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注目記事猫のペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。

短毛種の猫の中で一番人懐こい性格とされているトンキニーズ。オスもメスも甘えん坊ですが、メスのほうがツンデレかもしれません。この記事ではトンキニーズの性格や特徴、歴史、かかりやすい病気(特に糖尿病!)、トンキニーズのペット保険とその補償内容を紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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トンキニーズの性格や特徴は?飼い方のコツ等も解説!

シャム猫のような見た目と魅力的な柄がポイントになっているトンキニーズは、大きくなっても無邪気で人懐こく、とても賢い猫種だといわれています。


初めて猫を飼う方でも飼いやすいとされていますが、もちろん基本的な飼い方は勉強しておいた方がいいでしょう。


そして実は、トンキニーズは糖尿病にかかりやすい猫種といわれているんです。


そこで今回「MOFFME」では、

  • トンキニーズの性格や特徴
  • オスとメスの性格の違い
  • 価格や選び方
  • 飼い方のコツと注意点
  • かかりやすい病気
以上のことを中心に解説してきます。

この記事を読んでいただければ、トンキニーズの魅力をより感じられるだけでなく、初めてでもしっかり飼育できる環境作りが行えるでしょう。

ぜひ、最後までご覧ください。

トンキニーズの性格や特徴は?歴史等も解説!


トンキニーズは、短毛種の猫の中で一番人懐こい性格といわれています。


活発で好奇心が強く、飛んだり跳ねたりがとても大好きな猫種です。

何にでも興味を示して、いつも動き回っているような印象があります。


子猫の間の性格はかなり好奇心旺盛でアクティブな一面が見られますが、成猫になるにつれて徐々に落ち着いてきます。


さらに、人間だけでなく他の動物とも協調性を持って接することができます。

既にペットを飼っていても、仲良くなれる性格です。


やんちゃな一面が多いため、しつけが大変で飼いにくいのでは?と感じますが、トンキニーズはとても賢い猫種です。


トイレなどのしつけも非常に簡単なので、全体的に飼いやすい猫種といえるでしょう。


また、MOFFMEではトンキニーズのペット保険についてランキング形式で紹介しています。

ペット保険は家庭で飼育されるペットのための保険であり、トンキニーズが病気やケガをした場合、ペット保険未加入だと医療費が全額自己負担となり、高額になる可能性があります。


ペット保険未加入の方はぜひご確認ください。

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トンキニーズの歴史は?シャム猫から作られた!

トンキニーズはシャム猫とバーミーズから計画的に作られた猫種です。


以前は、バーミーズの特徴でもあるゴールドのかかったブロンゼセピア色にシャム猫の模様があったことから、ゴールデン・サイアミーズと呼ばれていたそうです。


1950年代にカナダやアメリカで繁殖を始めましたが、完成することはなく一度は中止されました。


というのも、バーミーズはシャム猫の異種交配として生まれてきた猫種なので、トンキニーズは戻し交配ということになります。


交配を続けるうちに、特徴であった毛色が薄くなってしまったり、近親交配への懸念、シャム猫が劣化した猫種などといわれるようになったことで、中止されたそうです。


しかし、1960年代になって繁殖を再開。

シャム猫のいいところとバーミーズのいいところを受けついだトンキニーズが生まれました。


トンキニーズ愛好家たちが、トンキニーズ協会を設立しました。


トンキニーズの特徴や魅力をアピールし続けた結果、アメリカやイギリスなどで公式に認められるようになりました。


そして現在は、キャットショーにも多く出演する猫種となっており、上位入賞もはたしています。


人気と実力を兼ね備えた、とても魅力的な猫種といえるでしょう。

トンキニーズの特徴は?毛色が様々!

パッと見た感じでは、丸みを帯びたシャム猫のように見えます。


ですが、丸みを帯びた顔つきや筋肉はバーミーズから受け継いでおり、顔や耳、足元に入るポイントカラーはシャム猫を連想させます。


シャム猫とバーミーズの魅力だけを組み合わせた猫種でしょう。


毛並みはシルクのような光沢感があり、ミンクのような触り心地だといわれています。

シャム猫ほど色が濃くなく、全体的に優しい印象があります。


基本の毛色は、ナチュラル、ブルー、シャンパン、プラチナです。


目はアーモンド形で、色はブルーが多いです。

真っ青から淡い緑、黄色など様々な色があります。


毛色や目の色によって呼び名が変わり、「シャンパンポイント」や「ブルーミンク」などの呼び名があります。


運動に向いたバランスの取れた猫種です。

筋肉質な体と上品な毛並み、そして宝石のような目は、見ているだけで幸せになりますね。

トンキニーズの性格とは?好奇心旺盛でアクティブ!

トンキニーズの性格は、とにかく好奇心旺です。


警戒心が少なく、「落ち着きがない」といわれるほど活発です。目の前にあるものすべてに興味を持ち、おもちゃがあるとしばらくに間夢中になり遊んでいるアクティブさを持っています。


それでいて甘えん坊なところもあるので、向こうから「撫でて」とすり寄ってきます。


トンキニーズは、愛情深く朗らかでとてもフレンドリーな性格でもあるので、家族に親しみ、無邪気な人間の子どもとも上手に関わることができます。


また神経質さもないので、人間だけでなく、他の猫や犬とも仲良くできる、人見知りをしない性格です。


他のペットをすでに買っていたり、小さいお子様がいらっしゃる家庭でも飼いやすい性格と言えます。

オスとメスの性格の違い

トンキニーズの基本的な性格としては、好奇心旺盛でアクティブなのですが、オスとメスで少し性格が変わります。


オスの性格

  • 感情表現がストレート
  • いつでも甘えてくる

メスの性格

  • 自分と飼い主二人の時に甘えてくる
  • ツンデレなので構ってあげるタイミングが少し難しい

基本的にはオスもメスも性格はほとんど変わりません。

社交的な性格なので、多頭飼育にも向いています。

ただ、違いを上げるとすれば感情表現です。

オスはいつでも甘える性格ですし、感情をストレートに表現します。

一方メスは、ツンデレな性格の部分もありますので、だれか他の訪問者がいると甘えられなかったり、今は遊びたくないという場面もあります。

とはいえ、甘えん坊という面では変わりありません。
コミュニケーションのとりかたは猫によってさまざまなので、猫に合った方法を模索していきましょう。

トンキニーズのお迎え・購入方法は?価格や選び方も紹介!


トンキニーズを迎え入れる前に、人間も猫も快適に過ごせる環境を作る必要があります。


初めて猫を飼う場合は、飼い方や選び方も気になりますよね。


そこで、ここでは

  • トンキニーズのお迎え準備
  • 購入するときに気を付けること
  • トンキニーズの価格と選び方
以上のことを紹介します。

トンキニーズのお迎え・購入方法

トンキニーズの購入方法は以下のようなものがあります。

  1. ペットショップ
  2. トンキニーズを扱っているブリーダーから買う
  3. 里親になる

ペットショップの中にはHP内で、現在どんな種類の猫を扱っているのか掲載していることがあります。


それらを参考に問い合わせてみると良いでしょう。


ブリーダーからの購入を検討している場合、飼育環境の見学、人柄のよさ、動物取扱業の届出がされているのかを確認しましょう。


お金儲けだけのためにブリーダーを名乗っている場合もあるので、しっかり確認してください。


トンキニーズを迎える前に、まずは環境を整えます。


準備しておくものは以下の通りです。


ある程度揃えておくと、今後とても便利です。

トイレはたくさん種類がありますが、おすすめなのはシステムトイレと呼ばれるものです。
猫砂とボード状のシートが二段に分かれているので、おしっこが猫砂を通過していくため掃除が非常に楽です。

猫砂の汚れも少なく、衛生的に利用できるでしょう。

また、グルーミング用品やキャットフードについては、ペットショップやブリーダーの方が利用しているものと同じものを選びます。

お迎え前は電気コードが出ていないか、タバコなどの危険物がないか確認しておくと安心です。

トンキニーズは運動がとても好きなので、おもちゃとしてキャットタワーを用意しておくと良いでしょう。

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トンキニーズの価格や選び方

トンキニーズは日本で知名度が上がってきているとはいえ、入手の困難な猫種です。

トンキニーズの相場値段は、10万円弱〜20万円です。


シャム猫と差をつけるために、ポイントカラーが薄いトンキニーズが高くなります。

シャム猫より筋肉質で丸みがあり、バーミーズより細い体型が理想の体型といわれています。


そのため、相場価格よりかなり高額になることや、トンキニーズの理想の体型であればさらに値段は上昇するでしょう。


トンキニーズの選び方としては、親猫をチェックしておくことです。


トンキニーズは、生まれたばかりだと毛色は白です。

成長とともに体にカラーが入っていくので、どんなカラーのトンキニーズなのかわかりません。


理想的なコントラストになるまで、約2年かかるといわれています。


親猫のカラーを確認しておくと、その子猫の大まかな色合いが把握できるでしょう。


選ぶときは、親猫のカラーを参考にするとより自分好みのトンキニーズを選ぶことができるかもしれません。


親猫に関する情報をしっかり教えてくれるペットショップやブリーダーは、情報管理やケアがしっかりしていることにも繋がります。


万が一、親猫の情報を教えてくれない、曖昧にしか教えてもらえないという場合はそこでの購入は控えておいた方がいいでしょう。

トンキニーズの飼い方のコツ、注意点、しつけ方を解説!

トンキニーズを実際に飼うとなった時、他の猫と違う飼い方のコツや注意点を把握しておく必要があります。


今回は、トンキニーズの

  • 飼い方のコツ
  • お手入れの方法、頻度
  • しつけ方

について解説していきます。


もし、トンキニーズを家族として迎え入れたいと考えている方は是非参考にしてください。


猫ちゃんに負担がかからないよう、万全な準備をしてから迎えてくださいね。

トンキニーズの飼い方のコツは?沢山運動できる環境を!

トンキニーズを飼うときは、思いっきり遊べる環境を作ることが大切です。


運動量が多いので、その分食事の量も多いです。


そのため、「肥満」になってしまうケースもあるので、キャットタワーなどを使って上り下りできる環境を作ったり、ボールを投げて一緒に遊んであげましょう。


好奇心旺盛な性格なので、キッチンの蛇口、トイレ、洗濯機にも興味を示すことがあるので注意しましょう。


洗濯機やトイレには侵入できないように心がけ、キッチンにもなにかカバーがあれば便利です。


そしてリードなしで外に出てしまった場合、好奇心旺盛な性格ゆえに帰ってこない場合があります。戸締りはしっかり行うように心がけましょう。

トンキニーズのお手入れは?方法や頻度を紹介!

トンキニーズのお手入れは、比較的簡単で、特別なことは必要ありません。


一般的なブラッシング歯磨きや耳そうじ、爪切りなどを行えば問題ありません。


ブラッシングは、1日1回で十分です。それだけで十分なツヤが出るほど綺麗な毛並みをしており、シングルコートなので抜け毛が少なく、シャンプーも簡単なので、手入れはそれほど大変ではありません。


基礎となったシャム(サイアミーズ)やバーミーズは病気にかかりやすいと言われていますが、トンキニーズはそれぞれの健康な個体を選択して交配したため、遺伝的疾患は少ないです。


そのため、病気で気をつけるとするならば、一般的に猫に多いと言われている、尿路疾患皮膚疾患です。


また、トンキニーズは長寿傾向のあるので、老化による不調のケアは必要になる可能性があります。

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トンキニーズのしつけ方は?注意点も解説!

トンキニーズはとても賢い猫種なので、しつけも難しくありません。


主に行うしつけはこちらです。

  • トイレ
  • 食事
  • キャリーになれさせる
  • 爪とぎ

です。1つ1つ説明していきます。


トイレ

トイレのしつけは一番初めに行いましょう。猫砂を入れたトレーを、リビングの隅などにおいてあげます。


トンキニーズがトイレを探すしぐさをしたら抱きかかえてトイレまで連れていきましょう。

繰り返すことで、トイレをする場所だと認識してくれます。


食事

食事は、人間の食べ物をむやみに与えないことが大切です。バランスの取れたキャットフードを食べることで、病気にかからない体つくりができます。


キャリーになれさせる

トンキニーズに限らず、猫はストレスを感じやすいです。


病院へ通う際は、キャリーに入れると思いますが、キャリーになれていないと移動最中もかなりストレスを感じてしまいます。できるだけ日頃からキャリーになれさせておくと良いでしょう。


爪とぎ

爪とぎですが、目立つ場所に爪とぎを行ってもいいものを設置しておきます。


垂直で安定感のある物だと、トンキニーズが爪とぎだと認識しやすいでしょう。爪とぎを設置し、教えておかなければ家の壁がボロボロになってしまいます。


トンキニーズは記憶力の高い、賢い猫種です。しつけにはそれほど苦労しないでしょう。

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トンキニーズの寿命やかかりやすい病気は?ペット保険も解説!


家族として迎え入れたからには、長生きしてもらいたいです。


しかし、どんな生き物でも病気にかかるリスクはありますし、病気になった際のケアや治療についても考えておかなくてはいけません。


ここでは、

  • トンキニーズの寿命
  • かかりやすい病気
  • ペット保険は加入したほうがいい?
について、解説していきます。

トンキニーズの寿命やかかりやすい病気

トンキニーズの平均寿命は、15年前後です。

猫の平均寿命が約14歳なので、トンキニーズは長生きする猫種といえるでしょう。


そんなトンキニーズのかかりやすい病気は以下の通りです。

  • 糖尿病
  • 膝蓋骨脱臼
  • 腎結石
  • 皮膚疾患
それぞれ詳しく解説していきます。

糖尿病

血液中の糖分を細胞内にうまく取り入れることができなくなり、血糖値が高い状態で維持される病気です。


主にインスリンや食事療法で様子を見ていきます。


トンキニーズの発症率は通常と比べると、約4倍ほどとされています。


膝蓋骨脱臼

ひざの皿が外れてしまう病気です。


高い場所に上りたがらない、走らない、後ろ脚を引きずるなどの症状が現れます。


ひざの関節症などにかかる危険性が高くなるので、症状が現れたら早めに病院へ行くことが大切です。


腎結石

おしっこの際、痛がったり、血尿が出るのであれば腎結石が考えられます。

これは、肝臓の働きが弱まることで結石が大きくなり、尿路を塞ぐことで起こります。



おしっこの量が増えたり、痛がったり、おしっこの色がおかしいときはすぐに病院へ連れていくようにしましょう。


皮膚疾患

湿疹が現れることでかゆみが生じ、かいてしまったりなめてしまうことで脱毛が見られます。


原因は様々ですが、主にダニやノミが多いです。


細菌やウイルス、アレルギーの可能性もあるため、症状がある場合は念のため病院へ行った方がいいでしょう。


室内はできるだけ清潔な環境を維持できるように心がけると、かかりにくいといわれています。


これら以外にもかかってしまう病気はいくつかあります。

予防するためには、バランスの取れた食事と運動が大切です。


毎日10分以上はしっかり運動させ、年齢に合ったキャットフードを食べさせてあげましょう。


人間の食べ物は塩分が多いため、腎結石のリスクが高まります。


人間の食べ物は食べないように、早いうちからしつけておくのも病気にかからないようにするために大切です。


猫はもともと水分をあまりとりませんが、病気にならないようにするためにも水分をしっかりとれる環境を作っておいてくださいね。

トンキニーズのペット保険について

ペットを飼う際は、できるだけペット保険に加入しておいた方がいいでしょう。


怪我や病気によって、病院に通院しなくてはいけなくなった場合や手術を行う必要がある場合は高額な治療費が必要です。


高額な治療費によって、飼い主の負担になってしまいストレスを抱えることは猫たちにとってもストレスになってしまいます。


では、どのようなペット保険がいいのか解説していきます。


ペット保険ではプランによって保障内容が変わってきますが、入院・通院・手術の全てを保障してくれるプランがおすすめです。


しかしペット保険のサービスが充実すればするほど、毎月の保険料は高額になります。


もちろん、ペットを飼う上で必要な出費もあるので毎月どれくらいの金額がトンキニーズに使えるのか、家計を見直してから加入することが大切です。


無理のない程度に、ペット保険加入を考えておきましょう。

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まとめ:トンキニーズの性格や特徴について

トンキニーズの性格や特徴について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?


この記事のポイントは、

  • 正確は人懐こくて好奇心旺盛!賢いので初めてでも飼いやすい
  • 寿命は15歳と、猫の平均寿命より長い
  • 生まれたばかりの毛色は白なので、成長しないとどんな毛色になるかわからない
  • ペット保険は補償内容によって料金が変わるので、無理のないプランを選ぶことが大切
でした。

丸みを帯びていて見た目がすごくかわいいのに、筋肉質でかっこいい一面もあるトンキニーズはとても人気の猫種です。

毛並みの美しさは思わずため息が出てしまうほどです。

猫を飼うときは、定期検診を受けたり、食事や運動に気をつかってあげる必要があります。
毎日一緒に生活することで、日々に活力や癒しを与えてくれること間違いありません。

家族として迎え入れたのであれば、トンキニーズにとっても、人間にとっても幸せな日々が送れるように努力していきましょう。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたいペット保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。