【2021年版】ハムスターの病気を症状別に予防や対策についても解説!

ハムスターは体が小さく、病気になると重症化しやすいです。この記事ではハムスターの病気を目や口など体の部位別、症状別に網羅的に詳しく解説し、対処法や予防についても紹介しています。ハムスターの食事や環境に気をつけ、かかりつけの病院を決めておくことが大切です。

内容をまとめると

  1. ハムスターも人間同様、風邪や結膜炎、熱中症等の病気にかかることがある
  2. 病気を予防するためにも、日頃からハムスターの健康管理をするのが大切
  3. ペット保険に加入して予期せぬ病気・ケガに備えておくと安心

ハムスターの病気には何がある?

ハムスターの病気は、飼い主に気づかれにくいと言われています。


ハムスターのような小動物は弱っていると天敵に狙われやすくなるため、本能的に体調不良を隠してしまうからです。


ハムスター寿命は2~3年と短いからこそ、健康に天寿を全うしてほしいと思うのが飼い主の気持ちではないでしょうか。


ハムスターの病気には何があるのかを知って、しっかり対処してあげたいですよね。


そこで、今回「MOFFME」ではハムスターの病気について

  • 部位別にハムスターがかかりやすい病気とは?
  • ハムスターの病気を防ぐために飼い主ができること

以上2点を中心にお伝えしていきます。


この記事を読めば、小さなハムスターのささいな変化に気づき、大切なハムスターに幸せな一生を送ってもらえることと思います。


ぜひ最後までご覧ください。

ハムスターの病気を部位別、症状別に解説します!


ハムスターの病気には、人間と同じくさまざまな種類があります。


何となく元気がないかも?では終わらせず、身体の各所をチェックしてみましょう。 


また飼っているハムスターが万が一病気になってしまっても、安心して治療するためにペット保険おすすめしています。ハムスターの保険を以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。


ここからは、部位別ハムスターがかかりやすい病気」を症状とともに解説していきます。 

目の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる目の病気には、以下のようなものがあります。


結膜炎・角膜炎

細菌やウイルス感染、目の傷が原因で起こります。


症状としては、目ヤニ・涙・目を気にして掻く・出血(結膜炎)・目の白濁(角膜炎)などがあります。


床材を常に清潔に保つことが予防に繋がります。


眼球突出

外傷・肥満・頭部の腫瘍などで起こります。


症状は、眼球が飛び出たようになる・腫れ・涙・まぶたの変形などです。


白内障

老化・遺伝・糖尿病・内臓疾患などの症状として発生します。


症状は、目の白濁・目ヤニなどです。


眼球突出や白内障は重大な病気が隠れていることもあるので、早めに受診しましょう。

鼻の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる鼻の病気には、以下のようなものがあります。


風邪

寒さで体力が低下し、菌やウイルスに感染したときに起こります。


症状としては、鼻水・鼻の下のただれなどがあります。


ハムスターは温度変化に弱いので、室温を一定に保つようにしましょう。


また、環境を清潔に保ちバランスのよい食事で体力をつけましょう。


アレルギー性鼻炎

風邪と似たような症状に加えて、耳の赤み・呼吸苦などの症状が出ることもあります。


床材にアレルギーを起こしている可能性もあるため、まずは床材を変えてみましょう。 

口の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる口の病気には、以下のようなものがあります。


頬袋の炎症・膿瘍

症状としては、ほおの腫れ・口臭・膿があります。


米飯やお菓子などが粘膜に貼り付いたり、頬袋の食べ物が腐ったことで起こります。


手術による切開で膿を出し、その後も治療を続ける必要があります。


人間の食べ物は、決して与えないようにしましょう。


頬袋脱

頬袋がひっくり返って口から外にはみ出てしまった状態です。


頬袋の筋肉の損傷や、エサが頬袋内に貼り付くことで発症します。


この場合、手術で頬袋を切除しなければなりません。


貼り付きやすいエサを与えない・尖ったものを置かないなどの予防が必要です。

歯の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる歯の病気には、以下のようなものがあります。


歯周病・歯肉炎

出血・口臭・目が飛び出る・よだれなどの症状が現れます。


不衛生なケージをかじるなどして細菌感染することが原因です。


軽症なら抗生剤治療で済みますが、手術や眼球摘出になることもあります。


ケージを水槽タイプにするなどの対策を取りましょう。


切歯破折・不正咬合

食欲低下・口が閉まらない・よだれ・出血・くしゃみ・鼻水などの症状があります。


金属のケージをかじることで、歯が欠けたり曲がってしまう病気です。


固めのペレットにして自然に歯が削れるようにし、定期的に病院で歯を削るなどの予防がおすすめです。

皮膚の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる皮膚の病気には、以下のようなものがあります。


アカラス症・ニキビダニ症

ニキビダニが寄生して起こる病気で、脱毛症・かゆみなどの症状が現れます。


他の病気や栄養不足でで弱っているときやに罹患しやすくなります。


ケージ内をこまめに掃除して、ダニが発生しないようにしましょう。


真菌性皮膚炎・皮膚糸状菌症

脱毛・乾燥肌・フケ・発疹・ただれ・かゆみ・痛みなどの症状が発生します。


免疫力低下や不衛生な環境で、皮膚にカビが生える病気です。


ハムスターを触る前には必ず手を洗い、特に水虫の人は接触を避けましょう。 

四肢の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる四肢の病気には、以下のようなものがあります。


骨折

手足や体が不自然に曲がる・腫れる・歩き方が不自然などの症状が見られます。


身体を回し車に挟むことや落下が原因となりますので、事故が起こらないような環境を整えることが大切です。


また、エサがひまわりの種やミルワームだけだとカルシウムが不足し骨折しやすくなります。


過長爪(かちょうそう)

ツメが伸びるのが早くなる病気で、 老化や栄養バランスの乱れによって起こります。


爪が長すぎると変に折れてケガをしたり、皮膚を傷つけてしまうこともあります。


エサを見直し、病院で爪を切ってもらいましょう

便の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる便の病気には、以下のようなものがあります。


便秘

ハムスターは通常1日に何度も排便します。


便が出なかったり量がごく少ないなら、腸閉塞や腸重積など緊急を要する場合もあります。


できる限り早めに病院に連れて行きましょう。


下痢

特に悪臭がする場合は、肝臓の病気・寄生虫性腸炎・食中毒などが考えられます。


こちらも早めに病院に行くことをおすすめします。


下痢と便秘を繰り返すなら「アミロイド症」や「類デンプン症」という遺伝病の可能性もあります。

尿の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる尿の病気には、以下のようなものがあります。


尿路結石・膀胱結石

血尿・オレンジ色の尿・体重減少などの症状が現れます。


カルシウムなどの過剰摂取や細菌への感染などが主な原因で、石を除去する手術が必要になることもあります。


環境を清潔に保って飲み水を増やし、カルシウムを含むエサは控えるようにしましょう。


膀胱炎

血尿・尿の回数や量が増える・尿が出にくい・食欲低下・体重減少などの症状が見られます。


膀胱に細菌が入ることで発生し、加齢・免疫力の低下・腎臓疾患により起こりやすくなります。


こちらも衛生面に配慮し、飲み水を増やし低カルシウムのエサを与えることが必要です。

生殖器の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる生殖器の病気には、以下のようなものがあります。


精巣炎・精巣腫瘍

オスの生殖器が垂れている・腫れているという症状が見られます。


精巣炎は不潔な環境やホルモンバランスの乱れが原因で起こり、抗生剤の投与・環境やエサの見直しが必要です。


精巣腫瘍なら外科手術となります。


子宮脱・膣脱・子宮内膜炎・子宮蓄膿症

メスの生殖器から内臓が見えたり、分泌物・膿・出血・腹部の腫れなどが見られます。


複数回の出産などによるホルモンバランスの乱れや、免疫力低下が原因で起こります。


主に抗生剤で治療しますが、手術が必要なケースもあります。

身体の病気と症状、対処法など

ハムスターがかかる身体の病気には、以下のようなものがあります。


白血病 

発熱・出血が止まらない・化膿・息切れなどの症状がみられます。


血球に腫瘍ができるがんの一種で、残念ながら予防法はありません


放射線治療で対応します。


疑似冬眠・低体温症

眠ったまま起きない・呼吸や心拍の低下・体温の低下などの症状がみられ、急激な気温低下や暗すぎる部屋が原因で発症します。


疑似冬眠すると体調を壊してしまうことが多いため、ケージのある部屋を適切な環境に整えるようにしましょう。

ハムスターの病気を予防するためにしっかりと対策しよう


ここまでは、ハムスターがかかりやすい病気について解説してきました。


日ごろからハムスターの様子に気を配り、ちょっとした変化にも気づけるようにしましょう。


では、こういった病気を予防するために、どのような対策をとれば良いのでしょうか。


ここからは、ハムスターの病気を防ぐために飼い主が心がけておくべきことについて解説していきます。

生活環境の管理をしっかり

ハムスターの飼育に適した温度は20~24ºC、湿度は45~55%とされています。


湿った環境では病気にかかりやすくなりますし、気温が5℃以下になると疑似冬眠に入ってそのまま死んでしまうこともあります。


エアコンやペットヒーターを利用して、適切な温度と湿度を保ちましょう。 

多頭飼いはできるだけ避ける

ハムスターは縄張り意識の強い動物であるため、単独飼育した方が良いでしょう。


たとえ親子や兄弟であってもケンカし、場合によっては死に至ることもあります。


ロボフスキーはハムスターとしては珍しく多頭飼いが可能といわれていますが、基本的にハムスターは1匹ずつ別ケージで飼うべきと認識しておいてください。 

ストレスを与えないようにする

人間と同じく、ハムスターにとってもストレスは万病のもとになります。


ハムスターは夜行性ですから、夜は暗い環境にしてあげないとストレスになります。


強いにおいのする場所・騒がしい場所・猫などが覗いてくる場所も避けましょう。


十分に体を動かせる環境を用意する、無理に身体に触らないなどの配慮も必要です。

ケージ内はこまめにチェックする

ケージに尖ったものなど危険物がないか確認しましょう。


そして、常に十分な量のエサが入っているかチェックしてください。


ハムスターはエサが少ないと頬袋や巣箱にためこんでしまうため、それが腐敗して病気になる可能性があります。


また、ハムスターは夜行性であるため、ケージの掃除は夕方以降に行った方がストレスが少ないでしょう。 

健康診断を受ける

ハムスターを飼って二週間ほどたったら、健康診断を受けておくことをおすすめします。


検便や体重測定、身体のチェックなどをしてもらえます。


その後は数ヶ月~半年に1回程度健康診断を受けるようにしましょう。


健康診断で異常がなければ必ず健康とは限りませんが、早めに病気を見つけられる可能性が高くなりますし、信頼できるかかりつけ医を作ることもできます。


ペット保険に加入しない場合飼い主様の負担額が100%ですが、加入することで全額負担される保険もあります。


ハムスターに適した保険を以下の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

肥満予防をする

コロコロ太ったハムスターは可愛いですが、肥満はハムスターの寿命を縮める原因になりかねません。


肥満の原因には、病気・食べ過ぎ・運動不足・ストレスなどがあります。


しっかり運動できる広さのあるケージを選び、高カロリーのものを与えすぎずバランスの良い食事をして普段から肥満を予防しましょう。 

まとめ:ハムスターの病気について

ハムスターの病気についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • ハムスターの身体のささいな変化に気づき、病気の早期発見に努めるべき
  • ハムスターに適した飼い方をすることが病気の予防につながる
  • 定期的に健康診断を受け、早めに病気を見つけよう

以上のことでした。


残念ながら、獣医師の中にはハムスターを軽視するような発言をする人も存在します。


ハムスターを一つの命として大切に扱ってくれる、できれば小動物専門のかかりつけ医を見つけておきましょう。


また、ハムスターが加入できるペット保険もありますので、もしものときのために加入しておいてはいかがでしょうか。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事を多数掲載しています。

ぜひご覧になってください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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