犬や猫のペット保険には緑内障にかかっていても加入できる?

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緑内障は、犬、猫ともにかかりやすい目の病気です。そして緑内障にかかっている場合でも、ペット保険に加入できることはあります。しかし条件も必要になり、判断もペット保険会社ごとに異なります。この記事では緑内障の症状や治療費、予防法などについても解説します。

内容をまとめると

  1. 緑内障と診断されてもペット保険に加入できる場合はある
  2. しかし緑内障にかかる治療費については補償されない
  3. ペット保険には健康な若いうちに加入することが重要!

犬や猫が緑内障にかかっていてもペット保険に加入できる?

記事モデル:夏彦(@natsuhiko0407)

※記事モデルは緑内障ではございません。


緑内障にかかってしまうのはヒトだけではなく、犬、猫もかかります。


ご自分のペットが緑内障にかかっても、その治療にペット保険が適用されれば安心ですよね。


しかし、実際に緑内障にかかってからペット保険に加入することは難しい場合がほとんどです。


ただ、条件をつければペット保険に加入できる場合もあります


そこで今回「MOFFME」では、

  • 緑内障にかかっていてもペット保険へ加入可能なケース
  • 緑内障をペット保険の補償対象にするためには
  • 緑内障とは何か?
  • 緑内障の治療・治療費・予防法
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読めば緑内障の知識と、罹患してもペット保険へ加入可能な場合を知ることができます。

ぜひ、最後までご覧ください。

また、MOFFMEでは「ペット保険のランキング」についても紹介しています。気になる方は一緒にお読みください。

犬や猫が緑内障と診断されてもペット保険に加入できる条件とは?


        

ペットが既に緑内障を発症し、ペット保険に加入できるか心配な飼い主さんもいることでしょう。


ペット保険を申し込むときの告知書に、緑内障などの既往症がある場合はそのことを書かなければなりません。


それでも保険会社がペット保険を引き受けるかどうかは、保険会社の判断になりますが、一般には引き受け拒否されるか、条件付き契約かになります。


条件付き契約とは、緑内障や眼の治療を補償対象外とすることを条件にペット保険へ加入することです。


つまり、緑内障などの目の病気の治療費は補償をしませんが、他の病気の治療費であれば補償してくれます。


これが「特定部位不担保」『特定疾病不担保」と呼ばれる条件付き契約です。


特定部位不担保や特定疾病不担保でもペット保険を契約したいときは、保険会社に相談してみましょう。


ペット保険の加入前の告知義務や内容については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は参考にしてください。

緑内障をペット保険の補償対象にするには?

緑内障はペットがかかりやすい病気の1つです。


特に6歳を超えたあたりから発症しやすくなります


既に述べたように、緑内障にかかってからもペット保険に加入することは可能な場合もありますが、緑内障の治療費は補償されません


したがってどの病気にも同じことが言えますが、緑内障などの病気にかかりやすく年齢になる前にペット保険に加入することが重要なのです


多くのペット保険が緑内障の治療費を補償対象にしているので、できるだけ若いうちにペット保険には加入しておきましょう。


以下のボタンでペット保険に関する相談を受け付けていますので、気になる方はぜひご活用ください。

犬や猫に多い緑内障はどんな病気なのか

ペットの緑内障と言われても、なかなかピンとこない飼い主さんはいるかもしれませんね。


失明してしまうのではと、慌ててしまうことがあるかもしれません。


こちらでは

  • 緑内障の原因、症状とは?
  • 緑内障にかかりやすい犬種、猫種があるのか?
について解説します。

緑内障の症状は?原因は遺伝もある!?

緑内障は眼圧(眼球の中の水圧)が上昇することによって視神経を圧迫し、視覚障害を起こす病気です。


残念ながら症状が進行すれば、視力を失う恐れがあります。


しかし、この症状を発症したからと言っていきなり失明するわけではありません。眼圧の上昇を抑えることにより、目の障害を抑えることができます。


緑内障の原因

緑内障の原因は遺伝的なものと後天的な病気によるもの2つが考えられます。

  • 原発性緑内障遺伝的な原因があり目の構造の異常で発症する緑内障
  • 続発性緑内障眼圧が上昇する眼の病気にかかったことが原因の緑内障。ぶどう膜炎、水晶体脱臼、眼内腫瘍等が該当

緑内障の症状

緑内障が疑われる症状は主に次の3つです。

  • ペットの目が普段より大きく見える
  • 目を痛そうに瞬きする
  • 眼の充血等
これらの症状があるとペットの視野が狭くなったり、視力の異常が起きていたりすることも考えられます。

眼科と皮膚科が併設されているこんどう動物病院のサイトで、ペットの緑内障について詳しく記載されているので一度確認してみてはいかがでしょうか。

緑内障にかかりやすい犬・猫の種類を紹介

では、緑内障を発症しやすい犬種や猫種は存在するのでしょうか?


次のような犬・猫がリスクの高い品種と言えます。

  • 犬種:北極圏原産の品種であるシベリアン・ハスキーや秋田犬、サモエド等、柴犬、スパニエル種、トイ種等
  • 猫種:取り立てて緑内障を発症しやすい種類はいないものの、6歳以上の高齢猫が多い
猫の場合は、特にその発症リスクの高い品種はないようです。

しかし、ペルシャ猫のように顔の構造として目が飛び出している品種は存在します。

この品種の場合、ドライアイとなって角膜が傷つきやすいというリスクがあります。

緑内障の治療方法や治療費・予防法を紹介!

記事モデル:夏彦ちゃん

先ほど解説した通り、眼球の中の水が適切に排出されず、過度に水が溜まり眼圧が高くなることで緑内障になります。


目の構造は、眼球の中で水が産生され、他方でその水が外に排出され眼圧を一定に保持する仕組みになっているからです。


したがって、緑内障の初期の治療は、水の産生を少なくするか、水の排出を良くし、眼圧を下げるようにします。


緑内障の治療法は、

  • 点眼薬により、水の産生を抑えたり、水の排出をよくする方法
  • 外科手術により、水を産生するところを凝固させ、水の産生を少なくする方法

があります。


これらはいずれもまだ視力がある段階の治療方法ですが、残念ながら視力をなくした場合は、義眼を入れるという方法があります。


そのままにしておくと痛みが残りますし、かといって眼球を除去したままだと可愛いペットの顔立ちが変わってしまいますので、義眼を入れて見た目を良くします。

ペット保険加入している場合と未加入の場合の治療費

ペットの失明を回避するため、緑内障にかかったなと思うときは速やかに治療を受けたいものです。


そこで、治療費の事例をあげれば次のようになります。

  • 治療するペット:柴犬5歳(体重11kg)
  • 入院・手術(4泊5日):約17万円
  • 通院(6日):約7万円
ペット保険に加入していない場合は、合計約24万円全額自己負担となります。

次に、ペット保険に加入していた場合の治療費支払割合を解説します。

ペット保険が50%補償か70%補償かで、支払割合や保険料もそれぞれ異なります。

50%補償のペット保険の場合

事例の場合なら、自己負担となった約24万円の費用が12万円にまで減額されます。保険料を抑えたい飼い主さん向きです。

しかし、基本的な手術治療、入院治療等の補償内容は充実しています。ペットの年齢が上がっても、無理のない負担で長くペット保険を継続できます。

上記の事例の場合ならば、月払保険料は3,000~4,500円程度です。

70%補償のペット保険の場合

上記の事例の場合なら、自己負担となった約24万円の費用が7万円にまで減額されます。

やや保険料は高めになりますが、手術治療、入院治療の他、通院治療も手厚い補償内容になっています。

上記の事例のペットの場合ならば、月払保険料は4,500~5,500円程度です。 

ただし、免責金額があるペット保険を選択した場合は自己負担学がこれよりも多くなります。免責金額について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

緑内障は予防できる?異変があったらすぐに病院へ!

緑内障を予防するためには、早期発見が1番重要です。


早期に発見されれば点眼薬などの軽い治療で済むことになります。


緑内障を早期発見するためには、

  • 日々の観察
  • 定期的な健康診断

の2点が重要です。


緑内障の症状は、目が大きくなる、目が赤くなる、目を痛がるなどであり、日ごろからワンちゃんやネコちゃんの眼の状態や行動をよく観察してあげましょう。


以前には見られなかった目の異変を感じたときには、すぐに動物病院に行きましょう。


とはいうものの飼い主さんの観察による早期発見は難しいので、定期検診という方法があります。


緑内障を発症しやすい犬種のワンちゃんの場合は、1年に数回、3,4か月に1回の割合で定期的に緑内障の検査を受けることがことが予防につながります。


ただし、予防検診はペット保険が適用にならない場合がほとんどですので留意しましょう。

まとめ:緑内障にかかっていてもペット保険に加入できるか

緑内障にかかってもペット保険に加入できるかについて解説しましたが、いかがでしたか。


今回に記事のポイントは

  • 緑内障にかかっていてもペット保険に加入できることはある
  • しかし、緑内障治療にかかった費用は補償対象にはならない
  • 緑内障の症状は目が大きくなる、目が赤くなる、目を痛がるなど
  • 柴犬などの緑内障にかかりやすい犬に目の異常が見られたらすぐ動物病院へ
  • 緑内障に気づくことは難しいので、定期診断を受けることも重要
  • 緑内障の治療費は20万円以上の高額になる場合もある
  • 緑内障の治療費を補償してもらうために、若いうちにペット保険に加入することがおすすめ

以上でした。


家族同然のワンちゃんやネコちゃんが治癒不能な病気になってしまってはいたたまれません。


そうならないようにまずは毎日の観察とできれば年数回の緑内障検査を受けるようにすれば安心です。


また、ペット保険に加入していないと治療費は高額になりますので、健康なうちからペット保険に加入しておくとことも考えておきたいものです。


MOFFMEでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「MOFFME」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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