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保険料が安い!共済と保険を比較すると保障内容にどんな違いがある?

共済と保険とを比較すると保障(補償)内容についていろいろな違いがあります。基本的に共済は掛金が安いことが特徴ですが、保険は選べるプランやオプションが多いのが特徴です。今回は子供、火災、地震、自動車に関する共済と保険の保障(補償)内容について比較します。

共済と保険を比較すると何か保障内容に違いがあるのか?

あなたは、共済と保険の違いを比較していることでしょう。

共済と保険はどちらも似たような意味を持つので判別が難しいですよね。


しかし、これらは同じように見えて別の意味を持つのです。

保障内容も共済と保険では違う部分があるので、どちらが自分に合っているかを押さえる必要がありますね。


それでは、共済と保険を比較すると保障内容にどのような違いがあるのでしょうか?


この記事では、「共済と保険の保障内容の違い」について

  • 共済と保険
  • 火災共済と火災保険
  • 地震共済と地震保険
  • 自動車共済と自動車保険
以上四項目をそれぞれ比較してみたいと思います。

この記事を読めば、共済と保険の違いを比較できるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

共済と保険を比較すると、このような違いがある

まず、共済と保険の違いについて解説させていただきます。


わかりやすく説明するために、この記事では子供のための商品を例に挙げさせていただきました。


子供の教育資金を貯める際に、民間の学資保険か共済かで悩んだ経験がある人も多いと思います。


これらを比較すると

  • どちらも「貯蓄型」と「保障型」に分かれる
  • 保険は貯蓄重視が多い
  • 共済は貯蓄・保障の両立もしくは保障重視が多い
以上三つの違いがありますので、以下で詳しく見ていきましょう。

子供のための共済と保険を比較

子供に保険を掛ける際に思い浮かぶのは、教育資金を貯めるための「学資保険」や、子供の万が一の病気や怪我などに備えて加入する「こども保険」だと思います。


これらはどちらも子供のための保険商品ですが、厳密に言うと別の商品ですが、法律で規定されているわけではありません。


そのため、学資保険の性質を持った商品を「こども保険」として販売している保険会社もあります。


子供のための共済と保険は、どのような違いがあるのでしょうか。

共済も保険も「貯蓄型」と「保障型」に分かれる

第一に、共済も保険も「貯蓄型」と「保障型」に分かれます


貯蓄型」は、保険料を支払うことで積み立てていき、病気や怪我になった際の保障が薄いものです。


学資保険の場合は、毎月保険料を支払うことで教育資金を貯めていくことになります。


特徴は、返戻率が100%を超えるので支払った保険料よりも多い金額を受け取れる点です。


これに対して「保障型」は、教育資金だけではなく病気や怪我になった際の保障があるものです。


医療保障がついている分、返戻率は100%を下回ります。


また、学資保険の場合は契約者の死亡保障(育英年金)がついてくる商品も多いです。

生命保険会社の子供のための保険商品は貯蓄重視が多い

第二に、保険商品は貯蓄重視が多いことです。


生命保険会社が販売している子供のための商品は、貯蓄型で教育資金を貯める目的のものが多いです。


たとえば、ソニー生命の「学資保険スクエア」の特徴を見てみましょう。

  • 受取学資金総額:200万円
  • 保険料払い込み期間:10年
  • 返戻率:107.2%
  • 個別扱い月払い保険料:15,540円
  • 払込保険料総額:1,864,800円
このように、保険は共済と比較すると貯蓄を重視しているケースが多いです。

共済の子供のための共済商品は貯蓄・保障の両立または保障重視が多い

第三に、共済商品は貯蓄・保障の両立または保障重視が多いです。


共済は保険と比較すると、保障が重視される傾向があります。


JA共済の「こども共済」の特徴を見てみましょう。

  • 月払い保険料:13,833円
  • 先進医療保障がついている
  • 医療保障や育英年金をつけない場合は、返戻率100%を超えることが可能
このように、医療保障や万が一の場合の育英年金の保障が重視されており、これらをつけない場合には貯蓄を増やすことも可能です。


さらに、都道府県民共済「生命共済 こども型」の特徴を見てみましょう。


  • 月払い保険料:1,000円程度
  • 先進医療保障や契約者の死亡時の保障がついている
  • 営利目的ではないため、剰余金は「割戻金」として受け取れる


共済は顧客のニーズに合わせて、保険に比べると融通が利くケースもありそうですね。




火災共済と火災保険を比較

ここまでは、子供のための共済と保険を比較してみました。


共済は比較的保障重視で、保険は貯蓄重視な面があることをご理解いただけたと思います。


ここからは、損害保険分野(火災・地震・自動車)についてそれぞれ比較してみます。


まずは「火災」です。


火災共済と火災保険を比較してみると

  • 補償範囲が異なる
  • 保険金額の決め方や支払い方法が異なる
以上二つの違いが見られるので、以下で解説させていただきます。

火災共済と火災保険では補償範囲がそれぞれ違う

第一に、補償範囲がそれぞれ異なります。


火災共済と火災保険の補償範囲は以下の通りです。

  • 火災共済・・・火災、風水害(自然災害)
  • 火災保険・・・火災、落雷、破裂、爆発、水災、ひょう災、雪災、風災、落下、
           飛来、衝突、水濡れ、騒擾、盗取、損傷、汚損
このように、これらの補償範囲は異なります。

火災共済はシンプルな補償で、火災保険は補償範囲が広く、水濡れや盗取まで範囲が及びます。


また、「風水害」はどちらでも補償されますが、火災保険では全損の場合保険金額の70%~100%が補償されますが、火災共済では全損の場合でも保険金額の20%~50%しか保障されません。

そのため、居住地によって相応しいものを選ぶ必要があると思います。

火災共済と火災保険では保険金額の決め方や支払方法も違う

第二に、保険金額の決め方や支払い方法が異なります。


火災共済の場合、保険金額は比較的シンプルに決められます。

具体的には、家屋の木造・非木造の違いや、坪単価などによって金額が決まるのです。

支払い方法は、月払いか年払いが大半で一括払いはできないと思っていた方が良いでしょう。


火災保険の場合は、比較的保険金額が細かく計算されます。

具体的には、木造家屋でも耐震性の有無によって金額が異なるなど、実態に応じた金額が算出されるのです。

支払い方法は一括払いが可能なので、家計状況に合わせて柔軟に対応できるメリットがあります。

地震共済と地震保険を比較してみる

ここまでは火災共済と火災保険の違いを解説させていただきました。


ここからは、地震共済と地震保険を比較してみます。

近年、各地で相次いで地震が発生しているので、地震補償に関する注目が集まっていますね。

いざ加入しようと思った際にどちらを選べばよいかしっかり考えていきましょう。


地震共済と地震保険に関しては

  • 地震保険は内容・保険料は一律で、どの損害保険会社で加入しても違いはない
  • 地震共済は各共済によって内容・保険料は異なる
の二つの違いがあるので、比較してみましょう。

地震保険は内容・保険料は一律、どの損害保険会社で加入しても違いはない

第一に、地震保険は内容・保険料は一律で、どの損害保険会社で加入しても違いはありません。


地震保険は火災保険とセットで契約することが決まっています。


内容は、火災保険では補償されない部分(地震・噴火・津波など)を原因とする火災、損壊、埋没または流失による建物や家財の損害を補償するものです。


(以下参照:三井住友海上の地震保険


保険料は各都道府県ごとに異なりますが、非耐火で11,000円~36,300円/年、耐火で6,000円~22,500円が目安です。


都道府県ごとに保険料が異なる理由は、地震発生のリスクが違うからです。

たとえば、首都直下型地震が危惧されている東京都・神奈川県・千葉県では、耐火で22,500円、非耐火で36,300円になっています。

これに対して比較的地震の少ない地域では、耐火で6,800円、非耐火で11,400円が相場です。


地震が多い地域のほうが保険料が高くなるので、その分補償も大きくなります。

地震共済は各共済によって内容・保険料は異なる

第二に、地震共済は各共済によって内容・保険料が異なります。

以下では、全労済、CO・OP共済、都道府県民共済、JA共済を比較してみます。


全労済


全労済の補償内容は
  • 地震による損壊
  • 地震による火災
  • 噴火による損壊、火災
  • 津波による損壊
の四つの事案発生時に共済金が支払われます。

保険料は月2,000円~6,000円程度ですので、民間の地震保険と比較すると安いです。

CO・OP共済


CO・OP共済の地震保険は、「自然災害共済」として火災共済にプラスしてつけられるものです。
補償内容は
  • 地震による火災
  • 地震による損壊
  • 津波による損壊
  • 噴火による火災
  • 噴火による損壊
の五つです。

保険料はプランによりますが、10,000円はいかないものが多いです。

都道府県民共済


都道府県民共済の地震保険は、「新型火災共済」の一部に地震共済が組み込まれているものです。
補償範囲は、各都道府県によって異なります。
東京都を例に挙げると、地震・津波・噴火などで加入住宅の半焼・半壊以上の損害を受けた場合に見舞金を受け取ることが可能です。

また、保険料も各都道府県によって異なるので、詳しくは都道府県民共済のチラシなどを拝見してみると良いでしょう。

JA共済


JA共済の地震保険の補償内容は
  • 風災
  • ひょう災
  • 雪災
  • 水災
  • 地震等(地震・噴火・津波)

以上五つが補償範囲です。


保険料は、建物構造やプランによって異なりますが、こちらも安めに設定されています。


以上、四つの共済を比較してみました。

補償範囲が狭いところと広いところがありますが、いずれも地震・噴火・津波に対する補償があることと、保険料は民間に比べると安いことがわかります。


自動車共済と自動車保険を比較してみる

ここまでは、地震共済と地震保険の違いを解説させていただきました。

地震保険は内容が一律であることに対して、地震共済は各共済によって内容が異なることがわかりましたね。


ここからは、自動車共済と自動車保険を比較してみます。

車を運転する人にとっては備えが欠かせませんが、共済と保険のどちらに入ればよいか迷う人も多いと思います。


自動車共済と自動車保険は

  • 自動車共済は割安だがパッケージ商品が多い
  • 自動車保険はさまざまなプラン・特約の組み合わせが可能
の二つの違いがありますので、一つずつ解説していきます。

自動車共済は割安なことが強みだがパッケージ商品が多い

第一に、自動車共済は割安ですがパッケージ商品が多いことです。


自動車共済の最大の特徴は、「互いが助け合う趣旨で設立されている共済事業」であることなので、保険料は保険に比べると割安なことが多いです。


しかし、パッケージ商品が多いので、カスタマイズや割引などの融通がきかないデメリットもあります。

また、万が一共済が破綻した場合は、損害保険契約者保護機構などからの支援が受けられないため、支払った保険料が無駄になる可能性があります。


保険料は割安ですが、場合によっては不利益を被るリスクがあることを押さえておきましょう。

自動車保険はさまざまなプラン・特約の組み合わせが可能

第二に、自動車保険はさまざまなプラン・特約の組み合わせが可能なことです。


自動車共済と比べると、パッケージ商品が少ないので自分に合ったプランを立てられることが特徴です。

自由自在な分保険料は割高になりますが、さまざまな割引もききます。

また、万が一破綻した場合でも損害保険契約者保護機構が対応してくれるので安心です


この他、特約を組み合わせることもできるので、よりライフスタイルに合った保険を作成できるメリットがあります。

まとめ

この記事では、「共済と保険の保障内容の違い」について、生命保険と損害保険の両面から解説させていただきましたが、いかがだったでしょうか。


この記事の要点は

  • 生命保険の保険商品は「貯蓄重視」で、共済商品は「保障重視」もしくは「貯蓄・保障の両立型」が多い。
  • 火災共済と火災保険は、補償範囲・保険金額の決め方・支払い方法が異なる。
  • 地震共済は内容や保険料が各共済ごとに異なるが、地震保険は一律である。
  • 自動車共済は割安だがカスタマイズなどの融通がきかない。これに対して自動車保険はライフスタイルに合ったプランの組み立てが可能である。
以上四点です。


保険は利益を重視しますが、共済は保障を重視する傾向があります。

いずれにしても、あなたのニーズに合ったほうを選ぶことが大切です。


保険ROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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