生命保険の担う役割って?保険の意義や仕組みを解説します!

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内容をまとめると

  1. 生命保険は長生きや病気に対する経済的なリスクに備えるための保険
  2. 生命保険の種類によって具体的な役割は異なる
  3. 保険料は、純保険料と付加保険料とを合わせた額
  4. ライフステージごとに自分に関わるリスクを把握することが重要
  5. マネーキャリアの保険相談ならお金のプロが細かく備えるべきリスクを教えてくれるのでおすすめ
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生命保険の担う役割って?保険の意義や仕組みを解説します!


結婚や出産を機に、生命保険への加入を考えている人のなかには、生命保険にはそもそもどんな役割があるのか、また、どんな仕組みで成り立っているのかと疑問に感じる人もいらっしゃるかもしれません。

生命保険に加入するとき、何となく加入するのではなく、その意義や仕組みについて学んでおくことは大切なことです。

そこで今回は、生命保険の担う役割について詳しく解説します。


この記事の内容は、

  • 生命保険はリスクに備えることが役割!
  • 生命保険の種類とそれぞれの役割の違いは何?
  • 生命保険のしくみを解説!
  • 生命保険に関する疑問に答えます!

です。


最後までご覧いただくと、生命保険がどんな役割を果たしているか、また生命保険についての基礎知識について知ることができます。生命保険に加入して、これから降りかかってくるであろうさまざまなリスクに備えてみませんか?

生命保険の担う主な役割はリスクへの備えです

私たちは、日々の暮らしのなかで、さまざまなリスクを抱えています。ケガや病気、死亡、介護状態など、まさかがいつ襲ってくるとも限りません。


そんなリスクに備えるのが、生命保険の大きな役割です。

  • 死亡時のリスクに備える

扶養家族がいる人は、万が一のことがあったとき、残された家族が、その後の暮らしに困らないよう、しっかりと備えておく必要があります。特に、子どもがいる人であれば、教育資金が必要な間は、保障を充実させておきたいですね。


また、独身者や子どものいない既婚者であっても、葬儀代や遺産整理費用などが必要となります。

  • 病気・ケガのリスクに備える

健康に気遣っていても、病気やケガのリスクからは逃れられません。治療が長期化したり、治療が終わっても以前と同じように働けなかったりと、病気やケガによる経済的なリスクは小さくはありません。


がんなど治療費が高額となってしまう病気に備えたり、子どもの教育資金や住宅ローンなどがかさむ時期に備えたりすると良いでしょう。

  • 将来に備える

生命保険には、貯蓄や資産運用の側面もあります。これは、長生きするリスクや予想されるライフイベントに備えるためのものです。


老後の生活資金を準備するため個人年金保険などで少しずつ備えたり、子どもの成長段階に合わせて学資保険などで備えたりしておくと安心です。

【役割別】生命保険の種類やタイプを知っておこう

暮らしの中にあるさまざまなリスクに備え、自分や家族のその後の生活を守っていくためのものが生命保険です。事故などによるケガやがんなどの病気、子どもの教育資金や豊かなセカンドライフのためにもきちんと準備しておきたいものです。


それでは、そんな生命保険には、どのような種類があるのでしょうか。


ここからは、

  • 生命保険の種類
  • 貯蓄型と掛け捨て型の違い

についてご紹介します。


生命保険にはどんな種類があるのかを知ることで、自分に必要な生命保険は何なのかが見つかりやすくなりますよ。

役割で選ぼう!生命保険の種類を解説

生命保険の種類は、役割別に大きく3つに分けることができます。


先ほどご紹介したように、生命保険は、

  • 死亡
  • 病気やケガ
  • 将来

のリスクに備えるという意味合いがあります。


それぞれ、役割ごとに生命保険の種類を分類してみると次のようになります。

死亡病気
ケガ
将来
定期死亡保険
終身死亡保険
収入保障保険
定期医療保険
終身医療保険
がん保険
就業不能保険
個人年金保険
養老保険
学資保険
介護保険

死亡への備え

死亡したとき、または高度障害状態となったときに保険金を受け取れることで、まさかの事態に備えます。定期死亡保険は、子どもの教育資金が必要な間や住宅ローンの返済が終わるまでの間など、特にお金が必要となる限られた期間の保障を充実させるためのものです。


一方、終身死亡保険は、保険料が割高となりますが貯蓄性があるものが多く、また相続税の原資として活用できます。

病気やケガへの備え

病気やケガによる入院や通院のときに、給付金を受け取れることで、病気などに備えることができます。がん保は、治療費が高額となったり、治療が長期化する傾向にあるがんに特化した保険です。


就業不能保険は、病気などにより働くことが難しくなってしまったときに給付金を受け取ることができます。


医療保険は、通院保障があるか、入院給付金は入院初日から受け取れるかなどを確認しておくと良いでしょう。

将来への備え

老後の生活資金や、子どもの教育資金などのために備えるもので、資産運用の側面があります。


個人年金保険は、一定の年齢になると年金を受け取ることができ、貯蓄性が高い保険です。


学資保険は、子どもの成長に合わせて、満期金や祝い金を受け取ることができます。また親が死亡したときは、死亡保険金を受け取ることができます。


詳しくは、ほけんROOMの「生命保険の選び方①種類と備えたいリスクから選ぶ」を参考にしてください。

生命保険の貯蓄型・掛け捨て型の役割の違い

貯蓄型

貯蓄型の保険は、リスクに備えた保障貯蓄との両方の機能を持った保険です。貯蓄型は、教育資金や老後資金など貯蓄する目的があり、それに合わせて保険期間や保障内容が決められています。

例えば、貯蓄型学資保険であれば、進学に合わせて祝い金や満期金を受け取ることができます。また、契約者に万が一のことがあった場合、その後の保険料が免除されることがほとんどですし、免除されても保障は引き続き継続されるので安心です。

掛け捨て型

掛け捨て型の保険は、満期金や返戻金などがなく、万が一のときにのみ保険金を受け取れることができます。何もなければ何ももらえませんが、その分保険料は割安となっています。

掛け捨て型は保険期間が決まっていて、その期間の保障を特に充実させる役割を持っています。例えば、子どもが小さい間の10年間など、万が一のときに教育資金や生活費を残すために加入します。


詳しくは、ほけんROOM「生命保険の貯蓄型と掛け捨て型の違いは何?」の記事を参考にしてください。

生命保険をどうやって選ぶのか迷ったらプロに聞くのが1番良い!

生命保険の役割や種類がわかってくると、自分にはどんな保険が必要か、何となく見えてきますね。とはいえ、本当に自分に合っている保険は何か、似たような商品の中からどれを選べばよいのかなど、ひとりで保険を的確に選ぶことは難しいものです。

そんなときは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ、保険のプロの相談してみませんか?

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知っておきたい生命保険の仕組みと基本用語

生命保険をどれにしようか考えていると、聞きなれない言葉が出てきたり、よく似た言葉でも意味が違っていたりといったことがよくあると思います。


そこでここからは、

  • 生命保険の仕組み
  • 保険の基本用語

について詳しくご紹介します。


生命保険がどのように成り立っているか、また保険料がどのように決定されるかを知っておくと、身近に感じられわかりやすくなるかもしれません。


その他、生命保険の商品説明のなかで出てくる、保険業界の専門用語についても併せてご紹介しますので、スムースに保険選びできるよう、参考にしてくださいね。

生命保険の仕組み 保険料はどのように決まる?

保険の基本的な考え方は、「相互扶助」です。大勢の人が集まって、お互いに助け合うことで成り立っているのが保険です。何も起こらなければ支払った保険料が無駄になってしまう、と思うかもしれませんが、知らない誰かの助けとなっているのです。

保険は「募集人」が契約の販売を行います。募集人になるには資格が必要です。これは、保険の公共性や社会的影響力の大きさなどから、専門知識のある人にのみ販売を認めるということです。

それでは、保険会社は保険料の額をどのように決めているのでしょうか。

保険料は、純保険料付加保険料とを合わせた額です。純保険料とは、今後どれくらい保険金の支払いが必要となるかを予想して決められます。付加保険料は、保険会社の事業運営のために必要となる経費です。

一般に保険料は、付加保険料の違いで差が出てきます。そのため、対面販売での保険は人件費や店舗運営費などがかかるため、インターネット販売に比べると高くなる傾向にあります。


生命保険の保険料や保険金の目安について、以下のサイトで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

生命保険選びで知っておきたい保険の基本用語

契約者

保険会社と保険契約を結んだ人。原則として、支払い方法の変更や解約などの手続きは、契約者本人しか行えません。

被保険者

保険の対象となっている人。死亡保険の場合、その人が死亡したとき保険金が支払われます。

受取人

保険金や給付金などを受け取る人。

保険金

死亡保険金は、被契約者が死亡または高度障害状態となったときに支払われるお金です。また、満期保険金は、契約期間が無事満了したときに支払われるお金です。
保険料
契約者が保険会社に対して支払うお金。その対価として保障を得ることができます。 

解約返戻金

契約期間の途中で保険契約を解約したときに払い戻されるお金です。ただし、どの保険にも解約返戻金があるわけではありませんので事前に確認しておきましょう。

特約

保険の契約は、主契約と特約から成り立っています。主契約は保険の基本となる契約です。一方特約は、主契約にプラスして保障に厚みを持たせるもので、自分の必要に応じて、オプションとして追加することができます。



ほけんROOMでは、生命保険用語集があります。わかりにくい用語を詳しく解説していますので、ぜひご活用ください。

生命保険と〇〇はどう違うの?よくある疑問を解決!

生命保険の役割として、さまざまなリスクに備えることが挙げられますが、リスクに備えるのであれば、生命保険ではなく、他の方法でも良いのでは、と考える人もいらっしゃるかもしれません。


もちろん、生命保険のほかにもリスクに備える良い方法はあるでしょう。しかし、それぞれに違いがあります。


そこでここからは、生命保険の、

  • 預金との違い
  • 貯蓄との違い
  • 医療保険との違い

について詳しくご紹介します。それぞれの違いを知った上で、生命保険の良い面を活用していただければと思います。

生命保険と預金の違い

生命保険の大きな役割として、リスクへの備えがあることはお伝えしてきました。このリスクは、いつ訪れるかわからないもので、それに対して事前に備えるのが保険です。


預金は、こつこつと貯めていくことで、例えば、結婚資金やマイカー購入費を準備することができます。このように、預金は、訪れることがわかっているリスクに備えることができます。


ただし、預金は銀行などに預けていても、利息分を上乗せして受け取ることができるだけです。低金利の時代、預けていても大きく増やすことは期待できません。


一方、生命保険は、支払った保険料の額に関係なく、万が一の事態が起こった場合に、保険金を受け取ることができます。それと同額を預金で貯めようと思うと、長い時間が必要で、万が一のときに間に合いません。


万が一の事態は、起こらない方がよいですが、そのリスクに備えて安心を買うのが生命保です。


ただし、生命保険は、目的以外の事柄には利用することはできません。預金であれば、入院に備えていた分を住宅購入費に充てることができます。保険の場合は、死亡保険なら死亡時に保険金を受け取る以外は、お金をもらえません。


途中解約することはできますが、返戻金がある場合を除き、保険料が戻ってくることはありません。

生命保険と貯蓄の違い

貯蓄は預金とよく似ていますが、預金は金融機関にお金を預けることをいいますが、貯蓄は預金も含めた金融資産全体のことを言います。


貯蓄は、普通預金・定期預金だけでなく、タンス預金や貯金箱のお金、その他、国債や社債、投資信託や株式投資などの投資も含みます。保険も貯蓄のひとつですが、ここでは、他の貯蓄と分けて考えます。


保険以外の貯蓄についてみると、投資信託などで資産運用することで、預金に比べてお金は増やしやすいと言えます。とは言え、すぐに大きなお金にはなりません。一方、生命保険は、加入してすぐであっても、万が一の事態が起こったら、大きな保障金をもらえるのでとても助かります。


その他、生命保険は所得税控除などの対象となるのもうれしい点です。

生命保険と医療保険の違い

生命保険は、「死亡」「病気・ケガ」「将来」へのリスクに備えるものです。そのなかで「病気・ケガ」のリスクに備える保険を、「医療保険」と言います。


公的な医療保険として、国民健康保険や健康保険、後期高齢者医療費制度などがあります。そして、民間の医療保険として生命保険会社などが提供する終身医療保険がん保険などが挙げられます。


また、ややこしいですが、狭義では、死亡時や高度障害状態となったときに保険金を受け取ることができる保険を「生命保険」ということもあります。一般に、死亡リスクに備える保険は「死亡保険」といいます。


保険を選ぶときには、ライフステージに合わせて、いま備えるべきリスクは何か、またそれぞれの保険商品がリスクに対してどこまでカバーしてくれるのかを、事前にチェックしておくことが大切です。

生命保険については保険のプロに聞いてみよう

生命保険は、専門用語がたくさん出てくるので、知識がないと商品ごとの違いが分かりづらく、また細かな点を見逃して、あとで損をするということもあり得ます。


保険を選ぶときには、保険のプロに相談するのがおすすめです。


保険相談は、数ある保険商品のなかから、あなたに合ったものを紹介してくれるだけでなく、保険の内容を丁寧に説明してもらえるので、保険についての疑問を解決することができます。


その他、家計相談資産運用などお金の悩みも解決することができます。


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生命保険の役割についてのまとめ

ここまで、生命保険がどのような役割を担っているのかご紹介してきましたが、いかがでしたか?


この記事では、

  • 生命保険の役割はリスクへの備え
  • 役割別の生命保険の種類とその違い
  • 生命保険の仕組みと用語の解説
  • 預金・貯蓄・医療保険と生命保険の違い

についてご紹介してきました。


私たちは、さまざまなリスクから逃れることはできません。けれど、リスクに備えることはできます。家族のためにも生命保険でリスクに備えて、将来への不安を少しでも減らしましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい生命保険に関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。

生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。

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