すでに病気だとペット保険に加入できない?入れる場合についても解説

すでに病気にかかっているペットを飼われている飼い主の方は、ペット保険に加入できるのか加入できないのか気になるでしょう。すでに病気でも病気の種類によってはペット保険に入れる場合もあり、たとえ嘘の告知をしても告知義務違反で加入不可となることについて解説します。

すでに病気でもペット保険に加入できる?

ペット保険に加入したいと思っている飼い主さんの中で、ペットがすでに病気にかかっているためペット保険に加入できないと思っている人も多いのではないでしょうか。


もし、病気にかかっていても病気の種類や条件によっては、たとえすでに病気にかかってしまっていても加入が認められる場合があります。


そこで今回は、

  • ペット保険に加入できる・できない病気
  • 事前に持っている病気の告知について
  • ペット保険の加入に必要な告知事項

についてをご紹介します。


これを読んで頂ければ、どういった病気や条件だとペット保険に入れるのか、またすでに病気を持つペットは何を告知すれば加入ができるのかについて知ることができ、持病を持ったペットがペット保険に加入できるかどうかについて分かります。


ぜひ最後までご覧になり、参考にしてみてください。

病気の種類によってはペット保険に加入できる可能性がある

まず、ペット保険に加入する条件として、すでに病気にかかっているということがなく健康状態に問題がない健康体であることが必須条件です。


この点に関しては、人間の保険と一緒です。 


しかし、すでに病気になっていても既往歴の内容によって変わります。


問題なく加入できる場合、条件付きで加入できる場合、加入できなくお断りされる場合と3パターンになります。


お申し込み時に既往歴の記入を求められますがそちらを見て保険会社の審査が入ります。


すでに病気になっていても病気によっては保険に加入できるため、まずは現在かかっている病気が保険に入れるかどうか確認してみてください。

ペット保険に加入できない病気

ペット保険に加入できない病気は、
  • 肝硬変
  • 悪性腫瘍
  • 糖尿病
  • 脳・神経疾患
  • フィラリア症
  • 心疾患
  • 肝不全
  • 甲状腺疾患
  • 猫伝染性腹膜炎
  • 猫先天性免疫不全症候群(FIV)
  • 猫白血病ウィルス感染症(FeLV)
などがあります。

保険会社によって変わってきますが、基本的な考え方としては死に至る重篤なもの、またはその他の病気併発の恐れがあるホルモン系の病気にかかっていると加入できない場合が多いです。

すでに病気でも補償条件付きで加入できる可能性がある病気

これから、補償条件付きで加入できる病気の種類の一例を紹介します。
  • 骨折
  • 股関節形成不全
  • 白内障
  • 緑内障
  • 皮膚疾患

以上の病気は、発症の割合が高いものです。これらは再発性の高い病気が含まれていますが、病気があっても特定傷病除外特約というものをセットにすれば契約できる保険会社もあります。


特定傷病除外特約とは、申し込み時にすでに病気だと申告した場合に、保険証や保険証券等に記載された特定の病気については病院で診療を受けたとしても、その費用に関しては保険金は支払われないという特約です。


お申し込み時、再発性の高い傷病の既往歴がある場合に付帯されるものとなります。


該当するかどうかは、保険会社によっても変わってきますので、すでに病気にかかってしまっているペットの飼い主は契約予定の保険会社に確認してください。

病気だったが完治している場合は加入できる?

ペット保険に入りたいと思っていても、すでに病気になっていると病気によってはペット保険に入れないものがあるということがわかりました。


となると、以前病気にかかっていて、今は完治していても、ペット保険に加入を断られてしまうことがあるのでしょうか。


これはどのような病気かによりますが、保険申し込みの告知書にて保険会社が判断することになります。


完治している場合や再発の可能性が低いものは加入できる可能性が高いです。ただし、かかったことのある病気が除外される条件がついたり、その病気になった部位が除外される条件付きになるかもしれませんので、ペット保険会社に相談してみて加入できるか相談してみてください。

告知の判定基準はペット保険によって異なる

ペット保険に入る際にはまず、保険会社にペットの種類や年齢とともに申し込んだときの健康状況と今までの既往歴を連絡します。


そのペットの情報を保険会社に告知することがペット保険の加入の可否を決める重要な手がかりとなるのですが、そのペット情報の告知をどう判断するかはペット保険会社によって異なります。


加入できない既往歴は保険会社によって決まっていますが、どの保険会社も一緒ではありません。また、すでに病気で現在治療中で条件付きで加入できる病気も保険会社によって違いがあります。


重要なのは、告知によって保険加入の可否や保険料が決まるため、契約者には告知義務があります。


契約者自らが申告する場合と、医師の診断書が必要な場合がありますので、いずれにせよ、きちんと告知するようにしましょう。

嘘の告知はバレる?告知義務違反に注意!

契約者には告知義務があることを紹介しましたが、保険に入りたいがために、すでに病気なのに病気であることを伝えずに保険に加入した場合、バレてしまうのでしょうか。


既往歴やすでに病気であることを告知しないことは、告知義務違反になります実際、保険を使って補償を受けようとする際には、動物病院の診察をうけ、診断を受けることになりますので、病気はいつ頃かかったかは獣医師が判断します。


保険に入る前に病気であったことはわかってしまうので、いずれバレることになります。


意図的でないにせよ嘘の告知をしたことはいずれ保険会社に伝わることになり、保険会社から告知義務違反とされてしまいます。


そうなると、せっかく契約した保険の補償が受けられない可能性があります。しかも、最悪の場合は保険の契約解除となる重要な違反となりますので、注意しましょう。

原則として健康診断なしで加入できるペット保険

ペット保険の申し込みの際に、獣医師の健康診断書なしでも加入できるペット保険は、
  • アクサダイレクトペット保険
  • ペットメディカルサポート PS保険
  • アイペット損保
  • au損保
  • アニコム損保
  • 楽天ペット保険
  • 株式会社FPC フリーペット保険
があります。

他にも年齢・犬種によっては、提出が必要な保険会社もありますが、特に既往症がなく健康状態に問題がないのであれば飼い主が記入したもので審査されます。

最近は、提出書類をシンプルにして飼い主側にできるだけ負担の少ないようにしている保険会社が多いです。

堅苦しいものではなく、気軽にネットから申し込みできるようになりました。金額も安価なため、加入しやすいと感じる方が多くなったのではないでしょうか。

特に子犬のうちは免疫力が低いため、ちょっとした温度の差や環境の変化でお腹を壊したり、皮膚に異常が出たり病気にかかりやすかったりします。そのため、通院することが多くなるので、ペット保険は入っておくと安心です。

各保険会社が指定する疾病の種類は異なる

ペット保険に加入する際、ペットがすでに病気に場合、保険会社に告知することになりますが、保険会社によって審査基準の疾病は、異なっています。


ペットがすでに病気だということで断られたとしても別の保険会社では、条件付きで加入できることもありますので諦めずに何件か相談してみてください。


疾病によっては、申し込み時の提出書類も変わってくるため、保険会社から指示などをよく読んでください。

ペット保険に加入する最適なタイミングはいつ?

それでは、ペット保険に加入するのはいつがいいのでしょうか。


若くて健康なうちに加入したほうがいいです。ペット保険は健康なうちは病院にいくことがなくは掛け捨てになってしまうため、もったいないように思いますが、急に気付かなかった先天性疾患が発症してしまうとそこから保険に入るのは難しくなってしまいます。


最近は飼育環境がよくなり、医療技術がすすんだことによって、ペットが長寿命化しています。年齢が高くなるにつれてだんだんと病気をすることが増えてきますが、高齢になってから新規に保険に入るのは難しくなってきます。たとえ健康であっても加入には年齢制限が設けられています。


なるべく早めにペット保険に入ることを検討して、なるだけ若いうちから掛けてあげると安心です。

ペット保険加入の際の主な告知事項

保険会社は、それぞれ状態を把握して健康状態に問題がないペットとすでに病気があるペットが不公平にならないようにしなければなりません。

そのため、保険会社は、告知事項で正確な情報を把握する必要があります。

以下に告知事項の詳細を紹介します。

基本情報
  • 名前 
  • 性別 
  • 生年月日 
  • 種別 
  • 品種 
  • 体重
健康状態
  • 保険会社指定の既往症がないか
  • 同居ペットの健康状態
  • 現在の傷病または○ヶ月以内の通院(何ヶ月かは保険会社によって異なります。)
  • 先天疾患の有無
  • ワクチン接種の有無
  • その他ペット保険に加入しているか
これらがお申し込み時、共通して必要な情報ですが、保険会社によっては上記以外にも記入事項がある場合がありますが、基本的には簡単に答えられるものとなっています。

ただ、他の保険にも入っている場合は保険情報を忘れずに記載するようにしてください。

また、申告事項の病気の欄は保険会社が指定している病名が多数記載されています。

保険対象のペットの既往症が当てはまらないか念入りに確認していただき、告知義務違反にならないよう、気をつけて申し込みをしてください。

まとめ:すでに病気でもペット保険に加入できるのか

今回の記事では病気だったり、すでに病気になっているが完治しているペットがペット保険に加入できるのかについてみてきました。


今回の記事のポイントは

  • 病気の種類によってはペット保険に加入できる可能性がある
  • すでに病気でも完治していれば加入できる場合もある
  • 告知の判断基準は保険会社それぞれ
  • 嘘の告知はバレる
  • 健康診断書がいらない保険会社一覧
  • ペット保険申し込みの際の告知事項一覧

以上の点です。


すでに病気になってからでも、保険に入れるように努力しているペット保険もあります。気になるペット保険が見つかったら、除外になっている病気でなければ入れる可能性がありますので、是非問い合わせしてみてください。


ほけんROOMでは、この記事の他にも役に立つ記事を多数掲載していますので、是非ご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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