ペット保険の加入条件は?犬猫の保険料や補償内容、更新条件を解説!

ペット保険の加入条件は?犬猫の保険料や補償内容、更新条件を解説!-サムネイル画像

ペット保険の加入を検討する際、加入条件について気になります。どのような種類のペットが加入できるのか、加入に年齢制限はあるのか、病気を患っていても加入できるのか、など気になる点が多いです。アニコムや楽天のペット保険を例に挙げ、加入条件や、更新について解説します。

確認しておこう!ペット保険の加入条件

ペットを飼育しているご家庭で、ペット保険に加入している割合は約10%以下と高くありません。


しかし、加入率は年々増加していると言われています。人への医療が日々進化しているように動物医療も進化していて、ペットも長寿になっています。


そこで必要になってくるのがペット保険です。しかし、ペット保険と言っても国内に約15社あり、加入条件、補償内容など実に様々です。


そうなると、どのペット保険を選べばよいのか非常に迷いますよね。


そこで今回のこの記事では、ペット保険の加入条件について

  • ペット保険の加入条件って?
  • ペット保険の更新は何に注意したら良いの?
  • ペット保険に加入した場合の保険料と補償内容は?
以上の事を中心に説明します。

この記事を読んでいただけたらペット保険の加入条件についてよく分かり、ペット保険を選ぶ手助けになると思います。


ぜひ最後までご覧ください。

加入条件は?ペット保険に加入できないことがある

ペット保険を申し込む場合、人間の任意保険(医療保険・がん保険等)と同じく加入条件が設けられています。


概ね次のような加入条件が設定されています。

  1. 新規契約はペットの年齢制限(上限満8歳~満12歳と差あり)が存在する
  2. ペットに特定の持病・傷病歴がないこと
「2」の特定の持病・傷病歴に関して保険会社で差異はあるものの、次の疾病が主に該当します。
  • 悪性がん
  • 糖尿病
  • 肝硬変
  • 甲状腺疾患
  • 脳・神経疾患
  • フィラリア感染症
  • クッシング症候群
  • アジソン病
  • 腎不全
  • 心疾患
  • 免疫介在性溶血性貧血
  • 椎間板ヘルニア等
人間にとっても深刻な事態となる病気は、やはりペットの場合も同様に加入が困難となります。

病気でもペット保険に加入できることがある!?

ペットに持病や傷病歴があるからと言って、どんな病気の場合も加入が困難になるわけではありません。


病気であることを正直に告知すれば、その病気・部位について補償対象外とすることを加入条件とし、引き受けが認められる可能性もあります。


保険会社によって差異はあるものの、条件付きで引き受けの可能性のある疾病は主に次の通りです。

  • 股関節形成不全
  • 膝蓋骨脱臼
  • 緑内障
  • 白内障
  • 尿結石
  • 膀胱炎
  • 痙攣発作
  • アレルギー性またはアトピー性皮膚炎
  • 慢性外耳炎
  • 胆石症等
人間の場合と同様、ペットの場合も命の危険があるような病気と言えないならば、加入は認められることがあります。

しかし、これらの病気であることを告知しないと、治療費等が補償されなかったり、最悪の場合には保険会社側から契約を解除されたりすることもあります。

ペット保険に加入できる動物は限られている?

ペットであるならどんな動物でも、ペット保険に加入できるというわけではありません。


犬・猫のみを補償対象とする商品もあれば、犬・猫の他にフェレットやハムスター等を補償対象とする商品もあります。


犬に関しては、身体の大きさを「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに区分、加入へ制約を設けている保険会社があります。


また、契約時のペットの体重で前述した3つのどれかに分ける保険会社もあります。一方、猫に関して体重等の条件が適用されることは稀なケースと言えます。


ペット保険の加入条件はそれぞれ異なっています。申込前に、必ず取得したパンフレットや約款等でチェックしましょう。

ペット保険は加入できる年齢に制限がある

ペット保険へ申し込む際、気を付けなければいけないのは「年齢制限」です。こちらでは各保険会社の年齢による加入条件を取り上げます。下表を参考にしてください。

保険会社年齢による加入条件
Ax社~12歳11か月まで
I社~満8歳まで
S社生後2か月~11歳11か月
Au社~10歳まで
PM社生後30日以上~8歳11か月まで
R社~10歳11ヵ月まで

新規契約の場合、概ね年齢制限は8歳~12歳までとなっています。


ただし、この年齢に達すると契約が終了するわけではありません。継続契約する場合は年齢制限無しとなるペット保険が多いです。

ペットの年齢がわからない場合は?

ペット保険へ加入するにはペットの年齢申告が必要です。ただし、正確な年齢がわからなくても自己申告の記入でOKです。


とはいえ、保険料はペットの年齢によって違いますので、いい加減な申告はやはりトラブルの元です。


そんなことの無いように「推定年齢」の確認が大切です。この確認は動物病院で行うことができます。


獣医師は主に次のような点をチェックして、推定年齢を割り出します。

  • 歯のすり減り方・汚れ具合
  • 歯ぐきの状態
  • 歯の病気の有無
  • 毛のツヤ
  • 顔つきや体つき等

何月何日に誕生したとまでは断定は難しいですが、何年に生まれたかは推定できます。ペット保険へ加入の際、保険会社もその点は考慮してくれます。


例えば、推定の生年月まで判明するなら月の1日付で記入OK、または自宅に迎え入れた日等を生年月日として認めてくれる保険会社もあります。

ペット保険に加入する際に必要なこととは

ペット保険へどんな動物も加入できるわけではありません。犬や猫といった動物の種類の違いはもちろんですが、保険会社の決めた加入条件へ合致する必要があります。


こちらでは

  • ペット保険申込に必要なペットの加入条件
  • 加入時に提出する必要書類

について解説します。

ペット保険加入で予防接種や健康診断の受診が必要な場合も

ペット保険で気になるのは予防接種や健康診断をした後でなければ、申し込めないのかという点です。


予防接種は加入条件か?

ほとんどのペット保険では予防接種をしていなくても加入できます。ただし、加入後ペットがワクチン接種で予防できた病気に罹患したというケースも考えられます。


このようなケースの診療費については、加入していても保障の下りない場合があります。そのため、加入条件の有無にかかわらず予防接種は行っておいた方が無難です。


健康診断は加入条件か?

こちらの場合も保険加入に際して、健康診断を受ける必要はありません。飼い主からの告知でペットの健康状態等を把握し、審査することになります。


ただし、補償開始前に発症した傷病があるケースでは引き受け可否の判断を行う目的で、保険会社から「健康診断書」「完治証明書」等の提出が求められる場合もあります。

ペット保険の加入時に提出する書類は?

ペット保険の加入時には提出する書類があります。ただし、郵送やインターネット申込の場合で若干提出書類は異なってきます。


郵送申込の際の提出書類

当然書面による申し込みとなります。主に次の書類が必要です。

  • 加入申込書:契約者氏名や住所、ペットの種類・年齢、希望プラン・保険料の払い込み方法等の記載
  • 告知書:ペットの健康状態を正確かつ正直に記載
  • 同意書:保険契約内容に同意した旨の書類
  • ペットの写真
  • (必要な場合)健康診断書


インターネット申込の際の提出書類

紙面による書類は必要とならないケースが多いです。あくまで画面入力で手続きを進めます。ただし、次の情報の入力・提出が必要です。

  • クレジットカード情報:インターネット申込のほとんどはクレジットカード払のみの対応となる。入力画面に情報を正確に入力。
  • ペットの写真:写真を貼付して送信する。郵送でも対応可能。

保険会社によって提出方法や書類は異なります。不明な点は電話等で保険会社のお客様センターへ確認しましょう。

ペット保険の更新条件にも注意しよう!

ペット保険へ無事加入できたらずっと安心、というわけにはいきません。ペット保険の更新条件のチェックも大切です。


更新時期が迫ってからどうすべきかをいろいろ考えるのではなく、事前に更新期間や継続の条件を確認しておきましょう。


更新のパターンは主に次の4つが考えられます。

  • 無条件更新:そのまま更新可能。飼い主側から契約終了の意思を示さない限り自動更新。
  • 条件付更新:更新は可能ではあるものの、通院の回数等に関して飼い主側へ不利な条件となる場合もある。
  • 更新のたびに審査:以前の保険期間内に払い込んだ保険料、病気等での受診状況によって更新の有無を判断。
  • 更新不可:ペットの治療の際に受け取った補償金額が上限へ達していた場合。

こちらではペット保険加入中、ペットが病気となった際の更新について解説します。

ペット保険加入中、病気になった場合はどうなるか

ペット保険加入中、ペットが病気となった際は更新困難となる場合もあります。


困難となるケースとして前述した「条件付更新」「更新のたびに審査」「更新不可」が該当します。


条件付更新の場合、病気自体は止むを得ないものの、同一の病気を治療し続け治らないまま更新した場合、通院などの限度回数がリセットされなくないケースもあります。


契約自体は継続しますが、補償内容の制約が想定されます。


また、更新のたびに審査する場合は、ペット保険の利用で、保険会社が頻繁に補償金の請求される事態を警戒し、審査で更新不可とされることもあります。


更新不可は補償金額が上限へ達し、即座に打ち切りとなるケースです。更新の度に補償上限がリセットできるペット保険なら問題ないものの、各ペット保険の内容によります。

ペット保険に加入する最適なタイミングとは

ペット保険にはなるべく若いうちから加入することがおすすめです。「1歳未満」が加入に最適な年齢と言えるでしょう。


たしかに1歳未満のペットなら、病気やケガのリスクはさほどありません。ただし、異物誤飲事故には要注意です。異物誤飲に関する治療はペット保険の補償対象です。


しかし、加入していないと自費で50万円近い費用がかかる可能性もあります。そのため、ペットのまだ小さい内に十分な備えを行う方が無難です。

まとめ

ペット保険の加入条件について解説してきましたが、いかがでしたか。


今回は

  • ペット保険の新規契約にはペットの年齢制限が存在する
  • ペットに特定の持病・傷病歴があると加入は難しくなる
  • ペットであるならどんな動物でも、ペット保険に加入できるわけではない
  • ペット保険の加入には、予防接種や健康診断の受診は原則不要
  • ペットが病気となった際、契約更新が困難となる場合もある
でした。

ペット保険は、ペットの病気やケガの治療費をサポートする頼もしい保険商品です。しかし、加入条件等は各商品によって違いがあります。

そのため、加入条件・補償内容を良くチェックし、納得の上で保険の申し込みを行いましょう。

ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

ランキング