【獣医師監修】トイプードルの寿命や性格・飼育方法は?長生きする5つの秘訣や飼い方を解説のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. トイプードルの平均寿命は12~15歳
  2. トイプードルのシニア期は6歳、高齢期は11歳頃からで病気にかかりやすくなる
  3. トイプードルの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心
  4. 高齢や病気になってからではペット保険への加入が難しくなるため、若くて健康なうちに加入を検討することが大切

注目記事トイ・プードルのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。

トイプードルの平均・最高寿命は何年なのでしょうか。この記事ではトイプードルの平均・ギネス最高寿命や、かかりやすい病気やその治療法・治療費、人間の年齢への換算表、ペット保険などを紹介しています。長生きさせるコツは食事、温度、運動、ストレス等に気を配ることです。

記事監修者「千葉 恵」

この記事の監修者千葉 恵
一般社団法人愛玩動物健康管理協会(CAHA)獣医師

2012年に大学を卒業し、小動物臨床獣医師として従事。人と同様に、愛玩動物の高齢化が進んでいるため、治療の他に、体に負担が少ない治療も取り入れていくために日々励む。現在、獣医師として活躍しながら、東洋医学(主に鍼灸)を学んでいる。多くの犬や猫たちが幸せな時間を過ごせるように努めている。

この記事の目次

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トイプードルの平均・最高寿命は?長生きさせる5つのコツも解説!

くるっとカールした毛が特徴的なトイプードルは、小型犬の中でも長生きするといわれている犬種です。


犬種に限らず、愛するペットにはいつまでも元気で長生きしてほしいですよね。


実は、ペットの寿命には食事や健康管理が大きく影響することをご存知でしたか?


そこで今回MOFFMEでは、トイプードルの寿命について

  • トイプードルの平均・最高寿命
  • 長生きする5つのコツ
  • かかりやすい病気と治療法・治療費
以上のことを中心にご説明していきます。

この記事を読んでいただければ、トイプードルを長生きさせるコツについて理解でき、大好きなペットといつまでも元気に暮らすことができます。

ぜひ、最後までご覧ください。

またMOFFMEでは、「トイプードルのペット保険ランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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トイプードルの平均寿命は12〜15歳!ギネス世界最高齢は20歳!

モデル:HARU&ITO


比較的長生きするといわれているトイプードルですが、平均寿命や世界最高寿命をご存知でしょうか?


ここでは、以下の内容について詳しくご説明していきます。

  • 平均寿命
  • ギネス最高記録寿命
  • 年齢換算表
  • シニア期・高齢期

トイプードルの平均寿命は12~15歳

トイプードルの平均寿命は、12~15歳といわれています。


トイプードルは、病気にかかりにくい丈夫な体から長生きする犬種といわれていますが、全く病気にかからないという訳ではありません。


日頃から愛犬の健康状態を気にかけ、気を遣ってあげることがトイプードルの寿命を延ばす秘訣です。


また、近年ペットフードの質や医療技術の向上、ペット保険サービスの普及などにより、ペットの寿命が長くなってきています。


日頃のケアに加えて、そうした技術やサービスをうまく利用していくことで、愛犬が少しでも元気に長生きできるようになります。

トイプードルのギネス最高記録寿命はなんと20歳298日!

比較的長生きするといわれているトイプードルですが、ギネス最高記録寿命はなんと20歳298日です。


これは人間に換算すると、およそ96歳に値します。


トイプードルは、遺伝子的持病がないため、日頃の生活の中できちんと体調管理を行っていれば寿命が長く一緒にいられる時間が長い犬種といえます。

【トイプードルの年齢換算表】人間でいうと何歳?

犬の年齢ですが、犬の1歳=人間の1歳ということではなく、犬は人間よりも早く歳をとります。


ここでは、トイプードルの年齢換算表を元に人間の年齢との比較を行います。

犬の年齢人間の年齢
1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月4歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
1歳17歳
1歳半20歳
2歳23歳
3歳28歳
4歳32歳
5歳36歳
6歳40歳
7歳44歳
8歳48歳
9歳52歳
10歳56歳
11歳60歳
12歳64歳
13歳68歳
14歳72歳
15歳76歳
16歳80歳
17歳84歳
18歳88歳
19歳92歳
20歳96歳

犬に限らず、人間以外の哺乳類は人間よりも早く歳をとります。


人間でいうとどのくらいの年齢かをある程度理解しておくことで、接し方や飼い方について考えることができるようになります。


たとえば、人間の15歳はまだまだ成長段階の若者ですが、犬の15歳は76歳と高齢者に部類される年齢です。


寿命が近づくとトイプードルも落ち着いた生活を好むようになったりもします。


年齢に合わせたフード選びや遊び方、環境づくりを行うことは、トイプードルの寿命を延ばすポイントの1つです。

トイプードルのシニア期・高齢期は何歳から?

人間よりも早く年を取ってしまうトイプードルですが、シニア期・高齢期はそれぞれ何歳からなのでしょうか?

  • トイプードルのシニア期:6歳~
  • トイプードルの高齢期:11歳~

トイプードルのシニア期は人間の年齢でいう40歳高齢期は人間の年齢でいう60歳からになります。


犬のシニア期・高齢期は、人間と同様にケガや病気をしやすい時期でもあります。


寿命が12~15歳と言われているので、愛犬がシニア期・高齢期に突入したらこれまで以上に日頃の健康状態を観察してあげたり、定期健診を欠かさず受けたりするようにしましょう。

トイプードルは甘えん坊で賢い?特徴や性格を解説!

モデル:HARU&ITO


トイプードル、その愛らしい外見が愛犬家の間で大変人気になっている犬種ですよね。


実は、トイプードルは、可愛いだけでなく賢い一面も持っています。


こちらでは、

  • トイプードルの特徴
  • トイプードルの歴史
  • トイプードルの性格の多様性(オス・メスの違いや色ごとの違い)
について解説します。

トイプードルの歴史は?トイプードルはフランス原産!

トイプードルはフランス原産とされていますが、紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑には、トイプードルと思われる犬の彫刻の装飾があることから、その起源は古いと考えられています。


人との繋がりが強くなったのは、プードルが猟犬として活躍するようになってからです。フランスで鴨の狩りのとき、猟師が仕留めた鴨を取りに行く役割を果たしていました。


プードルの独特のトリミングは、元々は猟犬として働きやすいように考えられたものです。足先に毛を残すことで浮き輪の代わりとなり、水中で体が冷えることを防ぐために胴回りの毛も残しました。そしてその他の部分は水の抵抗を減らして泳ぎやすくするためにカットされたのです。実に機能的ですね。


16世紀に入ると愛玩犬として貴婦人たちからの人気が高まりました。おしゃれにカットして、アクセサリーを付けるなどして愛されていたようです。


そんな歴史を知ったうえでトリミングするのも飼い主の楽しみの一つですね。

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トイプードルの原産国はどこ?発祥や歴史・由来などを詳しく解説!

トイプードルの特徴は?毛色によって性格が違う!

くるくるとした被毛が特徴的なトイプードル。トイプードルの体高の基準は24cm超(-1cmまでは許容)、28cm以下(理想体高:25cm)です。


くるくるの被毛は量が多く、抜け毛を心配する方も多いかと思います。


シングルコートの被毛になるため、抜け毛が少ないのが特徴です。ただし、抜け毛は少ないのですが、毛自体はどんどん伸びるため、定期的なトリミングが必要となります。また、毛が絡まりやすいため、毎日ブラッシングをするようにしましょう。


被毛は毛色の種類が豊富で、アプリコットやレッドなどのブラウン系の被毛だけでなく、ブラック、ホワイト、グレー、クリーム、シルバー・ベージュなどとても種類が多くなります。毛色によって性格に違いがあるとも言われています。


トイプードルは他の犬種と比べると、体臭が少ないと言われています。ペットの匂いがきになる、という方もトイプードルなら比較的安心して飼うことができます。

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トイプードルの性格を性別・カラーの種類別に紹介

基本的なトイプードルの性格としては、

  • 賢い
  • 人懐っこい
  • 好奇心旺盛
  • 活発

などが挙げられます。頭の良さは小型犬の中では一番、とも言われています。


トイプードルの性格はオスとメスで違いがあります。


オスの場合、甘えん坊な子が多く、留守番のときなどに寂しがってしまう場合があります。


メスの場合は穏やかな性格をしている子が多くなります。賢いのでしつけやお留守番もしっかりすることができます。


トイプードルの毛色には多くの種類がありますが、毛色によって性格が違うと言われています。それぞれ毛色ごとの性格をご紹介します。

レッド・アプリコット

レッドやアプリコットの毛色を持つトイプードルは、陽気で元気な性格が多いと言われています。しかし、協調性があまり無いため、多頭飼いや他のペットと一緒に飼うことには向いていないと言われています。

シルバー

シルバーの毛色を持つトイプードルの性格は、協調性が無く独立心が強いタイプと甘えん坊で温厚なタイプに分かれると言われています。歴史の浅い毛色のため、性格は個体差が大きいです。

ブラック

ブラックの毛色を持つトイプードルは、落ち着きがあり服従心が強い性格をしています。また、体臭は他のカラーよりも強くなります。

ホワイト

ホワイトの毛色を持つトイプードルは、甘えん坊で他の犬とも友好的な性格をしています。飼い主に対して忠誠心が高い反面、初対面の人には警戒してしまう場合もあります。

ブラウン

ブラウンの被毛を持つトイプードルはマイペースな性格をしています。協調性にかける性格をしている個体ア多いため、他のカラーに比べるとしつけに根気が必要と言われています。

補足:トイプードルは去勢等の避妊手術で性格が変わったりする?

トイプードルに限らず、犬を飼うときには望まない妊娠を避けるために去勢や避妊手術を受けたいですね。でも手術をすることで性格が変わってしまったらどうしよう、と心配になる人もいるかもしれません。


犬によって違いはあるものの、去勢や避妊手術によって性格が大きく変わることはないようです。やや穏やかな性格になりますが、そのおかげでむしろしつけがしやすく、飼いやすくなります。


手術後の変化としては、オスの場合、マーキングやマウンティングなどの行動が減り、また散歩中の突進や他の犬とのトラブルを避けることもできます。メスの場合は、生理が無くなるので、出血によりカーペットが汚れるなどの心配がなく、また生理期の精神的なゆらぎや噛みつきなどの問題行動を抑えることができます。


また去勢や避妊手術を受けることによって、前立腺や精巣、卵巣、子宮などの病気を防ぐことができることも大きなメリットです。大切な犬のためにも去勢や避妊手術は若い頃に受けておくと安心ですね。

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トイプードルのお迎え・購入方法は?値段や選び方も紹介

モデル:HARU&ITO


トイプードルをはじめとした愛犬は家族の一員である以上、たっぷり愛情を注ぐことが重要です。


しかし、それと同じくらい“しつけ”が大切なのです。しっかりと愛犬をしつけることができたら、事故の防止、他人とのトラブルも回避できます。


◯最初はトイレのしつけから


まず飼い主さんは、トイレをどこで行うのかを愛犬に覚えさせましょう。衛生環境の維持は他の世帯員やペットにも大切です。


その他、飼い主の指示があるまで勝手に食事をしない等のしつけも行いましょう。


これは、異物を勝手に飲み込んで、窒息してしまう事故を予防することにつながります。

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トイプードルのお迎え・購入方法

お迎え方法は

  • ペットショップで購入
  • ブリーダーから購入
  • 里親として譲受する

の3種類です。


こちらでは、それぞれのお迎え方法の手順を説明します。


ペットショップで購入の場合

一般的なお迎えの方法と言えます。


その手順は次の通りです。

  1. 飼いたいトイプードルを決定
  2. 店員から契約内容の説明を受ける
  3. 飼育方法に関して不明な点があれば聞く
  4. ペット保険の加入の有無を決める
  5. 購入費用を支払う(現金・クレジット払い等)
  6. トイプードルの引き渡し
内金を支払えば、1週間くらい取り置きが可能な場合もあります。

ブリーダーから購入の場合

ブリーダーから直接購入する方法もあります。

その手順は次の通りです。

  1. ネットから検索し問い合わせ可能
  2. ブリーダーに見学を希望する
  3. 見学・ブリーダーと飼育方法等を話し合う
  4. 購入決定
  5. 購入費用を支払う(現金・クレジット払い等)
  6. トイプードルの引き渡し

里親として譲り受ける場合

ご自分が里親として、何らかの理由でNPO等で保護されている犬を譲り受けることもできます。

その手順は次の通りです。
  1. 譲渡条件等を確認する
  2. ウェブサイト等から面会を申し込む
  3. 犬たちと実際に面会する
  4. 担当者と話し合い
  5. 諸費用を支払う
  6. トイプードルの引き取り決定
里親の飼育準備等に時間がかかる場合、引き取りを10日程度待ってもらうこともできます。

トイプードルの値段・選び方

こちらではトイプードルのお値段の目安、選び方について解説します。


トイプードルの値段

ペットショップやブリーダーからの購入の場合、トイプードル(子犬)の相場10~40万円程度です。


一方、里親として譲り受けるケースならば、犬の譲渡に関する諸費用は3万円ほどかかります。


里親として譲り受けるならば、費用負担は安く済みますが子犬でないこともあります。また、持病のある犬かもしれません。


こちらの場合は、保護している団体の担当者とよく話し合い、納得の上で譲り受けることが大切です。


トイプードルの選び方

皆さんの中には、好みの毛色のトイプードルを飼いたいと思う人も多いことでしょう。オスとメスどちらにするか迷っている人がいるかもしれませんね。


家にいる機会が多く愛犬と仲良く接したい飼い主さんなら、甘えん坊でやんちゃなオスが良いでしょう。


逆に飼い主さんが仕事でよく外出するなら、大人しくお留守番のしっかりできるメスが最適です。


ただし、前述したようにトイプードルの個性は様々です。そのため、購入の際に性格をチェックしておきましょう。

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トイプードルがかかりやすい病気やその治療法・治療費を紹介

モデル;HARU&ITO


トイプードルは、体が丈夫で病気にかかりにくい犬種といわれていますが、全く病気にかからない訳ではありません。


どんな動物にでも、寿命が近づくと病気やケガのリスクは高まりますし、その予防やケアは必要不可欠です。


ここでは、トイプードルがかかりやすい病気とその治療法・治療費についてご紹介します。


膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨と呼ばれる膝の皿がずれてしまう病気で、遺伝的要因の他に、高所からの落下や事故などの外的な要因で起こる場合もあります。


膝蓋骨脱臼を発症すると、脱臼した肢を挙上させる、内股になるなどの症状が現れます。


軽度の場合は自然に治ることもあるので、関節強化系サプリメントの投与や経過観察のみで、外科手術を行わない場合もあります。

  • 入院・手術(3泊4日):350,000円


流涙症(りゅうるいしょう

目やにとともに涙が溢れ、眼や鼻周りの毛が汚れて湿疹などが起こってしまう病気です。


先天性の瞼や鼻涙管の形状やまつ毛の生え方、マイボーム腺の機能異常などにより流涙症になりやすくなります。


まつ毛の生えている方向や位置などにより目に刺激が生じ涙が溢れることや、涙の通り道である鼻涙管が狭い、あるいは詰まってしまうこと、マイボーム腺の機能異常などで生じやすくなります。

マイボーム腺の問題の場合は、温めることやマッサージ、まつ毛などの問題の場合には、まつ毛を抜くことや、涙管の問題には洗浄・外科的処理などを行います。


涙管が詰まっている場合は洗浄処置、外科手術による涙管の拡張や開通などを行います。

  • 診察・検査:5,000~20,000円
  • 投薬治療:1,000~2,000円
  • 涙管の洗浄処置:10,000~20,000円
  • 入院・手術(1泊2日):40,000円


白内障

目の中の水晶体が濁って何らかの視力障害が起きる病気です。


発症すると、目が白く濁ったり障害物にぶつかったりなどの症状が現れます。


遺伝的な要因の他にも、老化、外傷、糖尿病などの代謝疾患など様々な要因が関与します。

  • 診察・検査:10,000円
  • 投薬治療:4,000~8,000円
  • 入院・手術(6泊7日):200,000~25,000円

白内障のペット保険について気になる方は「ペット保険で白内障は補償される?症状や治療費用について徹底解説! 」を参考にしてください。


てんかん

突然四肢を硬直させ、泡を吹いたりけいれんしたりする症状が現れ、一般的に数分から30分程度で発作は回復します。


脳の病気が原因で発症する場合や、低血糖やミネラルバランスの乱れによって発症する場合はてんかんに該当しません。


てんかんは、あくまで中枢神経性の発作であり、ストレスや先天的要因が原因となるケースもあります。


てんかんの治療は、抗てんかん薬の投与を行う場合が多いです。

  • 投薬治療:1,500円~6,000円/月

てんかんのペット保険について気になる方は「ペット保険でてんかんは補償される?症状や治療費用を徹底解説!」を参考にしてください。


■骨折

病気とは少し違いますが、トイプードルは骨が細いため骨折しやすいといわれています。


骨折の治療は、折れた骨がくっつくまで正常な位置で固定します。


犬の年齢や骨折の程度によってその固定方法は様々ですが、ギプスで外側から固定したり手術によってピンで固定したりします。

  • 入院・手術(6泊7日):235,500円
  • 通院(5日):48,800円
上記でご紹介した病気やケガ以外にも、トイプードルが気を付けるべき病気やケガは様々です。

通院や治療が長引く場合や高度な技術を必要とする手術が必要な場合は、治療費が高額になる場合もあります。

特に外科手術を行う場合、その手術方法は症状により様々ですが、いずれにせよ手術は犬にとって大きな負担となり、術後のケアなど飼い主への負担も少なくありません。

ケガや病気は、高額な費用だけでなく、犬や飼い主への身体的・精神的ストレスなど、様々な問題を引き起こします。

日頃から健康状態のチェックを怠らないことや、高額な治療費を補うためのペット保険加入など、いざというときのために普段からできることを実践していきましょう。

MOFFMEでは、「トイプードルのペット保険」についても取り扱っておりますので、ぜひご覧ください。

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トイプードルが長生きする5つのコツ・飼い方を解説!

モデル:HARU&ITO


愛するペットには、いつまでも元気で長生きしてほしいですよね。


トイプードルは、体も丈夫で比較的長生きしやすいといわれていますが、日頃の生活で健康について意識することでさらに長生きしてくれるようになります。


ここでは、トイプードルが長生きする5つのコツをご紹介します。


これからトイプードルを迎えようと考えている方、すでにトイプードルと生活している方はぜひ参考にしてみてください。

長生きのコツ①:食事に気をつける

長生きのコツはなんといっても「食事の管理」です。人間と同様に寿命を考えると食生活はとても重要です。


人間の食べ物は塩分が多いので、与えすぎると体調を壊してしまう場合があります。


欲しがっている姿がかわいくて、ついつい人間の食べ物を与えてしまいたくなる気持ちも分かりますが、愛犬の長生きのために食事の管理を徹底しましょう。


また、年齢や体重に合わせて適切なペットフードを選んだり量を調節したりして、体への負担にならない健康的な食生活をサポートしてあげてください。

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長生きのコツ②:十分な運動をさせてあげる

好奇心が旺盛で活発な性格のトイプードルは、家の中での運動だけでは運動不足となり、寿命を縮めてしまう場合があります。


家の中以外での運動といえば「散歩」ですが、理想の散歩時間は1日あたり30分~1時間程度です。


広い場所で思いっきり遊ばせてあげたり、他の犬とコミュニケーションを取ったりすることは、運動不足を解消するだけでなくストレス解消にもつながります。


しかし、運動不足はいけないからといって、長時間散歩をさせたり無理に運動をさせたりすることは危険です。


トイプードルがかかりやすいとされている「膝蓋骨脱臼」などの病気やケガをしている場合は、1回の散歩の時間を10~15分程度に縮めて回数を増やしてあげると良いでしょう。

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長生きのコツ③:温度管理に気をつける

トイプードルの被毛はシングルコートと呼ばれるタイプで、被毛の密度が少なく外気の影響が肌に伝わりやすい構造になっています。


さらに、トイプードルのような小型犬は、地面に近い場所で生活することがほとんどなので、特に寒い冬場は冷たい空気を感じやすい環境にいます。


トイプードルが過ごす部屋の適正温度は20度以上といわれています。


冬場は暖かく夏は涼しく、年間を通して過ごしやすい温度になるように調整してあげましょう。


その際、部屋の暖めすぎや冷やしすぎには注意するようにしてください。


また、部屋が寒いと動き回る回数が減り、運動不足にもつながってしまいますので、適切な温度管理を行って1年中遊びまわれるような環境づくりが必要です。

長生きのコツ④:ストレスをなるべく与えない

ストレスを与えないことがトイプードルの長生きの秘訣ですが、それはつまりストレスが寿命を縮めてしまうということです。


何らかのストレスがある場合、下記のようなストレスサインが見受けられます。

  • あくびをする
  • 目を細める
  • 目や顔をそらす
  • 後ろ足で体をかく
  • 全身をブルブルッと震わせる
  • 息遣いが荒い
  • 足の裏が湿っぽい
  • 鼻を舐める・口をクチャクチャさせる
  • マウンティングする
  • 目の端に白目が見える
  • 執拗に手足を舐めたり尻尾を噛む
  • 耳を後ろに倒す
  • 上半身が後ろに引けている

ストレスサインを見つけたら、ストレスの要因が何なのかを見極め、生活環境を整えてストレスを取り除いてあげましょう。


言葉を発することができない犬は、行動で示すことしかできません。


それに気づいてあげられるのは、普段一緒に生活をしている飼い主さんだけです。


日頃から、愛犬の様子を観察して異常があればすぐに対応するようにしましょう。

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長生きのコツ⑤:定期的に健康診断を受けよう

どれだけ日常生活に気を配っていても、全く病気にならないとは限りません。


特に長生きしやすいと言われているトイプードルは、ただ長生きするだけではなく、生まれてから寿命が近づくまでどれだけ健康な状態で過ごせるかが重要になってきます。


そのためには、定期健診による病気の早期発見・早期治療が必要です。


犬は体の不調を隠そうとする動物であるといわれているので、飼い主さんがどんなに毎日気を付けていても、素人では異変や初期症状に気付けない場合があります。


定期健診を受けることで、日頃の様子からは分からない病気が見つかるきっかけになります。


病気に気付けないまま放っておくと、重症化して手術が必要になったり完治できなくなったりしてしまうので気をつけましょう。


また、手術や入院・通院が長引くと治療費が高額になるケースもありますので、万が一に備えてペット保険に加入しておくこともおすすめです。


いざというとき、「高額な費用のせいで愛犬に治療を受けさせてあげられない」という事態を避けるためにも、今のうちにできる対策を考えたいですね

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まとめ:トイプードルの平均・最高寿命や長生きさせるコツについて

トイプードルの平均・最高寿命や長生きさせるコツについてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • トイプードルの平均寿命は12~15歳で、最高寿命は20歳
  • トイプードルのシニア期は6歳~、高齢期は11歳~
  • オスは甘えん坊、トイプードルの特徴や性格
  • 長生きさせるコツは、食事や温度管理、適度な運動、ストレス軽減、定期健診
でした。

体が丈夫で病気になりにくいといわれているトイプードルですが、全く病気にならないという訳ではありません。

寿命が近づくと人間と同じように病気にかかりやすくなったりしてしまいます。

日頃から定期健診を受けたり、食事や温度に気を遣ってあげることで、トイプードルは元気に長生きしてくれます。

ただ寿命を伸ばすだけではなく、健康な状態で元気に長生きしてもらうためにも、毎日の食事や運動を通して、愛犬とのコミュニケーションを密にとっていきましょう。

MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。