30代の女性に終身保険は必要か?ケースごとに詳しく説明します

今回は、終身保険を中心に、30代の女性に必要な保険について解説します。子どもや配偶者がいるかどうかで必要な保障はかわります。終身保険のもつ貯蓄機能を含めて、30代の女性に必要な保障についてケースごとに分けてみていきましょう。

30代の女性に終身保険は必要?おすすめの保険とは

30代の女性に終身保険は必要でしょうか?


同じ30代の女性と言っても、子どもや配偶者がいるかどうかでで必要な保障、保険は変わります。


そこで今回、この記事では、

  • 子どものいない独身の女性におすすめの保険
  • シングルで子どもを育てている女性におすすめの保険
  • 配偶者がいて子どもがいる女性におすすめの保険

とケースごとに分けて説明します。


この記事を読めば30代の女性が入るべき保険が理解できることでしょう。


ぜひ最後までご覧ください。

子供のいない30代の独身女性には、終身保険よりも医療保険がおすすめ

子どものいない30代の独身女性には、定期保険や終身保険などの死亡保険よりも医療保険が重要です。

ただ、終身保険を貯蓄代わりに使うとすれば、終身保険に加入することも選択肢の一つです。


その理由を詳しく見ていきましょう。


葬式費用の貯蓄があればよく、死亡保障はそれほど必要ではない

子どものいない30代独身の女性には、家族(親や兄弟・姉妹など)にのこすお金が必要なければ、死亡保障は最低限で良いといえます。


最低限の死亡保障の金額の目安は、葬式にかかる費用です。2017年の日本消費者協会「第11回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」によると、葬式にかかる費用の総額は約196万円となっています。約200万円程度を終身保険で用意すると安心です。


30代独身の女性に重要な保障は、自分が生きていくための医療保障です。


病気になった時にかかる治療費や、入院や通院で仕事を休むことにより減った収入などに備える医療保険に加入しましょう。医療保険のほかに、がんなどの大きい病気にかかったときに役に立つ「生前給付型」の医療保険も準備しておけば安心です。


【生前給付型保険とは】

生前給付型の保険とは、がん・心筋梗塞・脳卒中などの病気にかかった場合に、本人に給付金が支払われる保険をいいます。「特定疾病保障保険」や「三大疾病保障保険」という名称で販売されています。

貯蓄目的で、途中解約を前提とした終身保険であれば、おすすめ

子どものいない30代女性には、死亡保障としての終身保険はあまり必要ないと説明しましたが、貯蓄機能を目的とするならば終身保険もおすすめです。


終身保険は掛け捨ての保険ではありませんので、解約すると解約返戻金を受け取ることができます。その解約返戻金を貯蓄代わりとして利用するのです。


ただし、短期間で途中解約すると、払い込んだ保険料よりも解約返戻金が少ない(損をする)場合がほとんどですので注意しましょう。


なお、終身保険の保険料は掛け捨ての保険に比べて保険料が高くなりますので、加入するならば、保険料が比較的安くすむ30代の若いうちがおすすめです。



子供のいる30代の女性の場合は、夫がいるかシングルマザーかでおすすめが変わる

次に、子どものいる30代の女性の保険について考えます。


子どもがいる30代女性でシングルマザーの場合、自分のための医療保障と死亡保障が必要です。


子どもがいる30代女性で配偶者がいる場合は、医療保障が中心でよいでしょう。配偶者の収入が見込めるため、死亡保障はあまり必要ではありません。


ここからは、シングルマザーである場合と、配偶者がいる場合の2つの場合にわけて詳しく解説します。

シングルマザーの場合は、子供のために死亡保障の終身保険がおすすめ

シングルマザーで子どもを育てている30代の女性の場合、自分が生きていくための医療保障と、家族のためにのこす死亡保障の両方が必要です。


自分のための保険として、入院・手術に備えた医療保険、がんなど大きな病気にかかったときの生存給付型保険を検討しましょう。


子どもが独り立ちするまでは、比較的大きな死亡保障が必要となります。保険料の安い収入保障保険や定期保険で準備するとよいでしょう。


収入保障保険や定期保険に加えて終身保険に加入しておけば、子どもが独立した後に、最低限の死亡保障(葬儀代など)として利用することができます。また、終身保険を解約することで、解約返戻金を老後の生活資金としても使うことも可能です。

夫がいる場合は、医療保険で、入院などで家事ができないときに備えよう

子どもがいる30代の女性で夫がいる場合は、それほど大きな死亡保障は必要ではありません。


死亡保障よりも、入院・手術に備えた医療保険、がんなど大きな病気にかかった時に備える生存給付型保険で、家事などができなくなる事態に備えましょう。


ただ、30代はまだ貯蓄が十分でないことも少なくありません。もし子どもの教育資金などに不安がある場合は、定期保険や収入保障保険など、死亡保障のある保険にも少し加入しておくと安心できます。


子どもが独立したあとに備えて、貯金代わりに終身保険に加入することも手段の一つです。中でも「低解約返戻金型終身保険」は、ふつうの終身保険よりも保険料が安いためおすすめです。


※「低解約返戻型終身保険」は、保険期間中の解約返戻金が少ないため、途中で終身保険を解約してしまうと損になりますので注意が必要です。

まとめ:自分のライフスタイルにあった保険選びを

終身保険を中心に、30代の女性に必要な保障の考え方について説明してきましたがいかがだったでしょうか?

この記事のポイントは
  • 独身の場合は、終身保険よりも医療保険がおすすめ
  • シングルマザーの場合は、子供のために死亡保障の終身保険がおすすめ
  • 夫がいる場合は、医療保険で、入院などで家事ができないときに備えよう
でした。

家族に残すための死亡保障が必要かどうかで、加入する保険は変わります。自分に必要な保障が何か考えたうえで、保険に加入しましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。 


30代の生命保険についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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