土佐犬の性格や特徴は?凶暴な犬種?オス・メス別の性格や寿命も解説

土佐犬の性格や特徴は?凶暴な犬種?オス・メス別の性格や寿命も解説-サムネイル画像

本記事では土佐犬の性格や特徴について解説します。厳密には、一般的に土佐犬と考えられている犬種を土佐闘犬と言い、「最強の犬」と謳われるほど凶暴な一面と、飼い主には忠実で穏やかであるという一面を併せ持ちます。この記事を読めば土佐犬の性格や特徴に詳しくなれます。

土佐犬の性格や特徴を紹介!凶暴で危険?穏やかで従順?

土佐犬は、見た目が怖くて強そうで番犬として飼ってみたいですよね。


しかし、土佐犬が一般家庭で飼育されていることは少ないため、土佐犬の性格や特徴についてよく分かっていないと思います。


また、番犬として飼ったとしても、病気などにならないようにしたいですよね。


そこで本記事では、

  • 土佐犬の特徴や性格 
  • 迎え入れるために必要なこと
  • かかりやすい病気
  • 加入しておきたい保険

についてご紹介します。


この記事をご覧いただくことで土佐犬についてより深く知ることができます。

ぜひ最後までご覧下さい。

土佐犬の性格や特徴は?凶暴だが穏やかで従順な一面もある!


土佐犬は、正しいしつけを行えば飼い主には従順でよくなつく、優しい性格の犬になります。


しかし、他の人または犬に対しては厳しい一面があります。


また、すべての土佐犬がこのような性格とは言えませんが、実際に土佐犬の事故も多数あるため、しつけ方を知らない一般の方が飼育するのは難しいです。


ここでは、

  • 土佐犬の歴史
  • 土佐犬の特徴
  • 土佐犬の性格
  • オスとメスの性格違い
について説明します。

土佐犬の歴史

土佐犬は、大きな犬という印象が強いと思いますが、品種改良によって現在の土佐犬の大きさになりました。


そのため、本来の土佐犬は現在ほどの大きさはありませんでした。


まず土佐犬の大型化は、海外から他種の犬を輸入したころから始まりました。


そして、オールドイングリッシュマスティフやグレートデーン、ブルドッグ、ブルテリアなどの外国で闘犬として使われている犬種や体の大きな犬種との交配を重ね土佐犬もだんだんとたくましく、大きくなっていきました。


こうして交配し、出来上がった種類を土佐闘犬といいます。


つまり現在、一般的に世間でいう土佐犬は土佐闘犬のことを指します。


現在の土佐犬はオールドイングリッシュマスティフの姿を強く残していることから海外では、ジャパニーズ・マスティフと呼ばれています。


多種と交配がされていないかつての純血の土佐犬は、四国犬として1937年に国の天然記念物として登録されています。

土佐犬の特徴は?土佐闘犬との違いも解説!

土佐犬の特徴は、以下の通りです。

  • 大型~超大型犬(30kg~100kg)
  • 原産国:日本
  • 毛色:レッド、フォーン、アプリコット、ブラック、ブリンドル
  • スムースコート
  • 強靭なあご
  • 骨は太く筋肉質
  • 尻尾は根元が太く長い
  • たれ耳

以上が土佐犬の特徴となります。


皮膚は噛まれても大傷を負わないように伸びてしわになっています。


見た目だけの印象だと頑丈な大きな体で近寄りがたいものです。


しかし、体の大きな印象の強い土佐犬ですが、様々な犬種と交配させているため、30kg程しかない小さめの個体もいます。


大きい土佐犬を作るために相手となる犬種は大きな個体を選んで交配させるブリーダーが多いですが、能力で選ぶブリーダーもいるため様々な大きさの個体がいます。


土佐犬と土佐闘犬の違い

土佐犬と他種が繁殖を重ねた姿を土佐闘犬といい、サイズや見た目が異なりますが、性格は似ています。


土佐犬(四国犬)の元々の性格は飼い主に忠実・勇敢で闘争心が強いことです。


土佐闘犬は、土佐犬の性格をよく引き継いでいます。


また、毛色などの違いもあります。

土佐犬の性格は?本当に穏やかで従順な性格なのか

「土佐犬」というとどのようなイメージを持たれるでしょうか?


一般に土佐犬というと、力や闘争心が強いというイメージがあるのではないかと思います。


実は、土佐犬の性格は、大型犬らしく穏やかな性格で、慣れた人や犬に対しては従順で大人しいです。


ですが一方、知らない人や犬に対しては、強い警戒心を抱く傾向にあると知られています。


また、一口に土佐犬といっても、オスとメスでは性格の違いがあるようです。


というわけで、ここからは土佐犬の性格の特徴について、メス・オス別に詳しく解説していきます。

土佐犬のオス・メス別の性格は?穏やか?凶暴?

土佐犬の性格は、
  • 警戒心・闘争心が強い
  • 勇敢
  • 飼い主には忠実で甘える
などがあります。

これらの性格や見た目から番犬にぴったりな犬種です。

そんな土佐犬ですが、オス・メスで性格の違いがみられます。

オスの性格

メスよりも警戒心や闘争心が強いため闘犬に使われるのはオスのみとなります。


オス特有のリーダー力の強さに土佐犬の闘争心の強さが加わり、正しいしつけを行わないと飼い主に対しても自分が優位にたとうとします。


しつけを行い飼い主がリーダーとして優位にたちましょう。


メスの性格

穏やかな性格でよくなつくため、繁殖や愛玩犬として使われることが多いです。


メス、大型犬特有の穏やかさで、マイペースに自分の時間を大事にします。


もちろん個体差はあるものの基本的には上記のようにいわれています。

大型犬特有の穏やかな性格の面もありますが、闘争心が強く、一度火がついてしまったら止めることが困難なため、他の動物との共存は難しいです。

参考:土佐闘犬(四国犬)について

土佐闘犬の交配前の姿とされる四国犬の姿はオオカミに似ています。


以下が四国犬の特徴です。

  • 毛色:赤、胡麻、黒褐色
  • 体高:49kg~55kg
  • 体重:15kg前後

毛色は銀色っぽく、よくオオカミに見間違えられます。


体の大きさは、柴犬よりもひとまわり大きい中型犬です。


運動量が多く、狩猟犬として活躍していました。


その性格としては闘争心が強く、勇敢しかし飼い主には忠実という点は現在の土佐犬に強く引き継がれています。

また四国犬の性格や特徴については、以下の記事で詳しく解説しておりますので参考にしてみて下さい。

土佐犬の飼い方のコツや注意点、しつけ方を解説!


土佐犬は、小型犬を飼うのとはまったく違うということを理解してから飼わないといけません。


ご家族全員が理解しなければ危険な犬種と言えるでしょう。


土佐犬を家族の一員としてお迎えするためには、その前に飼い方のコツや注意点、しつけ方を知っておく必要があります。


というわけで、ここからは土佐犬の飼い方のコツ、注意点やお手入れ方法、しつけ方としつけの際に注意するべきポイントを詳しく解説していきます。

土佐犬の飼い方のコツは?運動量等に注意!

土佐犬の飼い方のコツとしては、下記が挙げられます。

  • 運動量を十分に確保する
  • 広い環境を準備する
  • 十分な経済力が必要である
  • ドッグトレーナーを検討する 

特に、運動量を十分に確保することは必要不可欠です。

土佐犬は大型犬ですので、運動量を十分に確保するためには広い環境が必要となります。 

狭いお宅でも飼育できないことはないですが、家の状態やペットのストレスを考えると余裕をもった環境で飼育できることが好ましいです。

また、毎日の散歩も必要です。朝晩2回、1回につき1時間程度、散歩が必要となってくるでしょう。

大型犬全般に言えることではありますが、飼育するためにかなりお金がかかります。 

食事量が多く、自宅でシャンプーなどのグルーミングをしないのであれば大型料金として上乗せされて請求されます。 

また、犬種でもお断りされる場合もあるので、受け入れてくれるトリミングショップを根気強く探さなければなりません。 

お手入れとしては月に1回のシャンプー、週に1回ほどの爪きり・耳掃除、毎日のブラッシングとなります。 自宅でできるようでしたらペットのことを考えると飼い主が行うのが一番です。  

土佐犬を飼う際の注意点は?お手入れ方法も紹介!

土佐犬を飼うに当たって、注意するべきポイントとしては以下が挙げられます。

  • 揃えるグッズは全て頑丈なものにする 
  • 人がいない場所でもフリーにしない 
  • 小さな子供やお年寄りのいる家庭は飼育を避ける 

基本的に他人に懐きにくい犬種ですので、脱走したらかなり危険です。 


土佐犬は飼い主には忠実で甘える面もありますので、留守番時、寂しさ、環境の変化から脱走の可能性も大いにあります。 


自宅で留守番させる場合は頑丈な檻でしっかりと管理しましょう。 


また、散歩時も脱走がないよう首輪はサイズの合ったもの、リードは太めなものをそれぞれ選びます。 


人がいない場所でも絶対にフリー状態にしないでください。 


事故があってからでは遅いため、小さな子供や力の弱いお年寄りまたは他の動物がいる家庭での飼育にも十分注意し、できることなら避けたほうが良いです。


というわけで、土佐犬をお迎えするにあたっては特に、相応の覚悟が必要となってくるでしょう。

土佐犬のしつけ方は?しつけの注意点も解説!

土佐犬のしつけ方・注意点としては、以下が挙げられます。

  • 飼い主がリーダーになる
  • 子犬の頃から他の人や犬に慣れさせる
  • 駄目なことは駄目と伝え、指示に従わせる

今まで犬の飼育経験があったり、しつけに自信があっても通常の愛玩犬とはまったく違うものとなりますので、ドッグトレーナーは付けておいたほうが良いです。 


しつけのコツとしては、飼い主が土佐犬のリーダーになることです。 


成犬になってからではかなり力が強く、力だけではコントロールできません。 


子犬の頃から駄目なことは駄目としっかり伝え、指示に従うようしつけを行います。 


土佐犬のしつけ経験の豊富なドッグトレーナーや土佐犬のブリーダーにアドバイスをもらいましょう。 


ペットのこれからの犬生を左右することなので、慎重に決めてください。

土佐犬のお迎え、購入方法は?価格や選び方も紹介!

よくペットショップに行く方は知っていると思いますが、ペットショップで土佐犬を販売することは極稀です。


めったに見かけないと土佐犬ですが、どこで購入できるのか

  • 購入方法
  • 価格
  • 選ぶポイント
以上の点を紹介します。

土佐犬のお迎え、購入方法

お迎えの準備

  • リード
  • 首輪
  • しつけの方法を家族で話し合っておく 
  • 床が滑らないように工夫する 

土佐犬は体重が重く、関節を痛めやすい犬種ですので滑って痛めないよう、お迎え前に滑り止めの工夫をしておくと安心です。 


土佐犬は、しつけがとても重要な犬種です。


そのため、しっかりと家族で話し合い、しつけも含め全員がお世話ができることが大切なことです。


土佐犬の購入方法

購入方法は、

  • ブリーダーから購入 
  • ペットショップから購入
  • 譲りうける 
の3通りあります。


まず、一番安心な方法はブリーダーから購入することです。
 


ブリーダーはその個体の情報はもちろんのこと、親の情報もよく把握し、選んで交配させていますので大体の性格を把握しています。
 


また、実際に出向いて自分で見てブリーダーと相談しながら決めることができるので、その点ブリーダーからの購入は安心です。 


ペットショップでの購入も可能です。
 


常時販売する犬種ではないので注文がない状態での仕入れは少ないですが、ペットショップに相談すれば、必ず購入する約束で仕入れてくれる場合があります。  


細かい注文がなく、土佐犬なら問題ないという方には、待っているだけで良いので手間がなく良いかと思います。 


アフターフォローに関しまして犬を飼育するにあたっての表面的なことは教えてもらえますが、土佐犬の扱いを知っている方も少ないので、詳しく知りたいのであれば自分でアドバイザーを探す必要があります。


最後に飼いきれなかった一般の方、知人からの譲渡や勉強や繁殖に使用した犬の譲渡があります。


土佐犬が出ることは稀ですので、ほしいときにタイミング良い募集はなかなかないかと思いますが、いずれご縁があればという方にはぴったりです。


しかし、成犬の場合が多いので元々の性格を考慮してよく検討しましょう。

土佐犬の価格、選び方

土佐犬の価格

土佐犬の値段相場は以下となります。

  • ペットショップ:20万~30万
  • ブリーダー:20万~40万

特にこだわりがない場合はどちらで購入しても20万前後です。


土佐犬の選び方

  • 人に懐いている
  • 先天性疾患がない
  • 現在健康である
以上がポイントとなります。

まず、子犬の時点で人が大好きで恐がっていない状態が好ましいです。

土佐犬の特徴、性格として他人に懐きづらいという点があります。

飼い主は子犬からの付き合いですので、良い関係が築けますが他人に攻撃的な犬となるため、非常に危険です。

購入後に人に慣れさせることも可能ですが、子犬のときの性格は元々もっているものなので人に慣れさせたとしても、根本的には変わりません。

その点を考えると、元々人間が好きな個体を選ぶことをおすすめします。

次に先天性疾患がないことです。

先天性疾患とは、元々持っている病気で完治が難しいです。

そして、最後に健康であることが何より大事です。

土佐犬の寿命やかかりやすい病気は?ペット保険は必要?


土佐犬は自然の犬種ではなく、様々な犬種と交配させ闘犬として活躍できるよう人間によって作られた犬種となります。


そういった犬種は注意してあげなくてはならない部分が多いです。

  • かかりやすい病気
  • 注意点
  • 寿命
以上についてあげていきます。

土佐犬の寿命やかかりやすい病気

土佐犬の寿命は、10歳~12歳で、大型犬としては平均的な寿命です。


かかりやすい病気

  • 股関節、肘関節の形成不全
  • 関節炎
  • 胃捻転
体の大きな犬種となりますので、関節にかなりの負担がかかります。

そのため、急激に成長して負担がかかり子犬の頃から関節の形成不全となる犬もいます。

子犬の頃は問題なくても年を重ねるうちに負担が蓄積され、関節炎を引き起こす犬もいます。

また、大型犬ということで腸が長く、胃捻転で亡くなる場合もあるので、水を飲んだ後は運動させないなど気をつけなければなりません。

土佐犬のペット保険について

土佐犬は大型犬に属しますので、保険料は小型・中型と比べると高くなります。


大型犬特有の病気もかかりやすいので保険に入っておくと何かと安心です。

特約について

ペット保険には、主となる補償内容に無料または有料で付帯する特約があります。


代表的なものだと、ペットが亡くなった場合に葬儀にかかった費用をカバーする火葬費用特約や1年間の期間内に一度も保険金の支払いがない場合の無事故特約などがあります。


土佐犬を飼育するにあたって特に加入しておくと安心なのが賠償責任特約です。


近年、中型~大型犬においての噛み付き事故が増えています。


もし、他人に怪我を負わせてしまった場合に補償される賠償責任特約を付けておくと安心です。


補償責任特約について

自分のペットが他人または他人の所持品の破損・ペットへ怪我を負わせた場合にかかる費用を、保険会社が保険金を出してくれるものです。


ただし、登録した管理者の下での事故、さらにご自身のペットが負わせたものでなければなりません。


遊んでてお互いの衝突での事故はお互いのものですので対象外となります。


主に、口咬事故や飛びかかりでの転倒などが対象になります。


土佐犬は大型犬ですので、少し飛びかかっただけでもかなりの威力があります。


ペット保険は保険範囲(通院・入院・手術)や補償割合の選択肢が豊富にあるので、家計に負担がないよう加入できます。


加入しておくことでなにより安心感を得られますので今一度検討してみてください。

まとめ:土佐犬の性格や特徴について

ここまで土佐犬の性格や特徴についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のポイントは、

  • 土佐犬は飼い主には従順だが警戒心は強い
  • 他の動物との共存は難しい
  • 運動量が多い
  • 飼育が難しい
  • 補償責任特約を付帯しておくと安心
  • しつけのアドバイスが大事
でした。

闘犬として作られたため、体は筋肉質で頑丈ですが飼い主には忠実で甘える面もあるため、しっかりとしたしつけを行えば良いパートナーとなってくれます。

また、ペットショップで勧められたペット保険に安易に加入せず、ご自身でしっかりと調べた上でペット保険に加入しましょう。

MOFFMEではペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

ランキング