犬も歯軋りする?歯ぎしりの原因や対処法、考えられる病気を解説!

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犬も歯軋りすることをご存知ですか?犬の歯軋りはタッピング等の大きく3種類に分けられ、深刻度も変わってきます。嬉しい場合だけでなく、病気が原因のこともあるので注意が必要です。この記事では犬の歯軋りについて、原因から種類、治療法、考えられる病気を解説します。

犬の歯軋りとは?原因や種類、考えられる病気を解説!

最近、飼い犬が歯軋りをしているのを目にするようになった。何か歯にはさまっているのか、それともおかしな病気に罹ってしまったのか、とても気になる。


こんな経験をした、もしくはしている方はいませんか。


口の中を見て、食べかすが詰まっているだけならまだしも、何も見当たらないのにも関わらず歯軋りが止まらなければ、心配になりますよね。


実は犬の歯軋りには目に見えないストレスが原因で起きるのもあります。ひと目でわかる歯の病気によるものだけではないのです。


そこで今回「ほけんROOM」では犬の歯軋りについて

  1. 原因や種類
  2. 対処方法
  3. 歯軋りをしやすい犬種や年齢
  4. ペット保険の利用
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、犬の歯軋りが止まらなくて不安になった時にも的確に対処することができるようになります。

是非最後までご覧ください。

ほけんROOMでは犬の保険についても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

犬の歯ぎしりとは?歯の生え変わり等の原因や種類を詳しく解説!

犬が歯軋りをするのは、歯の間にものが詰まったり、病気に罹ったりするのが原因といわれています。ただし、歯軋りといってもいくつか種類があり、原因によって対処方法も異なります。


放置しておいても問題ないものから、獣医師に診てもらうほうがよいものなど様々なのです。


そこでここでは歯軋りの種類や原因について、次の通り解説していきます。

  1. 犬の歯軋りの種類
  2. 犬の歯軋りの原因
  3. 歯軋りが病気による時の病名
飼い犬の歯軋りが気になったら参考にしてみてください。

犬の歯軋りとは?クレンチング等3種類に分けられる!

犬の歯軋りには次の3種類があります。

  1. タッピング
  2. グライディング
  3. クレンチング

タッピング

口を上下に動かして歯を噛み合わせるものです。上下の歯がぶつかってカチカチといった音をさせます。飼い主さんのなかにはガリガリという音に聞こえる方もいるようです。

犬が寝ている時に行うといわれていますが、起きている時でもすることがあるようです。

基本的に歯に負担がかかるものではないので、心配する必要はないとされています。

グライディング

口を前後左右に動かしてギリギリといった音をさせるものです。歯を噛み合わせるのではなく、こすりあわせて音をだします。通常の歯軋りといえばこのグライディングを指します。

タッピングに比べて歯にかかる負荷が大きいので、注意する必要がありますが、犬には関係ないといわれているようです。

グライディングは上下の歯の平坦になっている部分をこすりあわせる行為です。しかし犬の歯は先端がとがっており、こすって音を出すことはありません。そこで犬の場合グライディングが起きることはないといわれています。

クレンチング

上下の歯を力いっぱい食いしばる行為をさします。歯を動かすのではないので音はほとんど出ません。そのため歯軋りとは気がつかないことが多いようです。

ただし歯や顎にかかる負荷は大きく放置しておくと歯が折れるまたは顎関節症になるなどの可能性があり、歯軋りの種類の中ではもっとも注意が必要となります。

犬の歯軋りの原因は?生理的・精神的原因について解説!

犬が歯軋りをする原因には次の2つによるとされています。

  1. 生理的原因
  2. 精神的原因

生理的原因

生理的原因とは、ケガや病気、噛み合わせが悪いといったからの要因で起きる歯軋りです。歯の間に食べたものがはさまったり、歯石がついたりして不快感を覚えることで歯軋りをすると考えればよいでしょう。

この他にも歯が新しく生え変わる時にも違和感を感じて歯軋りをすることがあるといわれています。

目に見えるものが多いので原因がわかりやすいとされています。

精神的原因

ストレスによるものです。犬が感じるストレスにはいくつか種類がありますが、代表的なのは運動不足。この他にも欲求不満や生活環境の変化などがあげられています。

こちらは目にみえないので、普段から注意深く観察することが必要です。

犬の歯軋りの原因が病気の場合、どんな病気が考えられる?

病気が原因で歯軋りをする場合、よくいわれるのは歯周病です。歯周病によって引き起こされる歯茎の腫れや出血などの違和感から歯軋りをするといわれています。


歯周病は歯と歯茎の間に汚れがたまることで細菌が増殖し歯茎が痩せ、最終的には歯がぬけてしまうことのある病気です。また、症状が重篤化すると細菌が体の他の部分に感染して虚血性心疾患肝炎といった病気を引き起こすこともあります。


この他に虫歯によって歯軋りをすることもあるようです。犬は唾液のなかに糖分をつくるアミラーゼという物質をもちません。そのため虫歯になりにくいとされています。しかし飼われているうちに糖質の多い食べ物を食べる機会が増えることで虫歯になる可能性が高くなっているのです。


また、ケンネルコフや心臓病といった病気に罹ると咳と共に歯軋りをすることがあるとされています。

補足:歯軋りに「震え」を伴う場合は「てんかん」の恐れあり!

歯軋りをしているだけではなく、全身や手足の一部に震えを起こしている場合はてんかんのおそれがあります。


てんかんは遺伝や脳腫瘍、脳炎といった原因で発症するとされており、全身のけいれんや同じ場所をくるくる回るなどの症状がみられる病気です。症状が重くなると1日のうちに何度も発作を起こすことがあるとされています。


てんかんの症状のなかには上記のほかによだれが出る、落ち着きがなくなるなどといったものがあり、このなかに歯軋りもあるのです。

犬の歯軋りの対処法を原因別に解説!

ここからは犬の歯軋りへの対処法を解説します。


犬に歯軋りをやめさせるためにはその原因を取り除くことが必要です。そこで大切なのは歯軋りをする原因を知り、それへの対処法を探ることとなります。


たとえばその歯軋りが病気によるものか、それともストレスによるものなのか、といったことで対応の仕方も違ってきます。ここでは次の2点に分けて対処法を解説します。

  1. 生理的原因の場合の対処法
  2. 精神的原因の場合の対処法
この他に一時的対処法として、骨や硬いおやつをかじらせ、歯軋りをやめさせるといった方法がとられることもあります。ただし、この方法はあくまでも一時的なものなので、根本的な解決にはならないようです。

生理的原因の場合の対処法

病気やケガといった生理的原因による歯軋りに対しては何よりも獣医師による治療が先決となります。


歯軋りは病気に罹った時の症例の一つとして知られています。過度に心配する必要はないといわれていますが、症状が続くようであれば動物病院で診てもらうことも必要でしょう。


単に歯の間に食べたものがつまっているだけであれば、丁寧な歯磨きがおすすめです。また歯磨きは歯周病の予防に効果的とされています。歯周病が原因となって発症する様々な疾患を予防するためにも歯磨きは大切です。


この他に、子犬が歯軋りをすることがあります。しかし子犬の歯軋りは病気によるものではなく歯が生え変わる時の違和感によるケースのほうが多いといわれています。この時にはかじってもよいおもちゃを与えて違和感を紛らせるのも方法の一つです。

精神的原因の場合の対処法

精神的原因による歯軋りの場合には、その原因となるストレス軽減させることが必要です。


ストレスの原因として運動不足や欲求不満ということがよくいわれます。その他にも留守番、気温の変化や匂い、さらには飼い主家族の家庭内不和というのも犬がストレスを感じる原因とされています。


犬は環境の変化に敏感な生き物なのです。たとえば人間にとって気にならない暑さ寒さの変化が犬にとっては大きなストレスとなってしまうのです。


このような場合には、散歩など運動をする機会を多くしたり、スキンシップを取る時間を増やしたりしてあげましょう。また、部屋の温度管理に注意したり、犬が嫌がる香料を使わないなどの配慮も必要です。


さらにストレス解消のためのおもちゃを与えるのもおすすめです。


ただし、歯軋りを頻繁にしている様子がなければ、あえて放置しておくほうがよいともいわれています。軽いストレスを歯軋りによって解消しているだけ、というケースもあるからです。

歯軋りをしやすい犬種や年齢、性別はある?

犬種や性別の違いによって歯軋りをしやすい犬としない犬とが分けられることはありません。ただし、年齢が上がることによって歯軋りをする犬は多くなるといわれています。


理由の一つとして、若い頃のように体の自由がきかないことによるストレスが指摘されています。また年齢とともに体の不調を感じることが多くなるので、その点もストレスを感じる要因といわれています。


さらに年齢が上がるにつれて歯周病や歯肉炎といった病気に罹りやすくなり、それによる口中の違和感を紛らすため歯軋りをする犬が増えるともいわれています。


老犬の場合、歯周病に罹るとその進行が速いうえに若い時と異なり免疫力も低いため重篤な症状になりやすいので注意が必要です。

もしもの時に備えてペット保険に加入しておくのがおすすめ!

飼い犬がケガをしたり病気になったりした時のためにペット保険に加入しておきましょう。


ペットの治療には人間のように健康保険が適用されません。いわば自由診療であり、治療内容によっては治療費が高額となるおそれがあります。


アニコム損保の『家庭どうぶつ白書2019』によると、年齢別の犬の年間診療費の平均値は8歳で76,479円。10歳で109,922円。12歳になると149,757円にもなるのです。


ペット保険は犬や猫といったペットがケガや病気によって治療を受けた際の手術、入通院にかかった費用を保障する保険です。保障額は保険会社によって異なり、治療費の50%から100%の間で選択できるようになっています。


ほけんROOMでは、保険料や保障内容の一括比較サービスをはじめとするペット保険に関する記事を取り扱っているので、興味のある方は参考にしてみてください。

まとめ:犬の歯軋りとは?子犬よりも老犬に多い!

犬の歯軋りについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  1. 歯軋りの種類にはタッピング、グライディング、クレンチングがある
  2. 原因には生理的なものと精神的なものとがある
  3. 生理的な原因による歯軋りは基本的に医者に診てもらう
  4. 精神的な原因による歯軋りは原因となるストレスを取り除く
  5. 子犬よりも老犬のほうが歯軋りをすることが多い
  6. もしもの時に備えてペット保険への加入がおすすめ
です。

犬の歯軋りには単に歯が生え変わることへの違和感によるものの他に歯周病、さらにはストレスによるものなど様々な原因が考えられます。

飼い主は常に飼い犬の様子を見守ってあげることが大切です。飼い犬に異変を感じたらすぐに医師の診察を受けましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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