ボーナスが出たら夫への小遣いはいくらにする?リアルな事情を紹介!

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ボーナスが支給された際、夫へのお小遣いはいくら渡せばいいか悩みますよね。実は「小遣いなし」が一番多く、渡す場合でも相場は5万円以下です。この記事では保険会社のデータを基に、ボーナス支給時の旦那へのお小遣いの平均金額や妻のお小遣い事情について紹介していきます。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

ボーナスが入った場合に旦那へのお小遣いはいくら渡す?

ボーナスが支給されると旦那にいくらお小遣いを渡そうか迷う奥様もいらっしゃると思います。

ローンの支払いや教育資金の確保、旅行や預貯金等使い方は家庭により様々です。

ちなみに大手企業の平均ボーナスです。
2018年末2017年年末
95万6744円92万4438円
参考先:日本経済団体連合会

あくまで平均なので、この金額をもらっている人はそこまで多くないと思います。

いつも頑張っている旦那にお小遣いを渡したいけど、手取りでもらうボーナス額や家庭の事情等で渡せないという家庭もあるかと思いますがほかの家庭はどうなのでしょう。

そこで、この記事では
  • ボーナス時お小遣いの平均金額、お小遣いある派、なし派の意見
  • 妻のボーナス時のお小遣いの平均金額
  • それぞれの家庭のボーナスの使い道
  • iDeCoとはどんな制度か。メリットはあるのか。
以上のことを解説していきます。

この記事を読んで頂いて皆さんの疑問が少しでも解消できればいいとなと思います。

ぜひ最後までお読みください。

ボーナス時の夫のお小遣い支給の3パターン

夫が毎日家族のために働いてくれたから支給されるボーナス。家族のためにとは言ってもも、ありがたく全額を家族のために使うのではなく、頑張ってくれた夫へのご褒美として少しでも渡すことができると良いですよね。


とは言っても家計が厳しい家庭では、申し訳ないと思いながらも夫のボーナスは全額生活費や家族の大きな支払いのために使うという方もいらっしゃるようです。


反対に、夫のボーナスは夫のものだからと、一切受け取らずに全額夫のお小遣いとして使っている家庭もあります。


ここからは、それぞれの家庭のボーナス時の夫のお小遣事情を見ていきたいと思います。


旦那へのお小遣いをいくらに設定するべきなのか知りたい方や、お小遣いの額を見直したい方は、ほけんROOMの旦那のお小遣いに関する記事を読むと参考になると思います。

ボーナスの10%をお小遣いとして与える

夫が会社から支給されたボーナスの10%を夫のお小遣いとして渡す方の場合、残りの90%は家計費や家・車などの大きな買い物をした際に組んだローンの返済、また、家族旅行や家具の買い替えなどの大きな支出にあてているようです。


家族のためにありがたくボーナスの90%を使わせてもらいながらも、夫への感謝の気持ちで10%は自由に使えるお小遣いとして渡すことで、夫も自分のボーナスで普段より少し贅沢な生活ができますね。


また、妻や子供が喜んでくれるから、家族のためにこれからも頑張って働くぞ!という気持ちになり、仕事にも精が出るのではないでしょうか。

ボーナスが入ってもお小遣いとしてはまったく与えない

会社からボーナスが出るのはとても有難く、嬉しいものです。しかし、大手企業に勤めている方のボーナスを比べると、中小企業に勤めている方のボーナスの支給額は平均25万円と、月給より少し良いくらいの場合もあるのが現実です。


そのため、夫のボーナスは全額家族で使うものとしている方も多いようです。中には、会社の経営状況によってはボーナスが出ないなんていうこともあるようですので、ボーナスがあるだけでも感謝しなければいけませんね。


夫のボーナスで家族で普段より少し贅沢な日を過ごすことで、家族は喜び夫も良い家族サービスができて満足という家庭もあるようです。

会社からのボーナスはすべて夫へのボーナス

夫のボーナスをどれくらい夫にお小遣いとして渡そうかと悩んでいる方がいる中で、「夫のボーナスは夫のものだからもらわない。」という家庭もあります。


普段の生活費に特に困っていない、欲しいものも特にないという妻がいる家庭では、ボーナスをあてにすることなく普段と変わらない生活をしています。


一方で、全て自分のお小遣いにすることでお財布に余裕ができた夫は、家族を美味しいレストランに連れて行ってあげたい、いつも子育てや家事を頑張っている妻に、何かプレゼントをしたいと思い、家族サービスにボーナスを使う方も少なくありません。


お財布にも心にも余裕ができることで、家庭も円満になりますね。

主婦たちの実際の声と夫へのお小遣いの目安額

ここからは、実際に夫のボーナスをお小遣いとして夫に渡す方と、全て夫婦のお金として夫へはお小遣いを渡さないという方、それぞれの主婦の声をご紹介していきたいと思います。


また、お小遣いとして夫へ渡す方は、どのくらいの金額を渡すようにしているのか、お小遣いをもらった夫は一体何にボーナスを使っているのかも詳しく見ていきましょう。


ボーナスを、将来のためにせめて少しでも良いから貯蓄に回すことができると良いですよね。


貯蓄に回すことができている家庭では、どのくらい貯金できているのか気になる方も多いのではないでしょうか。


実際に貯蓄に回す金額についてもご紹介していきますので、是非こちらも参考にしてみてください。

ボーナス時の小遣いあり・なしのそれぞれの声を紹介

小遣いありの意見

  • 旦那に小遣いを渡して仕事のモチベーションを上げてもらう
  • ボーナスは旦那が頑張ったご褒美
  • 旦那が小遣いなしだと自分ももらいにくい
他にもボーナスは旦那の頑張ったご褒美なのでボーナスは全額旦那のものという意見あるようです。

小遣いなしの意見

  • 月々の生活費の赤字の補填
  • ローンの支払いや子供の教育費等
  • 老後の為の貯金
将来の為に少しでも貯金をしたいという考えが多いようです。

お小遣いの目安は2~5万円

ネットを見てみるとお小遣いの目安は2~5万円がもっとも多いようです。

使い道はお酒や欲しいもの買ったり、趣味に使うことが多いようですね。

一方で、ボーナスが入ったからといって、特別お小遣いを渡したりしない家庭も5割いるようです。

やはり、月々の家計の補填や子供の教育費、ローンの支払い、等々をボーナスで補う家庭も多いようです。

妻のお小遣いも必要!平均相場はいくら?

日々頑張っているのは旦那だけではなく妻も同様


最近は共働きで妻も家計のために働いている家庭も多いです。


育児や家事に仕事にと日々忙しい毎日を送っています。


そんな妻もやっぱりお小遣いが欲しいのではないでしょうか?


妻の中で小遣いをもらっている方々の金額平均は1万円~3万円が多いようです。


女性が家計を握っている家庭は小遣いをもらってもやはり家計に回したりと家庭のことを一番に考えているようです。

参考①:みんなはボーナスを何に使っている?

普段の給料とは別に支給されるボーナス。
まとまったお金が入るとやはり嬉しいですよね。

旅行で温泉に行ったり、家族で美味しいものを食べに外食をしたり、欲しかった物を買ったりと、考えると楽しくなります。

ですが、各家庭の状況により使い方は様々です。

ローンの返済や月々の給料で足りない分の補填、教育資金や老後の為の資金。
将来の為の預貯金。

それらを考えると全額を好きな事に使うわけにはいかないと思います。

以下ではボーナスの使い道について、各家庭はどう使っているのか、どれくらい預貯金をしているのかを見ていきたいと思います。

  • ボーナスの使い道トップ5
  • 実際に貯金に回す金額
を紹介していきます。

ボーナスの使い道トップ5を紹介

ボーナスの使い道トップ5(2018年冬のボーナスの使い道)


第1位 貯金・預金 37.3%


やはり預貯金が1番多いですね。
月々の給料だけではそんなに預貯金に回せないのでボーナス時に預貯金に回す家庭が多いようです。

第2位 旅行(宿泊を伴うもの)9.9%

たまには旅行にも行きたいものですね。
温泉で癒されたり、美味しい食事に観光したりと、家族の思い出にもなりますね。

第3位 外食(食堂・レストラン、和、洋、中ほか専門店)5.5%


家族全員で外食をするとなると、かなりの出費になります。

多少家計に余裕がでたとき等は、家族みんなで外食をして美味しいものを食べたいですね。


第4位 衣服  4.6%


家族全員の衣服をボーナス時に買う家庭も多いようです。

年頃の娘さんがいる家庭等では、洋服や靴等も高いのでボーナス時に購入してあげているのでしょうか。


第5位 食品(ふだん食べるもの) 4.1%


毎月の家計の補填という意味合いがありそうです。

食べ盛りのお子さんがいる家庭では毎月の食費も大変なのでしょう。


他にもローンや借入の返済教育資金等の意見もありました。

支給される額は各家庭により差があると思います。


まとまったお金が入ったら、貯蓄に回す金額と、娯楽費等に回す金額を決めて有意義に使えたらいいですね。



参考先 AllAboutマネー

実際に貯蓄に回す金額

では実際に預貯金に回す金額はどれくらいなのでしょうか?


見てみるともらったボーナスの半分以上を預貯金に回したいと56.8%の方が思っているようです。


各世帯によって違いはありますが、毎月の給料では満足に貯金に回せないので、ボーナスの時は半分以上は貯金に回したいですね。


共働き夫婦の家庭では、専業主婦家庭よりも余裕がある家庭が多くボーナスはなるべく貯金に回す家庭が多いようです。


目的別でも貯金額も変わります。

例えば教育資金で見ると

教育施設
/年額
公立の金額私立の金額
幼稚園22.2万円
49.8万円
小学校32.2万円153.6万円
中学校
48.2万円133.9万円
高等学校41万円99.5万円

かかります。

公立の小・中・高に行っても500万円弱かかります。


さらに大学の費用が

1年あたり学費授業料入学料
私立大学86万4384円
26万1089円
公立大学53万7809円39万3426円
国立大学53万5800円28万2000円

かかります。

4年間で300万から500万円かかります。


ボーナス時に少しでも多く貯金に回したいですね。


参考先:月間副業

参考②:老後の資金を自分で貯めるiDeCoを検討しよう

老後の資金を自分で貯める方法にiDeCoという制度があります。


少子高齢化の問題等により、公的年金の財源不足により将来もらえる年金が高い確率で今より減らされる可能性があります。


そうなるとギリギリの生活になります。


そんな中で、iDeCo(個人型確定拠出年金)はメリットも多い制度です。


iDeCoとは公的年金ではなく自分で老後資金を準備する私的年金です。


iDeCoは20歳以上60歳未満で、国民年金や厚生年金等の公的年金に加入している人であれば加入できるので専業主婦(夫)や個人事業主、会社員、公務員などほとんどの人が加入資格があります。


iDeCoの特徴としましては、毎月拠出したお金(掛け金)を自分が選んだ運用方法で運用していくということです。


掛け金は5000円から1000円単位で拠出できます。


運用する商品は、投資信託のような価格変動があるものや債券、定期預金のような元本保証があるもの等色々です。


注意点としては60歳まで原則引き出しができないことです。


毎月のランニングコストもかかる点に注意が必要です。


ですがメリットもあるので老後資金を貯めるにはとてもいい制度だと思います。

iDeCoの主な3つの節税メリット

iDeCoの主なメリットを説明します。

  1. 拠出した金額が所得控除される
  2. 運用中にでた利益は非課税
  3. 給付時に控除がある
1の拠出した金額が所得控除されるとは、所得税は所得大きくなるほど税金も高くなります。

ですが、拠出した金額分(個人により拠出する金額に上限があります)が所得から引かれるので所得税、住民税節税効果が高いです

2の運用益は非課税とは、投資で得た利益には通常20.315%(所得税15%+住民性5%+復興特別所得税+0.315%)かかります。


ですがiDeCoで運用した場合は非課税になります


3の給付時の控除とは、一時金の形式で受け取るときは退職所得控除。


年金として受け取るときは公的年金控除が受けれるので所得税がかなり安くなります。


説明した通りかなりの節税効果があるので、ぜひ利用したい制度です。

iDeCoはボーナス払いも可能

これまでiDeCoは毎月一定の額を拠出する月払いが基本でしたが、2018年1月から半年払いや年払いもできるようになりました。


掛け金の上限は人により違うのですが、月々の手数料割合を下げるためにも限度額いっぱい使いたいものです。


ボーナス月など余裕のある月を指定して、使い切れていない差額をまとめて拠出できるので限度額までの拠出が可能です


掛け金の自由な拠出は可能になったのですが、あらかじめ年間計画の届け出が必要です。


すでに加入している人は、運営管理機関に連絡をして、変更届を取り寄せて、提出しましょう。

まとめ:夫婦でよく話し合って金額を決めよう

ボーナス時の旦那のお小遣いの金額や各家庭の使い道について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • ボーナス時の旦那のお小遣いは半数がなしで、渡す家庭の目安は2万円~5万円
  • 妻にボーナス時にお小遣いを渡す家庭は1万円~3万円が多い
  • 家庭ごとでボーナスに対する考え方は様々
  • 各家庭のボーナスの一番の使い道は預貯金が多い
  • iDeCoのボーナス払い等を使い老後資金を貯めるのもあり
でした。


それぞれの家庭で毎月の給料やボーナスの額は変わりますし、使い道も各家庭によって違います。


夫婦で話し合い有意義なボーナスの使い道を決めることが大事だと思います。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたいマネーライフに関する記事を多数掲載されてますので、ぜひご覧になってください。

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