パグの平均・最長寿命は何年?長生きのコツや病気の予防、保険も解説

パグの平均寿命はオス・メスの差はなく12〜15歳であり、他の犬種と比べて平均的な寿命です。パグは病原菌に弱いので、適度な運動や健康的な食事を心がけ免疫力を上げることが健康に長生きするために重要です。パグがかかりやすい病気や長生きのためのコツについて解説します。

パグの平均・最長寿命は何年?


パグは、クリクリした目にぺちゃんこの鼻がある独特な顔をしている犬でとても愛嬌があるため、根強い人気があり数多く飼われています。


飼い主さんは、そんな可愛くて大好きな愛犬といつまでも一緒に過ごしたいですよね。


しかし、飼い主さんの中で「パグの寿命は短い」という話を聞いたことがあり、不安を感じ、パグの寿命が気になっているのではないのでしょうか。


ここでは 

  • パグの平均寿命と最長寿命 
  • パグがかかりやすい病気について 
  • パグを長生きさせるための3つのコツ 
  • パグにペット保険は必要? 

についてご紹介します。


この記事を読んでいただければ、パグの寿命や病気について詳しく理解できます。


ぜひ最後までお読みください。

パグの平均寿命の平均寿命は12〜15歳!最高齢は19歳?

皆さんは、「パグの寿命は短い」という話を聞いたことがありますか?


犬の寿命は10~13歳と言われており、さらに大きさによって違いが出てきます。


また、一般的に大きな犬よりも小さな犬の方が、寿命が長い傾向にあります。


パグは、小型犬に分類されているので、少し寿命が長くなるのでしょうか。


ここではパグの平均寿命や最長寿命などについてご紹介します。

パグの平均寿命は12〜15歳です

パグの平均寿命は、約12~15歳です。


大きさ別の平均寿命としては、 

  • 大型犬:7~11歳 
  • 中型犬:10~14歳 
  • 小型犬:12~15歳

となります。


パグの寿命は、一般的な小型犬の平均寿命と同じくらいです。


ただし、ポメラニアンやミニチュアダックスフンドの平均寿命は12~16歳と言われており、これらの犬種と比べると、少し寿命が短いです。

パグの最長寿命はなんと19歳!?

パグの最長寿命は、正式な記録ではありませんが、19歳になるようです。


2011年に札幌市小動物獣医委員会から表彰され、このときに表彰された小動物の中でもこのパグが最高齢だったそうです。


この他にも、17歳や18歳のご長寿パグは意外といるようです。


ちなみに、パグではありませんが、世界で最も長生きした犬としてギネスに記録されている年齢は、29歳と5か月になるそうです。


オーストラリアン・キャトル・ドッグという犬種で、牧羊犬として飼われていた犬になります。


1931年に亡くなっているのでかなり昔の話になるのですが、しっかりギネスに記載されているようです。

パグの年齢を人間に換算すると?

パグの1歳は人間の年齢に換算すると17歳です


2歳のときには人間に換算すると24歳になり、その後1年で4歳分ずつ歳をとると言われています。

年齢人間換算年齢
1か月1歳
6か月9歳
1歳17歳
2歳24歳
3歳28歳
4歳32歳
5歳36歳
6歳40歳
7歳44歳
8歳48歳
9歳52歳
10歳56歳
11歳60歳
12歳64歳
13歳68歳
14歳72歳
15歳76歳
16歳80歳
17歳84歳
18歳88歳
19歳92歳
20歳96歳

先ほどご紹介した19歳のパグは、人間に換算すると92歳ほどの年齢になるようです。


人間の老化よりもスピードが速く、いつも一緒にいると老化に気づかないことも多いかもしれません。


しかし、2歳の時点で20歳を超えており、さらに1年で4歳分ずつ歳をとります。

パグのシニア期・高齢期はいつから?

パグのシニア期・高齢期は、

  • シニア期:6歳から13歳 
  • 高齢期:14歳から 

です。


シニア期になる6歳は、人間に換算すると40歳になります。


また、高齢期となる14歳は人間に換算すると72歳になります。


パグは歳をとると、白髪が増えたり、皮膚の変色が起こったり、運動量が低下するため太りやすくなったりします。


年齢と老化による体の変化を見て、シニア期や高齢期になったことを確認するようにしましょう。

パグがかかりやすい病気やその予防法、治療費は?


パグは、他の犬種に比べるとかかりやすい病気が多い犬種になります。


目が大きく少し飛び出していることから、角膜炎になることが多くなります。


また、ペチャっとした鼻が原因で気管虚脱にもなりやすい犬種です。


さらに、特徴的な顔のしわが原因で、皮膚病になってしまう事も多いようです。


毎日しわを伸ばすように蒸しタオルなどで拭き、清潔に保つようにしてあげましょう。


ここではパグのかかりやすい病気、角膜炎と気管虚脱、パグ脳炎について詳しくご紹介します。

色素性角膜炎

角膜炎の一種です。


まつげやゴミなどが眼に入り、刺激を受けると、眼球に色素が沈着してしまう事があるそうです。


簡単に朱お嬢などをご紹介すると、

  • 症状:視力の低下
  • 治療法:目薬など
  • 治療費:14,000円程
  • 予防方法:目に刺激がないようにする

となります。


症状が重い場合は手術が必要になることもあり、治療費としては14万円程かかることが多いようです。


日ごろから目のチェックを行い、逆さまつげや目にゴミが入っていないかを確認するようにしましょう。

乾燥性角膜炎

パグは目が大きく、飛び出している感じのため、目が乾いていることが多くなります。


また、そもそも涙の量が足りていない場合もあるようです。


目の乾燥、ドライアイが原因となる角膜炎を乾燥性角膜炎と呼ぶようです。


症状などを簡単にご紹介すると

  • 症状:視力の低下
  • 治療:目薬など
  • 治療費:14,000円程
  • 予防方法:効果のある予防方法はあまりなく、部屋の湿度を上げる

となります。


目薬などで治療を行いますが、そもそも涙の量が少ない子は涙の目薬で涙の生産を促したりするため、通院が必要になることもあります。


治療費としては14,000円程かかることがあるようです。

気管虚脱

気管虚脱の症状などを簡単にご紹介すると、

  • 症状:呼吸困難・咳・異常な呼吸音
  • 治療:薬の処方
  • 治療費:13,000円程

となります。


パグのようにペチャっとした鼻を持つ犬種を「短頭種」と呼びます。


犬は暑くなると体温を調節するために口を開けてハアハアと息をします。


しかし、短頭種の犬は他の犬と口の中の構造が違うため、この「激しい呼吸」がうまくできません。


激しい呼吸をした際に呼吸困難などが起こることを気管虚脱と言います。


気管虚脱の症状が重い場合、手術が必要になります。


手術・入院費で治療費に60万円ほどかかる場合もあるようです。


気管虚脱の予防方法としては、

  • 激しい運動や興奮することを避ける 
  • 肥満予防の為に適度な運動をさせる 
  • 熱くならないようにエアコンなどで室温を調節する 
  • 首輪から胴輪にする 

などになります。

パグ脳炎

パグ脳炎は「壊死性髄膜脳炎」と呼ばれる病気です。


チワワやシーズーなども発症することがありますが、パグが特にかかりやすい病気になるため、「パグ脳炎」と呼ばれているようです。


脳の一部が壊死をすることで起こる病気ですが、詳しい原因は分かっていないそうです。


症状としては 

  • 意識障害 
  • 食欲低下 
  • 動きが鈍い 
  • くるくる回る 
  • けいれん発作 
  • 立ち上がれない 
  • 昏睡 

などになるようです。


今のところ有効な治療法や予防法は無いと言われています。


ステロイド剤で炎症を抑えたり、抗てんかん薬などを処方されることが多いようです。


毎月の治療費が1~2万円ほどかかります。


また、検査にMRIを使う必要があり、検査費用だけでも5~10万円ほどかかることがあるようです。

パグが長生きする3つのコツ・飼い方を解説!


パグをお迎えしたら、少しでも長く一緒にいたいと考える方が多いと思います。


パグを長生きさせるためのコツとしては、 

  • ドッグフードを年齢によって変える 
  • 健康診断を定期的に受ける 
  • 肥満にならないように運動をさせる 

などになります。


それぞれ詳しくご紹介します。

長生きのコツ①:年齢に合わせたドッグフードにする

皆さんは、ドッグフードに成犬用やシニア用があるのをご存じですか?


成犬期は動きが活発で、エネルギーも沢山必要になります。


成犬用のフードを与えるようにしましょう。


シニア期に入ると運動量が落ち始め、必要なエネルギーの量も減ってきます。


成犬用のフードを食べ続けると、カロリーの摂り過ぎで肥満になってしまう場合が多くなります。


そのため、フードをシニア用の低カロリーフードに切り替えるようにします。


高齢気になると個体によって違いが出てくるようです。


あまり餌を食べなくなってしまう場合、低カロリーフードを与えていると、どんどん痩せてきてしまいます。


このような場合、一度の食事でカロリーがきちんととれるように、高カロリーなフードに切り替えたり、食事の回数を増やすなどの対策を取ります。


一方、同じパグの中でも、高齢になっても食欲のある子もいます。


このような場合、シニア期と同じようにフードを与えていると、運動をしないのですぐに肥満になってしまいます。


このような場合、フードに低カロリーのものをトッピングして、かさましを行うことをおすすめします。


キャベツニンジンなど、トッピングを使って量を調節してあげるようにしましょう。

長生きのコツ②:定期的な健康診断を受ける

パグを長生きさせるためにも、定期的な健康診断を行うことをおすすめします。


内臓疾患など、飼い主さんがおかしいと気づいたときには、すでにかなり進行している場合もあります。


そのような事態を避けるためにも、1年に1回、高齢になったら半年に1回を目安に健康診断を受けるようにしましょう。


また、普段のスキンシップで何かおかしい、と気づいた場合は、早めに動物病院へ連れて行って検査を受けるようにしてください。

長生きのコツ③:適度な運動をさせてあげる

パグは肥満になりやすい犬種です。


肥満になると、呼吸器疾患などの病気が発症しやすくなってしまいます。


高齢になると散歩を嫌がる場合もあるかもしれませんが、なるべく散歩などに連れて行き、適度な運動をするようにしましょう。


散歩の目安としては20~30分の散歩を1日2回ほどになります。


あまり無理をさせないよう、なるべく運動させてください。


ただし、あまりに散歩を嫌がる場合、足が痛いなどの原因も考えられます。


関節炎骨の異常が原因かもしれないので、このような場合は一度動物病院で検査してもらうことをおすすめします。

パグのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!

パグは、他の犬種よりも病気にかかりやすい犬種です。


動物病院へ連れて行って、治療費の請求を見て驚く方もいるかと思います。


動物病院は病院によって治療費に差があり、人のように保険がきくわけではないので、治療費は全額飼い主さんの負担になります。


そこでおすすめするのがペット保険です。


ペット保険に加入することで、治療費の何割かを保険会社が負担してくれるようになります。


パグは皮膚が弱いため、治療として薬浴を行う場合も多いのですが、薬浴の費用も保険会社によっては補償対象となっています。


また、ペット保険には「賠償責任特約」というものを付帯することができます。


これは、飼い犬がものを壊してしまったり、他人に怪我を負わせてしまったような場合、補償してくれる保険になります。


パグはひょうきんで人懐っこい子が多いですが、何が起きるか分かりません。


月額も100円前後の場合が多いので、ペット保険に入る場合は、「賠償責任特約」を付帯することをおすすめします。


パグのペット保険の年間保険料の一例をご紹介します。

年齢年間保険料
0歳20,650円
1歳19,480円
2歳18,940円
3歳19,770円
4歳21,980円
5歳25,200円
6歳29,160円
7歳34,050円
8歳40,090円
9歳46,050円
10歳52,710円

こちらは通院・入院・手術を補償するタイプの保険になります。


年齢が上がってくると保険料も高額になっていきます。


こんなに保険料が払えるか心配になってしまう方もいるかと思います。


ペット保険にはいろいろと種類があり、手術・入院のみを補償するタイプのペット保険には、かなり保険料を抑えて加入することができます。


また、「免責金額」が設定されている、一定の金額以上にならないと保険料が支払われないタイプの保険も、保険料が抑えられる傾向にあります。


家計の負担にならずに入れるタイプのペット保険もあるので、ぜひペット保険の加入を検討してみて下さい。

まとめ:パグの平均寿命や長生きさせるコツについて

ここまでパグの寿命について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、 

  • パグの寿命:12~15年 
  • パグのかかりやすい病気:角膜炎・気管虚脱・パグ脳炎 
  • 長生きするコツ:ドッグフード・健康診断・適切な運動
  • パグは病気になりやすいいため、ペット保険に加入しよう

です。


可愛い愛犬と少し手も長く一緒にいられるように、日ごろから適度な運動を心がけ、肥満を予防し、スキンシップを取って異常がないかをチェックするようにしましょう。


また、パグを購入した時に、ペット保険の加入を勧められることがあるかもしれませんが、ペット保険にはとても多くの種類があり、補償内容や保険料も様々です。


もし、ペット保険に入っても、家計の負担になってしまったら解約するしかありません。


そうならないためにも、ご自身でしっかりと調べ、ご自身に合ったペット保険に加入することをおすすめします。


ほけんROOMでは他にもペット保険に関する記事を多数掲載していますので、ぜひ他の記事もお読みください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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