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犬はベーコンを食べれるのでしょうか?犬が餌・おやつにベーコンを食べてしまった場合、食中毒や高カロリーによる肥満、アレルギーの恐れがあり危険です。また犬がベーコンを誤食した際の対処法も気になりますよね。この記事では犬とベーコンについて詳しく解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬がベーコンを食べていい?誤食の際の対処法も徹底解説!

ベーコンといえば肉ですが、香ばしい匂いと脂の旨味が感じられて好きな方も多いのではないでしょうか。


当然ながら、犬もベーコンの匂いには強く興味を示します


犬のおやつや玩具などにも、ベーコンフレーバーという犬の嗅覚を唆る物がありますが、果たして犬は、ベーコンそのものを食べる事はできるのでしょうか?


今回「MOFFME」では、

  • 犬がベーコンを食べるのはダメ!4つの危険性を徹底解説!
  • 犬がベーコンを食べてしまった!誤食の際の対処法を徹底解説!
  • 補足:犬はベーコン以外にソーセージ等の加工品も食べちゃダメ?
以上の内容を詳しく解説していきます。

私達が普段何気なく食べているベーコンについて、意外な事も分かりますので、是非最後までご覧ください。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

犬がベーコンを食べるのはダメ!4つの危険性を徹底解説!


知っている方もいるかとは思いますが、犬がベーコンその物を食べるのはダメです。


ベーコンには、人間が食べる物であって、犬が食べるには危険な事があるからです。


この項では、

  1. 高カロリーで塩分量が多く、肥満・塩分過多になる恐れがある
  2. 添加物が多く、体に悪い
  3. 下痢・嘔吐等のアレルギー症状が出る恐れがある
  4. 生で食べた場合、食中毒になる恐れがある
の内容を解説して行きます。

犬がベーコンを食べる事の危険性を理解し、ベーコンを与える事は避けましょう。

①:高カロリーで塩分量が多く、肥満・塩分過多になる恐れがある

ベーコンには、脂質がとても多く含まれており、当然ながら高カロリーな食べ物です。必要以上のカロリーを摂取してしまうと、肥満の原因になる恐れがあります。


肥満になると、心臓に負担を与えてしまう他、足や腰など体重の負荷がかかり、歩行が困難になってしまう危険性もあるので、食事などはバランスの良い食生活を送る事が理想です。


また、ベーコンにはかなりの塩分量が含まれていますので、塩分過多になる恐れがあります。


塩分を多く取りすぎてしまった場合、心臓や腎臓の病気の原因になるので、塩分は極力、多く取らないようにしなければなりません。


ですから、塩分量がとても多く作られているベーコンは、犬にとってリスクの高い食べ物と言えるでしょう。

②:添加物が多く、体に悪い

ベーコンには、食品添加物が含まれており癌になるリスクを高めてしまう事がわかっています。


私達人間でも、添加物は体に良くないとされていますので、当然犬にも同じ事が言えます。


中でも、リン酸塩というベーコンの柔らかさを維持する為に使用されていますが、腎臓病などの疾患がある犬は病気を悪化させてしまう恐れがあります。


また、食品の鮮度を保つ為に使われている、保存料なども含まれており、犬の体には良くない物が多く含まれているのです。


犬の健康を守りたい飼い主の方は、これらを考えると犬にベーコンを食べさせたいと思いませんよね!


当然ですが、人間が食べる為に加工されている物のほとんどには、これらの添加物が含まれているので、気をつけましょう。

③:下痢・嘔吐等のアレルギー症状が出る恐れがある

ベーコンは豚肉から作られていますが、犬が豚肉アレルギーの場合は、ベーコンを食べてしまっても同じ症状が出る可能性が高いです。


豚肉が含まれているフードや缶詰などを食べて、体調が悪くなった事がある犬は、特に注意が必要です。


万が一、誤ってベーコンを食べてしまい、アレルギー症状が出た場合は、下痢をしたり、嘔吐をしたりします。


最悪、水も飲まなくなり、命の危険もあるので、少しでも体調に変化が見られた場合には、すぐに動物病院に連れて行きましょう。


また、症状によってもお様々で、皮膚に痒みが出る場合もありますので、誤ってベーコンを食べてしまった時は、いつもの様子と変わらないか、犬のをしっかり観察する事が大切です。

④:生で食べた場合、食中毒になる恐れがある

私たち人間もベーコンを生で食べる事はありません。何故なら、焼いて食べるものだからです。


もし犬がベーコンを生で誤食してしまった場合、食中毒になる恐れがあります。


先ほども述べましたが、ベーコンは豚肉で加工されており、豚肉を生で食べる事は、人間でもリスクのある事です。


生で食べられる様に作られたベーコン以外は、生にくを食べる事と同等の行為だと思って良いでしょう。


もちろん生肉を加熱せずに食べてしまうと、細菌や寄生虫などが生肉と共に体内に入り込み悪さをします。


食中毒を起こすと、激しい嘔吐や腹痛、下痢などにより脱水症状になってしまう危険性があります。


生のベーコンを食べてしまった時は、動物病院にすぐに連れて行き、獣医師の指示に従って正しい処置が必要です。

犬がベーコンを食べてしまった!誤食の際の対処法を徹底解説!


ここまで、犬がベーコンを食べたらダメな事や、ベーコンを誤食してしまった場合のリスクを解説しましたが、何かの拍子で犬がベーコンを食べてしまう事があるかもしれません。


そのような時には慌てずに、しっかり犬の様子を観察しましょう!


この項では、

  • 犬がベーコンを食べても少量なら大丈夫!まずは様子を見よう
  • ベーコンを誤食した後、体調が悪い場合はすぐに動物病院を受診!
の内容を詳しく解説します。

万が一の時の為にも参考にして下さい。

犬がベーコンを食べても少量なら大丈夫!まずは様子を見よう

ベーコンは脂の匂いもしますし、犬にとっては魅力的な匂いでしょう。ですが、犬はベーコンを食べる事はできません。


ですが、もし犬がベーコンを食べてしまった時、食べた量を確認しましょう。


犬が食べてしまった量が少量であれば特に問題ありませんので、慌てずに、その後の様子を観察して下さい。


ですが、豚肉アレルギーの場合は、いくら少量であっても、症状が出る危険があります。


アレルギーがある犬は少量だとしても、体調に変化は無いか、注意して見る事が必要です。

ベーコンを誤食した後、体調が悪い場合はすぐに動物病院を受診!

少量のベーコンであれば、問題は無いのですが、人間が食べる量と同じ位食べてしまった場合は注意が必要です。


ベーコンには脂が多く含まれており、犬の胃にも負担をかけてしまいます。また、過度な塩分摂取により、水分を欲しがる場合があります。


犬も人間と同じで、味の濃い物を食べると喉が渇きます。それによって、水を沢山飲んで、便が緩くなる事があります。


また、吐き気や下痢、腹痛など、明らかに体調が悪い様子が伺えた場合には、待つ事無くすぐに動物病院を受診しましょう!


そのままにししまうと、重度の脱水になり危険な状態になります。いつも傍で犬を見ていて様子が分かるのは飼い主だけです。犬の少しの変化も見逃さない様にしたいですね。

補足:犬はベーコン以外にソーセージ等の加工品も食べちゃダメ?


ベーコンは食べたらダメと言う事が分かりましたが、ソーセージやハムなどの他の加工食品は食べさせてもいいのでしょうか?


答えは"NO"です。ソーセージやハム等も、ベーコンと同じで食品添加物が含まれており、犬にとって有害な物です。


直ぐに症状が出ない場合もありますが、大丈夫だと思うのは危険です。


犬には羨ましいほど美味しそうな匂いがしますが、これらも塩分や脂質が多く含まれているので、肥満のリスクが高まります。


心臓や腎臓に負担をかけ、最悪病気に陥る可能性があるので、与えないようにしましょう!


一度与えてしまうと、犬は頭が良いので、すぐに覚えてしまいます。目の前で食べていても決して食べさせない事と、届く場所に食べ物を置かない事が大切です。

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まとめ:犬がベーコンを食べるのはダメ!

いかがでしたでしょうか?


今回の記事では、

  • 犬がベーコンを食べるのはダメ!4つの危険性を徹底解説!
  • 犬がベーコンを食べてしまった!誤食の際の対処法を徹底解説!
  • 補足:犬はベーコン以外にソーセージ等の加工品も食べちゃダメ?
以上の内容を詳しく解説してきました。

ベーコンはもちろん、人間用に加工された物は犬には、食べさせたらダメだという事がわかったと思います。

犬が羨ましそうにこちらを見てくると、どうしても食べさせてあげたくなっちゃいますよね!

ですが、それは犬にとって危険な事で、愛情表現にはならないと言う事です。

犬とスキンシップを取ったり、犬が喜ぶ顔を見たい時には、飼い主が食べている物ではなく、犬用のフードやおやつを与えて、満足させてあげましょう。

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