【獣医師監修】ドーベルマンの平均・最高寿命は?長生きのためのコツや保険も紹介!のサムネイル画像

注目記事ドーベルマンのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。

ドーベルマンの平均・最高寿命は何年なのでしょうか。この記事ではドーベルマンの平均・最高寿命や、かかりやすい病気やその治療法・治療費、人間の年齢への換算表、ペット保険などを紹介しています。長生きさせるコツは十分な運動、食事、ストレス等に気を配ることです。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ドーベルマンの平均・最高寿命は?長生きさせるコツも解説!

警察犬として勇敢に働く姿が印象的なドーベルマンですが、ドーベルマンがどのくらい生きられる犬種なのかをご存知ですか。


また、すでに飼われている人やこれから飼おうとしている人は、愛犬の寿命を伸ばすために寿命やかかりやすい病気、飼育のコツなどをしっかりと把握していることが重要になりますよね?


そこで今回「MOFFME」では、

  • ドーベルマンの寿命
  • かかりやすい病気
  • 寿命を伸ばすための飼育方法
  • ドーベルマンの保険
について解説します。

この記事を読めば、ドーベルマンの寿命を伸ばすコツを知ることが出来ます。

ぜひ、最後までご覧ください。

またMOFFMEでは「ドーベルマンのペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

ドーベルマンのペット保険ランキングを確認する

ドーベルマンの平均寿命は10~13歳!最高齢は?


一般家庭ではあまり見かけないドーベルマンですが、どのくらいの間一緒にいられるかご存知ですか?


ここでは、

  • ドーベルマンの平均寿命
  • ギネス記録はあるのか
  • 人間でいうと何歳になるのか

について解説します。

ドーベルマンの平均寿命は10~13歳

ドーベルマンの平均的な寿命は、10歳~13歳程です。


大型犬全般でみた平均寿命は10歳程なので、大型犬の中では平均的です。


日々の生活がドーベルマンにとってストレスがなく、楽しいものであればさらに長生きする可能性もあります。


そのため、飼い主は適切な健康管理をして愛犬をサポートしてあげてください。


大型犬が短命な理由

  • 体の大きさに対して臓器が小さい
  • 急激な成長で関節を痛めやすい
  • 胃捻転になりやすい
体の大きさに対して臓器が小さいためにかなりの負担がかかります。

そのため、老犬になり臓器が弱り疾患が出てしまうことが多いです。

また、大型犬はちょっとした運動でも胃捻転になりやすいので、胃捻転になり手術などが間に合わなくて亡くなってしまう犬も多いです。

また、飼育する上で、注意点の多い大型犬ですが、大型犬特有の穏やかな性格や、大きな体からたくさんのファンがいます。

そのため、大型犬を飼育する場合は、小型犬よりも短命であることを把握してから迎えいれましょう。

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【獣医師監修】犬の胃捻転とは?原因から症状、治療費、予防まで解説

ドーベルマンの最高齢ギネス記録は18歳?

ドーベルマンは正式なギネス記録はありませんが、国内で18歳まで生きた犬がいるとされています。


大型犬で18歳となるとかなりの長寿です。


ドーベルマンの寿命が分かりやすいようにランキングを作りました。


大型犬だけでみたドーベルマンの寿命を12歳とした場合の5位までの長寿ランキングです。

ランキング犬種平均寿命
1位ラブラドール・レトリバー14歳
2位ジャーマン・シェパード・ドッグ13歳
3位ゴールデン・レトリバー12歳
4位ドーベルマン12歳
5位サモエド12歳

ドーベルマンは、4位という結果になりました。

【ドーベルマンの年齢換算表】人間でいうと何歳?

犬は、人間に比べて速いスピードで年をとり、生涯を終えます。


ここでは、ドーベルマンは人間でいうと何歳になるのかを紹介しますので、確認してみてください。


以下が1ヶ月~10歳までの年齢換算表です。

犬の年齢人間の年齢
1ヶ月
赤ちゃん
3ヶ月幼稚園児
6ヶ月小学生
1歳15歳
2歳24歳
3歳30歳
4歳36歳
5歳42歳
6歳47歳
7歳52歳
8歳56歳
9歳60歳
10歳64歳

2歳までは小型犬と年のとり方が同じですが、それ以降、小型犬は4歳ずつのところ、大型犬であるドーベルマンは5歳~6歳ずつ年をとっていきます。


また、ドーベルマンは5歳以降はシニア期になります。


シニア期に気をつけること

  • 肥満や運動管理
  • 床をフラットにする
  • 気温管理
運動管理

シニア犬になり、体の不調が増えてなかなか動きたがらないペットも多いです。

お散歩日和で体調の良い日は少し庭に出してあげるか窓側に連れて行って日光浴をさせてあげてください。

しかし、嫌がるときには無理に連れて行く必要はありません。

また、日光浴をするだけでも気分転換になり、健康のためにも必要なことです。

運動

動けないときは食事で管理してあげましょう。

太ってしまった場合は、トッピングをヘルシーな鶏肉やキャベツなどに変更して、おやつはなるべくあげないようにしましょう。

また、肥満は短命につながるため、気をつけて管理してあげてください。

床をフラットにする

シニアになると足腰が弱くなりちょっとした段差でもつまずくようになります。

そのため、怪我をしないよう、環境を整えてあげてください。

また、床に滑り止めをしてない場合は、滑って怪我をしないように工夫してあげてください。

気温管理

年を取ると抵抗力が弱くなり、気温の変化に弱くなります。

特に季節の変わり目など体調を崩しやすいので、室内温度の管理をしてあげてください。

ドーベルマンの性格や特徴は?歴史も解説!


ドーベルマンは警察犬や番犬などのイメージもあり、ドラマや映画などで見たことがある人も多いと思います。


大型犬で堂々としている印象ですが、実は警戒心が強く甘えん坊な性格なんですよ。


また、ドーベルマンの耳は立っていますが、最近では半垂れ耳のドーベルマンを見かけることが増えてきました。


以下では、

  • ドーベルマンの歴史について
  • ドーベルマンの特徴について
  • ドーベルマンの性格について
  • ドーベルマンのオス・メスの性格の違い
  • アメリカンタイプとヨーロピアンタイプ?
について詳しくご紹介します。

ドーベルマンの歴史

ドーベルマンという犬種が誕生したのは比較的最近で、19世紀後半にドイツで誕生しました。


ドーベルマンは護衛犬を目的に作られたため、大型で強そうな見た目をしています。


ドイツで作られましたが優秀な護衛犬として世界各国で認められ、日本をはじめ世界中で警察犬として活躍しています。


そんなドーベルマンは、実は小型の"ジャーマンピンシャー"をベースに作られました。


他にジャーマンシェパードドッグやロットワイラーなどの数種類の大型犬を交配して作られたと言われています。


ちなみにドーベルマンという犬種名は、ドーベルマンを作った人物であるフリードリッヒ・ドーベルマンから名前をとってつけられました。

ドーベルマンの特徴

ドーベルマンの特徴は何と言っても強そうな外見ですよね。


ドーベルマンの大きさと重さは以下の通りです。

  • 体高:63~72cm
  • 体重:30~45kg
この中でも、オスの方がメスより大きいと言われています。


堂々として歩くその姿はとてもかっこいいです。


毛色は主にブラックタンブラウンタンになります。


タンとは黄褐色のことを言い、目の上の斑点や頬、胸や足の先などが黄褐色の毛色になっている毛色のことを言います。


他にもイザベラやアルビノなどの毛色がいますが、遺伝性疾患が多く健康上に問題が起こる場合が多いため認められていません。


ドーベルマンの耳は立ってる?垂れてる?

ドーベルマンの耳は立ち耳でピンと立っている印象がありますが、最近では耳が半立ちや垂れ耳のドーベルマンも増えています。


実は、立ち耳が普通と思われているドーベルマンですが、生まれた時点では垂れ耳です。


ではなぜ耳が立っているドーベルマンをよく見かけるのかというと、断耳をしているからです。


断耳というのは、仔犬である生後2~3か月頃のまだ耳の軟骨がやわらかい時に耳が立つように動物病院で切ってもらい立ち耳にする方法です。


現在日本では断耳は禁止されていませんが、原産国のドイツではすでに断耳は禁止されています。


最近では動物愛護の観点から断耳を行わない人も増えているため、垂れ耳のドーベルマンをよく見かけるようになりました。

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ドーベルマンの適正体重とは?月齢体重の推移や体重管理方法を解説!

ドーベルマンの性格は?警戒心が強いが甘えん坊!

それではドーベルマンの性格を見ていきましょう。


強そうな外見や、警察犬などのイメージから怖い犬の印象を持ってしまいますが、実はおだやかで優しく落ち着きのある性格です。


そして飼い主や家族への愛情がとても深く、忠誠心もとても強い犬種といわれています。

なによりもその見た目とは裏腹に、警戒心が強い甘えん坊なんです。


また、ドーベルマンは家や家族を守るという意識が強いため、自分の縄張りへ入ってくるものに対しては警戒心を高めます。


そのため番犬としても心強い犬といえるでしょう。


ドーベルマンは頭が良い犬なので、しつけも入りやすく、訓練やトレーニングもやる気を持って積極的に取り組んでくれます。

正しいしつけやトレーニングをして、心強いパートナーとして過ごすのがオススメです。

ドーベルマンのオス・メスの性格の違いとは?

犬にはオスとメスによって多少の性格の違いがあると言われています。


こちらではオス・メス別にドーベルマンの性格をご紹介します。


オスはやんちゃな性格

オスは本能的に縄張り意識や警戒心が強く番犬に向いています。

警戒心は強いですが、家族には甘えん坊で一途な性格です。

また、やんちゃな性格で遊ぶことが大好きです。

メスはマイペースな性格

メスの性格としては、落ち着いておりマイペースな性格が多いようです。

散歩も訓練も自分のペースで行うことが多いためわがままになりがちですが、落ち着いているため制御しやすいです。

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ドーベルマンのしつけ方を徹底解説!しつけのコツや始める時期とは?

ドーベルマンはアメリカンタイプとヨーロピアンタイプがある?

ドーベルマンには「アメリカンタイプ」と「ヨーロピアンタイプ」があります。


同じ犬種ですが、外見や性格に少し違いがあります。


アメリカンタイプについて

  • ヨーロピアンタイプに比べて小柄なことが多い
  • 全体的にスマートで少ない筋肉量
  • 家庭犬向き
  • 性格は警戒心が強いが飼い主に忠実で甘えん坊

アメリカンタイプは飼い犬としてよく見かけるタイプになります。


ヨーロピアンタイプについて

  • アメリカンタイプよりも大型
  • がっしりとした体つきでしっかりとした筋肉量
  • 警察犬などの使役犬として活躍していることが多い
  • 性格は落ち着いた性格で飼い主に忠実
ヨーロピアンタイプは大柄で主に警察犬などの使役犬として活躍しています。

どちらのドーベルマンのタイプも飼い主に忠実で愛情深いです。

性格にはほとんど違いがないため、ペットとして飼育する場合は外見の好みで選んでも大丈夫ですが、現在日本でペットとして飼育されているドーベルマンはほとんどがアメリカンタイプのようです。

ドーベルマンのお迎え・購入方法は?子犬の価格や選び方も紹介!


ドーベルマンをお迎えするには、まずはどこでお迎えするか決めないといけません。


お迎えする方法はいくつか選択肢があります。


また、仔犬の価格やお迎えの注意点などを知っておくことでお迎えするときに選ぶ基準にできると思います。


こちらでは、

  • お迎えの方法について
  • ドーベルマンの価格
  • 仔犬の選び方
についてご紹介します。

ドーベルマンのお迎え・購入方法

まずドーベルマンを迎える前に、いつお迎えしても大丈夫なように環境を整えましょう。


飼育する場合に準備しておくもの

  • ドッグフード
  • 食器、水入れトレイ
  • ケージ
  • トイレトレイとペットシーツ
  • おもちゃ
以上は最低限必要なものになりますので、お迎えする前に購入しておくことをおすすめします。

お迎え方法

  1. ペットショップで購入
  2. ブリーダーで購入
  3. 里親募集から譲り受ける
  4. 保健所や保護施設から譲り受ける
上記の通り、おおまかに4パターンお迎えする方法があります。

ドーベルマンは大型犬で珍しい犬種ですので、ペットショップでの取り扱いは滅多にありません。

おすすめとしては、確実にお迎えできるブリーダーでの購入です。

ブリーダーはドーベルマンを専門に扱っている場合が多いので、飼育の注意点やコツなどを直接聞くことができます。

また、親を見て実際のサイズ感を確認したり、兄弟の中から自分に合った仔犬を選ぶことができるためドーベルマン初心者には特におすすめです。

他にも里親募集から譲り受けたり、保健所や保護施設から譲り受けることもできますが、珍しい犬種なので出会いは少ないです。

ドーベルマンの子犬の価格や選び方

仔犬の価格

仔犬のドーベルマンを購入する場合の価格は20万円30万円となっています。


仔犬の価格は血統や容姿の美しさ(ドッグショー向きなど)によって大きく変わり、中には70万円以上する場合もあります。


選び方について

ドーベルマンを選ぶときにはいくつか注意することがあります。
  • 飼育環境がきちんとしている場所から迎える
  • 外見に異常がないかチェックする
  • きちんと予防接種などを受けているか確認する
以上をしっかりチェックするようにして下さい。

飼育環境が悪いと仔犬の発育が悪かったり、病気にかかる可能性が高くなります。

また、外見を見ておかしなところがないかを見て下さい。

きちんと飼育されているところではワクチンを打っていないことはまずありえません。

お迎えした愛犬が元気に過ごせるためにも、しっかり確認しましょう。

ドーベルマンがかかりやすい病気やその治療法・治療費は?


ドーベルマンに長生きしてもらうためには飼い主による毎日の健康チェックや獣医師による定期的な健康診断が大事になってきます。


ここでは、ドーベルマンの

  • かかりやすい病気
  • 原因
  • 症状
  • 治療方法
  • 治療費

について解説します。

病気と治療法①:拡張型心筋症

これは、心筋が薄く伸びてしまい、収縮力が弱まるために血液の循環不全を起こし発症する病気です。


原因

  • 遺伝性のもの
原因は不明ですが、発症確率はメスよりに比べオスのほうが発症しやすい病気とされています。

症状

  • 元気がない
  • 食欲が落ちる
  • 体重が減る
  • 運動を嫌がる
  • 呼吸困難
重度な場合は、肺に水が溜まることにより呼吸困難を起こし死亡します。

治療方法

  • 利尿剤を投与し、肺の水を引かせる
  • 右心不全に至ってしまい胸水貯留が見られる場合は直接水を抜く
  • 循環不全を解消するために血管拡張薬
心筋症自体の治療法はなく、そのときに出た症状に対して処置が必要なります。

また、普段の生活では安静に過ごすよう指導されます。

治療費

  • 1回の処置で1万~2万程

病気と治療法②:胃拡張胃捻転症候群

これは、胃にガスが溜まり膨れて(胃拡張)、ねじれてしまう病気です。


原因

  • 食後の運動
  • 水のがぶ飲み
  • 早食い
  • 1回の食事量が多い

症状

  • 吐くものが無いのに吐きそうにする
  • 苦しそうな呼吸
  • ぐったりしている
  • お腹が膨れている
  • 触ると嫌がる

食後に苦しそうにしていて、お腹が不自然に膨れていたら胃拡張胃捻転症候群を疑いましょう。


治療法

  • 緊急手術

発症してしまったら出来る限り早く病院に連れて行き処置をしなければ亡くなってしまう病気です。


また、食後に様子がおかしい場合はすぐに獣医師に連絡をしてください。


手術費

  • 30万~40万程

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【獣医師監修】犬の胃捻転とは?原因から症状、治療費、予防まで解説

病気と治療法③:股関節形成不全

これは、両後肢につながる大腿骨のとの結合が不完全である病気です。


原因

  • 遺伝的な問題
  • 成長過程で急激に体重が増える
  • 運動不足
  • 栄養不足

症状

  • 横座りをする
  • 腰が左右に揺れる歩き方
  • 歩き方が不自然
  • 動きたがらない
  • 立ち上がるのに時間がかかる

治療方法

  • 内科的治療:投薬治療
  • 外科的治療:手術

その他にも、肥満栄養不足の場合は合った指導をされます。


そのため、指導された場合は、ペットのためにも指示に従いましょう。


治療費

  • 投薬治療:月1万~2万程
  • 手術:40万程

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【獣医師監修】犬の股関節形成不全とは?原因や症状、治療法や予防法について解説!

ドーベルマンが長生きする4つのコツ・飼い方を解説!


ドーベルマンが長生きするためには、日々のしっかりとした管理が必要となります。


ここでは、ドーベルマンの

  • 毎日の運動
  • 食事
  • ストレス解消法
  • 健康診断の重要性

などについて解説します。

長生きのコツ①:十分な運動

ドーベルマンは、
  • 1日2回の散歩
  • 夏は涼しい室内施設の利用
などの運動をする必要があります。

そのため、自宅内での移動だけでは運動量が足りません。

また、毎日散歩で運動をさせ、雨天時や夏など散歩へいけない時期は涼しい室内施設を検討してみてください。

そして、室内施設などでは、他の犬と仲良く遊ぶためにもマナーを身に付けさせましょう。

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子犬の散歩はいつから始める?子犬の散歩を徹底解説!

長生きのコツ②:食事に気をつける

ドーベルマンの食事は、
  • 毎日適切な量を与える
  • 肥満に注意する
  • 人間のものを与えない
  • 食事回数をおおめにする
に注意してください。

また、ドーベルマンは、胸の深い大型犬なので胃捻転になりやすく、予防のためにも食事はゆっくりと少量を何回かに分けて食べさせる方が良いです。

与えた食事だけでは満足しない場合は、犬の食べられるヘルシーなもの(キャベツ、ボイルした鶏胸肉など)をトッピングしましょう。

塩分に注意

人間の食事は犬にとっては塩分が多いため、美味しく感じて欲しがります。

1度与えてしまうと欲しがりますので初めから与えないことが大事です。

塩分の摂りすぎは高血圧腎臓病にもつながります。

また、特にドーベルマンは拡張型心筋症になりやすく、この病気は塩分を摂りすぎることも原因になります。

健康に過ごせるようしっかりと食事管理をしてあげてください。

長生きのコツ③:ストレスを与えない

ドーベルマンがストレスを感じてしまう原因として

  • 運動量が足りない
  • 食事量が足りない
  • 飼い主がかまってくれない
などがあります。

食事と運動は先ほど解説したとおり、適切な管理をおこなってください。

また、ドーベルマンは寂しがりやの甘えん坊な面もあり、飼い主がかまってくれないとストレスを溜めてしまう可能性があります。

そのため、かまって欲しそうにしているときは一緒に遊んであげると運動にもなり、ストレスも発散できます。

ストレスによる問題行動

  • 怪我
  • 破壊行動
  • 問題行動
ストレスを感じることによって、自分の体を噛み続けるまたはなめ続けることがあります。

癖になると注意しても同じ場所をなめ続けるので、傷が治りづらく繰り返します。

そのため、癖になる前にサインに気づいてあげてストレス発散させてあげましょう

また、破壊行動や攻撃行動にもつながります。

いたずらが多い、または怒りやすくなったということがあれば、ストレスを疑ってみてください。

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犬のストレスサインとは?病気やストレスの原因、発散方法を解説!

長生きのコツ④:定期的な健康診断

寿命を伸ばすためには病気の早期発見早期治療が重要なものとなってきます。


そのためには、飼い主による毎日の健康チェック、獣医師による定期的な健康診断が必要となります。


しかし、飼い主は外見的なことの健康チェックは出来ますが、内面のチェックは獣医師でなければおこなえません。


また、病気を早く見つけ、早く治療することで助かる命もあります。


そのためには、定期的な健康診断をおこなって健康維持をしましょう。


しかし、ペットの病院はすべて実費となるので、毎回高額になり、特に手術になるとまとまったお金が必要になります。


そこで、ペットの命を救うためにもペット保険に入っておくと安心です。

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【獣医師が教える】ペット保険で犬猫の健康診断費用の補償はできる?

ドーベルマンのペット保険とは?保険料や補償内容も解説!


ペット保険について補償内容やプラン、加入条件はご存知でしょうか。


ペット保険には審査があります。


ペット保険の審査は基本的には、申し込み時に飼い主が記入した項目から審査されます。


既往症がある場合や現在通院中であっても条件付きで加入できる場合がありますので、嘘の申告はせず、正直に申告してください。


嘘の申告は飼い主に悪気がなかったとしても告知義務違反として強制的に解約となり、今まで支払ってきた保険料の返還も無いので無駄になってしまいます。


そのようなことがないよう、正しい申告をする必要があります。


ペット保険のプラン

  • 通院・入院・手術をトータルで補償
  • 入院のみを補償
  • 手術のみを補償

補償の割合も90%70%50%と選べるようになっている保険会社が多いです。


MOFFMEでは、ドーベルマンのペット保険ランキングを紹介していますので、ぜひ確認してみてくださいね!



特約について


主となる補償内容に無料または有料で付帯することによって補償内容をより充実させることができます。


例としては、ペットが亡くなった場合にかかった葬儀費用をカバーする火葬費用特約や補償期間中に保険金の支払いが無かった場合の無事故特約などがあります。


特に入っておくと安心なのが、賠償責任特約です。


賠償責任特約とは?


管理下にあるペットが他人またペットに対して怪我を負わせてしまう、または物を破損させた場合にかかる費用を保険金でカバーすることができます。


近年、中型犬~大型犬による噛み付きの事故が増えています。


実際ドーベルマンの事故例もありますので、万が一のために加入しておくと安心です。

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まとめ:ドーベルマンの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

ここまで、ドーベルマンの寿命を伸ばすためのコツを解説してきましたが、いかがでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • ドーベルマンの平均寿命は10歳~13歳
  • ドーベルマンは大型犬で強そうな見た目だが、実は甘えん坊
  • 十分運動させてストレスと溜めないようにする
  • 塩分の摂りすぎや肥満に注意する
  • 病気は早期発見、早期治療
  • 万が一のために保険を検討する
です。

大型犬の寿命は小型犬よりも短いですが、少しでも長く一緒に時を過ごしたい、それが飼い主の願いだと思います。

そのためには、毎日の食事や運動管理、健康チェックや定期的な健康診断がとても大事なこととなります。

そこで、適切な管理を行い寿命を伸ばし、老犬になっても元気に走れることを目指して飼育しましょう。

また、ペットショップで勧められたペット保険に安易に加入せず、ご自身でしっかりと調べた上でペット保険に加入しましょう。

MOFFMEではペット保険に関する記事を多く公開していますので、ぜひ参考にしてください。