ペット保険に加入できる年齢は?年齢不明・高齢でも加入できるの?

更新日:2022/04/30

この記事ではペット保険に加入可能な年齢を解説します。ペットの年齢は血統書やワクチン接種証明書等で確認でき、年齢不明の場合は動物病院で推定年齢を確認する必要があります。他にも、高齢なほど保険料が値上がりすることや、高齢でも入れるペット保険も解説しています。
内容をまとめると
- ペット保険には加入可能年齢に制限があるので注意
- ペットの年齢が分からない場合も、獣医師さんに推定年齢を教えてもらえるので安心
- ペット保険を検討している方は、LINEで無料のチャット相談がおすすめ
加入前に知っておこう!ペット保険の加入可能年齢
ペット保険は気になるけど、まだ若いから加入しなくてもいいかな、と考える方もいるかもしれませんね。
そもそもペット保険に加入可能な年齢制限があることも知らない方が多いのではないでしょうか。
何歳までならペット保険に加入することができるのでしょうか?
今回「MOFFME」では
- ペット保険の加入可能年齢は何歳まで?
- ペットが年齢不詳の場合は加入できるの?
- ペット保険の保険料はどれくらい?
についてご紹介します。
この記事をご覧いただければ、ペット保険の加入可能年齢やペット保険の保険料について理解を深めることができます。
ぜひ最後までご覧ください。
加入可能年齢は保険会社によって異なる!
ペット保険の加入可能な年齢の上限ですが、どこの保険会社でも同じ、という訳ではなく、保険会社によって加入可能年齢は違ってきます。
保険会社にもよりますが、年齢の上限はだいたい8歳から12歳未満くらいの間で設定されていることが多いです。
ペットが歳をとってきたから保険に加入しようかなと思っても、すでに加入可能年齢を過ぎているという場合もあるので、ペットの年齢に注意するようにしてください。
契約内容を確認!高齢になると継続できないことも!?
ペット保険は基本的に1年契約でその後は契約更新を続けるものがほとんどであり、多くのペット保険の契約更新は終身にわたり可能です。
ペットも高齢になれば病気がちになり、保険会社も保険リスクを回避するために、高齢になれば契約更新をしないところもあるようです。
ペット保険は医療保険であり、高齢になってからこそ必要な保険であるにもかかわらず、高齢になったからという理由で契約更新を拒否されるのでは大変です。
ペット保険に加入するときは契約内容を十分に確認しましょう。
高齢でも加入できる商品もある!保険加入の最適な年齢は?
高齢でもペット保険に加入できるのだろうかと考えたとき、高齢とはいったい何歳からをいうのでしょうか。
高齢の定義はありませんが、保険会社によって8歳を超えるとペット保険に新規加入できなくなることろがあり、これくらいから高齢と考えることができます。
高齢でも加入できるペット保険は次の項で紹介しますが、1例では16歳まで加入できるものもあります。
しかし、10歳以上であれば加入できるペット保険はいくつかありますが、13歳以上だとほとんどのペット保険に加入できないので注意が必要です。
次にペット保険に加入する最適な年齢はあるのでしょうか、ペット保険の加入を考えている人には大変気になるところです。
若いときには病気も少ないので、高齢になってから、あるいは高齢に違づいてからペット保険に加入しようと考えていませんか。
高齢にならないまでも歳を重ねるほどペットも持病が出てきたり、病歴が増えたりします。
それからペット保険に加入しようとすると、持病や病歴によって加入できる保険が限られたり、条件付き契約になったりする可能性があります。
したがって、ペット保険への加入を思い立ったら、元気なうちに加入することをおススメします。
ペット保険主要各社の加入可能年齢を紹介!
ペット保険会社はたくさんありますが、ここでは加入年齢について制限の厳しいものから制限の緩いものまでの保険会社の加入可能年齢を紹介します。
ペット保険 | 加入可能年齢 |
---|---|
ペッツファースト | 0歳のみ |
アニコム損保 | 7歳11か月まで |
ペットアンドファミリー | 生後45日以上7歳11か月未満 |
アクサダイレクト損保 | 満8歳まで |
イーペット少額短期 | 生後45日以上満10歳まで |
楽天ペット保険 | 10歳11か月まで |
FPC | 8歳まで |
SBIいきいき少短 | 11歳11か月まで |
表を見て分かるように0歳のみ加入可能なものから12歳まで加入可能なものまで幅広くあります。
ベッツファーストは特定のペット販売店で0歳のペットを購入するとペット保険が付帯しているというものです。
また、生れたときから加入可能な保険もあれば、生後45日とか60日以上でないと加入できない保険もあります。
これは犬や猫は生後間もない死亡率が非常に高いため、保険会社としてリスクを回避してるためです。
この表を見て12歳まで加入できると安心していると、加入しようとしたときには十分な補償の保険に加入できなくなる可能性もありますので気をつけましょう。
これらは新規加入の加入可能年齢であり、すでに加入済みの場合はこの年齢を超えても契約更新ができます。
年齢制限なしのペット保険は存在しない
残念ながら年齢制限を設けていないペット保険会社は存在しません。どの会社にも年齢制限があるので、加入する前にしっかりと確認するようにしましょう。
月々の保険料は高齢になればなるほど高額になります。そのうえ、既往症や病気持ちの場合ですと、加入の際に条件が課される場合もあります。
それだけではなく、そもそも加入することが出来ないといった事例や途中で契約の更新が断られたケースも存在します。
なのでペット保険に加入する場合は、病気や異常が現れてからではなく、できるだけ早く元気なうちから加入するようにしましょう。

年齢不明の野良犬・猫でもペット保険に加入できる?
ペットの生年月日は血統書やワクチン接種証明書などを見れば確認できると思いますが、中には里親として受け取った場合や、友人などから譲り受けた場合、生年月日や年齢が正確に分からない、ということもあるかと思います。
ペットの年齢がわからないけど、ペット保険に加入できるの?と不安に感じてしまうかもしれませんが、安心してください。ペットが年齢不明でも、ペットの年齢の調べ方があります。
ただ、飼い主さんが適当に付けた年齢や生年月日でいいのかというと、そういう訳ではなく、獣医さんから推定年齢を確認して、証明してもらう必要があります。
保険の契約の際には生年月日が必要になるので、獣医さんに推定年齢の判断をしてもらい、その範囲内で飼い主さんが誕生日を決めてあげるといいです。
保険に加入する場合、告知義務というものがあります。もし飼い主さんが適当に付けた生年月日が事実と異なると判断された場合、契約を解除されてしまったり、保険金を支払われなくなってしまう事もあります。
そのため、年齢不明のペットをペット保険に加入させたい場合は、必ず獣医さんに推定年齢を確認してもらい、証明してもらうようにしてください。

ペット保険の保険料はどのくらいなのか
高齢になるにつれて保険料は値上がりする?
ペット保険は基本的に1年契約であり、その後は契約更新を続けることになるのは前に説明したとおりです。
契約更新につれてペットの年齢も上がり、保険料がどうなるのかはあらかじめ知っておきたいところです。
そこで人気のワンちゃんであるトイプードルを例に挙げて、年齢と保険料の関係を見てみましょう。
入院日額限度額12,000円、通院日額限度額12,000円、手術1回100,000円、医療費の50%補償の場合、
年齢 | 月額保険料 |
---|---|
2歳 | 2,320円 |
5歳 | 3,120円 |
8歳 | 4,330円 |
11歳 | 6,200円 |
となります。
保険料は保険会社や契約内容によっとかなりの違いがありますので、加入するときにはいくつかの保険会社について比較検討することが大事です。
一定の年齢を超えれば値上がりなしのペット保険もある
ペット保険の中には、一定の年齢を超えると保険料が定額になるものもあります。FPCやアイペット損保がその一例にあたります。
どちらのペット保険も12歳以上は変動がないという特徴があり、FPCに関しては加齢による保険料の上昇は2回のみという魅力があります。
しかし、大型犬か小型犬、犬か猫でも内容が変わってくるのでしっかりとチェックしましょう。
補足1:年齢詐称はバレる?
ペット保険に加入する際に年齢を詐称した場合は必ずバレます。動物病院と契約情報の書類を比較すれば一目瞭然です。
このような虚偽の報告が故意であると判断された場合には、補償金はもちろん支払われません。そのうえすでに補償金を受け取っている場合でも全額返金を請求されます。
以上のようなことから年齢を詐称することは、告知義務違反に値するので必ずやめましょう。
しかし、そうはいっても野良出身で年齢がわからない、思い込みで年齢を誤って認識していたというケースはよくあります。
年齢が不明な場合は、近くの動物病院で推定年齢を確認することが出来るので加入する前に必ず確認しましょう。
飼い主の思い込みで誤って年齢を認識して書類を提出していた場合は、大幅な年齢詐称でなければ基本的には罰則を科されることはありません。
しかし、加入する前に不安な方は血統書・ワクチン接種証明書などに年齢が記載されているので確認するようにしましょう。
補足2:シニアの犬・猫は定期的な健康診断をしよう!
高齢のペットは人間同様定期的な健康診断が非常に重要になります。しかし、若くて元気だからといって定期的に診断しなくていいということではありません。
最低でも年に一度の健康診断の受けることが推奨されています。
小型・中型犬の1年は人間年齢の4年に相当します。大型犬に限っては7年に相当します。
このことから年に2回程度の健康診断をしても決して多いわけではないので、金銭的・時間的余裕のある方はできるだけ頻繁に健康診断を行うようにしましょう。
健康診断に関してはこちらで詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
補足:ペット保険は入るべき?必要性を解説!
ペット保険は手術費や入院費、通院費を保証してくれるので支払いに不安がある方は加入しておくことをおすすめします。
どれだけ飼い主が気を付けていようとも病気や怪我を負ってしまうことは多々あります。そのような際に加入しておけば、内容に沿った補償をしてくれるので非常に役立ちます。
その他にも治療の選択肢を増やすことが出来るというメリットもあります。
近年では医療技術が発達しているので、以前では薬でしか対処できなかった疾患に対しても現在では手術による処置が可能になりました。
そのような場合において、金銭的に費用の自己負担ができないばかりに十分な治療をしてあげられないのはとても残念なことです。
このような状況に陥らないためにも、どの保険が向いているのかなど各社しっかりと比較検討して加入することをおすすめします。
補足3:病気でもペット保険に加入できるの?
結論からいうと持病や既往歴があっても保険に加入することが出来ます。しかし、加入に際して条件が課されるケースがあります。
そのうえ、加入前の病気に関してはペット保険の補償対象外になります。
これらのことから病気や怪我をする前に健康的なうちからペット保険に加入することをおすすめします。
さらに詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
まとめ:高齢・年齢不明でもペット保険に加入できる!
ペット保険に加入できる年齢について解説しましたが、いかがでしたか。
今回の記事のポイントは
- ペット保険の加入可能な年齢の上限は保険会社によって異なり、本記事の例では8歳から16歳
- 高齢でも加入できる保険はあるが、条件付き契約となる可能性もある
- 年齢不明でも獣医から推定年齢の証明書をもらえば加入できる
- 保険料は若ければ1,000円から3,000円程度だが、年齢とともに数倍高くなる
でした。
ペットは自覚症状を言葉にしないため、初期の段階で安静にして回復を期待したり、初期の簡単な治療で完治を期待することが難しいです。
飼い主さんが気づいたときには重い症状になっていて、治療費も高額になってしまうことが少なくないでしょう。
また、高齢になれば持病や病歴のために条件付きの契約になることもあり、十分な補償の保険に加入できないこともあります。
したがって、ペット保険の加入を考えている方は可愛いペットが元気なうちに加入することをおススメします。
MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。
