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海外旅行保険で治療費はいくらまで補償してもらえる?

病気や怪我で海外で治療を受ける際に、治療費が高額になりうることを知っている方もいると思います。そんな中、海外旅行保険でいくらまで補償されるのか気になりますよね。今回は海外での治療費がどのくらいかかるのか、また海外旅行保険の補償はいくらくらいかなどを解説します。

治療費から見る海外旅行保険の必要性について

「海外旅行保険って本当に入る必要があるのかな?」と疑問に思ったことはありませんか。  

海外での医療費は日本では想像もできないほどに高額であることが多く、もし海外旅行保険に未加入の状態で海外でケガや病気になってしまったら、何百万円という治療費を支払うことになってしまうかもしれません。


ではそんな高額になりうる治療費を海外旅行保険に加入していると、どのくらい補償してもらえるのか気になりますよね。


そこでこの記事では、海外旅行保険の治療費について 


  • 海外での治療はどのくらいかかるのか 
  • 高額な治療費に対する海外旅行保険の有効性 
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険の注意点 

などを中心にご説明していきます。 


この記事を読んでいただければ、海外旅行保険の必要性がお分かりいただけると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。 

海外旅行保険を利用しないと、海外での医療費はいくらかかるのか

海外旅行保険に加入しないまま渡航し、そこで思わぬケガや病気になってしまうと、心配なのが治療費です。  

海外旅行保険に加入していれば治療費は補償してもらえますが、加入していない場合は全額を自己負担しなければなりません。 


海外では、治療費はもちろんのこと、初診料や救急車の費用も日本に比べてたいへん高額になります。 


では、実際に海外では初診料、救急車に要する費用、治療費が、具体的にどの位必要になるのかご説明していきます。

初診料だけで1万円以上の治療費がかかる

海外でケガをしたり病気にかかったときは医療機関を受診することになりますが、どのような症状であれ、外来で初めて受診する際には「初診料」がかかります。 


海外で医療機関を受診する際にかかる治療費の中で、まずは初診料がどのくらいかかるのかについて確認していきましょう。 


特に医療費が高額とされる国を見てみると 


  • イタリア、イギリス、フランス、スペインなどのヨーロッパ:1万5千円~2万円程 
  • アメリカやカナダ:2万円~3万円程 

このように高額な初診料がかかるとされています。 


参考までに、日本で医療機関を受診する際の初診料の相場は、だいたい2,800円程度となっています。 


ヨーロッパやアメリカは医療費が高額であるため、初診料も日本に比べると5倍~10倍にもなるようです。 


他の国ではヨーロッパやアメリカほど高額にはなりませんが、それでも日本の2倍程度はかかるとされています。 

救急車の利用することで治療費が数万円もかかる

海外でケガや病気になってしまった場合、医療機関まで救急車を利用するケースもあります。 


日本では救急車は無料で利用できますが、海外では通常有料とされているところが多く、治療費とは別に計算されます。 


そして、海外では救急車には「公営」と「民営」の2つがあり、料金設定が異なる場合があります。 


海外で救急車を利用した場合にどの位の料金がかかるのか、非常に気になるところですが、アメリカ(公営・民営)、カナダ(公営)、オーストラリア(公営)、ニュージーランド(民営)ではおよそ4万円~10数万円もかかるとされています。 


治療費の他に、これほど高額な救急車利用料金を支払うのは非常に負担が大きくなってしまいますが、だからといって「無料」がいいとは言い切れないのも事実です。 


といいますのも、無料になると当然利用者が増えることになり、救急車が到着するまでに時間がかかってしまい、本当に急を要するケガ人・病人に多大な影響を与えてしまいかねません。 


また、無料で利用できるとなるとサービスの質の低下も懸念され、不安のなか搬送される可能性も出てくると思われます。

盲腸・虫垂炎による高額な治療費

海外の医療機関を受診した際の治療は高額だといわれていることは分かっていても、具体的にどの位の治療費がかかるのかあらかじめ知っておきたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

例えば、盲腸・虫垂炎の手術に要する治療費で比べてみましょう。 


日本で盲腸・虫垂炎にかかる治療費はおよそ50万円前後になりますが、フランスやオーストラリアなどでは100万円強、イギリスでは150万円前後もかかってしまいます。 


そしてアメリカでは、250万円程の高額な治療費がかかってしまうこともあり、治療費が日本の5倍近くにもなります。 


このように、盲腸・虫垂炎の治療費を見ただけでも、海外での治療費の高さがうかがい知れます。

高額な治療費に対する海外旅行保険の補償内容



ご説明してきましたとおり、海外では日本の数倍もの治療費がかかってしまうことが多いです。  

ケガや病気は誰にも予測できないものなので、やはり海外旅行保険で治療費に対する補償を万全にしておくのがベストです。 


保険料を節約したいと思う方もいらっしゃると思いますが、海外旅行保険の数千円の保険料で高額な治療費をまかなうことができますし、キャッシュレス・メディカルというサービスを受けることもできます。 


最近は、どんなに高額な治療費でもカバーできるように、「治療費無制限」で加入する方も増えていますので、詳しくご説明していきます。 

数千円の保険料で数百万円までの治療費を補償

海外旅行保険に加入しない方の中には「保険料がもったいない」と考えている方がいらっしゃいます。 


特に、日本にいるときは健康でほとんど病気をしない方は、病気やケガの治療費に対する備えをそれほど重視しない傾向があります。 


しかし、病気やケガは誰にも予測できないものです。 


海外旅行保険の保険料は、実はそれほど高額なものではなく、補償内容にもよりますが数千円から加入することができます。 


海外での治療費は日本では考えられない程高額になるケースが多く見られますので、数千円の保険料を支払って数百万円の治療費を補償してもらえるのであれば、決して損とは言えないのではないでしょうか。 

キャッシュレス対応の施設の利用で治療費の支払い手続きを全て負担

海外旅行保険には「キャッシュレス・メディカル」というサービスがあり、通常海外の医療機関を受診した際は治療費を自己負担することになりますが、このサービスを利用するとその場で治療費を自己負担する必要がありません。  


つまり、治療費を支払わずに済むということで、治療費は保険会社から直接病院へ支払われることになります。 


キャッスレス・メディカルサービスを利用する際は、保険会社に連絡し提携病院を紹介してもらいます。 


海外ではどこにどのような病院があるのかも分かりませんし、言葉の問題もあり病院を選ぶのも非常に困難ですが、保険会社から紹介してもらえるので安心です。 


海外旅行保険に加入しておけば、治療費はもちろんのこと病院選びまでお任せできるので大変心強いです。 

持病・病弱に不安がある人でも安心な治療費無制限の海外旅行保険もある

海外での高額な治療費に備えて、海外旅行保険の治療費補償を無制限で加入する方法があります。 

実際、治療費無制限で加入する方も多く、海外での高額治療費に備えているようです。 


しかし、海外旅行は何かとお金がかかるものなので、保険料を節約するため格安保険に加入する方もいらっしゃいますが、治療費など補償額に限度が設けられていることが多いので、きちんと補償内容を確認してから加入するようにしましょう。 


また、持病がある人にとっては、「海外で持病が悪化してしまったらどうしよう」という不安があります。 


持病が悪化した場合の治療費は通常の治療費補償では補償されませんので、「応急治療・救援費用担保特約」を付けられる保険を選ぶといいでしょう。 


応急治療・救援費用担保特約を付けておけば、海外で持病が悪化し医療機関にかかった場合の治療費も補償してもらえるので、持病のある方は付けておくと安心です。  

クレジットカード付帯の海外旅行保険では治療費に対する補償が不十分なことも

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険を利用している方も多いですが、実は補償が不十分なことがあるので注意が必要です。 


海外旅行保険の補償項目の中で最も支払いが多いのは「治療費用・救援費用」と「携行品損害」であるため、この2つの補償が十分かどうかがポイントになります。 


クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、死亡・後遺障害は高額補償になっているのに対し、治療費用や携行品損害についてはそれほど充分な額が補償されないものがあります。 


しかし、クレジットカードを複数枚持つことにより補償が上乗せされるので(死亡・後遺障害を除く)、クレジットカードの海外旅行保険を利用する際は複数枚を利用することをおすすめします。 


保険会社の海外旅行保険を利用すれば、充分な治療費補償を得ることができ安心ですが、旅行など短期で海外に行く方などの場合は「保険がむだになってしまった」と思うこともあるかと思います。 


しかし「安心をお金で買った」と思えば決して損にはならないのではないでしょうか。

まとめ

海外旅行保険の治療費についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。  


今回のこの記事のポイントは、 


  • 海外では、治療費をはじめ初診料や救急車の費用も日本に比べて高額である 
  • 海外旅行保険は、少ない掛金で高額な治療費をカバーすることができる 
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償額が不十分なことがある 

です。 


海外旅行保険は、数千円の保険料で高額な治療費をカバーすることができるので、もしもの場合のお守りとしてぜひ加入することをおすすめします。 


なお、ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。 

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