ペット保険の免責金額とは?なしの場合のメリットやデメリットも紹介

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ペット保険の免責事項や免責金額とは何かご存知でしょうか?この記事では免責金額や免責事項について、免責金額なしとありのどちらがおすすめか、待機期間について解説しています。この記事を読めば、ペット保険をどう選べば良いか、そのポイントについて知ることができます。

内容をまとめると

  1. ペット保険の免責金額とは、最低限自分が払う治療費のこと
  2. 免責金額なしにすると、保険料が比較的高くなるため注意
  3. ペット保険に加入しようか悩んでいる方は、専門家にLINE相談してみよう

ペット保険の免責金額とは?なしの場合や免責事項も紹介!

保険には、免責というものがあります。


文字通り「責任を免れる」という意味で、保険会社側が責任を負わないもののことです。


ペット保険には、免責金額免責事項というものがありますが、これをあらかじめ知っておかなかったがためにトラブルになるケースもあります。


トラブルにならないためにも、免責金額と免責事項については絶対に知っておかなければいけません。


今回「MOFFME」では、

  • 免責(免責金額、免責事由)とは何か
  • 待機期間とは何か
  • 免責あり、なしのメリット・デメリットとは
  • 免責なしがおすすめな人とは

以上のことを中心に詳しく紹介していきます。


この記事を読むと、ペット保険を選ぶ際に気をつけるべきポイントがわかり、より自分に合った保険を選べるようになります。


また、MOFFMEでは「ペット保険のランキング」についても紹介しています。気になる方は一緒にお読みください。

ペット保険の免責金額、免責事項について紹介!


ペット保険とはそもそも、病気や怪我にかかった治療費の何割かを、保険金として補償するものです。補償割合はプランによって異なりますが、50%か70%のものが多いです。


つまり免責とは、保険会社側が保険金を支払わない範囲のことです。


まずは、免責金額、免責事項について解説し、なぜ免責があるのかについてもお話しします。

ペット保険の免責金額とは?

免責金額とは、ペット保険会社が支払う責任を免れる金額、つまり必ず利用者が負担しなくてはいけない金額のことです。


例えば免責金額が5,000円、補償割合が70%のペット保険に加入していると仮定しましょう。


ペットの治療費が15,000円だったとすると、

(15,000-5,000)×0.7=7,000

免責金額があることによって、治療費から免責金額を引いた額に対する割合までしか補償されないのです。


また、万が一治療費が免責金額を下回った場合、この例で言うと5,000円を下回った場合は全額飼い主様が負担することになります。


免責金額ありを選ぶと、本来の補償額よりも少ない額の補償になってしまうため、気をつけてください。

ペット保険の免責事項とは?

免責事項とは、本来は保険会社が保険金を支払う必要があるのに、その責任を負わない事項のことです。


つまりペットが病気や怪我をした場合でも、免責事項に該当する内容だった場合は保険が適用されないと言うことです。


免責事項としての例としては、

  • 既往症や先天性疾患
  • 予防にかかる費用(ワクチンなど)
  • ワクチンなどで予防すれば防げた病気(フィラリアなど)
  • 健康診断
  • 妊娠など
  • 去勢・避妊手術
  • 歯科治療
  • 飼い主の過失による怪我や病気
  • 自然災害による怪我
これらにかかる治療費は補償されません。

しかし、歯科治療を補償対象にしている会社も、少数ですがあります。

また、ペット保険には保険会社が負担しない不担保特約というものがあります。


  • 通院保険金を除外する「通院保険金不担保特約」
  • 特定の疾病やケガを保険の対象にしない「特定疾病不担保」
  • 特定した体の部位や臓器の病気やケガを保険の対象にしない「特定部位不担保」
例えば、既往症や先天性疾患がある場合、特定疾病不担保の特約をつけ、その病気にかかる治療費を補償しないという条件をつけることで加入できる場合があります。

すでにペットが病気にかかっている場合の保険会社の対応について、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。

なぜ免責金額や免責事項が設定されている?

免責金額や免責事項は、保険会社側の負担を減らすために設定されています


例えば、2,000円という比較的少額な治療費に対して全て補償していると、保険会社の負担は相当なものになってしまいます。


しかし、免責金額を10,000円と設定し、高額な治療費にのみ補償を行うことで、負担はかなり軽減されますよね。


免責事項も大枠では同じ理由です。


ペット保険は、病気や怪我というリスクを補うためのものなので、それ以外の予防や妊娠などは補償対象外なのです。


それなら歯科治療はどうなんだという反論が聞こえてきそうですが、理由は歯科治療を受けるペットの多さです。


実は大人の犬のほとんどが歯周病にかかると言われており、この治療費を補償してしまうと保険会社の負担が大きくなってしまいます。


歯科治療の具体的な内容については、「クルーズ動物病院」のサイトに詳しく載っています。


ペット保険によっては歯科治療を補償してくれる場合もあります。気になる方は、以下の記事を参考にしてください。

補足:ペット保険の待機期間(免責期間)とは

ペット保険には待機期間というものがあります。また、免責期間という言葉を使っている保険会社もあります。


どのような期間かというと、保険に加入していても保険金が支払われない期間のことです。


怪我の治療費に対しては待機期間が設けられていることは少ないのですが、病気には30〜60日ほど設けていることが多いです。


待機期間が必要な理由を知る前に、まずペット保険にはどういったペットが加入できるかを知る必要があります。


加入条件の大前提として、健康なペットである必要があります。


しかし病気には潜伏期間があり、加入時に感染していてもペットの体に異変がなく、健康なペットとして加入できてしまいます。


そこで、待機期間を設けることで、確実に加入後に感染した病気の補償だけをすることができるのです。


各ペット保険の待機期間を以下の記事で紹介しています。気になる方は参考にしてください。

ペット保険の免責なしとはどういうこと?

ここまで、2種類の免責について紹介してきました。


実は免責事項については、必ずどのペット保険でも設定されています。しかし、免責金額の有無は、プランによって異なるのです。


つまり「免責なし」とは、免責金額なしで契約すること意味します。


免責金額がなければ、最低限自分が負担しなければいけない金額もなく、補償してくれる額も多くなります。


一見、免責金額なしを選んだ方がメリットが多いように思えますが、実はデメリットも存在するのです。

免責金額あり・なしの場合のメリット・デメリットを紹介!


免責金額とは、利用者が必ず自己負担しなくては金額のことであると紹介してきました。


しかし、自己負担額が少なくなるからという理由だけで免責金額なしを選択するのは早計です。


それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

免責金額なしのペット保険のメリット・デメリット

免責金額なしを選んだ場合、治療費の自己負担額は減りますが、それなりのデメリットもあるので、知らずに選んでしまうのは危険です。


メリット

  • 治療費の自己負担額が減る
  • 少額な治療費も補償される

デメリット

  • 月々の支払保険料が高くなる

といった点があげられます。


免責なしにするとどのくらい保険料は変わるのでしょうか?Si社の50%プランを例にして比較してみます。


  • 免責あり:630円(月払い)
  • 免責なし:1,350円(月払い)

このプランでは、2倍近くの差が生まれました。


保険料が変わることを考慮して検討する必要がありますね。

免責金額ありのペット保険のメリット・デメリット

免責金額ありを選んだ場合のメリット・デメリットを紹介しましょう。


メリット

  • 月々に支払う保険料が安い
  • 高額治療費の場合、影響はほとんどない

デメリット

  • 治療費の補償額が減る
  • 治療費の自己負担額が増える

といった点があげられます。


免責金額と保険料はトレードオフになっており、どちらを選べば良いのか迷ってしまいますよね。


そこで次に、どちらを選ぶべきなのか、筆者なりの考え方をお伝えします。

ペット保険の免責金額あり・なしはどちらがおすすめ?

今まで紹介してきたように、どちらにも一長一短があり、一概にどちらがおすすめかは言えません。


しかし、ペット保険に加入する目的次第で、どちらかをおすすめすることはできます。


加入する目的を、

  • 大きい病気にかかってしまった時の、高額な治療費に備えたい
  • 少額な治療費に何度も備えたい

の2つに分けたいと思います。


高額な治療費に備えたいと考えている方は、免責金額ありを選ぶのがおすすめです


少額な治療費に対してはほとんど補償がされませんが、高額になれば免責金額による補償割合の目減りは微々たるものでしょう。


保険料を押さえられる点でも、魅力的です。


ペットをちょっとした怪我や病気で、動物病院に通わせる頻度が高くなりそうな方は、免責金額なしを選ぶのがおすすめです


大きなケガをする・大病にかかるリスクよりも、ちょくちょく通院が必要になりそうな犬種をか飼っている人は、特にメリットを感じやすいでしょう。


もちろん、免責なしを選んでも大きなケガや大病を患っても保険会社の補償は受けられます。


このように、加入する目的を明確にすることで、自ずと免責あり、なしを決められるはずです。


免責金額ありを選ぶかなしを選ぶか迷っている方は、専門家に質問するのがおすすめです。以下のボタンからLINEで簡単に相談が可能です。

ペット保険には結局加入するべきなのか?

免責について詳しく解説してきましたが、そもそもペット保険には加入すべきなのでしょうか。


犬や猫を飼っている方の加入率は、7.7%にとどまっています。


その理由の1つとしては、ペットが病気や怪我にならなければ、支払ってきた保険料が無駄になるからということでした。


確かに保険料は掛け捨てで、貯蓄性はありません。ペットが健康でいてくれれば、お金は返ってこないので、無駄になってしまったと思うのも無理はないかもしれません。


しかし、ペット保険の本質は「万が一の時に備えること」であって、「飼い主が得をすること」ではないということを忘れてはいけません。


例えば犬や猫によくある異物誤飲で手術が必要になった場合、動物病院にもよりますが総額で10万円以上することがほとんどです。これがもし明日必要になった時、迷いなく払えるでしょうか。


事実、加入しなかったことで後悔をしている方もいらっしゃいます。


いざ高額の治療費が発生したときに、余裕を持って支払えるかどうかで加入を検討するのが良いでしょう。


ペット保険について気になることがあれば、LINEで気軽に相談することが可能です。気になる方はぜひご活用ください。

まとめ:少額の治療費に備えたい方に免責なしはおすすめ!

いかがでしたか?ペット保険の免責については理解できたでしょうか?


この記事のポイントは、

  • 免責金額とは、治療費の中で自己負担になる額のこと
  • 免責事項とは、補償対象外になる費用のこと
  • 免責金額ありは、手術などの高額な費用に備えたい人におすすめ
  • 免責金額なしは、軽い病気や怪我などの治療費に備えたい人におすすめ
  • 免責金額なしは、保険料が比較的高くなってしまうのがネック

です。


免責金額はペット保険を決める上で重要なポイントです。家計の状態や加入する目的を意識してありかなしかを選びましょう。


免責事項は、ペット保険によってほとんど違いはありませんが、事前に確認し補償対象にならないものについては理解しておくことが大切です。


MOFFMEには、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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