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内容をまとめると

  1. カナリアにはさまざまな種類がある
  2. カナリアの寿命は7~8年
  3. 与えるエサには専用のものがあり、寒さにも注意が必要
  4. カナリアにはかかりやすい病気があるので、ペット保険への加入も検討する

小鳥の一種であるカナリアにはいくつか種類があり、それぞれ色や値段が変わります。そこで今回は、ペットとしてカナリアを飼育したいと考えている方に向けて、カナリアの種類について詳しく解説します。また、寿命や病気、飼い方も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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カナリアにはどのくらいの種類がある?飼い方なども紹介!

カナリアは、黄色や赤など目を引くカラーの豊富さと、美しい鳴き声で有名ですね。小鳥を飼おうと考えた時に、候補の上位にくることが多いのではないでしょうか。


しかし、カナリアにはどのくらいの種類があるのかをご存じですか?


カナリアの種類は大きく3グループに分けることができます

  • カラーカナリア:色が美しい種類
  • ローラーカナリア:鳴き声が美しい種類
  • スタイルカナリア:容姿が美しい種類

そこで今回「MOFFME」では

  • カナリアの主な種類
  • カナリアの性格
  • カナリアの価格や寿命
  • カナリアの飼育方法やかかりやすい病気
  • カナリアでも入れるペット保険

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、カナリアの種類や性格、飼育方法がわかり、適切な環境で育てることができます。


ぜひ、最後までご覧ください。

色や鳴き声が全く違う?カナリアの人気な種類を紹介!

カナリアには、本当にたくさんの種類がいます。

黄色いカナリアの印象が強いかもしれませんが、レッド、ホワイト、茶色、ピンクなど、色の種類がとても豊富です。

また、さえずりを聴くためにカナリアを飼う人も多くいます。種類によって鳴き声が異なり、美しい鳴き声に特化したカナリアを選ぶ人もいます。

飼い始めるときに、見た目の華やかさはもちろんですが、鳴き声の美しさを重視するなど、どの種類にするか悩む人も多いのではないでしょうか。

ここでは、カナリアの種類をご紹介いたします。見比べてもらいながら、「これだ」というカナリアを見つけてください。

人気な種類①一番有名な「レモンカナリア」


カナリアと言えば黄色を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。


レモンカナリアはカナリアの中で一番有名であり、鳴き声も美しくカナリアの代表と言えます。


レモンカナリアはヒナを入手するのが難しいため、成長しているものしか購入できないのでなつくのに時間がかかります。


また複数匹を一緒に飼うと喧嘩をすることがあるので、単体で飼うのがおすすめです。

人気な種類②全身真っ白の「白カナリア」


白カナリアは一番最初に色変わりの改良されたもので、全身が綺麗な白色をしています。


日本では江戸時代に改良され誕生しました。純白になるのは難しく、大抵は少し黄色が入ることがあります。

人気な種類③鮮やかなオレンジ色の「赤カナリア」


赤カナリアはショウジョウヒワという鮮やかなオレンジ色の鳥とオレンジローラーカナリアを掛け合わせて改良されました。


レモンカナリアよりも高い声で鳴き、赤カナリアも美しい鳴き声です。


赤カナリアとは言いますが実際はオレンジ色に近い色となっており、餌に含まれるカロテンの量で色味が変わる特徴があります。


普段からニンジンなどのカロテンを含んだ食べ物を与えると赤みが増しますが、カロテンを含んだ食べ物をあげないと色が薄れてしまいます。

人気な種類④鳴き声に特化した種類「ローラーカナリア」


ローラーカナリアは美しい鳴き声を重視して改良されたため、鳴き声が一番綺麗です。


鳴き声に特化したカナリアなので、他のカナリアに比べて暗い色が混ざっており見た目は少し地味ですが、鳴き声を楽しみたいという方に人気です。


鳴き声が美しいため、他の鳥に美しいさえずりを教えるための付け仔として飼われることもあります。

人気な種類⑤カナリアで最古の種類「リザード」


リザードは現在生存しているカナリアの中で最も古い種類のカナリアです。


野生種に近く、ウロコ模様が特徴的です。また絹のような羽毛で光沢感があり、他のカナリアと違い鮮やかではありませんが品があり大変人気です。

カナリアの性格は?種類によって性格は変わるか

カナリアの性格はどの種類も繊細で、警戒心の強い鳥です。種類によって性格が変わることはほとんどなく、あなたがスキンシップを求めても拒否されることも多々あります。


また、インコなどのように手に乗せることは難しいので、なついてくれる鳥を飼いたいという方は、インコやオウムの方がおすすめです。


精神的にしっかり自立しているともいえるので、毎日かまわなくてもストレスが溜まることも少ないようです。


また、カナリアは鳥の種類の中でもおとなしく、ずっと鳴き続けるという心配もないので、アパートなどでも飼いやすいです。


ただし、発情期は普段よりも鳴くことが多いので、注意が必要です。

ペットのカナリアを選ぶ方法は?選ぶ基準や値段を紹介!

カナリアを実際に飼うとなったら、値段はいくらくらいかご存じですか?


通常は1万円くらいからになります。値段は鳴き声や形、種類、羽色によって変わります。


また、カナリアの雛は希少価値があり価格は高く設定されています。


カナリアは雛から飼育するとなつきやすいのですが、体が弱く、飼うのが難しいことで有名です。


そのため、ある程度成長したものを置いている店が多いです。


雛から育てる自信がない方や初心者の方は、成長したカナリアを選びましょう

カナリアの寿命は7〜8年!最長で20年生きたことも!?

カナリアの平均寿命は、およそ7~8年ほどされていますが、上手に飼育すれば10年くらいは生きることが多いようです。セキセイインコよりはやや長生きですね。


また、オスの方が長生きする傾向にあります。


メスがは産卵することで命を落としたり、ストレスがたまります。これが理由でメスの方が短命になると考えられます。


20年も生きたカナリアもいるようで、適切な生活環境を与えてあげると長生きする種類といえます。


カナリアの寿命や長生きさせるコツなどについては、以下の記事で解説しています。気になる方は参考にして下さい。

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【獣医師監修】カナリアの平均寿命や性格は?飼育方法や長生きさせるコツも紹介!

カナリアの飼育で必要なものは?

成長してからは丈夫なカナリアですが、寒さには弱い種類です。そのため冬でも20℃ほどの暖かさが必要です。


ヒーターを使ったり、エアコンの効く部屋に鳥かごを移動してあげないといけません。


また、カナリアは日光浴をさせることも大切です。体内でビタミンDを作るため、毎日、1~2時間ほどは太陽の当たる場所に置いてあげましょう。

実は穀食性!カナリアのえさやあげ方を紹介

カナリアは雑食性なのでなんでも食べます。


野生のカナリアであれば果実やシードを食べるので、エサもカナリア用のシードをあげてください。


殻なしのシードもありますが、殻付きの方が栄養もあり、殻を破ることでストレス解消にもなるので、殻付きがいいでしょう。


シードだけでは栄養が偏るので、ボレー粉でミネラル分を補ってください。また、小松菜やパセリのような青菜、フルーツの混ざったエサもおすすめです。


カナリアはしっかりと栄養を与えないと羽の色が薄くなります


例えばレモンカナリアの場合、カロチンが含まれた専用の増色フードがあるので、時々えさに混ぜてください。


そうすることで、個体の美しい色をキープすることができます。

複数飼育はNG!?カナリアを飼育する際の注意点

カナリアの複数飼いは避けたほうがいいでしょう

警戒心が強くテリトリー意識もあるので、お互いに喧嘩をしてしまいます。

もし2種類以上のカナリアを飼いたいときは、ケージを分けて飼育してください。

また、カナリアは水浴びが好きです。

水浴びによって体をキレイにする効果と、夏場は体温調整の役目もあります。ケージの中に水浴びできる場所を作ってあげましょう。

ただし、冬場の水浴びは寒いので、水温も室温も少し上げると、カナリアが体調不良になることもありません。

ケージの中は、定期的に掃除をしてあげてください。水浴び場やエサ用の容器は煮沸して、糞の処理などもこまめにしてあげましょう。
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カナリアの飼い方、育て方のポイントや注意点を徹底解説【初心者必見】

カナリアがかかりやすい病気は?カナリアのペット保険も紹介!


元気なカナリアも、ちょっとしたことで病気にかかってしまいます。ここでは、カナリアなどの小鳥がかかりやすい病気をご紹介いたします。


そのう炎

食べ物を一時的にためておく、そのうという袋が首にあり、食べ物が腐って炎症を起こす病気のことです。


感染症

クラミジアやシッタシによるクラミジア症(オウム病)、サーコウイルスによる感染症、ガンジダによる感染症など、さまざまな種類の感染症があります。


皮膚病

トリヒゼンダニに感染して起こる皮膚病です。


毛引き症

羽毛を自分で引き抜いたり、傷つけたりする行動のことです。飼育環境が変わったり、ストレスが溜まると起こすことがあります。


感染症用の予防接種などはないので、病気になった場合は、診察してもらなくてはなりません。

カナリアも入れる?万が一のためにペット保険に加入しよう!


比較的寿命も長く、元気なカナリアが多いのですが、注意をしていても病気にかかることはあります。

ペットの治療費は100%自己負担になるので、万一のことを考えて、ペット保険に加入しておいてはいかがでしょうか。

ペット保険に加入する際は、入院・通院・手術を全て保障してくれるかと補償割合、保険料に着目することが大切です。

詳しい保障内容や保険料については、各保険会社に資料を請求してみて下さい。

以下の記事で、カナリアなどの鳥類でも加入できるペット保険について紹介しているので、気になる方は参考にして下さい、。
カナリアのペット保険はこちら

カナリアの種類に関するまとめ

カナリアの種類や飼い方についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか。


この記事のポイントは、

  • カナリアにはさまざまな種類がある
  • カナリアの寿命は7~8年
  • 与えるエサには専用のものがあり、寒さにも注意が必要
  • カナリアがかかりやすい病気があるので、ペット保険への加入も検討する

でした。


見た目もさえずりも美しく、毎日のようにかまわなくても平気なカナリアは、初めて飼うにはおすすめです。


しかし病気になって、治療費が高額になる場合もありますので、万が一の時のためにペット保険への加入はしておくほうがいいでしょう。


大切なペットにはいつまでも健康でいてほしいですし、元気に安心して暮らせる環境を提供するのが飼い主の責任ではないでしょうか。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。