【獣医師監修】モモンガの平均寿命は?飼育方法やかかりやすい病気も紹介!

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空を飛び回る姿がとても愛らしくて可愛いモモンガはペットとして近年人気急上昇中です。飼ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はモモンガの平均寿命や飼育方法、かかりやすい病気などを紹介します。モモンガの飼育を検討している方は参考にしてください。

内容をまとめると

  1. ペットとして飼育されているモモンガの平均寿命は約10年
  2. 適切な飼育環境やストレスを溜めさせないことが寿命を延ばすポイント
  3. 病気や怪我に備えペット保険に加入しておくことも重要

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

人気急上昇中のペット!モモンガの平均寿命はどのくらい?

皆さんはモモンガの寿命や生態についてご存じでしょうか。

近年人気が急上昇しており、ペットとして飼われている方も多いため、これからモモンガを飼いたいと考えている方も多いでしょう。


できることなら、飼っているモモンガを長生きさせてあげたいですよね。


実は野生のモモンガの平均寿命が5年であるのに対し、ペットとして飼育されているモモンガの平均寿命は10年と、約2倍も長く生きると言われているのです。


そこで今回「MOFFME」では「人気急上昇中のモモンガ」について

  • モモンガの平均寿命
  • モモンガのかかりやすい病気
  • モモンガを長生きさせるための飼育方法
  • モモンガも加入できるペット保険について

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、モモンガの飼育方法の参考になるかと思いますので、是非最後までご覧ください。

飼育されているモモンガの平均寿命が長いのはなぜ?


モモンガの平均寿命は、小動物の中では比較的長い10年前後と言われていますが、一方で野生のモモンガの寿命は5年程度と言われています。


モモンガはストレスに弱く、生活環境によって寿命の長短が左右されやすい動物です


野生のモモンガは外敵に襲われてもおかしくない、というストレスを常に抱えているため、平均寿命が短いのではないかと考えられます。


また、飼育されているモモンガは、

  • 生活環境がしっかりしている
  • 栄養バランスの取れた食事をしている
  • 医療技術が発達している

といった理由から平均寿命が長いとも考えられます。


モモンガが過ごしやすい環境を提供することによって長く寿命を全うすることができます。


また、モモンガは「クル病」と呼ばれる、日光不足やカルシウム・ビタミン不足によって骨が弱くなる病気にかかりやすく、飼育環境やバランスの良い食事などを十分に気を付けてあげて下さい。

モモンガの年齢を人間に換算すると何歳になる?

モモンガの年齢を人間に換算すると何歳になるのかをまとめましたので、参考にしてみて下さい。


【モモンガと人間の年齢換算】

モモンガ人間
0歳~6ヵ月5歳
6ヵ月~1歳12歳
2歳〜3歳16歳〜25歳
3歳〜5歳25歳〜40歳
5歳〜8歳40歳〜60歳
8歳〜10歳60歳〜80歳

モモンガは10年前後生きるとされていますが、それ以上に寿命を延ばしている個体もあります。


長く付き合っていくためには、これから紹介するモモンガの性格や飼い方のコツ、かかりやすい病気などをきちんと把握しておくことが大切です。

モモンガの寿命を延ばすための飼育のコツや注意点は?


モモンガは適正な飼育環境で暮らしていれば長生きします。

平均寿命を全うし、長くモモンガと暮らしていくために最低限気を付けることがあります。

これからモモンガを長生きさせるためのコツや注意点について紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

飼育のコツ①モモンガを濡らさないようにする

モモンガは毛が密集しているため、一度濡れてしまうと乾燥に時間がかかります。


乾燥に時間がかかると、濡れたことにより体温が低下し、低体温症をおこし体調を崩すことがたびたびあります。


特に飼育下ではお風呂やトイレ、キッチンなど水が溜まっている場所は注意をしておく必要があります。


また、モモンガは少しの水でも溺れることがあります。他の動物より水による事故が多くあることも覚えておいて下さい。

飼育のコツ②なるべくストレスをためないようにする

モモンガは神経質な性格であるため、少しでも過ごしにくい環境にあるとストレスがかかってしまいます。


ストレスが原因で病気になったりしますので注意が必要です。ストレスにより自傷行為や拒食状態をおこすことがありますので、モモンガの変化に気づくことが大切です。


何かしら変化があった場合、ストレスを疑ってモモンガの過ごしやすい環境を用意してあげましょう。


一般的には「静か」で「清潔」な環境が大切です。適度な運動をすることによってストレスの発散にもなります。

飼育のコツ③家の中でも怪我や事故に注意する

モモンガをケージから出して遊ばせる時は、たとえ家の中でも注意しておくことがあります。


モモンガは樹の上で生活する生き物のため、地上での環境に慣れていません。


もし他に犬や猫などを飼っている場合は十分に気を付けましょう。モモンガは自分が襲われると思っていませんから、危険から回避するのが遅れ致命傷となる場合があります。


他にも地上にある物(家具など)にぶつかって怪我をする場合や、窓を開けていると窓から飛び出して室内に戻ってこれない場合もありますので、家の中でも怪我や事故に十分注意しておく必要があります。

参考:モモンガがなつくための飼育方法

せっかくペットとしてモモンガを飼育するのですから、自分になつかせたいですよね。


一般的にモモンガはなつきにくい動物と言われていますが、なつかない動物ではありません


少し時間がかかりますが、飼育方法次第で、飼い主になついてくれる可愛い動物です。


モモンガをなつかせるには、

  • 子どものモモンガを飼う
  • コミュニケーションを取る
  • 匂いを覚えさせる
といったことが重要です。特別難しいことはありませんよね。

以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。

モモンガの飼育方法や飼う際に必要なものとは?

モモンガをいざペットとして迎え入れようとした場合、どんなものを用意しておけばよいのでしょうか。


最初は分からないことが多いでしょう。これからモモンガの飼育方法や飼う際に必要なものを紹介しますので参考にしてみて下さい。

モモンガの値段は1~3万円が相場

モモンガの値段は1万円~3万円が相場となっており、比較的購入しやすいペットと言えるでしょう。


モモンガの中でも特に「フクロモモンガ」と言われる種類は、体が白く眼が赤い「アルビノ種」や、体が白く眼が黒い「リューシスティック」と呼ばれる珍しい個体が存在し、その希少さから10万円以上かかる場合があります。


フクロモモンガを始めとしたほとんどのモモンガは、ペットショップの他、ネット通販などでも比較的簡単に購入ができます。


ただし、個体差によってなつきやすさなどが変わってきますので、できればペットショップで実際に触れあってから購入を決めるのが望ましいでしょう。


また、以下の記事では日本で飼育できるモモンガの種類について解説しています。気になる方は参考にしてください。

飼育の際にはケージ・巣箱・床材などを用意する

飼育の際には生活をするためのケージや巣箱を用意してあげましょう。以下に飼育に必要なものを紹介しますので、参考にしてみて下さい。


ケージ

ケージはモモンガが脱走しない程度のものを用意して下さい(最低でも高さが40~50cm以上あるもの)。モモンガは活発に行動しますので、あまりに小さいものは避けましょう。飼育するモモンガにあったケージを用意してあげることが大切です。


止まり木

モモンガは樹の上で生活する動物ですので、ケージの中に止まり木を用意してあげましょう。できる限り野生での生活に近い環境を用意してあげることが大切です。


給水器

小動物用の給水機がありますので、用意して下さい。できれば地上に置くタイプではなく、ケージに取り付けてぶら下げるタイプがいいでしょう。


餌入れ

リス専用の餌入れなどを利用して下さい。こちらも水入れ同様ケージの高い場所に設置してください。


巣箱

モモンガ専用の巣箱がありますので、用意しましょう。もしなければリス用のものでも代替できます。巣箱もケージの高い位置に設置すると良いでしょう。


床材

ゲージの床やその周辺にペット用のシーツを敷いておくと、後で掃除がしやすいのでおすすめです。他にも「おがくず」や「牧草」などを床材とすることも多く、いずれも保温効果や排せつ物の掃除に役立ちます。

餌はモモンガ専用フードと昆虫の併用がおすすめ

モモンガは雑食です。モモンガ専用フードの他、昆虫などを併用するとバランスのいい食事を摂ることが出来ます。


昆虫については、ペットショップ等でミルワームや食事用の昆虫が売っているので、簡単に買うことができます。


もし、偏食傾向にあったり、気に入った食材しか食べないようなことがあれば、栄養失調に陥ってしまう危険性もありますので注意して下さい。食事からモモンガの変化に気が付くことも大切です。

飼う前に知っておきたい!モモンガがかかりやすい病気は?


モモンガが天寿をまっとうできるように、ペットとして迎え入れる前にかかりやすい病気を先に知っておくことが大切です。


〇風邪


くしゃみや出たり、普段出ない目ヤニがついていたり、鼻水が出たりする場合は風邪を疑ってください。他にも体温が高い、食欲がない、元気がないなどの症状も風邪をひいている場合があります。


〇熱射病・熱中症

夏場などに動かなくなった場合は疑いましょう。かかってしまった場合の対処法としては、まずは冷やしたタオルなどで体温を下げ、すぐに病院に受診しましょう。


日ごろから直射日光に当たらない場所にゲージを置く、エアコンなどで夏場に室温が上がりすぎないようにする、換気のいい場所にゲージを置くなどで予防ができます。


〇低体温症

モモンガは低温環境に順応が難しく、低体温症にかかると仮死状態に陥ることもありますので、すぐに病院へ受診することをおすすめします。


他にも以下のような病気にかかりやすいです。

  • 不正咬合(上下の歯のかみ合わせが悪いまま伸び続ける病気)
  • 泌尿器の疾患
  • 皮膚炎
  • サルモネラ症
  • トリコモナス症
いずれも場合によっては命に関わる可能性があります。寿命を延ばすために、症状が疑われる場合は早めに病院に受診しましょう。

モモンガは病気やケガにより寿命を全うできない場合が多いので、ペットとして迎えいれる場合は気を付けてあげて下さい。

モモンガでも入れるペット保険を検討してみては?

犬や猫と同様にモモンガもペット保険に加入することができます。


ペット保険は人間の医療保険と同様に、ペットが病気などをした際に治療費として保険金が下ります。


人間とは違いペットには健康保険制度がありませんので、治療費は全額飼い主の負担となります。


病気や怪我の度合いによっては、手術や入院が必要になり、1度で数万円の治療費がかかるケースも少なくなりません


ペット保険は内容にもよりますが、高齢になってからでは加入が難しかったり保険料が高かったりしますので、できればペットとして迎え入れる時や幼少期に加入しておくことをおすすめします


まだ若いから大丈夫と考えてしまいがちですが、病気にかかってからでは加入を断られる可能性がありますので、早めの加入をおすすめします。


また、若いうちの加入でしたら月々の費用も安く抑えられた保険も多く存在しますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。


以下の記事でモモンガが入れる保険を詳しく解説しています。ぜひご一読ください。

まとめ:モモンガの平均寿命と長生きするための飼育方法

モモンガの平均寿命や飼育方法について解説しました


今回のポイントは、

  • ペットのモモンガの平均寿命は10年程度
  • 寿命は飼育環境によって大きく左右される
  • 飼育する上で「濡らさない」「ストレスを与えない」「怪我をさせない」といったことが重要
  • モモンガがかかりやすい病気もあり、ペット保険の検討をしておく

モモンガはストレスを感じやすく、病気にかかる可能性もありますので、寿命を全うさせるためきちんと対策をしておくことが大切です。


モモンガを飼いたい!と思われた方は、環境を整えて迎え入れるためにもペット保険なども併せて検討してみて下さい。


MOFFMEでは、この他にも様々なペットや保険に関する役立つ記事を多数公開しておりますので是非ご覧ください。

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