犬は大豆等の豆類を食べても大丈夫?正しい与え方や注意点を解説!

犬は大豆等の豆類を食べても大丈夫かご存知ですか?犬を飼っている方は豆を与えても良いのか気になりますよね。与えても良い豆類もありますが、与え方や与える量には注意が必要です。この記事では、犬は豆類を食べても良いのかや正しい与え方、与える際の注意点を紹介します。

犬は豆類を食べられる?与える際の注意点等を解説!


わが子のように可愛い愛犬がいつまでも元気でいて欲しいものです!


豆類の中でも大豆は、豆腐・納豆・豆乳などの原料でもあり、日本人にとって“口にしない日はない”といえるほど身近な食べ物ではないでしょうか。


かわいい愛犬の健康のためにも食べさせたい!と思いつつ「豆を犬に与えても大丈夫?」と迷っている方も多いと思います。


犬は消化能力が人間より弱いため、食べ物によっては下痢アレルギー反応を起こしてしまいます。


この記事では次の三つの点を詳しく解説していきます。

  • 栄養価の高い豆類は犬が食べても大丈夫
  • 大豆等の豆を与えるときの与え方と注意点
  • 与えてはダメな豆類の注意点

この記事をお読みになり愛犬と共に健康ライフをお過ごし下さい。

豆類は犬でも大丈夫な食べ物!植物性タンパク質等が良い!

大豆は、良質な植物性たんぱく質が多く含まれていて体の基本となる筋肉や血液をな造る大切な栄養素となります。


さらに高タンパクで低カロリーに加え中性脂肪やコレステロールを下げる働きもあると言われていますので、健康的な体作りに役立ちます。


大量に食べるのはオススメしませんが、犬に大豆を与えても問題ありません。


おやつの食べ過ぎや散歩ができない!などでダイエットの必要なワンちゃんにとってスーパーフードといえるほどのうれしい食べ物かもしれません。


適度な量を与えるなら犬にとっても良いタンパク原となりますが、そのままの状態では消化が悪く栄養が取れないという欠点があります。


そのため与える量や与え方には注意が必要です。 

豆類に含まれる体に良い栄養素は?

昔から大豆は「畑の肉」といわれている通り、先ほど紹介した植物性タンパク質に加えて他にも多くの栄養素を含んでいます

脂質
 必須脂肪酸の多価不飽和脂肪酸を多く含みます。

食物繊維

 同じ量の野菜を食べるよりも多くの食物繊維を含みます。

亜鉛

 亜鉛を多く含み新陳代謝に必要な栄養素です。

ビタミン

 ビタミンB群、ビタミンEを多く含みます。

マグネシウム

 マグネシウムを多く含み糖尿病や動脈硬化の予防に効果があります。 

カルシウム

 カルシウムを多く含み骨や歯の成長に欠かせません。

カリウム

 カリウムを含み神経伝達機能などの働きをし心臓や筋肉の働きを調節します。
 ほうれん草と同じほどのを含みます。
 
更に他には炭水化物も含まれています。

では豆類に含まれる体に悪い栄養素は何がある?

大豆には本当に多くの栄養素が詰まっていることがわかりました。では犬の体に悪い栄養素があるのでしょうか?


レクチン

 レクチンは、栄養素の吸収を妨げる物質なので多く与えすぎると、下痢や嘔吐の症状を引き起こしてしまいます。 レクチンの性質上、水煮や発酵食品であれば大幅に軽減されますので安心して与えることができます。


フィチン酸 

フィチン酸は、デトックス作用が強い物質なので多く与えすぎると、体に良い栄養素であるミネラル分を排出してしまいます。

サポニン

サポニンは、過剰な活性酵素を除去し優れた抗酸化作用があり老化や免疫力低下を防ぎますが、胃の弱い犬にとって腸の炎症や下痢の症状を引き起こしてしまうことがあり注意が必要です。

犬に大豆等の豆類を与える際の注意点と与え方を解説!

人間にとっては健康に良い栄養素であっても、消化能力の弱い犬にとって体調を崩す原因になる場合があります。

愛犬が上手に栄養素を取り入れる事ができるように、おさえるべき注意点をいくつかお伝えします。

主な注意すべきポイントは与える量与え方与えた後の様子について知ることです。

この点を抑えておくなら、大豆の栄養素を上手に取り入れ、愛犬が体調を崩してしまうことを避けることができます!

ぜひ参考にしてください。

注意点①:与える量に注意!食べる量はおやつ程度にとどめる

栄養豊富な大豆を健康的に取り入れる大切なポイントは適切な量を与えるという事です。

与える量は、おやつトッピング程度に押さえ与えすぎに気を付けましょう!

与える場合の目安として摂取カロリーの20%以下に抑えることが大切です。
(例えば:1日100g食べる場合20g以下)

おやつとして与えるときの適量
体重適切な量
1キロ3粒
3キロ7粒
5キロ10粒
10キロ17粒
15キロ23粒
20キロ
30粒
30キロ40粒
40キロ50粒
(*ひと粒は大豆水煮1,5㎝程度)

与えすぎてしまうと、消化不良アレルギー反応を起こしてしまう危険がありますので、上記の表を参考にして、体調の変化に気を付けながら少量ずつ与えるようにしましょう。

注意点②:豆腐や豆乳等の加工した豆類を与えるのがおすすめ

犬は消化能力が人間のように高くなく、食材を細かくかみ砕くことなく丸呑みする傾向があるのでので加工された豆類を与えるのがベストです。


また炒り豆や煮豆のように、豆の形のまま食べると消化不良やのどに詰まらせたり腸閉塞
などを引き起こす危険性もありますので、細かく砕いたりすりつぶして与えましょう。


豆腐豆乳きなこ納豆など加工されたものを与えることをお勧めします。

その場合、豆乳は成分無調整であること、きなこは砂糖が入っていないものを選ぶようにしてください。


また注意したい点として常温にして与えるということです。


豆腐や豆乳を与えるときに、冷たいまま与えてしまうと体質によって下痢をしてしまう場合がありますので注意が必要です。

注意点③:アレルギーに注意!消化不良による下痢等がないか

加工された大豆製品を与えても愛犬が下痢をしてしまった!

そんなことにならないために、大豆アレルギーをもっていないかよく注意しつつ与える必要があります。


アレルギー体質の場合以下の症状が現れます。

  • 下痢(げり)
  • 嘔吐(おうと)
  • 目の充血
  • 発疹(ほっしん)が出る
  • 全身をかゆがる
上のような症状が出た場合はアレルギーが疑われます。

愛犬がアレルギーをもっているかどうか食べさて見ないとわかりません!

なので初めて与える食材の場合、最初はスプーン一杯から少量づつ与えて様子を見るようにしましょう。

アレルギーをもっている犬は多くいるわけではありませんが、その様な症状が出た場合はすぐに与えるのをやめ、動物病院に見てもらいましょう!

与えてはダメな豆類があることに注意!こんな豆は与えない!

次に知っておきたい点として、豆類の中には与えると危険な豆がある!という点も押さえておきましょう。


豆類は栄養素が豊富に含まれていますがその反面で、その栄養素がかえって害になってしまうという事もあります。


さらに健康な犬なら平気でも、愛犬が病気を持っている場合などは豆類を与えるのは危険になる場合があります。


「犬が食べてはいけない豆」や「犬が食べると有毒になる豆」についてお伝えしますのでぜひ参考にしてください。

①:生の豆類そのまま(食べられる大豆等も含む)

結論から言うと「生の大豆は与えてはいけません!」


大豆は加熱していない状態だと「トリプシン・インヒビター」という人間や犬にとって毒性のある物質が大量に含まれています。  


元々犬は植物性タンパク質や食物繊維などの消化吸収をうまく行うことができません。


そのためトリプシンインヒビターを取り入れると膵臓障害や、下痢嘔吐呼吸困難などの危険性があり、さらにアレルギーになってしまう犬もいるので注意が必要です。


しかしこの毒性の物質である「トリプシン・インヒビター」は熱に弱いという性質があるため加熱することで、犬にとって安全な食材となります。  


犬に大豆を与えるときは、必ず加熱したものを与えるようにしましょう。 

②:節分の豆まきの際の炒り豆(落花生を含む)

年に一度の節分の豆まきは、子供や愛犬にとって楽しいひと時ではないでしょうか。

豆まきに使う「大豆は炒ってあるので大丈夫!」と思いきや、炒り豆が一番消化に悪いので少しなら問題ありませんが食べさせないようにしましょう。

食べてしまった場合消化されずにそのまま出てしまったりのどに詰まらせてしまう危険もあるので注意しましょう。

また地域によっては、炒った大豆の代わりに落花生(ピーナッツ)を投げる地域もあるようです。

落花生の場合、脂分が多くお腹を壊しやくなりますので食べさせないように注意が必要です。

大豆や落花生の代用品としてボーロやドックフードを用ることで、家族みんなが楽しく安心して節分の行事を行うこともできますね。

③:インゲン豆

“いんげん”が成熟した豆を「インゲン豆」とい言います。

インゲン豆には「レクチン」という中毒を引き起こす物質が含まれていますので生で食べるのは危険です。

5〜10分程度熱湯で茹でる事で無毒化し安心して食べる事ができます。

補足:食べても大丈夫な豆類でもこんな犬には注意!

どんなに栄養のある豆類でも、その栄養素が健康に害を与えてしまう場合があります。


愛犬が病気の場合や薬を飲んでいたりすると「大豆を与えても危険はないのか?」と飼い主としては気になるところだと思います。


大豆には「グリシニン」という成分が含まれ、その物質は鉄の吸収を阻害してしまします。


そのため貧血またはすでに貧血で鉄剤を飲んでいる犬の場合は、症状や薬の効き目が悪くなることがあるので大豆を与えるのは避けた方がいいでしょう。

まとめ:犬に豆類を与える際の正しい与え方や注意点とは?

以上で日本人にとって馴染み深い豆類を、愛犬のため上手に栄養を取り入れる方法をお伝えしました。


これらの方法を取り入れることで、愛犬と共に健康を維持しながらダイエットや老化防止などの嬉しい効果が期待できそうです!


与える特に以下のことに気を付けましょう。

  • 栄養価の高い豆類は犬が食べても大丈夫 
  • 与える量はおやつ程度にアレルギーに気を付けて与える
  • 与え方は、細かく砕いたり加工したものを与える
  • 生のままの豆類は毒性があるので与えない
  • 節分の炒り豆は消化に悪いのでなるべく与えない
  • 貧血の犬の場合は健康を害するので与えない

人間も同じく日々の体調は変わるものです。愛犬の様子に気を付けながら以上の提案を取り入れていくことをお勧めします。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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