ハムスターにペット保険は必要?おすすめの人気ペット保険を徹底解説!【2024年最新版】のサムネイル画像
記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

この記事の目次

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ハムスターがペット保険に加入する必要性は?

すぐに保険商品について確認したい方はこちらから確認できます。

保険会社商品名
SBIプリズム少額短期保険
プリズムコール®️
ハムスターは犬や猫と比べても安価で飼いやすいため、ペットとして人気があります。小さくて愛らしい姿に癒される人が多いようですね。

そんなハムスターがケガをしたり病気をしたりした時のために、ペット保険への加入を検討している人もいるでしょう。

しかし、ハムスターがペット保険に加入する必要はあるのでしょうか。
  • ハムスターがペット保険に加入するメリット
  • ハムスターがペット保険に加入するデメリット
について解説していきます。

ハムスターがペット保険に加入するメリット

ペット保険に加入することのメリットは、

  • 治療費が備えられる
  • 治療の幅を広げることができる
  • 病院に行くハードルが下がる
ペット保険に加入すると、治療費用の一部が保険会社から補償されるため、治療費を備えることができます

ハムスターは骨折や腫瘍、皮膚のトラブルを起こしやすく、手術となれば2〜3万円かかることもあります。

ペットの医療は自由診療のため、思いもよらないほどの費用がかかる可能性も当然あります。

ペット保険に加入していればこの費用の一部が補償されるため、「お金がなくて治療を受けさせてあげられない」という選択を避けることができるでしょう。

また、治療費用の一部が補償されるということは、より高額な治療を受けさせてあげられるなど、治療の選択肢の幅を広げられることにも繋がりますね。

さらにペット保険に加入していれば、些細な気になることでも病院に通いやすくなることもメリットと言えます。 

ハムスターがペット保険に加入するデメリット

ペット保険への加入にメリットがある一方で、デメリットも存在します。

  • 掛け捨てのため貯蓄性がない
  • 全ての治療が補償されるわけではない
ペット保険は掛け捨てのため貯蓄性がありません。

さらに全ての治療が補償されるわけではありませんので、保険に加入していても保険が利用できない場合もあります。

ペット保険に加入する場合には、どんな治療が補償対象外となるのか、をしっかり理解して加入をしましょう。

保険を使おうと思ったのに補償対象外の治療であったり、そもそも保険を利用する機会がなければ、ペット保険に加入していても、支払っている保険料がもったいなく、損に感じることがデメリットになるでしょう。

しかし、ハムスターは病気やケガで弱っている姿を見せない習性があり、異変に気づいた時には手術など大きな治療が必要になるケースがあります。

ハムスターは自然界では常に捕食対象として狙われている立場にあります。そのため、弱った姿を見せてしまうとより狙われやすくなるため、ペットとして飼育されているハムスターも本能的に、弱っている姿を見せないのです。

些細な異変に気づいたらすぐに通院をして診てもらうことが、ハムスターと少しでも長く一緒に生活をする秘訣であることは間違いありません。

あらかじめペット保険に加入することで、ためらいなく病院に通うことができたり、突発的な治療にも備えることができるため、ハムスターにもペット保険が必要と言えるのではないでしょうか。

ハムスターにおすすめの人気ペット保険を徹底解説!


ハムスターが加入できるペット保険はこの1つのみです。(※Webから加入できる保険のみを紹介しています。)

保険会社商品名
SBIプリズム少額短期保険
プリズムコール®️

日本でペット保険を取り扱っている保険会社は20社程度ありますが、ほとんどの保険会社ではハムスターの保険を取り扱っていません。※


その中で、ハムスターの保険を取り扱っている保険会社はSBIプリズム少短のみです。


保険料はプランや保障内容によって大きく異なってくるため注意が必要です。保障内容と保険料を検討したうえで、ご自身で判断することをおすすめいたします。


※ペットショップでのみ加入できる保険はいくつか存在します。

SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」の特長、メリット・デメリット

SBIプリズム少額短期保険株式会社「プリズムコール®︎」は、保障割合が100%であることと年齢が上がっても保険料が一切変わらないことが特長のペット保険です。


「プリズムコール®︎」のメリット

  • 保障割合が100%
  • 保険料が変わらない
(※今後の商品改定等により保険料や保障内容が変更となる可能性があります。)

「プリズムコール®︎」のメリットは、保障割合が100%であることと年齢が上がっても保険料が一切変わらないことです。

高齢になるにつれて病気に罹ることも増えていきますので、保障割合が100%であることや保険料がずっと同じことは有り難いですよね。

また「プリズムコール®︎」には「オレンジプランII」「グリーンプランII」「ホワイトプランII」の3種類のプランがあり、ニーズに沿ったプラン内容を選ぶことができます。

「プリズムコール®︎」のデメリット
  • 保険の更新に年齢制限がある
満2歳未満までのハムスターが加入できますが、保障期間が生後30日から満2歳未満までと短期になる点が唯一のデメリットとなります。

SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」のプラン別の保障内容

プリズムコール®︎」には3つのプランが用意されています。

各プランごとの保障内容は下記一覧の通りです。
グリーンプランIIオレンジプランIIホワイトプランII
加入年齢満2歳未満まで満2歳未満まで満2歳未満まで
入院補償限度額/年間日数10,000円/60日8,000円/30日10,000円/30日
通院補償限度額/年間日数5,000円/60日4,000円/30日保障されません
手術補償限度額/年間回数90,000円/2回60,000円/2回150,000円/2回

※詳しい保障内容につきましては、重要事項説明書をご確認ください。

SBIプリズム少短「プリズムコール®︎」のプラン別の保険料

それぞれのプランの保険料は下記のグラフの通りです。




大きな手術や入院に最低限備えたいという方は保険料が一番安いホワイトプランⅡ、しっかり備えたいという方はグリーンプランⅡ、バランス良く備えたいという方はオレンジプランⅡがおすすめです。


些細な異変でもためらいなく通院できるように、通院保障がついているオレンジプランⅡかグリーンプランⅡが良いのではないでしょうか。


プリズムコール®︎の資料請求・申込みをしたい方は以下のボタンからどうぞ。

「プリズムコール®︎」の資料請求・申込みをする

ハムスターがかかりやすい病気やケガ、治療費は?


ハムスターを飼う際にペット保険に加入する必要があるのか否か、という問題は、ハムスターを飼う時にいくら費用がかかるのか、といった問題に帰着します。


ハムスターを入れるケージや餌代の他にも、ハムスターの平均寿命、病気になった時の治療費なども考えなければなりません。


以下では、この4項目について解説していきます。

  • ハムスターにかかりやすい病気やケガ
  • 治療費用
  • ハムスターの平均寿命
  • 病気にさせないための健康管理

小動物であるハムスターの病気やケガとは

ハムスターのケガや病気の主なものは次の7つです。
  1. 骨折
  2. 腫瘍
  3. ニキビダニ
  4. ウェットテイル
  5. 不正咬合
  6. 頰袋脱
  7. 頬袋の炎症・膿瘍
それぞれ詳しく説明します。

骨折

ハムスターの骨はもろく、よじ登ったケージの金網から落下したり、回し車に挟まったりしただけでも骨折してしまいます。


骨折をすると、足を引きずっていたり、手足が動かなくなったりしますので、気が付いたらすぐに獣医に診せることが必要です。


腫瘍

ハムスターは腫瘍に罹りやすいといわれています。


腫瘍には良性のものと悪性のものとがあり、特に悪性のものを癌と呼びます。


腫瘍に罹る原因としては遺伝的な要因、食事などの環境的な要因、さらには年齢による要因が考えられています。


症状としては食欲不振による衰弱、黄疸などがあり、治療方法としては外科的手術や投薬によるものがあります。


ニキビダニ

ニキビダニは、ハムスターに限らず、人間を含めた動物の体に普通に付着しているダニの一種です。


付着している個体が通常の状態であれば問題ないのですが、ストレスなどの原因によって免疫力が低下すると、ハムスターの場合、お尻から腰、もしくは首から背中にかけて脱毛する症状が現れます。


治療方法としては注射や投薬によるニキビダニの駆除と、ダニの発生を抑えるための清潔な環境の保持、といったものがあります。


ウエットテイル

ハムスターが下痢をすることで、お尻から尻尾にかけて常に濡れた状態になることをいいます。


ストレスや細菌、寄生虫によるものなど、いくつかの要因が重なって発症する病気です。


ウエットテイルに罹ると下痢が続くことによる脱水症状を引き起こします。また食欲不振による衰弱、さらには腸閉塞などの合併症を発症することもあり、非常に危険な病気です。


症状があった場合にはすぐに獣医師に診せることが必要です。


不正咬合

通常、ハムスターの歯はペレットほどの硬さの食物を食べることで磨かれ、正常な形を保つのですが、硬いものをかじったり、外部から強い衝撃を加えられたりすることで、歯の生え方がいびつになってしまいます。


また、やわらかい食物を食べ過ぎることで歯が長く伸びすぎてしまうこともあります。


このように、歯の形が異常になることで、口の中を傷つけたり、食事が食べられなくなったりする病気を不正咬合と呼びます。


治療法としては歯を切ることがあげられます。一度不正咬合になると定期的に歯を切らなければならないこととなるので注意が必要です。


特に金網のケージで飼育している場合には、金網をかじることで不正咬合になりやすいといわれているため、水槽型のケージに変えるなどの対策をおすすめします。


頬袋脱

ハムスターには食物を持ち運ぶための袋が口中の左右についています。


この袋は頬袋と呼ばれ、外で見つけた食物を巣に持ち替えるためにあるといわれています。


頬袋脱とは頬袋が口の中からはみ出てしまう病気です。腫瘍や食べた食物の刺激による粘膜の炎症が原因とされていて、治療法としては頬袋を口中の正常な位置に戻すことや手術によって頬袋を切除することなどがあります。


なお、頬袋は切除されても再生します。ただ、頬袋脱が起きて時間が経ってしまうと治療が難しくなります。


この点で、頬袋脱を発症した場合、ハムスターは自ら外に飛び出た頬袋を口の中にしまい込んでしまうので、日頃から注意をして観察しなければなりません。


頬袋の炎症・膿瘍

頬袋の中に詰めた食物によって頬袋が傷つくことで、頬袋が炎症を起こし腫れあがり膿がたまってしまう病気です。

食物がとがっていたり、硬かったりすると発症することが多いので、注意が必要です。


治療方法としては、切開手術によって膿を出したり、抗生物質の投与によるものなどがあります。

ハムスターがペット保険に入っていない場合の治療費は?

ハムスターの治療費は動物病院によっても異なりますが、目安としては次の金額となります。
  1. 初診料:500円~2,000円
  2. 夜間診察料:3,000円~10,000円
  3. 検査料:500円~2,500円
  4. 手術料:5,000円~25,000円

ペット保険に加入している場合には、これらの治療費が保険金額を限度として支払われますので、治療費用によっては自己負担が発生することがありません。

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ハムスターの平均寿命は何年?

ハムスターの平均寿命は2~3年です。種類によっては1年半というものもいます。

飼い始めて2年を過ぎると、体に異常が起きていることが目に見えてきます。あまり動かなくなったり、食欲が減ったりするのです。


動物病院で診てもらって元気になるのであればよいのですが、寿命がきているのであればそっとしておいてあげる、というのも選択肢の1つかもしれません。

大切なハムスターを病気にしないために健康管理を心がけよう

ハムスターの平均寿命はわずか2~3年です。その短い期間を元気に過ごさせてあげたい、とは誰でも思うものでしょう。

そこで、ハムスターの健康管理をするうえで注意すべき点をまとめました。


毛並みと毛艶の確認

毛並みが悪くなったり、毛艶がなくなってきた場合には、病気を疑いましょう。また、ケージの中が汚れていたり、ストレスや老化が原因であることもあります。


耳や鼻の汚れ

耳や鼻が汚れている場合には、アレルギー性皮膚炎や外耳炎、またはアレルギー性鼻炎や風邪などに罹っているおそれがあります。


瞳や目の周りの確認

目が赤くなっている場合、アレルギー性皮膚炎の可能性があります。


また、目から血が出ている場合には結膜炎が、目が変形している場合には眼球突出の可能性があります。


尻尾が排泄物で汚れていないか

尻尾が汚れている場合にはウエットテイルや膀胱炎の可能性があります。


食欲や運動の様子

食欲がないまたは逆にありすぎる場合にも風邪や肥満症などの病気をしている可能性があります。


また、歩き方がおかしかったり、背中が曲がったりしている場合には、骨折や老化などを疑いましょう。


体重

体重が減ってきた場合には、肝臓病、細菌性腸炎、老化などが原因と考えられます。


定期的に体重を計り、体調の変化に注意しましょう。


体を触り、しこりがないかを確認

体にしこりができた場合には悪性腫瘍が疑われます。そうでなければ、膿がたまる膿瘍の可能性があります。


いずれにしても、体にしこりがないかを確認することはハムスターの健康管理をするうえで大切です。


爪や歯が伸びていないか

爪が伸びている場合、過長爪という病気が疑われます。


これは老化や栄養バランスが悪いと起きる病気で、そのままにしておくと指を骨折することがあります。


また、歯が長い場合は不正咬合による過長歯という病気が疑われます。


上に書いてきたことを毎日定期的にチェックすることで、ハムスターの健康管理に役立ててください。

ハムスターのペット保険の選び方のポイント


ここまでハムスターの病気などについて見てきましたが、ハムスターのペット保険のプランを選ぶ際のポイントはどのようなところにあるのでしょうか。


以下ではペット保険選びのポイントについて解説していきます。

病院に定期的に通えるためにも通院保障があるプランだと安心

ハムスターは病気やケガを隠す習性がある小動物です。


大きな異変が見つかった時には、手術が必要な状態になっていたり、治療ができない状態にまで進行してしまっているなんてことが起きかねません。


そのため、日頃からハムスターの様子をよく観察し、些細なことでも気になることがあれば、すぐに通院して動物病院で診てもらうことが、長くハムスターと生活していく秘訣となります。


少しでも気になることがあれば通院できるように、また長期の通院に備えるためにも「通院保障」がついていればためらいなく通院することができるでしょう。


また、保険はいくらでも無限に貰えるものではなく「保障限度額」があります。これは、「入院・通院・手術」にそれぞれ決められています。


この限度額はプランによって異なります。支払う保険料の兼ね合いも含めきちんと確認しましょう。

プランに迷ったら資料請求や口コミを参考にするのもおすすめ

保険を検討する際には、まずHPなどで保障内容等を比較すると思います。また、実際に加入している人の口コミを参考に決めるという人も多くいます。


ペット保険についてはインターネットで検索してみると口コミサイトや比較サイトが多数あります。


もちろん口コミだけでは、実際に自分の飼っているペットに合っているのか判断が難しいこともあります。


まずは、口コミを参考に気になった保険の資料を請求してみるのもおすすめです。

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ペット保険の注意点!


ペット保険にはいくつか注意点があります。

この項では

  • 補償対象外の治療もある
  • 病気になってからでは加入できない
この2点について解説していきます。

補償対象外の治療もある

ペット保険では、全ての治療や傷病が補償されるわけではありません。健康体に施す処置や、予防のための治療は補償対象外です。


例えばハムスターの爪切り、健康診断ともに保障の対象となっていません。


爪切りについては、保険制度を運営する上でケガや病気とされていませんし、健康診断も免責となっている検査の1つと考えられているので保障されないこととなっているのです。


このことはハムスターに限らず、ペット保険が適用される動物すべてにあてはまります。

病気になってからでは加入できない

何かしら通院をしてからや、病気になってから加入を検討する方もいらっしゃいますが、残念ながら保険が必要になってからでは無条件では加入ができない可能性が非常に高くなります。 


ペット保険加入前からの通院内容や、疑いのある内容に関しては、補償対象外として加入が認められるか、もしくは、加入自体をお断りされる可能性が非常に高いです。


ペット保険の加入条件には健康体であることが挙げられるため、保険が必要になってからの検討では遅く、希望する保険にご加入できないかもしれません。


そのため、健康なうちから保険を検討することが必要と言えます。

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まとめ:ハムスターのペット保険はしっかりと検討を!

いかがでしたか。

ハムスターを飼う場合のペット保険に加入する必要性と選択する保険会社について解説してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、次の5点です。

  1. ハムスターはペット保険に加入する必要がある
  2. SBIプリズム少短の「プリズムコール®︎」の保険料や特長、メリット・デメリット
  3. ハムスターの病気には様々な種類のものがあり、健康管理に注意することが必要
  4. 病気になったらすぐに獣医師に診てもらうことが必要
  5. ハムスターの平均寿命は2~3年 

ハムスターを飼っているけど、ペット保険への加入はどうしようか、と悩んでいる方は、上のポイントを参考にしてみてください。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。


記事モデル:梶山金太/ハムスターのいる生活

募集文書番号:JACAP202300003