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内容をまとめると

  1. ミニレッキスの平均寿命は7〜8年
  2. 飼い方に気をつければ10年以上生きることもある!
  3. 病気を隠す習性があるため、些細な異変を見逃さないことが長生きのポイント
  4. うさぎの治療費は全額自己負担のため、病気に備えてペット保険に加入することが重要

ミニレッキスは、しつけを上手くすればトイレを覚えるくらい賢いウサギです。その賢さも人気の理由の1つなのですが、今回はミニレッキスの平均寿命や性格を紹介します。また、長生きさせるための飼育方法や、かかりやすい病気も紹介しています。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ミニレッキス(うさぎ)の平均寿命や性格は?

うさぎの種類であるミニレッキスは、まるで高級絨毯のような上質な毛触りと毛並みをもつ種類であり、見た目も可愛く飼ってみたいと思う方も多いでしょう。

そして飼うからにはできるだけ長生きさせたいと思いますよね。

ミニレッキスの平均寿命は7〜8年と言われていますが、飼い方次第ではそれ以上に生きることも珍しいことではありません。

そこで、今回MOFFMEでは、
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、ミニレッキスを飼う前の準備や寿命などの心構えもすることができます。

また、うさぎを飼っている方にはペット保険への加入もおすすめです。MOFFMEではうさぎが加入できるペット保険や、小動物のペット保険ランキングを紹介しています。

是非最後までご覧ください。

ミニレッキスの寿命は飼い方次第で長くできる!


ミニレッキスの寿命は、平均で7年から8年です。


しかし、飼い方によっては寿命5年で亡くなってしまう場合もあれば、10年と長い寿命を生きることもあります。


飼育方法や病気などに気を付けていれば、当然寿命も長くなります。


愛着のあるペットのために、ぜひ飼育のコツを身につけ、できるだけ長く一緒の時を過ごしたいものですね。

ミニレッキスの年齢を人間に換算すると何歳になる?

ミニレッキスの年齢は、人間に換算すると以下のような歳のとり方になります。

ミニレッキス人間
誕生〜1歳0歳〜20歳
1歳〜4歳20歳〜40歳
4歳〜7歳40歳〜60歳
8歳〜10歳60歳〜80歳
10歳〜80歳〜

ミニレッキスは、はじめの1年間で人間に換算すると20歳まで一気に成長し、その後歳をとるにつれて成長は緩やかになっていきます。

また、ミニレッキスも人間と同じく、生後5ヶ月から1歳までの間に反抗期があったり、それを過ぎると落ち着いてきたりと、年齢によって性格が変わるミニレッキスも多いようです。

7歳から8歳頃からは人間と同じように高齢期となり、徐々に運動能力なども落ちてきたり、病気にかかりやすくなります。

10歳頃になると運動機能も衰え、寝たきりになったり介護が必要なミニレッキスも出てきます。

元気なうちから寿命近い高齢になったときの知識も身につけ、寿命までの生涯を大切に過ごしてあげてください。

他のうさぎの寿命などが気になる方は、以下の記事を参考にして下さい。
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ミニレッキスを長生きさせる方法や注意点は?


ミニレッキスを長生きさせるためには、基本的なうさぎの飼い方や注意点をよく知っておく必要があります。

うさぎはストレスを感じやすく、ストレスによって亡くなってしまうこともあります。

寿命を延ばすために重要なことは、
  • ストレスをできるだけ与えない
  • 怪我や事故に気をつける
  • バランスの良い食事
ミニレッキスはあちこち跳ね回るため怪我や事故で亡くなってしまう場合もあります。

飼育環境をしっかりと整え、長生きしてもらうように心がけましょう。

うさぎはストレスを感じやすいので気をつける

うさぎは非常に繊細で、ストレスを感じやすい生き物です。


特に環境の変化には弱く、ペットショップから家に連れてきたときや、泊まりで外に連れ出したとき、気温の変化などでもストレスを感じます。


ストレスが溜まると食欲が減退したり、排泄が少なくなったりと様々な症状が出ます。


うさぎはもともと食物連鎖の世界の中でも最下層の生き物であることが原因で、このようにストレスに対して弱いと考えられています。


あまり抱っこしすぎたりしてもストレスになることもあるので、適度な管理を心がけましょう。

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うさぎの怪我や事故に細心の注意をはらう

うさぎは骨が弱い動物のため、転落や接触で骨折をしやすいです。うさぎにとって骨折は命にかかわる重大な事故となりえます。


部屋の中で飼育するときには、特に骨折など怪我や事故に対して細心の注意を払う必要があります。


例えば、高いところに昇ろうとして落ちてしまった、走り回って壁にぶつかった等でも、怪我をすることもあります。


特に高齢のうさぎは、足腰も弱っているため少しの段差でも落ちて怪我をすることもあります。


ケージの壁も柔らかい毛布などで覆う、段差をなるべく少なくするなど、うさぎの生活環境には工夫を要する箇所がたくさんあります。

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バランスの良いえさを与えて肥満にならないようにする

うさぎは、常に食事をして胃腸を動かさなくてはならない動物です。


そのためよく食事もするのですが、あまりえさを与えすぎると肥満になってしまいます。肥満になると運動能力が落ち、怪我や病気の原因にもなってしまいます。


うさぎは肥満体形になっても、犬や猫と違ってぱっと見は肥満であることが分かりづらい生き物です。


そのため、定期的に健康診断をし、しっかりと体重管理をして肥満にならないようにすることが重要です。


特にミニレッキスは食欲旺盛な子も多く、食事の管理は飼育するうえで大切なことになります。

賢いといわれるミニレッキスの性格は?

ミニレッキスは、スタンダードタイプのうさぎよりは若干気が強いものの、神経質な個体は少なく、全体的に見ると温厚で穏やかな性格のうさぎです。


落ち着きもあり、暴れまわるということもすくないため、初心者にとっては特に飼育しやすいうさぎと言えるでしょう。


また聴覚や臭覚が発達していて、餌やおやつをあげるときに名前を呼ぶことを繰り返していると、名前を呼べば寄ってくるようになったりと賢く、愛らしい一面も見せます。


トイレもしっかりとしつければ場所も覚えてくれる、一度危険を感じた場所も覚えていてその場所には近寄らないなど、知能の高さが窺えます。


他のうさぎの性格を知りたいという方は、以下の記事を参考にして下さい。

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ミニレッキスの飼育方法や飼う際に用意するものは?


ミニレッキスを家に迎えるためには、さまざまな準備が必要となります。


ケージやトイレなどのウサギの生活の中心となるエリアや、えさの準備、家の掃除など準備・用意するものはたくさんあります。


ここからは、ミニレッキスを飼育するために何が必要なのか、以下で詳しく解説していきます。

ミニレッキスの値段は3万円が相場

ミニレッキスの値段は1万円から6万円程度が多く、相場としては平均3万円ほどで購入できます。


購入方法としては、主にペットショップのうさぎコーナーから購入することになります。


しかし一般的なペットショップでは犬や猫の取り扱いが多く、うさぎは種類が少なかったりとなかなか気に入るミニレッキスを見つけることが難しいかもしれません。


購入後のサポートまでしっかりしているウサギ専門のペットショップなどを訪れてみるといいかもしれません。


また、他にはどんな種類のうさぎがいるのか気になる方は、以下の記事を参考にして下さい。

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飼育の際にはケージ・床材やトイレなどを用意する

うさぎは主に室内で飼育することになりますが、室内の中でも放し飼いにするよりは、ケージの中で飼育するケースが多いでしょう。


適切な大きさのケージと、ミニレッキスに適した床材やトイレなどを用意する必要があります。


ミニレッキスは賢いうさぎのため、トイレもしつけることができるため、きちんとトイレでおしっこやうんちをしてくれます。


こういった設備は飼育前に準備しておきましょう。

餌は牧草とペレットが中心

ミニレッキスは肥満になりやすい体質のうさぎです。


うさぎは草食動物ですので、基本的なえさは牧草や野菜が中心となります。


これに加えて、ペレットを一日に決まった量だけ与えるようにし、バランスの良い食事を与えていきましょう。

飼う前に知っておきたい!ミニレッキスがかかりやすい病気とは?

ミニレッキスが特にかかりやすい病気としては、以下のようなものがあります。


  • 斜頸
  • スナッフル
  • 眼振
  • うっ滞

斜頸

首が斜めに傾いている状態のことを指します。


同じ場所をぐるぐると何度も歩くときは、この症状が疑われます。


スナッフル

スナッフルとは、主に細菌感染が原因で起こる、くしゃみや鼻水などの症状の総称です。


眼振

目が上下または左右に小刻みに動く病気のことです。この病気にかかった場合は、すぐに病院にかかることをおすすめします。


うっ滞

うさぎが食欲不振を訴えたときに現れやすい病気で、排泄量が減るような症状が出ることもあります。


またミニレッキス特有のかかりやすい病気の1つは、「ソアホック」です。


後ろ脚がただれたり出血を起こしてしまうものです。


そのため、病気のサインも当然に後ろ脚に現れます(まれに前足に現れることもあります)。後ろ足ではかかと部分に起こることが多いです。後ろ脚の状態を見るなら、異常に気がつくことが出来ます。


当然痛みを伴うものですので、元気がなくなりじっとしていることが増えます。 


ストレスや偏った食事などが原因でお腹を下すことも珍しくありません。ミニレッキスは体が小さく、下痢が続くと命にかかわることもあるため、便の変化にも気を配る必要があります。

ミニレッキスが入れるペット保険とは?

このように、ミニレッキスはさまざまな病気にかかってしまうリスクがあるうさぎです。

うさぎ特有の病気もあれば、ミニレッキスが特にかかりやすい病気もあります。

また、動物病院での治療費は全額飼い主が負担しなければいけません。

入院や手術が必要な病気だと、数万円から数十万円の治療費を請求されるケースも少なくいありません。

そんなときに活躍するのが、ペット保険です。

ペット保険とはその名のとおり、ペットが病気や怪我で受診したとき、その診療費の一部を保険金として受け取ることができる保険の種類です。

大切なミニレッキスの調子が悪くなったとき、治療費が高くてもペット保険に加入していれば、費用面で安心して医者に預けることができます。

ペット保険の加入率は、イギリスの25%程度など諸外国と比べて日本は16%前後と、低い状況です。

今の時代、ペットは家族同様と考える人も多いはずですので、大切なミニレッキスのためにもペット保険への加入をおすすめします。

また以下の記事でうさぎが加入できるペット保険について紹介しています。気になる方は参考にして下さい。
ミニレッキスのペット保険はこちら

ミニレッキスの寿命や性格・特徴のまとめ

ここまでミニレッキスの寿命や飼育のポイント、ペット保険等について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  • ミニレッキスの平均寿命は7年〜8年
  • ミニレッキスは温厚で賢く、飼いやすいうさぎである
  • ミニレッキスはさまざまな病気のリスクがあり、特に肥満には気を付けて食事を与える
  • うさぎがかかりやすい病気には注意する
  • 治療費が心配な方はペット保険がおすすめ

です。


ミニレッキスは可愛らしい見た目と性格で大変人気のあるうさぎですが、やはり動物であるため、気軽な気持ちで飼育して良いものではありません。


しっかりと寿命や飼育方法、環境、病気などについて知識を身につけ、長く生きられるように気を配って可愛がってあげてください。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。