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学資保険の返戻率や利率が高くて有利なものの選び方を徹底解説

学資保険を選ぶときに返戻率を気にする人は多いでしょう。いっぽう一般的に銀行預金では、返戻率ではなく利率が有利な金融商品を選ぶ基準となります。この返戻率と利率はどのように見ればよいのでしょうか。学資保険以外の貯蓄法も含め、有利な教育資金の積立について解説します。

学資保険の返戻率と利率の関係をご紹介

学資保険に加入を検討しているときに、「返戻率」という言葉を聞いて困ったのではないでしょうか。


返戻率?利率のことかな?と思う方が多くいらっしゃるかと思います。


実は、返戻率と利率はかなり似ていますが、異なるものなのです。


簡単に説明すると、学資保険の返戻率は、支払った保険料の総額に対して、どれくらいの割合でお金が戻ってくるのかを計算したものです。


これに対して利率は、支払ったお金がどれくらいの割合で増えたかを表した数字です。


つまり、返戻率が単に支払ったお金に対して戻ってくるお金の割合を示しているのに対し、利率は、払ったお金にどれくらいの利息がつくのかを示しています。


そこでこの記事では、学資保険の返戻率と利率の関係について、


  • 学資保険の返戻率から銀行預金の利率への換算の仕方
  • 学資保険の返戻率と銀行預金の利率の比較
  • マイナス金利と学資保険の返戻率の関係

以上のことを中心に説明していきます。


この記事を読んでいただければ、学資保険の返戻率を選ぶ際に役立つかと思います。


ぜひ最後までご覧ください。

学資保険の返戻率とその利回りとは

学資保険の返戻率と利率の関係について、具体的に見ていきましょう。


まずは学資保険の返戻率ですが、たとえば、支払った保険料総額が100万円で、学資金や満期金の受取総額が120万円なら、120万円/100万円=120%が返戻率ということになります。


いっぽう利率ですが、年利1%で10年間、毎月1万円を積み立てた場合、10年後の元利合計は1,261,499円となります。 


これを返戻率に直すと、支払った金額の総額は120万円(1万円x12か月x10年間)で、元利合計は1,261,499円ですから、1,261,499円/1,200,000=105.12%ということになります。


お気づきかもしれませんが、返戻率には「運用期間」の概念がありません


前述の例でも、保険料総額や受取総額の数字はありますが、保険料の払込期間や保険期間といった期間を表す条件はありません。


単純に、支払ったお金に対して戻ってくるお金の割合を計算したものです。


利率の計算には必ず、「何年積み立てたのか」「何年運用したのか」といった「運用期間」が条件として加わります。

学資保険の返戻率を利率に換算する計算方法

学資保険の返戻率が高くても、銀行預金など他の金融商品よりも有利なのか不利なのか、今一つピンとこないと思います。

それは、返戻率と利率が同じ土俵の上にたった数字ではないからです。


学資保険が有利なのかどうかを判断するために、学資保険の返戻率を利率に換算してみましょう。

学資保険の返戻率を銀行預金の利率に換算すると?

たとえばソニー生命学資保険Ⅱ 型を例にとって計算してみましょう。


  • 【加入例】
    18 歳満期
    基準学資金額:200 万円
    被保険者:0歳男性
    契約者:30歳 男性
    保険期間:18 歳
    保険料払込期間:18歳まで
    保険料払込方法:月払
    保険料:9,080 円

この学資保険の返戻率は、200万円/(9,080円x12か月x18年間)=101.97%です。


これを利率に換算していきます。


換算方法は、たとえば年利1%で積立額が9,080円とすると、


初月は元本9,080円、利息は9,080×1%÷12=7.57円

2カ月目は元本が、


9,080円+7.57円+9,080円=18,167.57円


に対して、利息が


18,167.57×1%÷12=15.14円 


のような計算を積立期間である18年間分行います。


利率を年利1%で計算すると、18年後の元利合計が2,147,903円となって、200万円を大幅に上回ってしまいます。


ちょうど18年後に元利合計が200万円になるための利率は、年利で0.22%となります。

学資保険の利率を年利に換算すると商品によっては銀行預金の70倍になる

学資保険の返戻率を利率に換算した場合年利0.22%というのは、銀行預金で考えた場合、有利なのでしょうか。

現在、銀行預金金利はマイナス金利政策もあり、非常にな低レベルな点にあります。


たとえば、みずほ銀行の普通預金金利 は年0.001%、スーパー定期(10年)は年0.010%しかありません。


これに比べた場合、学資保険の利率がどれだけ高いかおわかりいただけると思います。

学資保険の返戻率と利率に関して、これから知っておくべきこと


学資保険を返戻率や利率といった視点で検討するのは、もちろん間違いではありません。

しかし、市場金利の動きや、学資保険の加入目的もあらためて視野に入れて、総合的に判断することも必要です。

マイナス金利の影響で銀行預金の利率と学資保険の返戻率が下降している

学資保険の返戻率は年々下がっています。


保険会社は、金融庁が定める標準利率を参考にして予定利率(保険会社が契約者に約束する運用利率)を決めますが、その標準利率は2013年に1%にまで落ち込み、2017年4月にはついに0.25%まで引き下げられました


マイナス金利政策による影響は、銀行預金のみならず、保険商品にも及んでいます。


保険の場合は、いったん契約したらその予定利率が契約終了までずっと続くため、基本的には低金利時代に学資保険の契約をするのは、おすすめではありません。


学資保険は自身に適した保険料や受け取り時期を吟味して選ぼう

このように返戻率が下がってきた状況を踏まえた場合、学資保険を選ぶ基準としては、返戻率よりも、学資金を受け取りたいタイミングや適切な金額の保険料のプランを重視することのほうが大切だと言えます。

このような条件でプランを絞り込んだうえで、その中から返戻率が高いものを選ぶという順番がおすすめです。

参考:学資保険以外のオススメの子どもの教育資金の貯蓄方法

教育資金の積立は、学資保険以外にも方法があります。

ここでは、「ジュニアNISA」と「低解約返戻金型終身保険」をご紹介します。

未成年者向けの”ジュニアNISA”

NISAは、株式や投資信託の運用で得た利益に対し税金が課されない制度です。

ジュニアNISAは、そのジュニア版となります。


NISAとジュニアNISAの違いは、NISAがお金の引き出しに制限がないのに対し、ジュニアNISAは18歳まで引き出すことができないという点です。


注意点としては、ジュニアNISAは株式・投資信託で積極的な運用をするため、他の金融商品よりも大きな利回りを期待できる反面、元本割れをするリスクがあることです。

”低解約返戻金型終身保険”

低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間の解約返戻金を抑えることで、保険料を安く抑えたタイプの終身保険です。

払込期間が終了した後には、低く抑えられていた解約返戻金が元に戻るため、結果として一般の終身保険よりも返戻率が高くなります


学資保険として活用する場合は、保険料払込期間を10年間のように短めにして、返戻率が100%を超えた後、好きな時に解約をするといった使い方が一般的です。


ただし、払込期間中に解約すると、通常の終身保険よりも返戻率が低くなる特徴があることに注意が必要です。

まとめ

学資保険の貯蓄性を表す数字としては返戻率が一般的ですが、他の金融商品と比較する場合は、返戻率を利率に換算すると分かりやすくなります。


銀行預金と比べると、学資保険の利率は確かに良いのですが、マイナス金利政策による影響で、学資保険の返戻率や利率が下降しています。


そのため、学資保険を選ぶ場合は、返戻率だけではなく、学資金を受け取りたいタイミングなど他の要素も考慮したいところです。


また、ジュニアNISAや低解約返戻金型終身保険といった学資保険以外の金融商品も併せて検討しましょう。

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