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1年間の留学で入るべき海外留学保険とは?保険選びでの注意点は何?

高校生・大学生なら、短期留学とともに、1年間の長期留学をする方が多くなると思います。留学の際に、留学保険に加入するのは大切です。1年の留学なら長期の留学保険に加入すべきか、短期の留学保険に加入すべきか悩みどころですよね。この記事で分析していきます。

1年間の留学の留学保険は短期?長期?

留学はだいたい3カ月以内が短期留学とされ、3カ月以上を長期留学と扱う場合が多いです。


ご両親にとっては、短期であれ長期あれ外国で生活する我が子のため、特に健康面は注意してもらいたいですよね。


しかし、いざ現地の医療機関を利用した場合には、予想外の金銭的負担となる場合があるのはご存知でしょうか。


日本の公的な保険制度とは、外国は明らかに違うシステムとなっています。


日本とは異なる医療制度に対応するため、事前に留学保険で金銭的な備えを行う必要があります。


そこで今回は、「留学保険の必要性と補償内容」について

  • 保険会社の留学保険
  • 留学保険の必要性
  • 留学保険の注意点
以上のことを中心に解説していきます。 
                                                                     
この記事を読んでいただければ、留学保険の基本的知識と、その必要性を知ることに役立つと思います。                                    

ぜひ、最後までご覧ください。

留学保険は1年を境目に入れる保険が限られる

留学保険は、海外旅行保険をベースに、留学生のために必要な補償をセットした保険商品です。


主に留学保険の場合は、現地の医療機関を受診した時の費用補償がより手厚くなります。


ただし、留学保険は留学期間が長期になるほど、留学保険を取り扱う保険会社は減る傾向にあります。


こちらでは、1年以内の留学保険と、1年以上の留学保険のおすすめ保険商品を取り上げます。

1年以内の留学保険の場合

渡航期間1年以内の場合は扱う保険会社も多く、主に次の保険会社が商品を販売しています。


合計保険料は約15万円~45万円と差があります。


ジェイアイ傷害火災(1年以内)


留学保険のプラン名は「ノバリおすすめカスタマイズプラン」です。


補償内容は次の通りです。

  • 傷害死亡:1,000万円
  • 傷害後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 治療・救援費用:3,000万円
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:50万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円(実損型)
  • 航空機遅延:航空機遅延(実損型)
  • 弁護士費用等:100万円
  • テロ等対応:1万円(日額)
合計保険料は153,110円(留学先がヨーロッパ)となります。

三井住友海上(1年以内)


留学保険のプラン名は「フリープラン」です。 

補償内容は次の通りです。
  • 傷害死亡:1,000万円
  • 傷害後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 治療・救援費用:1,000万円
  • 賠償責任:1億円
  • 携行品損害:10万円
合計保険料は428,740円となります。

東京海上日動(1年以内)


留学保険のプラン名は「M2」です。 

補償内容は次の通りです。
  • 傷害死亡:1,000万円
  • 傷害後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 治療・救援費用:3,000万円
  • 賠償責任:1億円
  • 携行品損害:10万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円
  • 航空機遅延費用:2万円
合計保険料は196,500円となります。

損保ジャパン日本興亜(1年以内)


留学保険のプラン名は「M2」です。 

補償内容は次の通りです。
  • 傷害死亡:500万円
  • 傷害後遺障害:500万円
  • 疾病死亡:500万円
  • 治療・救援費用:2,000万円
  • 賠償責任:5,000万円
  • 携行品損害:30万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円 
  • 航空機遅延費用:2万円
合計保険料は445,030円となります。

あいおいニッセイ同和損保(1年以内)


留学保険のプラン名は「フリープラン」です。 

補償内容は次の通りです。
  • 傷害死亡:1,000万円
  • 傷害後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 治療・救援費用:1,000万円
  • 賠償責任:1億円
  • 携行品損害:30万円
  • 弁護士費用:100万円
  • テロ等対応:10万円
合計保険料は441,360円となります。

チャブ保険(1年以内)


留学保険のプラン名は「RZ1」です。 

補償内容は次の通りです。
  • 傷害死亡:1,000万円
  • 傷害後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 治療・救援費用:3,000万円
  • 個人賠償責任:1億円
  • 携行品損害:30万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円 
  • 航空機遅延費用:2万円
合計保険料は193,060円となります。

1年以上の留学保険の場合

留学期間が1年以上ともなれば、補償内容は変わらなくても保険料は倍になります。


前述した三井住友海上、東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保が1年以上の契約に対応しています。


渡航期間が2年までの場合は、合計保険料が約39万円~89万円と差があります。

  • 三井住友海上「フリープラン」→合計保険料857,490円
  • 東京海上日動「M2」→合計保険料393,010円
  • 損保ジャパン日本興亜「K21」→合計保険料890,050円
  • あいおいニッセイ同和損保「フリープラン」→合計保険料882,730円

留学保険の必要性

海外では、ご自分がトラブルに見舞われると、その解決にかかるお金が日本とはまったく違うケースもあります。


そのため、保険会社から下りた保険金で、その解決にかかるお金を賄う必要があります。


こちらでは、留学先で役立つ賠償責任保険と治療費に関する補償を解説します。

留学保険なら留学生賠償責任保険がある

1年・2年の留学期間であっても、日本と同じく平穏な留学生活を送れているなら安心です。


しかし、留学先で他人にケガをさせた、他人の財物を壊してしまったというトラブルも考えられます。


留学保険にも、損害保険で基本補償になっていたり、オプションで追加したりする「賠償責任保険」が設定されています。


賠償責任保険は、基本的に他人や他人の財物に被害を負わせた場合、発生した法律上の賠償責任を補償する保険です。


保険会社の扱う留学保険では5,000万円~1億円程度で設定されています。


予想外に高額な賠償請求を受けることもあるので、必ず加入しておきましょう。

留学保険は、通常の海外旅行保険の治療費に上乗せされる

通常の海外旅行保険の治療・救援費用の補償は1,000万円~2,000万円程度です。


一方、留学保険は補償プランにもよりますが、治療・救援費用の補償は1,000万円~3,000万円程度となっています。


通常の海外旅行保険の治療・救援費用よりも、留学保険では1,000万円程度上乗せされていることが多いです。

留学保険の注意点

留学保険を選ぶ際、補償内容は当然のことながら、保険会社のサービス等も確認して決めましょう。


次のような対応が可能かを十分注意する必要があります。


医療アシスタンスサービスの充実度を判断


留学保険を販売する保険会社では、現地の医療機関と提携し現金不要(キャッシュレス対応)で治療を受けられるサービスがあります。


また、病気やケガは不意に起こるので24時間365日、日本語で病院予約、通訳手配に対応してくれるサービスもあります。


これらのサービスを行っている保険会社であれば、実際に留学生活を開始した後でも安心できます。


歯科治療の補償は意外に大事


虫歯のような歯痛は、ご自分の生命・身体に深刻な影響は及ぼさないものの、放置すれば耐えられない苦痛にまで悪化します。


しかし、留学保険では補償範囲に入っていない場合があります。


自費で治療しようにも、留学先によっては、数十万円に上る治療費が発生することもあります。


そのため、歯科治療補償の特約等を設けている留学保険へ加入し、忘れずにその補償を付加しておきましょう。

保険を最大限に生かすポイント

何らかのトラブルに巻き込まれケガをしたり、被害を被ったりした場合は、留学保険から保険金が下りることもあります。


保険金請求の手続きの際には、現地の行政機関等から書類を取得することが必要です。


こちらでは、万が一のトラブルの対応方法について解説します。

盗難の場合は警察署にも連絡し盗難証明書をもらう

盗難された事実が発生したなら、適切な対応をとりましょう。


盗難が発生した場合の対応


盗難が発生した場合の手順は次の通りです。

  1. 盗難被害発生:できるだけ盗難現場を保存する。
  2. 保険会社事故専用窓口に連絡:担当者へ盗難時の状況を説明。
  3. 担当者の指示に従う:担当者から「ポリスレポート(盗難証明書)」を取得するよう求められる。
  4. 現地の警察へ連絡:警察へ「盗難に遭った品目」・「日時」・「場所」を報告。
  5. 警察がポリスレポートを作成:盗難品目、日時、場所、所有者名、日本の住所、滞在先の連絡先が明記される。
  6. ポリスレポートを取得:警察署からポリスレポートを取得する。

盗難補償の請求書類


盗難の場合、留学保険の補償の一つ「携行品損害補償」から保険金が下ります。

保険会社から支払われる金額は、概ね30万円までが上限となります。

携行品損害補償を請求するためには、主に次の書類が必要です。
  • ポリスレポート(盗難証明書)
  • 盗難された物品の保証書または領収書(あれば)
  • 盗難された物品の写真(あれば)
  • ご自分のパスポートの写し
これらの書類を保険会社の指示に従い提出します。

万が一ものや人を傷つけてしまった時は、随時の対応が必要

留学保険には、留学生賠償責任保険が付帯されていますが、どう対応していいか判断に困る場合もあるでしょう。


まずは、保険会社の事故専用窓口に連絡し、担当者へ状況を説明しましょう。


他人にケガをさせた場合は、警察等にも連絡を忘れてはいけません。


一方、アパートの水漏れ・食器を破損させた場合等は、ステイ先の家主の請求内容を保険会社に報告し、アドバイスを必ず受けましょう。

まとめ:1年間の留学なら長期留学保険に入ろう

留学保険の必要性と補償内容について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。                        

今回の記事のポイントは

  • 1年以内の留学保険の場合、扱う保険会社は多いが、2年以上だと扱う保険会社は限られてくる
  • 1年、2年と留学期間が長期になれば、それだけ保険料は高額になる
  • 留学保険は、滞在期間が長い分、通常の海外旅行保険よりも治療費等の補償金額が上乗せされる
  • 留学保険を選ぶ際は、医療アシスタンスサービスの充実・歯科治療の補償の有無を確認する
  • 留学先で何らかのトラブルに遭ったら、まずは保険会社の事故専用窓口に連絡
でした。

1年以上の長期にわたる留学では、トラブルに遭うリスクが通常の旅行より高まることへ留意し、保険へ加入しておきましょう。

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