【獣医師監修】猫の鼻腔内腫瘍とは?原因から症状、治療法まで解説!

猫の鼻腔内腫瘍についてご存知ですか?鼻腔内に腫瘍ができ、鼻血やくしゃみ、痛み等の症状が出ます。レントゲン検査等で診断され、放射線治療やステロイド等での治療が行われます。この記事では猫の鼻腔内腫瘍について、原因から症状、治療法や治療費、予防法まで解説します。

猫の鼻腔内腫瘍とは?余命はどのくらいなのか

猫の鼻腔内腫瘍という病気について知っていますか。


猫の鼻腔内腫瘍というと鼻の中にできるがんを指します。猫のがんは悪性が70%と高いため、注意が必要です。初期の症状では、鼻血やくしゃみがでて、鼻がつまるため食欲が減退したりします。


この病気は、レントゲンやCTで診断しますので何かおかしいな思ったときには、病院の受診をためらわないでください。


今回「ほけんROOM」では猫の鼻腔内腫瘍について紹介します。

  • 猫の鼻腔内腫瘍の原因や症状について
  • 猫の鼻腔内腫瘍の治療方法、治療費、予防法について

です。


猫のがんは無治療で過ごすと余命は1ヶ月ぐらいです。ステージや症状の出方によってもかわりますが、鼻腔内腫瘍で治療をうければ、12ヶ月~14ヶ月に余命が伸びます。


初期の段階で発見できれば、猫の寿命を延ばすことができますので、ぜひ最後までお読みください。

猫の鼻腔内腫瘍とは?原因や症状を詳しく解説!

猫の鼻血やくしゃみの原因になる鼻腔内腫瘍ですが、猫の鼻は小さくてかわいらしいのにがんができるなんて考えたくありません。


これから猫の病気を防げるように、猫の鼻腔内腫瘍について知っていきましょう。

  • 猫の鼻腔内腫瘍の原因とは何か
  • 猫の鼻腔内腫瘍の症状とは何か

猫の鼻腔とは、鼻の穴の鼻腔から奥に行くとおでこに向かってい空気の通り穴のことです。目の周りや脳の周りを副鼻腔といいます。この病気は鼻腔や副鼻腔にできるる悪性のがんのことです。これから詳しく見ていきましょう。

猫の鼻腔内腫瘍の原因は?

猫の鼻腔内腫瘍の原因ははっきりとはわかっていません。


しかし、住んでいる場所の空気が悪くなっていること、たばこの煙などがリスクを高めていると言われています。


一般的に猫の病気の原因として、遺伝的要素、肥満、猫用でない食べ物の摂取、管理されている環境に影響されるとされます。これらのことを気をつけるだけで、病気のリスクを下げることができます。


人間のがんも原因がはっきりとわかってはいません。猫の場合も鼻腔内腫瘍の原因となるものははっきりわかりませんが、さけた方がいい物質は次の通りです。

  • たばこの煙
  • 殺虫剤
  • 除草剤
  • 石油ストープ
  • 直射日光
  • アスベスト

猫の健康は飼い主さんの心がけで変わってきますので、注意してあげてください。

猫の鼻腔内腫瘍の症状は?くしゃみや鼻血等の症状を解説!

猫の鼻腔内腫瘍の症状はどのようなものがあるのでしょか。

  • 鼻血
  • くしゃみ
  • 鼻汁
  • 鼻づまりによる呼吸困難
  • 鼻づまりによる食欲減退
  • やせてくる
  • 発熱がある

こういった症状があります。


猫は鼻血がでることはほとんどなく、くしゃみをしたら鼻血がでたというような場合にはこういった病気が隠れていることが多いです。


鼻腔内腫瘍の場合、鼻の中にがんができますが、外からみていてもしこりのようなものができているのがわかる場合もあります。しこりが大きくなったり、顔の形が変化していないか注意深くみてみましょう。


だんだんと周りに転移していき、骨などを溶かしていくと、激しい痛みがでるようになります。


これらの症状を見逃さないように、早期に発見できるようにしましょう。

補足:痛みのため猫が安楽死で最期を迎えることもあるの?

あまり考えたくないことですが、猫が鼻腔内腫瘍にかかってしまい、体中に転移してしまうと、治る見込みはなく、食事はとれずに、歩くこともできず、呼吸困難でただ苦しい思いをさせてしまうことがあります。


生きているだけで苦しむのならと、安楽死させるという方法もなくはありません。安楽死は全く苦しくないと言われています。


治る見込みがないからといって、どう考えるのか、苦しみを取り除いてやりたいと考えるのか、それとも一秒でも一緒にいたいと考えるのか。苦しい決断をせまられることになります。


飼い主さんの考え方であり、納得できるまでしっかり考えて、ペットの命を大切にしてください。

猫の鼻腔内腫瘍の治療法や治療費、予防法を解説!

猫の鼻腔内腫瘍をさけるためにはどうしたらいいのでしょうか。


もしも、猫の鼻腔内腫瘍にかかったら、どうしたらいいのか前もって知っておき、疑いがある場合なら適切な治療を受けられるように、知識を付けておくことは大切です。


また、鼻腔内腫瘍についての予防法も見ていきましょう。かからないように、小さいうちから危険な物には近づかないようにしつけをしておくことも、病気を防ぐためには大事なことです。


これから猫の鼻腔内腫瘍について、治療方法、治療費用、予防法について詳しく説明していきます。

鼻腔内腫瘍のステロイドや放射線等の治療と治療費を解説!

これから猫の鼻腔内腫瘍を治療するための治療方法を見ていきます。


まず、猫の鼻腔内腫瘍が疑われる場合、レントゲンやCTで鼻腔内腫瘍があるかどうか、腫瘍が広がっていないかどうかを検査します。


猫が鼻腔内腫瘍と判断された場合は、

  • 外科的手術
  • ステロイド投薬
  • 放射線治療
  • 抗がん剤治療
などが、行われます。

外科的手術は場所により、腫瘍が切除できる場所にあれば、切除します。腫瘍の程度により、その後の治療を選択していくようになります。

猫の鼻腔内腫瘍の場合、手術であれば20~30万円、ステロイド投薬であれば、月1万円ぐらいですが、放射線治療や抗がん剤治療は月10~20万円ほどかかります。

治療には莫大な費用がかかりますので、病気になる前からペット保険などを検討しておいた方がいいかもしれません。

猫の鼻腔内腫瘍の予防法は?初期症状に気づくことが大切!

猫の鼻腔内腫瘍について、治療について説明しましたが、鼻腔内腫瘍を予防することが重要です。


猫の鼻腔内腫瘍は全体の猫の1%に満たず、決して多い病気とは言えませんが、病気にかからないように気をつけることは大切です。


鼻の粘膜を傷づけないように、化学物質をかがせたりしない、特にたばこの煙や殺虫剤に要注意です。


初期の症状では、くしゃみ、鼻汁です。また、涙目になってないかも見ておきましょう。


風邪であれば治りますが、風邪のくしゃみでない可能性はないか注意深く見守りましょう。判断にまよう場合は、動物病院でみてもらい、鼻腔内腫瘍の早期発見に努めましょう。

鼻腔内腫瘍ができやすい猫種や年齢はある?

これから猫の鼻腔内腫瘍について、かかりやすい種類や年齢について紹介していきます。


実はかかりやすい猫種というのは残念ながらわかっていません。犬では鼻の長い犬種に多いのですが、猫は種類によって違いはありません。ですから、どの猫でも注意したほうがいいということなのです。


かかりやすい年齢は7歳以上が93%で、平均発症年齢は8歳~10歳となっています。


中高年の猫でメスよりもオスに発症例が多いと言われています。


鼻腔内腫瘍は初期であれば、適切な治療をうけ、完治することもあります。


猫が6歳以上になったら、毎年定期的に健康診断を受けておくことが、寿命を延ばすことにつながります。

もしもの時に備えてペット保険に加入しておくのがおすすめ!

これまで猫の鼻腔内腫瘍について、症状、治療法などについて紹介してきました。


ペットの治療は人間のような健康保険が使えないため、動物病院での支払いは高額になりがちです。しかも、鼻腔内腫瘍のような命にかかわる病気は、治療が長引き、高額な治療費がかかります。


かわいいペットのために、治療費がかさむことで受けられる治療をあきらめるということはとても残念なことです。


元気で、健康なうちに念のためにペット保険に加入しておくのがおすすめです。

猫の病気一覧


今お読み頂いているこの記事を運営しているほけんROOMには、ペット保険に関する記事が多くのっています。是非ペット保険に興味を持たれた方は、他の記事もお読みください。

まとめ:猫の鼻腔内腫瘍とは?完治する病気なのか

猫の鼻腔内腫瘍という病気について、説明してきました。


この記事では、

  • 猫の鼻腔内腫瘍は猫の鼻にできるがんである
  • 原因は詳しくわかっていないが、化学物質を避けたほうがいい
  • 鼻血、くしゃみなどの症状がでたら、病院を受診しよう
  • 病院ではレントゲンやCTなどで診断する
  • 治療にはステロイド、放射線治療などがある
  • 7歳以上の中高年の猫に特に注意しよう
です。

かわいい猫ちゃんが、鼻腔内腫瘍という病気にかかってしまったら、あわてふためいてしまうと思います。

小さいうちから、防虫剤など猫の体によくない物をいたずらさせないようにし、体調の異変に気づいたら早めに動物病院を受診しましょう。初期の鼻腔内腫瘍であれば、完治することも多いので普段から猫の健康に気をつけておき、定期的な健康診断が肝心です。

また、ほけんROOMでは他にもペット保険や生活に役立つ記事を掲載しています。



ぜひ他の記事も参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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