亀の寿命は長いの!?亀の平均寿命や性格、長生きさせるコツを紹介!

万年生きるといわれている亀ですが実際はどうなのでしょうか。ここでは亀の平均寿命やギネス世界記録、性格について解説します。また飼育の際に必要なものや寿命を延ばして長生きさせるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

亀の平均寿命や性格は?


長寿の象徴でもあり、ペットとして飼育も簡単なことから人気がある亀。とても人馴れしやすい生き物なので飼育の入門用としてもおすすめです。


しかし、飼育環境さえ整えれば放ったらかしでもいいかといえば、そういうわけではありません。あまり知られていませんが、日々のメンテナンスが亀の寿命に大きく影響してきます。


この記事では、

  • 平均寿命
  • 種類別の性格
  • 長生きさせるコツや注意点
  • 飼育に必要なもの
  • かかりやすい病気
以上の事についてご説明します。

この記事を読んでいただければ、ペットとして亀を迎えるうえで必要な長生きさせるコツや注意点について理解でき、いつまでも大好きなペットと暮らすことができます。ぜひ、最後までご覧ください。

亀の寿命は30~50年!ギネス世界記録は189年?



亀は、爬虫網亀目に分類される生き物で、主に熱帯や温帯の地域に生息していて300程の種類が知られています。


ペットとしてメジャーな亀の平均寿命は30~50年といわれていますが、種類により大きく異なります。もっとも長く生きた亀は189年で「確認できる中での動物最高齢」として、ギネスで世界記録認定されているほどです。


生態系はさまざまで、水中に生息する亀や陸地で生活する亀、その両方を行き来する亀もいます。日本では池や川、湖などの水の流れがゆっくりな場所に生息しています。


ペットとしてはゼニガメやミドリガメが多く流通しており、意外と人懐っこいところがありペットとして人気です。

ギネス世界記録の亀は189年生きた

「鶴は千年、亀は万年」ということわざがあるとおり、亀は非常に寿命の長い生き物です。しかし、さすがに万年生きるとまではいかないみたいです。


ちなみに、「確認できる中での動物最高齢」としてギネス世界記録の亀は「トゥイ・マリラ」という名前で189年生きたとされています。


トゥイ・マリラ(ホウシャガメ)

  • 生存期間:1777年頃~1965年5月19日没 189歳
マダガスカル島に生息する種類のリクガメです。「トゥイ・マリラ」はトンガ王室に献上されたリクガメの名前で、そのままトンが王室で188年飼育されたといわれています。

亀はなぜ長生きするの?

亀の寿命が長い理由ははっきりとは解明されていませんが、呼吸や生活スタイルに関係があるようです。


生物は呼吸をし、体に酸素を取り込むことでエネルギーを生み出します。その一方で、使われなかった酸素は活性酸素となり細胞を劣化させる要因となります。


呼吸数の多い生き物は活性酸素の発生量も多くなる傾向にあるため寿命が短くなると考えられており、呼吸数も少なく新陳代謝がゆっくりな亀は成長スピードも遅く老化もゆっくりとなり長生きをするというわけです。


また、外気の変化に合わせて体温が変化する変温動物なのでエネルギー消費が抑えられることも寿命を延ばす要因の一つと考えられています。

亀は人間に換算すると何歳?

寿命の長い亀ですがペットとして飼育するには、亀の年齢が人間に換算すると何歳なのかを把握しておくと便利です。


年齢は甲板を数えることである程度知ることができますが、小さいうちから飼っておけば一番確実です。


種類によっても違ってきますが、ペットとして飼われる亀なら平均寿命が30年から50年なので人間に換算すると3倍の年齢になります。

亀の年齢人間の年齢
1歳3歳
5歳15歳
10歳30歳
20歳60歳
30歳90歳

飼育のしやすさが魅力のですが、寿命も長いので一生涯の付き合いをしていくことができますね。

穏やかで少し臆病な亀の性格を種類別に紹介!

懐きやすく温厚でペット飼育の入門用として人気の亀ですが、種類により特徴や性格の違いはあります。


ここでは、日本でペットのしてメジャーな、

  • ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)
  • ニホンイシガメ
  • クサガメ
について紹介をします。

屋台の縁日で、亀を手に入れた方はミドリガメの項目を見てください。これから購入を考えている方は、種類による違いを理解したうえでペットショップを見に行って頂ければと思います。

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は活発


ミドリガメは、正式名称をミシシッピアカミミガメといいます。正式名称のとおり、もともとミシシッピ川に生息する北米原産の外来種になります。目の後ろの耳部分が赤色になっていて、顔や甲羅には薄い黄色状の模様が不規則に広がっています。


ミドリガメは臆病な性格をしていますが、普段は日光浴をしたり水辺を泳いだりと活発に動き回ります。体が頑丈なこともあり、初心者向けのペットとして非常に人気の種類です。

ニホンイシガメは神経質


ニホンイシガメは数少ない日本固有種の亀ですが、年々個体数は減ってきており準絶滅危惧種に指定されています。生息地は北海道を除く本州、四国、九州に広く分布しています。石のように硬い甲羅を持っており、クサガメと同様にゼニガメという愛称で親しまれています。


ニホンイシガメはとても神経質な亀で、皮膚病にもかかりやすいデリケートな一面もあります。比較的飼育のしやすい種類ではありますが注意は必要です。

クサガメは臆病で警戒心が強い

クサガメは朝鮮半島や中国に生息していた外来種で、肛門付近にある臭腺からくさい臭いを出す事からクサガメと名付けられました。子供の個体はニホンイシガメと同様にゼニガメという愛称で親しまれています。


基本的には活発な生き物ではなく水辺付近で動かずに日光浴をしています。しかし、臆病で警戒心が強く、天敵の猫やカラスなどが来るとすぐに水中に逃げられるようにしています。クサガメも飼育は比較的簡単でなつきやすい性格になります。

亀を長生きさせるコツや注意点とは?

甲羅から伸びる短い手足が愛くるしい亀。体が丈夫で人なれしやすいためペットとしても人気ですが、長生きをさせるためには亀特有の生態を理解しておくことが必要です。


亀の体温は、外の気温の影響を受けて変化し冬眠をすることがあります。冬眠はエネルギー消費量を抑え寿命を長くさせることが出来ると言われています。しかし、幼い亀ですと体力がなくそのまま死んでしまうこともあります。


また、亀は水中と陸地の両方で生活をしており種類により飼育環境も多少異なりますが、水中と陸地の温度に差をつけることと水質を管理することは非常に大切です。

温度・湿度の管理が重要

亀は水中を陸上を行ったり来たりして生活をしています。もちろん、無意味にうろうろしているわけではなく亀自身が自分の体調を知っているからです。亀は周りの気温の変化に合わせて自分の体温も変化します。


よく陸上に上がって日光浴をしている姿を見かけますよね。亀が活発に動き回るためには体温を上げることが大事ですし、甲羅の成育にも影響します。屋内では爬虫類用の紫外線ライトを使っても良いでしょう。


水中でも温度差が激しくなるため水中用ヒーターを用意しましょう。特に、幼い亀の場合は水温が低くなったことで冬眠に入ってしまうを危険です。温度管理をしっかりすることで水槽内の湿度も安定します。

こまめな水替えは必須

亀は綺麗好きな生き物ですが、たくさんのフンをするので水が汚れやすくなります。ろ過フィルターなどを用意し水質を維持するようにしましょう。


また、その場合でも週に1回以上は水替えが必要です。水槽の状態によっては2日に1回新しい水を用意してください。水は水温を調整してカルキを抜いたものを準備しましょう。


また、亀に直接触ったときは必ず石鹸で手洗いをしてください。サルモネラ菌などの人体に有害な菌がついてることもあります。水槽の汚れや汚れた水が人間の口や食べ物に入らないように十分注意してください。

日光浴(甲羅干し)させる

多くの亀は長い時間を陸上で過ごし日光浴をします。日光浴の効果には、亀の体温を上昇させることと、紫外線を浴びて甲羅を丈夫にする効果があります。この日光浴をする場所が確保されていないと甲羅が丈夫にならず、病気の原因になってしまいます。


ベランダ等の屋外で飼育する場合は、一部は陽に当たる場所に水槽を設置しましょう。屋内の場合はバスキングライトを設置して、亀が紫外線を浴びれる場所を用意しておきましょう。


亀が日光浴をしている様子はのんびりしていて癒されますよね。健康に長生きしてもらうためにも水中と陸地の2つの環境を用意しましょう。

亀の飼育方法や飼うのに必要なものとは?

ここまでは亀の特徴や性格についてお伝えしてきました。「亀は万年」と長寿を象徴する生き物ですが、ペットとして飼育する亀の平均寿命は30年~50年となっています。しかし、亀が長生きするメカニズムが解明されているわけではありませんが冬眠でエネルギー消費を抑えて寿命が延びるとも言われています。


きちんと飼育すれば一生の付き合いができるかもしれませんね。


ここからは、亀の飼育方法や必要なものについてお話していきます。せっかくペットとして迎え入れるのですから、健康で長い寿命を全うしてくれるように飼育環境の整備をしましょう。

えさは人工飼料を中心に一日一回与える

亀に与える餌は、雑食性か肉食性か草食性かによって分かれます。ペットとして人気のミドリガメやニホンイシガメなどの雑食性の亀には1日1回人口飼料を与えましょう。

ただし、餌は与えたえただけ食べてしまうので注意が必要です。餌を与えすぎると消化が追いつかず便秘や消化管のうっ滞の原因にもなります。他にも餌のとりすぎで急激に成長してしまい、成長の追いつかなかった甲羅や骨が曲がってしまうことなどもあります。また肥満予防のために、成体になったら様子を見ながら餌の量を減らしたり、餌を与える回数を2日に1回に減らすなどの工夫も必要です。

飼育に必要なのは水槽や照明、フィルターなど

亀を飼育する環境は水中と陸地の2つを用意する必要があります。全てのものがまとまっているセットもペットショップなどでは購入できますが、亀の種類や好みによりアレンジは必要になります。


水槽

硬い甲羅で擦り傷がつくため傷がつきにくい水槽が好ましいです。横幅は体長の5倍、奥行きは3倍が目安ですが、可能な限り大きいものを用意してください。


照明

屋内で飼育する場合は日光浴のための照明が必要です。紫外線を照射できるバスキングライトやUVライトを用意してください。


フィルター

大型の水槽で飼う場合はろ過能力の優れた上部フィルターを、小型の場合でも投げ込み式などのフィルターを使います。


それ以外にも、底砂や陸地として安定して乗れる土台を用意しましょう。また、水槽上部も金網などで覆わないと野生の動物に狙われたり、亀が逃げ出してしまうこともあります。

飼う前に知っておきたい!亀がかかりやすい病気とは?

ペットとして丈夫で飼いやすく、寿命の長い亀ですが病気になってしまうこともあります。飼う前に覚悟をしておいて欲しいのが病院数の少なさです。


人間や犬猫の病院と違い、亀を診てくれる病院は多くないです。あらかじめ、かかりやすい病気を把握し、予防に努めましょう。

  • 肥満
  • 低体温症
  • ハーダー氏腺炎
などが挙げられます。

肥満は餌の量や回数を工夫することで未然に防げますし、低体温症の原因は主に掃除後にヒーターのスイッチを入れ忘れることです。両方とも早期に発見できれば病院まで行くこともないでしょう。ハーダー氏腺炎は聞きなれない病気ですが、ビタミンAの欠乏・栄養不足によって起こります。

上記以外にも甲羅の病気など亀特有のものもあります。亀専門の医者(亀の動物病院)では様々な症例が掲載されています。亀を飼うために1度は覗いてみてください。

亀でも入れるペット保険の検討をしてみては?

亀のを飼育する環境を整えるのに費用はあまりかかりませんが、一度なってしまったら大変なのが病気です


人間のように健康保険は使えないので治療費は全額負担になりますし、犬猫のように亀を診てくれる動物病院が近所にあるとは限りません。場合によっては治療費よりも交通費のほうが高くなってしまうこともあります。


亀の寿命は長いので、1度や2度は病院に通うこともあるでしょう。健康に長生きしてもらうための予防が大事ですが、もし病気になってしまったときのためにペット保険の検討をしておくことも大切です。


日本では飼育してから加入できるペット保険として日本アニマル倶楽部㈱の「プリズムコール」があります。保障の違いにより2種類のプランがあるので詳細はHPを確認して頂き、自分にあったプランを選んでください。


交通費までは保障してもらえませんが、病気になったときのトータルの出費は抑えれます

亀の寿命まとめ

長寿の象徴であり甲羅から伸びる短い手足が可愛い亀。ペットとして飼育する場合の長生きさせるコツや注意点についてお伝えしました。


この記事のポイントとしては、

  • 平均寿命は30年~50年
  • 性格は臆病
  • 温度と湿度の管理は大切
  • 水替えは最低でも週に1回
  • 日光浴できる陸地の用意する
  • 餌は1日1回、成体になったら2日に1回が目安
  • 水槽と照明とろ過フィルターが必要
  • 肥満や低体温症に注意
でした。

屋内でも屋外でも飼えますし、マンションなどでも飼育できるのが特徴です。引越しなどがあったとしても一緒に連れて行くことができるので、小さい頃に飼い始めてもずっと一緒にいることができるのが一番の魅力かもしれませんね。そのためには、病気などの兆候があったときは早めに病院で受診をしてください。

ほけんROOMでは、この他にも様々なペットの記事を掲載しております。ぜひ、そちらもご覧になってください。

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