【獣医師監修】豆柴の平均・最高寿命は?柴犬との違いや長生きのコツ、保険も解説!

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豆柴の平均・最高寿命は何年なのでしょうか。この記事では豆柴の平均・ギネス最高寿命や、かかりやすい病気やその治療法・治療費、人間の年齢への換算表、ペット保険などを紹介しています。長生きさせるコツは食事、運動、定期的な健康診断等に気を配ることです。

豆柴の平均・最高寿命は?長生きさせるコツも解説!

ここ数年よく耳にする『豆柴』、その愛くるしい姿と忠実で従順な性質などから、急速に人気が上昇中のペット界の超新星です。


ここでは、その豆柴について、寿命やどうやったら長生きさせられるかなど、解説していきます。

豆柴と柴犬の違いは?


豆柴とは、一般に普及している柴犬の小型のものと思われていますが、実は、ずっと昔からいる小柴(尺柴)という系譜をもつきちんとした犬種なのです。


最近始めたブリーダーによる柴犬の小型化のものでは、時間をかけずに繁殖を繰り返しているため、隔世遺伝も出やすく本来丈夫なはずの柴犬と違って体の弱い子犬も多いそうです。


残念ながら今現在のところ豆柴という犬種は、公式には認定されていません。


しかし日本初の豆柴専門ブリーダーの方も出てきていますので、これら良識のあるブリーダーによって繁殖されているものは、近い将来正式に『豆柴』と認定されることでしょう。


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豆柴の平均寿命は10~12歳!最高齢は26歳?


豆柴はどれくらい生きるのでしょうか。


豆柴は、柴犬に比べて平均寿命が少し短いようです


その愛らしい『豆柴』という名称通りの小さな身体のためもあるでしょう。



しかし、20年以上生きた例も、数多く報告されているので、飼い主になったら愛情を注ぐのはもちろんですが、後述した長生きさせるコツを参考にして、あなたのお家の豆柴、これから豆柴を飼おうと思っている方は、平均寿命を大きく上回るように育ててあげてください。


ちなみに犬全体の平均寿命が10数年程度といわれています。

豆柴の平均寿命は10~12歳

  • 豆柴の平均寿命はどのくらい?

豆柴の寿命は10~12歳です。これは、犬種が公式に認定されていないのと、豆柴として繁殖され始めた歴史が浅いために、算出されたデータであって、今後繁殖が安定すれば、おそらく平均寿命も延びていくことでしょう。


そして何よりみなさんが、愛犬に愛情を注ぐことで豆柴の寿命をきっと伸ばせるはずです。

豆柴の最高齢は26歳?

  • 長生きした豆柴はいるの?ギネス記録は?

豆柴の最高齢は、公式に認定されているものはまだありません。


しかしながら、つい最近まで世界最高齢と言われた犬がいました。ギネスに載った26歳9ヶ月(1985~2011)という記録は『ぷーすけ』君という『柴犬とのミックス犬』です。


この他にも、21歳まで生きた『ワカ』ちゃんという『柴犬』の長寿の記録もあるようです。


柴犬の平均寿命12~15(豆柴10~12)歳と言われているので驚くほどの長生きです。


犬全体の平均寿命が10数年程度といわれているので、豆柴は、柴犬よりも若干短めの寿命といわれていますが、長生きの部類に入るようです。


あくまでも『柴犬』としての記録ですので、参考までに。

【豆柴の年齢換算表】人間でいうと何歳?

うちの豆柴、人間でいうと今何歳?
柴犬年齢人間年齢成長レベル
1歳15歳子犬
2歳23歳成犬
3歳28歳成犬
4歳32歳成犬
5歳36歳成犬
6歳40歳シニア犬
7歳44歳シニア犬
8歳48歳シニア犬
9歳52歳シニア犬
10歳56歳シニア犬

この表は『柴犬の換算表』ですので、『豆柴』は、その寿命の違いから若干短めになると思われますが、およそ2年で、成人式。6年で4~50歳、平均寿命で考えると10年以降は、高齢犬となるようです。


https://dog-age.com/shiba-inu.html

豆柴がかかりやすい病気やその治療法・治療費は?


  • 豆柴がかかりやすい3つの病気・治療法と気になる治療費?
これも『豆柴』特有の病気が特にないので柴犬のかかりやすい病気を参考にします。


柴犬は他の犬種より、丈夫で清潔好きといわれているので飼い主の努力次第で、病気には罹りにくいといえるでしょう。


それでも生活環境や小型犬が罹りやすい代表的な病気として

  1. 膝蓋骨脱臼
  2. アトピー性皮膚炎
  3. 緑内障

などがありますので、ここではそれらの病気と治療法について簡単に説明します。

病気と治療法①:膝蓋骨脱臼

この疾病は、小型犬の方が、多くかかりやすい症状で、高所落下の事故や先天性のものもあるので、どれかの足をかばって3本足で歩くようなそぶりを見せたら、すぐに医師の診断を受けましょう。


放っておくと慢性的な脱臼になるので注意して下さい。

治療法は、2つあります。

  • 内科的治療として『内服薬やサプリメント、皮下注射』があります。
  • 外科的治療として『骨組織の再建術』と『軟部組織の再建術』の2種類に分けられます。

治療費については、症状や治療方法によって様々ですが、参考例として通院2日手術なし7,000円通院2日手術入院15日440,000円と高額になるものまで様々です。


(治療費の金額は小型犬の場合であって犬種を豆柴に特定するものではありません。)

病気と治療法②:アトピー性皮膚炎

比較的丈夫で清潔好きな『豆柴』ではありますが、唯一アトピー性皮膚炎は、『柴犬』(豆柴のデータがまだ少ないため柴犬での症例を参考にしています。)に多く見られる病気です。

寿命にどう影響があるかは、わかりませんが、豆柴にとっては大きなストレスであることは間違いありません。

遺伝的要因もありますが、原因の特定には至っていません。

それでもやはり生まれつきの体質によるものが多いので、その場合はおおむね生後6ヶ月くらいから3歳までに発症することが多いようです。

ハウスダストやダニが誘発する原因になるので、常に清潔にしてあげるように心がけましょう。

予防法としては、皮膚保護機能のあるシャンプーサプリメント、定期的なスキンケアなど。

治療法としては、副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)や抗ヒスタミン薬、カルシニューリン阻害剤、インターフェロンγ製剤、必須脂肪酸製剤などで免疫機能の抑制や調整によって炎症やかゆみを減らす。という方法があります。

参考例として通院2日手術なしで7,000円となりますが、定期的に薬を処方してもらうようになるのでトータルで幾らかかるかは分かりませんし、むしろ手術して一回で治るものよりも色々な意味で大変でしょう。

病気と治療法③:緑内障

『豆柴』は、他の眼球の出っ張ったチワワやパグなどに比べて、角膜に傷がつくということは、比較的少ないものの緑内障になりやすい傾向が有ります。


眩しがって目を細めたり、白目の充血、食欲が減退して元気がなくなるなどの初期症状がみられます。放っておくと重症になって失明に至ることもあります。


緑内障と診断されて入院手術となると、参考例として通院6日手術入院5日241,000円とやはり高額になります。

豆柴が長生きする4つのコツ・飼い方を解説!


『豆柴』を、飼っている。もしくは、これから飼う予定であるという方に、貴方の愛犬豆柴が長生きするコツをいくつか、紹介しておきますので参考にして下さい。

愛犬の繁殖は考えていない方には、去勢避妊手術をする事で前立腺や卵巣などの病気にかかるリスクを軽減できるので、お勧めします。

まず最初に室内で飼うか飼わないか?以前は、犬は番犬として庭先・玄関先で飼うことが一般的でしたが、現代社会では、住宅諸事情やペットに対する考え方の違いなど様々な理由から、室内で飼うことが、多くなって来ました。

やはり、外で飼うよりは室内で飼う方が、犬の平均寿命は長い傾向にあります。

外で犬小屋で飼うことが一概に悪いことだとは思えませんが、外で飼うことで、室内で飼うよりも色々な危険やストレスにさらされていることは明らかです。

例えば、騒音・雨風・蚊・のみ・ダニなど、室内で飼っていれば、これらのリスクは相当な確率で回避できるからでしょう。

それでも、我が家は伝統的な外で飼う方法を選ぶというのであれば、メスよりもオスを選ぶ方がいいようです。


豆柴を飼う生活環境が整ったところで、長生きする4つのコツを紹介しましょう。
  1. 食事に気を付ける
  2. 適度な運動
  3. 定期的なお手入れ
  4. 定期検診を受ける
この4つコツと愛情を込めて豆柴を育てることで、寿命を延ばすことに役立ててください。

以下に詳しく説明しましたので参考にしてください。

長生きのコツ①:食事に気を付ける

栄養バランスのとれている良質で評判の良いものを選んであげる事が大切です。

値段が高額なものがいいかといえば、必ずしもそうとは言い切れません。

最近では、年齢やいろいろな病気の予防・対策を考えたドッグフードも数多く生産・販売されています。

犬にも好き嫌いはあるので、色々と試してあげてその犬にあったものを探してあげることも大事な事だと思います。

それでも基本的には、肉が多く使われているドライフードを主食にすることをお勧めします。防腐剤合成着色料をなるべく使用していないもの。

一番大事なのは人間が食べているものを絶対に与えないようにする事を、心がけて下さい。

しつけの時にも、必ずおやつ用のドッグフードをあげるように。

可愛らしくねだる姿についつい、人間の食べているものを与えてしまいがちですが、犬にとっては大変な量の塩分や糖分を含んでいるので、健康を損ねることに間違いありません。

甘いものは虫歯の原因に、塩分は腎臓に負担をかけてしまいます。

犬の死亡原因で、7%が腎不全によるもので糖尿病の3%を合わせると犬の死亡原因の10%にも及びます。

食事に気をつけてあげるのは、飼い主の義務と責任であり、そしてなによりの愛情です。

長生きのコツ②:適度な運動

『豆柴』は、運動量が豊富な犬種なので毎日2回(例えば朝夕など)、1回20分程度の散歩が必要です。

これは、一緒に散歩する飼い主の方の健康にもいいので必ず、欠かさずに連れて行ってあげて下さい。

食事に気を使うのと同様に、『豆柴』の長生きのために大変重要なことです。

また時間のある時には、土や草のあるところで(できれば芝生の上など)思いっきり走らせて、ストレス発散気分転換をさせてあげると良いでしょう。

またボールなどをつかって遊んであげる事もいいかと思います。

この毎日の適度な運動が、『豆柴』の健康な体の維持とストレスのない優しくて従順な、本来の姿をいつまでも保ってくれるでしょう。

長生きのコツ③:定期的なお手入れ

定期的なお手入れも欠かさずにしてあげたいものです。

ブラッシングシャンプー、爪切り・耳の手入れに加えて口腔ケアも最近では当たり前のようになってきました。

『豆柴』という犬自体が清潔好きですので、こまめにやってあげて習慣付けるといいでしょう。

ただしシャンプーは過度にならないように、家庭で行う場合は1週間を目安に行ってあげて下さい。

皮膚保護機能のついたものを使うなど、シャンプー選びにも気をつけて下さい。

口腔ケアは、歯ブラシを嫌がる犬も多いと思いますが、最近ではスプレータイプのものもありますから、やり易さや、使い易さ、犬の好みに合わせてあげるのもいいと思います。

毎日撫ぜてあげたり、触ってあげることも大切です。

名前を呼んだり、話しかけてあげることも良いでしょう。

長生きのコツ④:定期的な健康診断

たとえ健康に気を配った食事を心がけて、適度な運動をして、定期的なお手入れを欠かさずにしていたとしても、必ずしも病気にかからない。とは言い切れません。

なんの前触れもなく、突然に襲ってくるのが病気の恐ろしいところです。

そうならないためにも、日頃から定期検診を受ける事をお勧めします。

生後すぐに、獣医師による健康診断で混合ワクチン・血液検査などすると良いでしょう。

病気の早期発見は、適切な早期治療につながって、その結果『豆柴』の寿命を伸ばすことにもつながるのです。

犬の健康状態にもよりますが、3ヶ月・半年・長くても1年に1度くらいは、定期検診をする事をお勧めします。

定期的な健康診断は、ペット保険の適用外ですが、前述したようにペットの治療費は、高額になる事も多いのでペット保険に加入する事をお勧めします。

豆柴のペット保険とは?保険料や補償内容も解説!

  • 豆柴のペット保険、気になる色々

ペット保険は小型中型、大型・犬種体重によっても様々な保険料の違いが出てきます。

もちろん加入するときの犬の年齢によっても違ってきます。


ペット保険の保険料の算出においても未だ豆柴という項目がないのが現状ですので、柴犬で算出すると、どうしても6kg未満のものと比べると割高になってしまいます。


しかし良質なブリーダーによってきちんと繁殖されたものならば、成犬時でも6kgを超えることはないはずですので、ここはその他の犬種6kg未満を選択するのが良いでしょう。

加入年齢年間保険料
0歳18,210円
1歳17,390円
2歳16,960円
4歳20,180円
5歳22,910円
6歳26,060円
7歳29,500円
8歳33,620円
9歳39,580円
10歳46,940円

(詳しくは各保険会社に問い合わせて下さい)


上の表はA社のペット保険で6kg未満の犬でシミュレーションしたものです。

加入条件補償内容ペット賠償責任特約補償内容は各保険会社によって様々ですので、よく確かめて下さい。


ここでは加入から、どんな補償内容・特約があるかを説明します

中には、免責額(自己負担金額)を設定していて、30,000円未満の場合は補償対象外となっていたり、、1年間の限度回数(2回が主流)が決まっていたりするので、こちらも要チェックです。


また加入してから、補償開始までケガの場合でも15日、病気30日、ガンだと最大120日と定期間経過しないと保険料金の支払い対象にならない場合もあります。


ペット賠償責任特約とは、自分の買っているペットが、噛み付いて他人を傷つけてしまったり、損害賠償の責任が生じたときに交渉や補償をしてもらえる保険商品です。


ペット賠償責任特約についても、ほとんどがセット可能で加入できますが、中にはできないものもあります。

そして、一番気になる補償内容ですがこれは各社・各商品で様々に違ってきますので、例えば、最大補償金額(年間)は、50万円〜128万円


補償割合50〜100%通院補償・入院補償・手術補償などでも各社で金額の差があります。どのタイプが一番自分と豆柴に合っているのか、大いに悩んでください。


MOFFMEでは犬の保険について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

まとめ:豆柴の平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

ここまで『豆柴』について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事のポイント
  • 豆柴の平均寿命
  • かかりやすい病気とその対策
  • 豆柴を長生きさせるコツ
  • ペット保険の加入を真剣に考える
ここまで書いてくればお分かりのように『豆柴』は、貴方にとってかけがえのない家族の一員なのですから、いつまでも元気で健康なすがたで寄り添っていてもらいたいものです。

日頃から食事や健康管理に万全の注意を払っていたとしても、病気やケガなどは、100%回避出来る訳ではありません。

そうならないためには、定期検診を受けるようにして、早めの対策ができるようにしておきましょう。

それでも不幸にして、不意の事故や病気に襲われてしまって病院に行くことになれば、高額な治療費を負担することになるのは間違いありません。

そうならないに越したことはないのですが、いくら高額だからといって治療を断念するなんて残念でなりませんよね。

備えあれば憂いなし、転ばぬ先の杖、そしてまさかの時のペット保険。

総合的に考えて、やはりペット保険の加入はこれからのペットライフにとって大変重要なものになることは間違いありません。
  • 豆柴は大事な宝物、ペット保険の加入は必要なマナーです。
MOFFMEではペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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