歩や食事、遊びなど少しでもボストンテリアにとって過ごしやすい環境を整えることで元気に長く生きることができるでしょう。

また、ペットショップで勧められたペット保険に安易に加入せず、ご自身でしっかりと調べた上でペット保険に加入しましょう。

MOFFMEではペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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