【獣医師監修】プレーリードッグの平均寿命や性格は?ペットとして向いてる?

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野性のプレーリードッグは仲間同士でのコミュニケーションが多い動物です。プレーリードッグは人にも慣れやすいことから近年ではペットとしての人気も広まってきています。そこで今回はプレーリードッグの平均寿命や性格、飼育方法などを紹介します。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

プレーリードッグの平均寿命や性格は?

愛らしいしぐさと人懐っこさで人気のプレーリードッグ。様々なメディアで取り上げられているので、飼育を検討している方も多いのではないでしょうか。


飼うにあたっては、当然、寿命性格などくわしく知りたいことでしょう。


しかし、プレーリードッグの飼育は、犬や猫を飼うのと同じわけにはいかないようです。人になつきやすいといわれている一方で、発情期には攻撃的になり、生傷がたえない飼い主さんもいるようですし、また、屋内の器物を破損することもあるからです。


そこで今回「MOFFME」では、プレーリードッグについて、

  • 平均寿命や性格
  • 長生きさせるための飼育方法
  • 値段や飼育する際の注意点
  • かかりやすい病気
  • ペット保険
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んで頂ければ、プレーリードッグの寿命を知ることができるだけではなく、飼育を検討する際に役立つことと思います。

是非最後までご覧ください。

ペットのプレーリードッグの平均寿命は7~8年!


プレーリードッグの平均寿命は7~8年といわれています。飼育環境が良い場合には10年の寿命を保つ個体もいるようです。


ただし、この数値は人間の飼育下にある個体の平均寿命です。野生のプレーリードッグの平均寿命は2~4年とされています。


また、野生のプレーリードッグの半数が、生まれてから1年間しか生存できないともいわれているのです。ちなみに、生まれたばかりの個体で、生き延びることができるのは約半数ともいわれています。


野生の世界では、天敵の存在などによって、人間による飼育下では想像もできない過酷な状況で生きなければならず、寿命が短くなってしまうのですね。

プレーリードッグの年齢を人間に換算すると何歳?

プレーリードッグの年齢を人間に換算した場合、次のようになるとされています。

人間プレーリードッグ
年齢20歳1歳
年齢28歳2歳
年齢34歳3歳
年齢40歳4歳
年齢46歳5歳
年齢52歳6歳
年齢58歳7歳
年齢64歳8歳

(『プレーリードッグのき・も・ち』宮嶋恵一 より引用)

実際には個体差があるため、この表の数値はあくまでも参考値としてご覧ください。


さて、この表を見ると、プレーリードッグは人間の10倍近いスピードで寿命を重ねていくことがわかると思います。10歳まで生きた個体などは、人間の寿命に換算して100歳近くになるわけですから、かなり稀なケースといえるでしょう。

社交的で優しいといわれるプレーリードッグの性格は?

プレーリードッグは社交的で優しい性格です。


野生のプレーリードッグは草原地帯の地中深くにいくつかの穴を掘り、それらをトンネルでつないだ巣で集団生活をしています。集団で安全に生きていくために仲間同士でのコミュニケーション能力が発達しており、そのため、社交的で優しい性格となっているのです。


一方で縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入ってきた部外者に対しては威嚇をしたり、地中に生き埋めにしたりするなどの激しい行動を見せます。


生き埋めにされた個体はほとんどがそのまま死んでしまいますが、なかには運よく逃げ出すことができるものもいるようです。

プレーリードッグは臭い?噛まれることはある?

プレーリードッグは犬や猫と比較してかなり臭います。一つには、肛門付近に臭腺があり、驚いたり緊張したりするとそこからきつい臭いを発するからです。また、トイレのしつけができないため、ところかまわず用を足してしまいます。これも臭う原因となります。


また、発情期には人懐こい性格が一変、ケージ内に入ってくるものすべてをとみなして噛みついてくるほど凶暴になってしまいます。飼育のプロであるブリーダーも生傷が絶えないようです。そのため、この時期には皮の手袋などで手を保護する必要があります。


発情期に入った場合には、子供などは近づけないようにするほうが良いでしょう。


面白いことに、発情期を過ぎると凶暴性はなくなり、もとのように人懐こくなります。


なお、臭いとも関連しますが、発情期に入るとオスはジャコウ系の臭いを出すようです。

プレーリードッグはペットとして向いてる?

プレーリードッグがペットとして向いているか否か、は飼う側の状況による、ということができるでしょう。


先述した通り、プレーリードッグはかなり臭います。動物の臭いが気にならない人は問題ありませんが、そうでない人が飼うのは難しいのではないでしょうか。また、来客があった際の対応なども検討する必要があるでしょう。


また、トイレのしつけができないため、臭いとともに家の中が汚れる可能性があります。


さらに、家の中にあるものすべてを齧る癖があります。なかには柱を倒してしまったという事例も報告されています。大切な家具や持ち物などを毀損する可能性もあるため、そのための対応も必要です。


これらの問題に対して対応できるだけの精神的及び金銭的余裕のある方であれば、問題はありませんが、そうでなければ、飼う前にかなりの覚悟が必要となるかもしれません。


プレーリードッグを飼うならなついてほしいですよね。以下の記事ではプレーリードッグをなつかせるための方法を紹介しています。気になる方は参考にして下さい。

プレーリードッグを長生きさせるコツや注意点は?

ここからは、プレーリードッグの寿命を延ばし一緒に暮らす時間を長くするためのコツや注意点について紹介いたします。


主だった注意点は次の通りです。

  • 孤独にさせない
  • 肥満に注意
  • 適切な温度管理が必要
  • 日光浴をさせる
以下、それぞれの理由とともにくわしく解説します。

2頭以上での飼育が理想

プレーリードッグは2頭以上の個体で飼育するのが理想です。


もともとプレーリードッグは、群れを作り、互いにコミュニケーションをとりながら生活していましたので、それができない状況ではストレスを感じ、自咬症といった病気を発症することがあるからです。


ただし、二頭以上で飼育する場合は、オス同士はケンカをしてしまうため避けたほうが良いとされています。また、オスとメスのつがいでは繁殖のリスクがあります。メス同士であれば繁殖のリスクがないため、検討するのもよいでしょう。


2頭以上での飼育が現実的に難しいようであれば、飼い主のほうから極力スキンシップをとってあげることが大切です。

肥満になりやすいので注意が必要

野生のプレーリードッグは、低カロリーの餌でも十分に動くことができる動物です。そのため、人間の飼育下にあって、高カロリーの餌と少ない運動量のプレーリードッグは肥満になりやすいので注意しましょう。


肥満を避けるためには、プレーリードッグ専用のペレットが、低カロリーで繊維質が多いため、おすすめです。


なお、ナッツ類はプレーリードッグの好みですが、高カロリーのため与えるのは控えるのが良いようです。さらに、野菜などもおやつとして与えるのはかまいませんが、量を控えるようにするのが良いでしょう。

寒さに弱いため温度管理も重要

野生のプレーリードッグが住んでいるのは寒暖差の激しい土地です。しかし、プレーリードッグが棲み家としている地中は常に15度程度に保たれているといわれています。


そのため、家で飼育する場合にも部屋の温度が15度を下回らないようにすることが大切です。寒さに弱いプレーリードッグは、温度が15度よりも下がると仮死状態になるおそれがあります。冬はヒーターなどを利用して温度管理につとめましょう。


だからといって、高温でもよくありません。部屋の温度を20度から28度に保つようにすることが大切です。

日光浴を行ったほうが良い

プレーリードッグは、紫外線を浴びることによって体内にビタミンDを生成する動物です。そのため、日光浴を行うことは健康のため必要といわれています。


ビタミンDは骨の形成に必要なカルシウムを体に吸収するために必要な栄養素です。そのため、ビタミンDの不足によってカルシウムの吸収がうまくいかず、骨の形成に影響を与える可能性があります。


プレーリードッグの健康のため、1日のうち、数十分程度日光浴をさせてあげるようにしましょう。やり方としては、ケージを家の中の日のあたる場所に出しておくなどがあげられます。

プレーリードッグの飼育方法や飼う際に必要なものとは?

プレーリードッグの飼育方法は、犬や猫とは違います。その際の注意点および必要なものは次の通りです。

  • プレーリードッグの値段
  • ケージ
  • すのこ
  • 逆さボトルの水入れ

プレーリードッグの値段はなんと20万円くらい

1頭あたりのプレーリードッグの値段は、20万円から30万円とかなり高額です。理由は日本国内で流通している個体数が少ないためです。


1999年、プレーリードッグにペスト感染のリスクがあることが報告されました。それを受けて2003年に国はプレーリードッグの輸入を禁止。以後、海外からプレーリードッグが輸入されることはなくなりました。


しかし、それ以前に1万3千頭以上のプレーリードッグが輸入されており、現在流通しているのはこれらの個体を繁殖させて誕生したものです。


そのため、流通している個体数自体が少なく、近年の注目度アップの世相ともあいまって、値段が高くなっているのです。

飼育の際にはケージ・すのこや水入れなどを用意する

プレーリードッグを飼育する際にはケージを用意しましょう。


何でも齧る性質があり、家の中にあるものすべてが毀損される可能性があるので、放し飼いは避けたほうが無難です。また、トイレのしつけも不可能なため、臭いや衛生面からもケージで飼うことをおすすめします。


なお、プレーリードッグは野生下では運動量が多い動物です。そのため、ケージも大型で丈夫なものを選ぶようにしましょう。ただし、高さがあるものは避けたほうがよいといわれています。天井から落下した際に骨折をするおそれがあるからです。


ケージ内にはすのこを敷き、逆さボトルの水入れを用意します。床に置くタイプの水入れはひっくり返してしまうおそれが多いので避けたほうが良いでしょう。


また、プレーリードッグは地中に穴を掘って暮らす動物なので、隠れ家となるグッズを用意してあげることも大切です。

餌はペレットや干草がおすすめ

プレーリードッグの餌はペレットや干し草がおすすめです。プレーリードッグ専用のペレットは低カロリーで高繊維質。栄養バランスを考えて作られているのがほとんどです。


しかし、なかにはカロリーの高いものもあるため、購入にあたっては注意が必要です。


また、チモシーと呼ばれる干草もあわせて与えるようにしましょう。ビタミンや繊維質をとるために必要です。プレーリードッグ専用のチモシーが販売されているので、それを利用するのがよいでしょう。


なお、ナッツ類はカロリーが高いため、与えないことをおすすめします。また、ネギや玉ねぎ、オレンジ、さらに、ほうれん草も与えないのが良いとされています。

飼う前に知っておきたい!プレーリードッグがかかりやすい病気は?

プレーリードッグがかかりやすい病気で代表的なものは次の2つです。

  1. 自咬症
  2. オドント―マ(歯牙腫)
自咬症は、手や傷付いた箇所などを噛み続ける病気です。悪化すると、皮膚を咬み破り、骨が見えることもあります。なかには一晩で指先がなくなってしまったという事例もあります。原因はストレスとされています。そのため、この病気を防ぐためにはストレスを与えないことが必要です。

具体的には、スキンシップをよくとってあげることと、飼育環境や栄養バランスに注意することなどがあげられています。

オドント―マは、プレーリードッグの切歯が、折れたり大きな衝撃を受けたりして正常に伸びず、歯の根元の部分にこぶが生じることによって気道が塞がれ、鼻炎や呼吸困難に陥る病気のことです。病気の進行具合によっては死亡する可能性が高いといわれています。

目に見える症状としては、鼻水、くしゃみ、食欲不振、よだれ、さらには呼吸困難などがあります。気になる症状が出た場合にはすぐに獣医の診察を受けることが必要です。

ただプレーリードッグは通常の動物病院では診断してもらえないため、かかりつけの病院を探しておく必要があります。

プレーリードッグでも入れる保険を検討してみては?

プレーリードッグを飼育するのであれば、ケガや病気の備えとして、ペット保険への加入を検討するのもよいのではないでしょうか。


ペットの治療は自由診療であるため、治療費が基本的に全額自己負担です。予想外に高額な治療費を請求された場合に備えておくことが必要でしょう。

ただし、ご紹介したいずれの保険会社でも、加入条件や保険金の支払い条件などがありますので、事前に保険会社へ確認することをおすすめします。

プレーリードッグの保険については以下の記事で詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

プレーリードッグの寿命まとめ

プレーリードッグの寿命や飼育するうえでの注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  1. プレーリードッグの平均寿命は7年から8年
  2. 社交的で優しい性格の反面、発情期には攻撃的となるため注意が必要
  3. 寿命をのばすためにはストレスを与えない環境づくりが大切
  4. 寿命をのばすために、ケガや病気などのリスクに注意
  5. プレーリードッグの値段は高い
  6. ケガや病気になった時の備えとしてペット保険への加入も検討
です。

野生下での平均寿命がわずか2~3年に満たないプレーリードッグも人間の飼育下であればその倍以上に寿命をのばすことができます。

また、人懐こい姿は見ていてかわいいと評判です。飼い方に工夫は必要ですが、ペットとして飼育することを検討してみるのも良いのではないでしょうか。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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