海外旅行保険は必要?自分に合った海外旅行保険を選ぶコツとは?

近年、海外旅行が非常に身近なものになった一方、海外でのトラブルも心配で、海外旅行保険に入るか悩みますよね。行き先や、用途によって海外保険への加入の必要性の有無は左右されます。今回の記事では、海外旅行保険の必要性について分析していきます。

そもそも海外旅行保険は必要なの?

海外旅行がすっかり身近になり、毎年、海外へ渡航する方々も多いことでしょう。


渡航先で何のトラブルもなく、観光地やその土地のグルメを楽しめたら良い思い出になりますよね。


しかし、海外旅行で長期滞在する場合や治安が不安定な渡航先へ向かう場合、海外旅行保険の必要性が高まるのはご存知でしょうか。


長期滞在による病気や思わぬケガ、事故・盗難等、渡航先によっては、このようなトラブルに遭うリスクが高まることもあります。


そこで今回は、「旅行目的に応じた海外旅行保険の必要性の有無」について

  • 海外旅行保険は長期滞在や渡航先の治安が不安定なら加入
  • 必要性を考えて海外旅行保険を選ぶコツ
  • 海外旅行保険を利用するときに必要な手続き
以上のことを中心に解説していきます。                                                 
 

この記事を読んでいただければ、海外旅行保険がどんなケースで必要となるのかを知ることに役立つと思います。                            
 

ぜひ、最後までご覧ください。

海外旅行保険は長期滞在や渡航先の治安が不安定なら加入

海外での長期滞在ともなれば、病気や思わぬケガによる治療費がかかったり、宿泊先の物を誤って損傷させたりして賠償責任が発生するリスクも増えます。


このような治療費、自分が法律上の責任を負った場合の補償を、海外旅行保険で賄う必要が高まります。


また、治安が悪く盗難のリスクが高い地域や、衛生状態が悪く、感染症や食中毒のリスクが考えられる地域に滞在する場合もあることでしょう。


その場合には、海外旅行保険で携行品損害補償を手厚くしたり、治療費補償をより充実させたりする必要が出てきます。


こちらでは、長期滞在(留学)や、治安が良くない場所に滞在する場合、備えるべき海外旅行保険の補償について解説します。

長期滞在で利用する海外旅行保険について

留学をはじめとした長期滞在の場合、当然のことながら、海外で日本の公的健康保険が適用されることはありません。


留学先で病気・ケガをした場合には、海外旅行保険で金銭的サポートを受ける必要があります。


留学目的の海外旅行保険の補償と金額(目安)


長期滞在で考えられる必要な補償内容や金額については、次のような内容が目安となります(留学目的)。

  • 補償期間:1年または2年
  • 傷害死亡:300万円
  • 傷害・後遺障害:300万円
  • 治療・救援費用:300万円
  • 歯科治療補償:10万円以上
  • 留学生賠償責任:1億円以上

ご自分の留学期間にもよりますが、1年または2年長期補償期間の設定できる商品がおすすめです。


長期の滞在には歯科治療も考えよう!


傷害死亡や傷害・後遺障害の補償は、留学先が治安のよい場所でも、事故に巻き込まれるリスクを考慮して設定した方が良いでしょう。


治療に関しては年間300万円は高額すぎるようにも思えますが、留学先の国によっては治療費が非常に高い場合もあります。


なお、治療に関しては、歯科治療の補償も10万円以上で設定できれば安心です。


歯痛は耐え難いケースもあるので、速やかに治療を受けたいものです。


しかし、海外旅行保険では基本的な治療保障に歯科治療が含まれない場合もあります。


その場合には特約で歯科治療補償が設定されている時があるので、必ず主契約に付加しましょう。


一方、ご自分が事故の加害者等になった場合は賠償する必要が出てきます。


その補償は億単位に上るケースもあるので、賠償責任は1億円以上で設定した方が無難です。

治安が良くない場所で利用する海外旅行保険について

治安が良くない国や衛生環境に問題のある国に滞在する場合は、日本では想定外とも言える事態が発生することを考慮に入れましょう。


海外旅行保険の補償と金額の目安


治安や衛生面に問題のある国に滞在する場合は、次のような補償内容や金額が目安となります。

  • 傷害死亡:300万円~500万円
  • 傷害・後遺障害:300万円~500万円
  • 疾病死亡:300万円~500万円
  • 救援・治療費用:500万円以上
  • 携行品損害:20万~100万円
  • テロ等対応費用:10万円

治療補償・携行品損害補償は厚めに


治安や衛生面に問題のある国に渡航する場合は、ご自分がアクシデントに巻き込まれ死亡したり、疾病で死亡したりする事態を念頭に入れておきましょう。

死亡に関する補償は、治安が良いといわれている渡航先よりも高めに設定しておくべきです。

これは治療補償も同じで、不衛生な環境で感染症に感染するリスクも高まります。

病気を発症したら、速やかに医療機関で十分な治療を受けるため、補償金額は高めに設定しましょう。

治安の悪い国では盗難も日常茶飯事です。

携行品の損害補償が手厚い海外旅行保険を選びましょう。

ただし、盗難が頻発する国へ行く場合、最初から高額な携行品を身に着けずに渡航する方が無難です。

必要性を考えて海外旅行保険を選ぶために

海外旅行保険は、渡航先の状況に従って補償内容や補償金額を選ぶことが大切です。


そこで、海外旅行保険の有無や、保険の補償プランを選ぶ際に参考となるのが、外務省の「海外安全ホームページ」です。


こちらでは、国・地域別の海外安全情報をはじめ、留学やビジネス等の目的別で渡航する際に役立つ情報を紹介しています。


海外旅行保険では、国等が提供する情報を参考に、旅行目的に合った必要性の高い補償内容を選びましょう。


こちらでは、ご自分にとって、ベストな海外旅行保険を選ぶコツについて解説します。

代理店で専門家と相談して決める

海外旅行を楽しむ予定の方々の中には、あまり海外へ渡航した経験のない人もおられることでしょう。


また、海外旅行保険に加入することも初めてという人がいるはずです。


その際には、代理店で担当者と渡航先の情報を確認しながら、海外旅行保険の補償内容を決定することが賢明です。


対面式で販売する海外旅行保険では、担当者が補償内容の範囲や限界等をわかりやすく説明してくれます。


この機会に海外旅行保険の不明な点を質問しながら、旅行目的に合った商品を選び出せるはずです。


ただし、海外旅行保険の対面販売では、人件費もかかっているので保険料はその分高くなってしまいます。

インターネットで安く必要な補償を特化させて決める

海外旅行を頻繁に行っており、海外旅行保険も旅行へ行く際に何度か加入している人の場合は、インターネットでの申込がおすすめです。


海外旅行保険を取り扱う保険会社では、どの会社もインターネットで申し込みができる商品を販売しています。


渡航先の情報を国等が提供するホームページで確認しながら、必要な補償をチョイスして海外旅行保険をカスタマイズできます。


インターネット申込の場合なら、渡航日の当日にも加入が可能で、保険会社によってはインターネット割引サービスを行っているところもあります。


ただし、支払方法がクレジットカード払いに限定されていたり、渡航日の当日加入の場合は保険証券が発行されなかったりすることもあります。


保険の加入完了後に保険証券番号が発行されるので、それをプリントアウトして渡航の際に携行するか、番号を控えて置きましょう。

海外旅行保険を利用するときに必要なこと

海外旅行保険へ加入申込をする場合、必要書類を用意しなければならないこともあります。


一方、万が一の事態が発生し保険金を請求するときは、その手続きに必要な書類を必ず準備しなければいけません。


こちらでは、海外旅行保険への加入、保険金を請求する時に必要な手続きについて解説します。

海外旅行保険に加入手続きと必要書類について

海外旅行保険に加入手続きは、基本的に渡航予定日の60日前くらいから可能となります。


インターネット申込の場合なら、申込画面の入力だけで加入手続きが完了するので便利です。


一方、海外旅行保険の対面販売の場合は次の手順となります。

  1. 代理店等へ入店し申込
  2. 申込書類等の作成・提出
  3. 保険証券の送付
必要書類は次の通りです。
  • 加入申込書:必要事項はご自分で記載します。
  • 本人確認書類:運転免許証・パスポート等を提示します。
持病を持つ方々の場合は、追加で診断書の提出を要求されることもあります。

いざ海外旅行保険の保険金を請求するときの手続き

渡航中にまさかの事態が起き、保険金請求が必要になった時は、現地でも書類を集める必要があります。


こちらでは請求の流れ、必要書類について解説します。


アクシデント~保険金を請求まで


基本的に渡航先で事故や病気の発症、負傷した場合は次のような流れとなります。

  1. アクシデント発生
  2. 保険会社のサポートセンターへ連絡
  3. サポートセンターが現地の医療機関を予約
  4. 医療機関で治療
  5. 治療後、現地で必要書類収集
  6. 保険会社へ保険金請求
アクシデントが発生した場合は、サポートセンターにその状況をできるだけ冷静かつ正確に伝えましょう。

保険金請求のための必要書類


保険金請求を行う場合は、現地で記載してもらわなければいけない書類があります。 
  • 保険金請求書:保険会社から取得し、ご自分で必要事項を記載します。
  • 医師の診断書:現地の医師から、病気やケガの治療を受けた場合、対人賠償責任等を負った場合に記載してもらう書類です。
  • 医療費の明細書・領収書:現地の医療機関窓口から、病気やケガの治療を受けた場合、対人賠償責任等を負った場合に記載してもらう書類です。医療機関への支払いが済んでいない場合はその請求書でも構いません。
  • 死亡診断書または死体検案書:病気やケガが原因で死亡した場合に、診断または検案した医師または医療機関から受け取る書類です。
  • 事故証明書:現地で事故に遭った場合、最寄りの警察署や官公署に届出て、発行してもらう書類です。
  • 支出を証明する書類:捜査救助が必要になった場合、その費用、航空運賃等交通費、ホテル客室料金等を証明する費用です。各航空会社・ホテル窓口等で取得します。
  • 示談書、示談金領収書:保険加入者が対人・対物賠償責任を負った場合に、当事者間で作成した書類です。
  • 損害額(修理費等)を証明する書類:保険加入者の携行品損害や、対物賠償責任を負った場合、損害を与えた物の価格、破損の際の修理費等を証明する書類を用意します。
保険金請求の際には、保険会社のサポートセンターのアドバイスを受けながら、速やかに書類を集めましょう。

まとめ:海外旅行保険は必要!加入で安心な旅を!

旅行目的に応じた海外旅行保険の必要性の有無について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。                        

今回の記事のポイントは

  • 長期滞在で目的とした旅行や、目的地が治安や衛生面で問題のある国の場合には、海外旅行保険で、特に手厚くしなければならない補償がある
  • 海外旅行の初心者なら代理店の対面販売を利用し保険商品を選び、海外旅行や保険選びに経験豊富な人はインターネット申込がお得
  • 海外旅行保険の保険金を請求する場合は、特に現地で取得しなければならない書類もあるので、必要書類をしっかり確認しながら手続きを進める
でした。

渡航中にご自分が十分注意しても、まさかの事態に遭うことがあります。

海外旅行保険で十分な備えを行い、渡航することが賢明です。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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