ボルゾイの平均・最高寿命は?かかりやすい病気や長生きのコツも解説

ボルゾイの平均寿命は7〜10歳で他の犬種に比べると短いです。しかし、ボルゾイは犬種固有の遺伝性疾患が少ないため飼い主の方の管理次第で平均寿命よりも長く生きられる可能性があります。ボルゾイがかかりやすい病気や治療法、長生きするためのこつについて詳しく解説します。

ボルゾイの平均・最高寿命は?短い?

ボルゾイの細くともがっしりした体格とあの顔つきに惹かれる人も多いのではないでしょうか?


また、ボルゾイは優雅で常に落ち着いており、飼い主の方の近くに寄り添う忠誠心のある犬種なので人気な犬種です。


しかし、これから飼う人でボルゾイをどのように飼えば良いのか、平均寿命や病気について知っている人は少ないと思います。


すでにボルゾイを飼っている人やこれから飼おうとしている人はボルゾイの寿命やかかりやすい病気について知りたいですよね?


そこで今回は、

  • 平均寿命と最高年齢は?
  • かかりやすい病気について
  • 飼い方の注意点やコツは?
について解説します。

この記事を読んでいただければ、ボルゾイについてより深く知識を身につきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

ボルゾイの平均寿命は7〜10歳で、最高齢は15歳!

犬の平均寿命は、昔に比べ平均寿命は伸びています。 

しかし、小型犬や中型犬に比べて大型犬の平均寿命は少し短いです。 

また、大型犬のボルゾイは実際に何歳ぐらいなのか知っていますか?

ここでは、ボルゾイの
  • 平均寿命
  • 最高寿命
  • 人間に換算した年齢
  • シニア期
について解説します。

ボルゾイの平均寿命は7〜10歳

大型犬の平均寿命は、10歳~12歳といわれていますが、ボルゾイの平均寿命は7~10歳で、大型犬の平均寿命よりも短いです。 

また、小型犬の平均寿命は13歳前後なので、ボルゾイがいかに平均寿命が短い犬種なのかわかります。

大型犬が小型犬より寿命が短い理由は、
  • 大型犬の臓器は小型犬と比べて比率が小さい 
  • 細胞分裂の回数が多い 
  • 発がんの可能性が高い(細胞分裂の回数が多いから) 
などがあります。

また、臓器の比率が小型犬に比べ小さいので、臓器の負担も大きくなりことも原因の一つです。

また、体を維持するためにも常に細胞分裂を繰り返しており、細胞分裂の限度に達してしまうのが早いので寿命も短いと考えられています。

さらに、細胞分裂回数が多いので絶対数の数も大きいため、単純に発がんのリスクも上がってしまいます。

ボルゾイの最高寿命はなんと15歳!

ボルゾイの最高寿命は、15歳といわれています。


正式に記録されたわけではありませんが、人間に換算すると100歳を超える年齢です。


大型犬で15歳まで生きることは珍しいですが、個体差はありますが病気やけがをしなければこのぐらい生きられる可能性もあます。


次に人間に換算するとボルゾイのような大型犬は1年でどのくらい成長するのか解説します。

ボルゾイの年齢を人間に換算すると?

ボルゾイなどの大型犬の20歳までの年齢換算表をまとめてみました。

犬の年齢換算した年齢
6か月6歳
1歳12歳
2歳19歳
3歳26歳
4歳
33歳
5歳40歳
6歳47歳
7歳54歳
8歳61歳
9歳68歳
10歳75歳
11歳82歳
12歳89歳
13歳96歳
14歳 103歳
15歳110歳
16歳117歳
17歳 124歳
18歳131歳
19歳138歳
20歳145歳

この表より、8年で人間の還暦の60歳に到達するので、成長スピードが早いです。


また、2歳以降は、人間の約7年間分を1年で成長します。

ボルゾイのシニア期・高齢期はいつから?

ボルゾイのような大型犬は、5歳からシニア期8歳からが高齢期に入り、少しずつ衰えてきます。

具体的には、
  • 目が悪くなる 
  • 耳が遠くなる 
  • 運動量の低下(体力の低下) 
  • 足が小刻みに震える(筋力の低下) 
  • 歯周病による口臭
などがあります。

このようなことがサインとしてあらわれたら、ドッグフードをシニア用に変えたり、散歩のペースを落としたりしてあげましょう。

ボルゾイがかかりやすい病気やその治療・治療費は?

ボルゾイは寿命は少し短いですが、犬種固有の遺伝性疾患は少ない犬種です。


しかし、食事の仕方や環境次第で病気にかかりやすくなってしまうので気を付けましょう。


ここでは、かかりやすい3つの病気について解説します。

病名と治療法①:胃捻転

胃捻転とは、食事や水などの摂取した食べ物・液体・ガスが胃で拡張してしまい、胃がねじれてしまう病気です。

放置してしまうと、周りの血管や神経を圧迫してしまい、 胃も壊死してしまい循環不全になる可能性もあります。

原因

原因は、
  • 食事の早食いや大量の食事
  • 運動前後に大量の水を飲む
などがあります。

症状

この病気の症状には、
  • 元気喪失
  • ゲップや嘔吐
  • 呼吸が早い
などがあります。

治療法

手術をして治療をするのが一般的です。
  1. レントゲンで胃の状況を調べる
  2. 胃にチューブを入れガスを抜く
  3. 壊死している部分は切除して、胃のねじれを直す
このような手順を踏んで手術をします。

治療費

この病気の治療費は、
  • 15〜30万円前後
です。

予防法 

予防法は、 
  • 食事はなるべく少量を数回に分ける 
  • 運動前後にたくさんの水を与えすぎない
などがあり、胃に負担のかからないようにしましょう。

病名と治療法②:皮膚病

ボルゾイは、皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎にも注意し投げればなりません。


放置してしまうと、外耳炎など違う病気も引き起こしてしまうかもしれません。


原因

原因は

  • 食物
  • ハウスダスト(ダニやその死骸など)
  • 花粉
などそれぞれの個体により異なります。


一般的にこれらの原因をアレルゲンと呼び、このアレルゲンが皮膚に付着して体内に侵入します。


侵入したアレルゲンを免疫細胞が過剰反応してしまい、炎症やかゆみをおこしてしまいます。


症状

症状は、
  • 炎症
  • 掻くしぐさをする
がサインとしてあらわれます。

治療法

症状がひどくなり治療をする場合、治療法は
  • 投薬の治療(かゆみ止め)
  • 注射
  • メディカルシャンプー 
などを行い、エリザベスカラーを付けて掻くのを防止します。

治療費
この病気の治療費は、1回で
  • 約7,000円
の治療費が必要です。

長期的に付き合う病気なので、毎日のケアと毎月の通院が必要です。 

予防法 

予防策は
  • シャワー
  • ブラッシング
などの手入れをして汚れを落とすことです。

注意点としてシャンプーのやりすぎは、皮膚の表面の油までとれてしまい、乾燥してしまうので逆効果なので注意しましょう。 

また、ブラシも毛が硬すぎると皮膚を傷つけてしまうのでボルゾイに合ったものを選びましょう。  

病名と治療法③:外耳炎

ボルゾイは耳が垂れている犬種なので、ケアを怠ると外耳炎になってしまう恐れがあります。


外耳炎とは、耳の入口から鼓膜までの間のことを外耳と呼び、そこで起こる炎症のことです。


症状

このような症状があらわれたら病院に連れて行きましょう。

  • 首のあたりをやたら掻く
  • 耳から異臭がする 
  • 耳垢をよくみる 
  • 耳が赤く熱を持ったような感じがする
放置してしまうと中耳炎、内耳炎と進行していまい治療が難しくなります。

治療法

基本的に3つの治療法があります。
  • 耳の洗浄
  • 経口薬(抗生物質や抗真菌剤などの)
  • 軟膏や点耳薬  
進行してしまった場合は腫瘍異物ができてしまう可能性もあるので、手術を行わなければなりません。

治療費

治療費は
  • 初期段階で治療を行った場合:5千円前後
  • 症状が進行した場合:15万円前後(7回通院)
  • 手術が必要となった場合:15万円前後
です。

進行してしまうと細菌検査手術が必要になり費用の負担も大きくなるので、なるべく早く病院に連れて行きましょう。

予防法

  • ペット用の耳洗浄液
これを普段から使用して、なるべく耳回りを清潔にしてあげましょう。

しかし、毎日のケアをしていても、もともとアレルギーを持っていたり、皮膚が弱いとなってしまうことがあるので、気を抜かないように注意しましょう。

ボルゾイが長生きする3つのコツ・飼育法を解説!大きいから大変?

先天性の病気が少ないので生活習慣を正し、毎日ケアをすることでボルゾイの寿命はある程度伸ばすことができ、元気に長生きさせることができます。


ここでは、ボルゾイが長生きするコツ・飼い方を3つご紹介します。

長生きのコツ①:適度な運動

ボルゾイは、走ることが大好きな犬種であり、十分に運動をさせてあげる必要があります。


運動不足はストレスがたまる原因にもなり問題行動を起こす原因にもなるので注意しましょう。


散歩の際の注意点は、

  • 散歩のペースをジョギング並みの速さにする
  • ドッグランで自由に走らせてあげる
  • 時間の目安は1日2回を1時間程度
です。


小型犬のような犬種は歩くペースも普段の歩行ペースでもよいのですが、ボルゾイはそれでは満足しません。


ある程度ジョギング並みの速さでないと消化不良になってしまうでしょう。


ベストなのは広々とした敷地やドッグランで自由に走らせてあげることです。


散歩の時間の目安は1日に2回ほどを1時間程度といわれているので、ある程度時間に余裕がある人ではないと厳しいかもしれませんね。


走ることが大好きなボルゾイですが、シニア期以降は体力・筋力も落ちてくるので運動量も減ります。


散歩コースも年齢に合わせて、一回のペース距離時間を変えてあげましょう。

長生きのコツ②:バランスの良い食事

体の基礎を作る食事も気にかけてあげましょう。


具体的にどのような食事が良いのか、

  • 脂肪分が少ないもの
  • 動物性タンパク質が多いもの
を選ぶとよいでしょう。


また、胃捻転を予防するためにも

  • 早食いの防止
  • 一度に大量の食事を与えない
  • 台などに置いて食事を与えない
など食事の仕方にも気を配りましょう。


早食い防止のためにドーナツ状になっているドッグフードもあるのでおすすめです。


また、シニア期以降は食事は噛む力や運動量も減るので

  • やわらかいフード
  • ふやかしてやわらかくする
  • 缶詰
など、シニア期・高齢期に合った食事に変えてくださいね。

長生きのコツ③:ストレスの少ない環境

運動不足や十分にかまってあげないと、飼い主に忠実であるボルゾイはすごくストレスをため込んでしまいます。


問題行動を起こしてしまう可能性があるのですが、具体的に

  • 攻撃的になる
  • 遠吠えや無駄吠えをする
  • 身体が小刻みに震える
  • しっぽが常に下がっている
などがあらわれたらストレスが溜まっているサインです。

攻撃的な面も持つボルゾイなので、一度崩れてしまった信頼関係を修復するのは難しい犬種です。

必ずストレスが発散できるような環境づくりが必要です。

具体的に、
  • 毎日の運動
  • ブラッシングなどの手入れ
  • しつけの時は叱るのではなく褒める
を心掛けましょう。

ボルゾイは叱りつけると落ち込んでしまい、それだけでストレスにもつながります。

なるべく、叱る行為よりもできた時に褒めてしつけをするようにしてください。

そして、ブラッシングは皮膚炎になってないかなど皮膚チェックだけでなく犬とも触れ合え、犬も嬉しくストレスの軽減にもつながるので毎日やってあげましょう。

ボルゾイのペット保険とは?保険料や補償内容、特約も解説!

ボルゾイのペット保険についてご存じですか?


まだ全体の加入率も低くどのようなものなのか知らない人も多いです。
 


ペット保険とは、保険料を毎月支払うと治療費の一部を請求できますが、申告義務が加入の際にあります。


申告内容は今の健康状態や年齢制限、既往歴などの項目が審査されます。


必ず虚偽申告はバレますので真実のみを申告しましょう。


最悪の場合、解約処分もあります。


現在の保険会社とそのプランの数は多く、

  • フルカバータイプ:手術・入院・通院をカバーするプラン  
  • 手術特化タイプ:手術に対する手当が充実しているプラン  
  • 通院特化タイプ:通院に対する手当が充実しているプラン
このようなプランがあります。

愛犬の特徴に合わせて選べるので、皮膚炎の時に備えて「通院特化タイプ」を選ぶのも良いですし、その家庭に合わせて選べるのが強みになっています。

フルカバータイプの多くは、治療費の「50%」、「70%」、中には「90%」を補償として保険が適用されるプランもあります。

保険会社は基本的に犬種のサイズにより保険料が違います。

ボルゾイは大型犬に分類され、フルカバータイプの場合、0歳~10歳までの年間の保険料の目安を下の表にまとめたので、参考してください。

犬の年齢70%プラン50%プラン
0歳42,300円31,830円
1歳40,750円30,370円
2歳41,500円30,910円
3歳43,890円32,620円
4歳52,490円38,770円
5歳56,240円41,580円
6歳61,620円45,300円
7歳67,930円49,800円
8歳75,230円55,020円
9歳84,330円61,290円
10歳94,350円68,450円

保険会社により差はありますが、一般的にサイズが大きいほど保険料も上がることが多いです。

基本補償のほかにも特約等も付帯できる賠償責任特約等がペット保険にはあります。

賠償責任特約等とは、例えば愛犬が人やその所有物、犬にかみついてケガや破損をさせてしま場合、飼い主に賠償責任が発生し責任を負わなければなりません。  

しかし賠償責任特約があれば最大1,000万円まで補償が下りる特約のことを指します。

ペット保険は、他にも亡くなった後の葬祭の補償や多頭契約の割引などもあるので、充実してきています。

自分の家庭に合った保険を選び、愛犬のためにも若いうちから加入しておきましょう。

まとめ:ボルゾイの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

ここまでボルゾイの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


今回の記事のポイントは

  • ボルゾイの平均寿命は7歳~10歳と少し短い
  • 先天性の病気は少ないが、かかりやすい病は存在する
  • なるべくストレスを与えず運動させてあげよう
以上の点です。

平均寿命はあくまで目安なので、飼い方のコツを実践して少しでも元気に長く生きられるように工夫してあげましょう。

また、ペットショップで勧められたペット保険に安易に加入せず、ご自身でしっかりと調べた上でペット保険に加入しましょう。 

ほけんROOMではペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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