海外旅行保険ALL

知らなきゃ危険!クレジットカード海外旅行保険「利用付帯」について

クレジットカードには、海外旅行保険が無料でついているものがあります。しかし、そのカードを使わなければ保険適用とならない「利用付帯」である場合、気をつけるべきことがあります。クレジットカードについている海外旅行保険、利用付帯のポイントについてお伝えしていきます。

クレジットカード付帯海外旅行保険の自動付帯と利用付帯ってどちらを選んだ方がいいの?

海外旅行保険は海外旅行に行くときには必ず入っておきたいものです。


海外旅行保険に加入することで自分の身を守ってくれるからです。


しかし、最近ではクレジットカードに海外旅行保険が付帯されているものがあるのをみなさんご存知でしょうか?


そのクレジットカード付帯の海外旅行保険には自動付帯利用付帯の2種類が存在します。


自動付帯とは、それを所有しているだけで海外旅行保険に自動的に加入できるクレジットカードです。

 

改めて海外旅行保険加入の手続きは必要ありません。 


海外旅行の自動付帯は


  • 自動付帯の多くは、自宅を出発してから60日間が補償期間となります。
  • 旅行先にクレジットカードを持って行く必要もありません。 


などのメリットがあります。

対して、今回説明する利用付帯のクレジットカードは、持っているだけでは保険適用となりません。 


「そのクレジットカードを利用したときに」保険期間がスタートします。 


それでは、面倒でない自動付帯を選んだ方がいいのでしょうか? 


実はそうとも限りません。


そこで今回この記事では、「海外旅行保険のクレジットカード付帯の利用付帯」について

  • クレジットカード付帯の利用付帯とは?
  • クレジットカード付帯の利用付帯で海外旅行保険が適用されるケース
  • 利用付帯の、自動付帯と比較したときのメリット

以上のことを中心に説明します。


この記事を読んでいただければ、クレジットカード付帯の海外保険旅行は自由付帯と利用付帯どちらがいいか判断できるようになります。


是非最後までご覧ください。


クレジットカード付帯海外旅行保険の利用付帯について解説!

少しシステムが複雑な利用付帯ですが、うまく使えば自動付帯ではできない裏技も可能です。 

今回は、クレジットカード付帯海外旅行保険の「利用付帯」についてお伝えします。


もしやり方を間違えると大変なことになりますので、 ぜひ最後までしっかりご覧ください。

カード付帯海外旅行保険は、1旅行中(日本出国から帰国まで)に1回しか、有効にできない

クレジットカードの海外旅行保険では、1回の旅行中に1回のみ補償期間が有効となります。 

利用付帯だからといって、カードを利用するたびに期間がリセットするわけではありません。 


最初に対象となる支払いをしたときだけが、補償期間のスタートとなります。 

カード付帯海外旅行保険は、ケガ病気治療費の限度額が50〜100万程度と低いカードがほとんどである

クレジットカード付帯の海外旅行保険最大の弱点は、ズバリ補償金額が低いこと。 

特に注目したいのは、以下の二つの補償です。 


  • 手術や入院をしたときに補償される治療費用 
  • 患者の医療搬送費用や、日本から家族を呼び寄せたときの負担を補償する搬送費用 


日本は国民皆保険制度により、いくら治療を受けても自己負担は3割以下に抑えられます。 


さらにそれでも自己負担額が高額になった場合は、高額療養費制度によって一定金額を超えた分が払い戻されます。 


日本のこのルールは、世界的に見ればかなり稀ということを知っておいてください。 


海外は自由診療の国が多く、特に欧米は日本に比べて医療費が非常に高額です。 


かといって医療費が安い国でも油断はできません。 


医療レベルの低さから、遠方への搬送費用が必要となることがあります。 


海外旅行先で治療や搬送をしたときの例をご覧ください。 


  • ニューヨーク…1回の入院で数百万円から1千万円。盲腸手術は8日入院で7万ドル・貧血で2日入院して2万ドルなど。 
  • ハワイ州ホノルル…救急車の利用は有料。ICUへの入院や手術となると1,000万円を超えることも少なくない。 
  • ロシア …入院には事前の保証金が必要。医療搬送費用はとんでもなく高額で、フランクフルトへの寝台移送400万円・東京への専用機移送2千万円など。 
  • 中国北京…経済成長とともに医療費も年々高騰。外国人専用医療機関は特に高額で、緊急入院1日10万~20万円・東京への移送数百万~1千万円など。 
  • 中国の地方都市…医療費は高くないが、そもそも十分な医療が受けられない。海外旅行保険が使える医療機関も少ない。 


クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償される治療費用は、50万~100万円程度。 


ゴールドカードであってもせいぜい300万円程度です。 


搬送費用も100万~200万円が関の山でしょう。 


そう考えると「クレジットカードに海外旅行保険が付帯してるから安心!」とはとても言えないことが分かります。 

クレジットカード付帯海外旅行保険の利用付帯の保険が適用されるケースとは

クレジットカードの海外旅行保険が利用付帯である場合、どのような利用が保険適用の条件となるのでしょうか。 


二つの条件をお伝えします。

公共交通乗用具を使用したとき

まずは、クレジットカードを使って交通乗用具を利用したときに利用付帯の適用となります。 


公共交通乗用具とは、飛行機・船・電車・バス・タクシーなどを指します。 


ちなみに交通費全額ではなく一部をカード決済するだけでも適用されます。 


各法律に基づいて運行されているものに限られるため、無許可タクシーなどは含まれません。 


また、自家用車のガソリン代・高速道路料金・駐車場代・レンタカー代なども適用外です。 


旅行に関係ない、普段の交通費の支払いももちろん該当しません。 

募集型企画旅行の場合のみ

もうひとつ、クレジットカード利用付帯の条件に「募集型企画旅行の料金を支払った場合」というのもあります。 


交通費同様、 ツアー代金の一部をカード決済した場合も海外旅行保険が適用されます。 


募集型企画旅行以外、つまりオーダーメイドである「受注型」や、旅行会社が旅行者の委託で代理契約をする「手配型」は適用外です。 


ただしカードによって条件は異なる場合もありますので、事前に確認しましょう。 

カードで旅行代金か交通費を支払うことが利用付帯の適用条件になっている

なんだかややこしく見える、クレジットカード海外旅行保険の利用付帯。 

しかしその本質は単純です。 


旅行代金または旅行交通費をクレジットカードで支払うこと」 


これが付帯の条件となっているわけですね。 


自家用車のガソリン代などでは本当に用途が旅行かどうかが分からない、というのが適用されない理由なのでしょう。  

旅行先の公共交通機関をカード払いすると、カード払いした日から60日間保険が有効になる

クレジットカード利用付帯の海外旅行保険は、「旅行中いつでもカードで公共交通機関を支払えば適用される」というわけではないものもあります。 

その利用タイミングの条件は、カードによって以下の二種類に分けられます。 


  1. 出国前でも後でも、公共交通機関の交通費をカードで支払えば適用 
  2. 出国前、日本の公共交通機関において交通費をカードで支払ったときに限り適用 


つまり日本で電車やバスを使わなくても、旅行先の公共交通機関をカード払いしたその日から60日間(90日間・30日間)適用となるカードもあるのですね。 


したがって利用付帯海外旅行保険では、クレジットカード利用のタイミングにくれぐれもご注意ください。 


逆ならいいのですが、1.だと思っていたら2.だった場合には大変なことになります。 


出国した後に気づいても後の祭り。 


旅行中は無保険でビクビクして過ごすしかありません。 


自分の利用付帯クレジットカードがどちらなのか、事前に必ずご確認ください。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の利用付帯タイプのメリットとは

ここまで、クレジットカード付帯海外旅行保険の利用付帯について説明してきました。 

いっそのこと最初から、楽チンな自動付帯にしておいた方がいいような気もしてきますよね。 


しかし利用付帯には、自動付帯にはない大きなメリットがあるのです。

年会費無料のクレジットカードに多いのが利用付帯である

自動付帯の海外旅行保険は、年会費のかかるクレジットカードに多いのが特徴です。 

いくら海外旅行保険代がかからなくても、年会費をそれ以上に取られるなら本末転倒。 


その点、利用付帯のクレジットカードの多くは年会費無料で経済的です。 


海外旅行保険を目当てとして新たにクレジットカードを契約するなら、なおさら年会費無料を狙いたいところですよね。

利用付帯で交通利用で発動できるタイプにすれば長期期間の補償の延長ができる裏ワザがある

たとえば半年間の長期海外旅行の場合を考えてみましょう。 

有料の海外旅行保険料は、半年なら10万円~20万円が相場です。 


かなり高額ですね。 


しかし利用付帯のカードを使えば、なんと半年以上無料で海外旅行保険に加入し続けることができる裏技が可能なんです!


先ほど「クレジットカードの海外旅行保険では、1回の旅行中に1回のみ補償期間が有効となる」とお伝えしました。 


つまり保険期間が60日の設定なら、最初に適用条件を満たしてから61日後に無効となります。 


逆にいえば、条件を満たさない限り補償期間はスタートしません。 


裏技では、利用付帯のこの特性をうまく使うのです。 


用意するのは、海外旅行保険利用付帯のクレジットカード(60日間・現地利用可)3枚。 


まずは旅行初日にカード1で交通機関を利用し、保険期間をスタートさせます。 


そして渡航先で、保険期間が切れた61日目にすかさず交通機関でカード2を利用します。 


さらにカード2の期間が切れた121日目に、すぐにカード3で交通機関を利用します。 


これで合計180日間、無料で海外旅行保険に加入することが可能となります。 


もちろん保険期間が90日間なら2枚のカードでOKです。 

参考:旅行会社でツアーを予約してクレジットカードで支払えば利用付帯の条件をクリアでき、旅行期間中は保険適用となる

先ほど「募集型企画旅行」のカード払いで利用付帯の条件をクリアできるとお伝えしました。 

この募集型企画旅行とは、旅行会社が目的地・日程・サービス・料金をあらかじめ設定し、参加者を募る旅行のことです。 


つまりHIS・JTB・近畿ツーリストなどが提供するパッケージツアーのことですね。 


大手旅行会社だし、保険なしで何かあってもきっと助けてくれる! 


などとは間違っても思わないようにしましょう。 


あなたが急に体調を崩したり事故に遭っても、あなた無しでツアーは滞りなく続行されます。 


貴重品が盗まれても、残念でしたねで終わりです。 


そう、海外旅行保険以外にあなたを助けてくれる人はいません。 


パッケージツアーを申し込みのときに旅行会社から海外旅行保険の加入を勧められるのは、そういうことなのです。 

まとめ

クレジットカード付帯海外旅行保険の利用付帯について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?


自動付帯がいいだろうと感じていた方、少しはイメージが変わったのではないでしょうか?


今回の記事では


  • クレジットカード付帯海外旅行保険の利用付帯の特徴
  • 保険適用時の条件
  • クレジットカード付帯海外旅行保険の利用付帯のメリット
  • ツアー利用時の注意点


をまとめてみました。


クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用するときにも自分にはどちらの付帯が良いかしっかり選んで利用することが一番ですね。

是非この記事を参考にしてください。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

ランキング