犬にアイスクリームやかき氷をあげても大丈夫?暑い時に食べさせるレシピも紹介

犬に人間用のアイスを与えるのは好ましいことではありません。なぜなら人間用のアイスは、犬にとってデメリットが多いからです。この記事では、犬にとって人間用のアイスは避けたほうが無難であることを説明すると共に、アイスをあげる際のおすすめの方法、レシピも紹介します。

犬にアイスやかき氷をあげても大丈夫か解説


年々暑くなる日本の夏。

人間だけでなく、犬もこの暑さには苦労しているようです。

そんな暑さを改善する為に、アイスクリームやかき氷などを食べて涼んでいると、隣に羨ましそうに見つめる愛犬。

そんな姿を見てしまうと、思わず1口ならとあげたこともあると思います。

けど、人間が食べるものを犬にあげても大丈夫なのかと、疑問に思ったこともありませんか。

そこで今回は
  • アイスやかき氷を、犬にあげない理由
  • 犬にアイスなどをあげる際の配慮や注意点
  • 犬でも食べられる、安心レシピの紹介
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んで頂ければ、正しい知識が身に付き安心して愛犬と夏の生活を快適に過ごすことが出来ます。

ぜひ、最後までご覧ください。

犬にはアイスやかき氷をあげないほうが無難

そもそも、人間と犬では体の構造が違うので、全ての食べ物が共有出来る訳ではありません。


理由は、人間用の食べ物は糖分が多く肥満の原因になったり、お腹を冷やし下痢や嘔吐の症状がでたり、他にも脂肪分や乳成分など成分によっては中毒症状を引き起こしたりする恐れがあるからです。


どうしても食べさせたいなら、ペットショップの店員さんや、かかりつけの獣医さんに必ず相談しましょう。


大事な愛犬の為にも、自己判断で行わないようにしましょう。

人間用のアイスやかき氷は犬にとってデメリットが多い

美味しいものを食べると、思わず誰かと共有したくなりますよね。


人間同士なら構いませんが、当然、犬は別です。


ここでは人間用のアイスやかき氷が、犬にどんなデメリットがあるのかを解説していきます。


犬にとってのアイスやかき氷のデメリット


人間もそうですが犬も同じで、食べ過ぎるとお腹を壊し下痢をしたり、嘔吐などを引き起こすことも。


また、かき氷のシロップやアイスは糖分が多過ぎるので、肥満の原因になりますし、過剰に摂取すると腎臓や肝臓に悪影響を及ぼす可能性があります。


更にアイスは、見た目が美味しく見えるように合成着色料や、香りや風味付けに使う合成香料など、犬には全く必要のない添加物が含まれていることも多いです。


人間にとって無害でも、犬にとっては有害になる成分が含まれている可能性もあるので注意が必要です。


何も考えずに与えて、アレルギーなどを発症してからでは手遅れになる場合もありますので、最低限の知識は備えておきましょう。

モナカやソフトクリームであっても同じ

アイスといっても、バニラや抹茶、チョコなど様々な種類があります。


味が違えば犬にあげても大丈夫という問題でもありません。


人間用に作られたアイスは、犬にとっては健康を損ねる原因となる可能性があるので控えてください。


では、モナカやソフトクリームのようにアイスとは違う種類はどうかというと、形状が違うだけなのでNGです。


それに、一般的なモナカやコーンは小麦粉で作られているため、小麦アレルギーにも注意が必要です。


コーンには香ばしさを際立たせるためにバニラやアーモンドの香料が使われており、また砂糖も含まれているため、糖分過多になります。


他にも人間用のアイスは、安定剤、乳化剤、合成香料、合成着色料などの添加物を含んでおり、犬にメリットは一切ありません。


それだけ犬にとって負担が大きいのですが、チョコレートが使われたものはさらに危険です。


次は更に具体的に、犬に有害でリスクのある成分などを解説していきます。

犬にとって有害なものが含まれている

犬にとって有害の代表がチョコレートです。


チョコレートを食べ中毒症状を起こし、最悪の場合死んでしまう犬もいます。


中毒の原因は、チョコレートの原料のカカオに含まれる「メチルキサンチン誘導体」のテオブロミンという成分です。


このテオブロミンが肝臓で代謝されるのですが、人間と違い犬は時間がかなりかかるので、血清中に長く残り、中毒症状を引き起こす可能性があるので、チョコレートを犬に与えてはいけません。


最近ではマカダミアナッツが使われているアイスもありますが、ナッツ系も中毒症状を引き起こしたり、消化されにくい食べ物なので最悪の場合、消化器官異物となり腸閉塞を引き起こす恐れもあります。


かき氷では、コーヒー系シロップに含まれているカフェインが危険です。


カフェインは、心筋と中枢神経を直接刺激し、カフェイン中毒を引き起こす可能性があります。


なので、抹茶味のチョコレートなどは犬にとっては最悪な組み合わせなので、もし誤って犬が口にした場合は、直ちに病院へ行きましょう。

参考:犬も人間と同じく乳製品で下痢になる

乳製品の摂り過ぎてお腹を壊したことありませんか。 


実は犬も同じで、このような症状を乳糖不耐性と言います。


赤ちゃんの頃の犬は、牛乳などの乳製品に含まれる乳糖を分解する働きをするラクターゼが活発に活動するため、下痢を起こし難い言われますが、離乳期を過ぎると、ラクターゼが減少しお腹を壊し易くなる場合があるのです。


人間用のアイスには、乳製品が多く使用されているので、1口だけでも乳糖を摂り過ぎてしまい、乳糖不耐性を引き起こしてしまうかもしれません。


乳糖摂取の許容範囲は犬の年齢や体格によっても違いがあるので、はっきり決まっていませんが、犬にとって人間用の食べ物はカロリーの過剰摂取になるので注意してください。

どうしても犬にアイスをあげたい場合

連日続く猛暑の中、暑そうにしている犬をよそ目に人間はアイスを食べて涼んでいると、心忍びない気持ちになりますが仕方ありません。


人間用のアイスを犬に与える場合は、いくつもの注意点があるからです。


しかし、アイスは犬に絶対に与えてはいけない食べ物というわけではありません。


成分を確認し、他にも乳製品や糖分に注意をすれば、犬もアイスが食べられます。


ではここから、犬が口にしても問題ない具体的な方法を解説していきます。

方法①:市販の犬用アイスクリームを与える

今では大事な家族として犬の健康を維持する為に、犬用のアイスやシャーベットなどが販売されています。


犬用というだけあって、様々な工夫が施されています。


例えば、人間用のアイスクリームの原料は牛乳を使うことが多いのですが、犬用では無糖のヨーグルト豆乳ホイップなど整腸作用のある、安心した素材から作られています。


もちろん無添加なので、アレルギーを引き起こす可能性もありません。


犬もこの猛暑では、夏バテで食欲が減退するときもあります。


そんな時に、ひんやりと美味しいアイスは食欲アップに効果的です。


ただ、必要以上にあげすぎると、カロリーの過剰摂取となり肥満の原因になります。


それでは、意味がないので副食として捉えておきましょう

方法②:犬が食べられる果物を冷凍して与える

アイスでなくても、冷凍した果物を与えるのも良いです。


おすすめは、りんご、バナナ、ブルーベリーなどが適当です。


それぞれの果物によるメリットを紹介します。


りんごのメリット

  • ポリフェノールの抗酸化作用で、老化やがん予防
  • クエン酸により、エネルギー補給や疲労回復に効果あり
  • ペクチンという成分が腸内環境を整え、便秘予防

バナナのメリット

  • ビタミンB群がエネルギー代謝を促し、全面的に体の機能をサポート
  • 良質な食物繊維で便秘予防
  • フラクトオリゴ糖という成分が、腸内の善玉菌やビフィズス菌を増やし環境改善

ブルーベリーのメリット

  • カロリーが低いので、ヘルシーなおやつとして肥満防止
  • アントシアニンという成分が、目の疲れの改善作用
  • ルテインという成分が皮膚のエイジングケアに効果あり

方法③:かき氷を作って与える

氷の元は水なので、あげ方さえ注意すれば問題ありません。


当然ながら、犬にあげるかき氷は氷を削ったものです。


基本的に味付けはしません。


シロップをかけると、糖分の過剰摂取になるので必ず避けてください。


氷を削るのが面倒な方は、犬が食べ易い大きさに砕いてあげましょう。


氷をそのままあげてしまうと、かじってる最中に喉に詰まらせる可能性もあったり、舌にに張り付いて、犬が焦って暴れた結果、口の中を怪我してしまう恐れがあるので、事前に砕いてあげたり少し濡らしてあげるといいでしょう。


正直、犬の個体差もありますが、あげ過ぎてしまうとお腹を冷やし下痢や嘔吐の原因になることが多いので、飼い主が責任をもって管理してください。

方法④:自分でアイスを作って与える

犬用のアイスでもいいのですが、自分が愛犬のために考えたレシピで作ったものを、美味しそうに食べてくれたら嬉しいですよね。


もちろん犬に害のない成分で作れば問題ありません。


もし作る際は、言うまでもなく入念に調べる必要があります。


一見問題なさそうな果物でも、食べる部位(芯・種)によって中毒症状が出てしまう場合があるので注意しましょう。


あと、砂糖は使用しないように気を付けてください。


糖分の摂り過ぎより肥満体になり、そこから病気を引き起こすこともあります。 


犬のダイエットは想像以上に大変です。


そもそも犬は自分の意思で太ることは出来ません。


要するに、飼い主が与えるものが犬の体型を左右します。


愛犬の健康管理をするのも、飼い主の大切な役目です。

与える際は下痢にならないよう量に注意

これは人間でも言えることですが、過剰摂取というものは、何らかの形で体に異常をきたします。


適量にも個体差があるので、言葉を話せない犬は、飼い主がしっかりと観察してあげることが大事です。


犬用に考えたアイスや、味付けをしない削っただけのかき氷でも、やはり限度を超えてしまえば下痢などを引き起こしてしまう可能性があります。


下痢を起こした後は、脱水症状なども引き起こすことも考えられるので、常温の水を用意し水分補給ができる状態にしておきましょう。


暑そうにしている愛犬を見たら、飼い主であれば何とかして改善したいと思いますが、その愛情がかえって裏目に出てしまう場合もあるので、いざという時の知識を養っておきましょう。

参考:犬にとってアイスは必要不可欠ではない

そもそも犬は糖分を必要としない動物です。


犬に必要な栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂肪、ミネラル、がメインで、他に糖分に代用される栄養素があるため、糖分そのものも必要としない体質になっています。


なので、犬にアイスを無理に与える必要はなく、むしろ人間用のアイスは犬にとってはリスクの塊です。


人間も添加物によって引き起こる健康被害がありますが、この問題を犬にまで影響させるのはよくないですよね。


体温調節が苦手な犬にとってアイスは体を冷やす助けにはなりますが、その他にも涼しい部屋で過ごさせたり、水を張った桶に肉球をつけて冷やしてあげたりなど、いくらでも工夫はできます。


必要不可欠なのは、愛犬の健康を維持するために、飼い主が身の回りや食生活を徹底管理することです。 


犬も飼い主もお互いの為に、健康には気を使っていきましょう。

犬用アイスのレシピを紹介

ここ最近の夏は毎年猛暑で、人間だけでなく動物もグッタリしています。


たまにテレビで動物園の映像観ると、画面越しに心配になります。


せめて、自宅で飼ってる愛犬には夏を楽しめるように、見た目もオシャレで美味しいスイーツを作って、一緒にこの暑い期間でも楽しい思い出を残したいですよね。


ここからは、愛犬が喜ぶ夏のごちそうアイスレシピと簡単に出来るアレンジを紹介していきます。


本当に簡単なので、ぜひ参考にしてください。

犬用ヨーグルトアイス

『簡単☆ヨーグルトアイス』


材料

  1. 冷凍対応のジップロックバッグMサイズ
  2. 無糖ヨーグルト150g
作り方
  1. 袋に入れて、平らに整えたら冷凍庫で半日凍らせて完成。(水分が気になる場合はヨーグルトを水切りしてから凍らせてもいいでしょう)
注意点
・はちみつなどは加えないでください。(加糖されているヨーグルトもNGです)

アレンジレシピ


『ヨーグルトとバナナのアイスクリーム』

材料
  1. 無糖ヨーグルト100g
  2. バナナ 半分
  3. 冷凍対応のジップロックバッグMサイズ

作り方
  1. バナナをペースト状になるまで潰します
  2. 無糖ヨーグルトと混ぜ合わせてください
  3. 袋に入れたら均等に薄く伸ばし、空気を抜きます
  4. 凍ったら完成です

バナナ以外に、犬が食べられる好みの果物でも可能ですよ。

犬用バナナアイス

『やみつきバナナアイス』


材料

  1. 輪切りにした冷凍バナナ 1本分
  2. 無調整豆乳  約大さじ一杯
作り方
  1. 小さく切って凍らせたバナナと、少量の無調整豆乳をミキサーにかけて、ジェラート状にしたら完成です
注意点
・無調整豆乳の代わりに、牛乳での代用はNGです。
・はちみつなどを加える必要はありません。

アレンジレシピ


『和風バナナアイス』

材料
  1. 無糖のきな粉
  2. 黒ごま
  3. 上記と同じ材料

作り方
  1. 上記と同じようにミキサーで冷凍バナナと無調整豆乳を混ぜ合わせます
  2. お皿に盛り付けたら、適量の無糖きな粉と黒ごまをふりかけて完成です
注意点
・人間が食べるきな粉には砂糖が含まれているので、犬に与える場合は必ず無糖のものにしてください。

今回紹介したレシピは誰でもすぐに出来ますので、ぜひお試しください。

犬にアイスやかき氷をあげても大丈夫?のまとめ

アイスやかき氷を犬に与えて引き起こる影響について、解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • アイスやかき氷によって犬が受けるデメリット
  • 犬が口にするものは飼い主の責任
  • 犬も喜ぶ、夏のひんやりスイーツ紹介
でした。

この記事を読んで今まで不用意にあげてしまってて、ドキッとした方もいたのではないでしょうか。

人間と犬は同じ動物ではありますが、種類が違います。

それに伴いルールも違いますが、どうしても飼い主が有利となり犬はそのルールに合わせるという形になってしまいがちです。

飼い主自身は、愛犬を想いとった行動でも、犬の世界では適切でない場合もあります。

今では犬も家族同然、とても大切な存在です。

そんな大切な存在を守ることができるのは、飼い主しかいません。

今一度正しい知識を身につけて、犬も人間も充実した毎日を送りましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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